2年ぶりに再会した親友が男を辞めてた上になんかおかしい。   作:あっぷる

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ラストまで書ききれませんでしたてへぺろ。


かえでちゃん見るまでは寝られないので投稿します。今回からオリキャラ・・・実質オリキャラが出てきます。今回限りでなくこれからもちまちま出てくる予定です。とりあえずタグは後で増やしておきます。


まひろと葵 お泊まりハプニング(中編)

その日、事件は起きてしまった。

 

 

 

 

 

時は20XX年9月上旬(推定)天気は現在大雨であり交通機関も今頃運転見合わせしてる頃合いであろう。そんな中、久しぶりに再会して2年ぶりに仲直りした緒山 まひろと相原 葵。しかし2人の仲直りした関係に亀裂が生じていた。

 

 

 

 

「緒山 まひろ乳揉み事件」である。

 

 

 

 

事故とは言え女になった身体で胸を触られるのはまひろにとっても想定外の出来事。動揺の末、ビンタをかまし「えっち」とか「すけべ」とか色々と怒ってはいたが元辿れば彼・・・いやっ、彼女の自業自得である。

 

 

「ぶくぶくぶくぶく・・・葵のバカ、えっち、すけべ・・・風呂上がったらどんな顔して会えばいいんだよ、身体は女で中身は男。これはセーフなのかアウトなのか・・・・アウトって認めたらオレの心が女って認めることになるだろ!それはダメだ!思い出すんだ!」

 

 

まひろは立ち上がる。「オレはエロゲを愛する孤高の自宅警備員。あれは事故だ!事故だったんだ!」となんとか自分の心に言い聞かせようとする。

 

 

「けど葵のやつ、あんなうろたえた反応するなんてな」

 

 

それはまひろにとっては少し意外な反応なものだった。女性慣れしてるように見えるがあれは全く女性に慣れてない反応だった。まひろ自身高校在学中、葵がモテる話は聞いていたがよく考えれば浮いた話は聞いたことなどなかった。

 

 

「もしかしたら今のオレならワンチャン葵を誘惑できるんじゃね?っていやいやオレは何を考えてるんだ。けど・・・」

 

 

 

まひろはあれだけの狼狽えっぷりの葵を見て少し心配になる。葵は容姿も整ってるし性格も良いしまひろ視点で見ても欠点を探す方が難しいくらいだ。今までバイトやらなんやらで葵自身放課後誰かと遊ぶ経験をあまりしていない。

 

しかしそんな葵も今はもう大学生。まひろの裸であれだけ狼狽えていたらもし危ないお姉さんとかに捕まった時に一発でアウトである。

 

 

「いかん!いかんぞ!このままだと葵がお持ち帰りされてあんなことやこんなことをされてしまう!確かめなくては・・・」

 

 

「葵の理性がどれくらいなのかを・・・」とまひろは呟く。こうして葵の女の子耐性チェックという企画を思いついたまひろだが今、自分がいかにやばいことをしようとしてるのかは本人はまだ気がついてない。一歩ミスれば襲われるのは自分であると。気がつけ思いとどまれまひろと言いたいが止めるものは周りに誰もいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜☆〜

 

 

「やってしまった」

 

 

女の子(まひろ)の胸を触ってしまい挙げ句の果てに揉んでしまった。事故とは言え俺のやってしまったことは事実であいつがどんなに中身は男でも身体が女であることに変わりはないので怒ってしまうのは無理はない。運転手が車をどんなに注意して安全運転してても歩行者を跳ねてしまえば歩行者がたとえ前方不注意とかで悪かったとしても責任があるのは車側だ。状況的にはそれとほぼ同じ感じなのだろう。

 

 

まひろはきっと心の中で傷ついてるはずだ。なんとかして仲直りしないと。そう思って俺はスマホを取り出して電話をする。すると秒でコールが繋がった。

 

 

『珍しいじゃん、お前から。しかも電話なんて』

 

「悪い、こんな遅いときに。今だけど時間大丈夫か?」

 

『心配すんなって。バイト終わってさっき家についたところだ。それで普段電話なんて全然しないお前が俺に電話なんてな。何か用事か?』

 

「用事というかちょっとな・・・」

 

 

 

そして経緯を濁して電話先の相手に話した。ちょっとしたきっかけで女の子を傷つけてしまったこと。どうすればいいかということ。そういう経験がない以上、そういう関係に近い人物を訪ねる必要があった。それが今回の電話の相手だ。

 

 

『親戚の中学生の女の子にちょっとしたきっかけで怒らせてしまったとね。それでどうしたらいいかで俺に相談か。はっはっはー』

 

「笑うなよ。こっちは真剣なんだから」

 

『悪い悪い。いやしかし親戚の女の子を怒らせてどうすればいいか分からないってお前もそういうとこあるんだな。そういうことも普通に自力で解決するかと思ったからな』

 

「こういうことに経験がないからどうしたらいいか分からないんだよ、歳も離れてるし」

 

 

それに胸を揉むなんてそうそう起きる事故じゃないし。相手は中身男の女の子だし。こんなこと言えるはずもないし言っても混乱させるだけだし。

 

 

『それもそっか。歳がけっこう離れてるとあんまり喧嘩もないか・・・そうだな。謝って許してはもらえたけどすごくきまずいからどうにかしたいんだったよな?』

 

「まあ・・・そうなるな」

 

『うーんすごい難しい要求だけどそうだな。プレゼントでもしたらどうだ?』

 

「プレゼント?」

 

『そうだな・・・・・お前、料理得意だったよな?だったら甘いものとかどうだ?』

 

「甘いものねぇ・・・」

 

 

それでまひろのやつの機嫌を取れるかは分からないけどやらないよりかはいいか。

 

 

 

『難しい年頃だしベタな方法だけどやらないよりはマシだと思うぜ。ご機嫌取りって言ったら聞こえは悪いかもしれないが少なくともちゃんと気持ちさえこもってればきっと相手にも分かってもらえるさ。お前ならな。あと何があったかは詮索はしないが変に引きずらずにさっさと忘れてしまうのもいいかもな。ずっと気まずくなるよりはな』

 

「なるほどな・・・」

 

 

胸を揉んでしまったことをすぐに忘れるのは難しいけど別のことに気持ちを切り替えていけってことか。何かまひろの喜ぶようなものをプレゼントして少しでも罪悪感を消そうと。

 

 

『どうだ、参考になったか?・・・っておいあさひ!裸のまま脱衣所から出るな!ちゃんとタオルで拭いて着替えてからでろ!だってじゃねー!ったく・・・すまんすまん。ちょっと妹注意してて』

 

「・・・案外ちゃんとお兄ちゃんやってるんだな」

 

『まあ妹がまだまだやんちゃだからな。中学生になったんだし少しは落ち着きを持って欲しいが・・・・』

 

「・・・まあでも助かったよ。電話して良かった」

 

 

自分で悩まず抱え込まずに相談するのも大事って昔、高校の担任の先生にも言われたことあるけど・・・そうか。こんな些細なことでもいいのか。いやっ、オレらに取っては些細なことでもなんでもないが。

 

 

「ありがとな。おう・・・夕哉(・・)

 

「・・・初めて名前で呼んでくれたな。とにかくお前はなんでも一人で解決しようとする。解決できるならそれでいいが、もし無理なら誰かにちゃんと頼るんだぞ。いいな、()

 

 

こうして俺は電話相手、同じゼミ仲間の桜花(おうか) 夕哉(ゆうや)との電話を切った。そんなに電話はしてないけどまひろのやつ風呂長いのかな?のぼせてないといいが。とりあえず俺はまひろの部屋を出て緒山家のキッチンに来た。勝手ながら冷蔵庫の中身を見させてもらう。卵に牛乳・・・最低限の食材はあるな。きっと妹さん・・・みはりちゃんが管理してるんだろう。何個かもらっていくね。

 

 

俺はまひろが出るまでにこれらを使って仕込みを済ませる。にしても本当に風呂長いな。まあ女子の風呂が長いって言うけど男でも風呂長いやつは長いし・・・・とりあえずこれを後は冷やしておくか。

 

 

「ふぅさっぱりした・・・ってなんでリビングにいるんだ葵」

 

「いやえっと・・・喉が乾いて水をもらおうかと」

 

「別に水飲まなくても冷蔵庫に麦茶とコーラが入ってるぞ。どっちにする?」

 

「麦茶で・・・」

 

「それじゃあ俺はコーラだな」

 

「んじゃあ俺が用意するからまひろはそこに座っててくれ」

 

「おう・・・悪りぃな」

 

 

とりあえずどうしよう。選択肢を誤ったか。いやでも冷蔵庫にあるものでまひろが喜びそうなものをこれ以外に知らないし・・・というよりなんか怒ってないっぽいけど機嫌治ったかこれ?にしてもまひろのやつ、随分可愛いパジャマ着てるな。あれもみはりちゃんが選んだものだろうか。

 

 

「ぷっはー。やっぱり風呂上がりの炭酸は身体に染みるよなぁ。ん?なんだよ葵、さっきからオレの方をジロジロ見てさあ。なんか言いたいことあるんじゃないの?」

 

「言いたいこと?」

 

「ほらいろいろあるだろ」

 

 

ほれほれと言わんがばかりにまひろは感想を求めてくる。何かに気がついて欲しいのか?それとも試されてる?もしかして選択肢をミスったら終わり的なアレとか?服はまあいいと思う、今は女の子だし。そうだな・・・

 

 

 

「うーん・・・よく見たら髪が生乾きじゃね?」

 

「げっ・・・今日はみはりがいないからいい」

 

「いやっ、そのままだと風邪ひくだろ。ダメだ、ドライヤーは洗面所だな。ちょっと待ってろ」

 

 

 

俺は洗面所からドライヤーを持ってくる。まひろは嫌がってるが知ったことではない。にしてもめんどくさがりなところは変わってないな本当に。

 

 

 

「後でいくらでも文句は聞いてやるから今だけ大人しくしててくれ頼むから」

 

「・・・あーもう分かった。好きにしろ!」

 

 

そう言ってまひろは観念したようで大人しくなる。にしても本当に長くなったものだ。これだけ長いと手入れ一つも大変なんだろうなと思いながらドライヤーにスイッチを入れて髪を乾かす。

 

 

 

「どうだ?熱くないか?」

 

「・・・別に」

 

 

まずは優しく手櫛で髪を軽く整える。そのまま櫛でやると引っかかって髪を痛める・・・なんて話を聞いたことある。あまり気にしたことないが女の子は髪が長い分余計に気になるだろう。慎重に扱わないと

 

 

「・・・おいまひろ、じっとしてくれって」

 

「わ・・・分かってはいるけど、そのっ。くすぐったいというか」

 

「髪を痛まないようにするためだ。くすぐったいのくらいは我慢してくれ」

 

 

にしても乾くまでにはやっぱり時間はかかるよな。まひろも男の時は髪を乾かすことで悩まなかっただろうに。

 

 

「よしっ、こんなもんだろ。髪の毛、乾いたぞ」

 

「あ、ありがとな葵」

 

「どういたしまして。それでまひろ、俺も風呂に入りたいんだがあいにく持ち合わせがなくてな。まあ当たり前なんだが」

 

「オレの服・・・で入るかな」

 

「うーんちょっと厳しいかもな。あっ、高校の時のジャージとかまだ取ってるか?あれなら入るだろ」

 

「ああっ、そのうち背が伸びるのを見越して少し大きめに買ったやつな。部屋にあるから取ってくる。待ってろそこで」

 

 

そう言ってまひろは学生時代の時のジャージを貸してくれた。ついでに父親の部屋でシャツとパンツも持ってきてくれた。パンツはともかくシャツは多分入らないかもしれないもんな。そんなわけで俺もこのまま風呂を借りることにした。

 




軽い設定

設定集はいつか作って一番上に置いておきます。

まひろの引きこもりについて

原作では受験に失敗したストレスで引きこもっています。おそらく高校行ってない可能性がありますがその設定のまま行ったらここで書いてる主人公との接点消滅してしまうためその辺は少しいじってます。色々原作と矛盾してるかもしれませんがそうしないと書けない部分がありましたのでそこはよろしくお願いします。





というわけでなんかすごくお気に入りが増えてました。感想ありがとうございます。私はもっと二次創作を読みたいのでぼざろ・・・までとは言いませんのでもう少し増えてくれたら嬉しいです!お気に入りや評価ありがとうございます。次回は今度こそ後編です。5000字超えても書き切ってやります。
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