2年ぶりに再会した親友が男を辞めてた上になんかおかしい。   作:あっぷる

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前回の投稿が1/26でまあ調べると9日ぶりの投稿になるのですが
1/27〜2/3まで仕事休みがなくて家に着くのが23時半過ぎだったりするのでどうしろという状態でした(書くことが決まってる上でこれだけ時間かかってる)

ちなみにこの8日間でトータル20時間以上残業してますね(白目)


というわけで今回は幕間的な何かです。



そして勘違いは加速していく

まひろと・・・親友と再会してから俺の中でいろんなことが変わったと思う。まずは俺は今までやってた宅配のバイトを辞めた。時給はよかったけど自分に合わなかった。今までなら無理してでも続けてたけど俺の中でやっと踏ん切りがついた。

 

 

これから何をやったらいいかなんて今もまだよく分からないけどもう少し自分のために時間を使って生きてみようと思えた。エロジジイ・・・祖父は悩みの種だけどそれでもあの人もあの人なりに俺のことを心配はしてくれてはいた。だからこれだけ言わせてくれ。

 

 

「というか始めに言っておくけどじいちゃんの言うことは何もなかったから」

 

「本当に何もなかったんじゃな?例えばお風呂を覗いたり乳を揉んだりとか」

 

「そんなことするわけないだろうが!」

 

 

前半はだけど。それに後半は事故だ事故。そもそも俺とキャラが違いすぎるだろ。お風呂を自主的に覗いたり乳を揉んだりしてたらそれはもう俺じゃない。それよりも前提条件がおかしいだろ。女の子の家に泊まったと思われてることが。

 

 

「だいたいなんで泊まる=相手が女になるんだよ」

 

「それはな。お主からあまーい匂いがするからじゃ。葵よ、寝たんじゃろ?寝たんじゃろ?」

 

「だから何もないって・・・一緒に・・・寝てもないし」

 

 

このジジィ。なんで的確についてくる。寝たと言っても普通に寝たから何もないし・・・これ以上この話題が続くとボロが出る。なんとか・・・なんとかしなければ・・・

 

 

「はっきり言っておくけどまず俺が泊まった家は男の家だ。高校時代の友達の家にな」

 

「ふーん、同性に対してもガードの硬いお主が友達の家に?ふーん、ふーーーん!もしそうならワシも会ってみたいのぉ。今度その友達とやらを家に呼ぶが良い」

 

「え"っ」

 

「・・・動揺したな葵よ」

 

「しまっ・・・」

 

「・・・相田よ。相田はおるか」

 

「はっ、お呼びでしょうか工口(こうぐち)先生」

 

「アレを用意しろ」

 

「はっ、少々お待ちを・・・」

 

 

そう言って少しすると目の前には酒が置いていた。こいつ、なんとしても俺に吐かせるつもりか!いろんな意味で!

 

 

「あのっ・・・俺未成年なんだが」

 

「来年成人するなら問題あるまい。さあ話の続きをしようではないか」

 

「私からもお願いします葵くん。先生は最近スランプ気味。恋愛話に飢えておられます。これも大事な仕事なのです。葵くんが全て吐いてくれれば解決なのです」

 

「・・・・・」

 

 

頭が痛くなってきた。あっ、えっとまだ紹介してなかったな。この人・・・祖父の方から紹介しよう。祖父は小説家である。話の通り恋愛・・・を書いてるように見えるがそれは半分間違い。祖父は18禁の小説家でありペンネームは 工口(こうぐち)。一部からはカタカナ呼びされてる。ネーミングセンスはクソだと思ったがこれでもそのジャンルの中ではめちゃくちゃ売れてるのである。こんなのが身内のせいで死にたくなることがある。んでそんな祖父の担当が相田さんだ。

 

なんか知らんがめちゃくちゃ偉い大学出てるらしい。なんか色々と研究してたらしいが道半ばで挫折したとかで現在は祖父の担当編集として活動してるらしい。そういえばまひろの妹も同じ大学だったな。

 

 

「ほれ飲むがいい。そして全て吐いてもらおうか。お主の想い人を。お泊まりだからえっちのイベント一つや二つあったじゃろ!」

 

「これも先生の連載してる小説のためです。葵くん・・・」

 

 

俺は祖父が大嫌いだ。こういうところのマイナス面がデカすぎて評価はマイナス面にぶっ飛んでるがけどそれでも長く生きてるだけあって良いこともあるんだけどな。なんで普通の小説家から官能小説家になったのだろうか。

 

 

「なあじいちゃん。ずっと聞きたかったんだけど・・・」

 

「なんじゃ、改まって」

 

「なんで普通の小説家やめたんだ?こう言ってはあれだけどじいちゃんの作品。俺は良いと思った」

 

 

なんなら売上自体も悪くないしそこそこ知名度のある小説家でもあったけど祖父は書くのをやめてしまった。

 

 

「確かに今まで通りの生活をすればもっとお金が入るのは確実だった。お主のいうようにそういう声もすごく多かった。小説で食っていけるなんてほんの一人握りの世界だ」

 

「だったらなんで!」

 

「自分の書きたかった作品じゃなかった。それだけのことじゃよ」

 

 

そして祖父は話してくれた。世の中には一握りの世界で生きてく人でも実際にやりたかったことと読者が望むことは全く違う。祖父は最初はそのスタイルを受け入れてはいたらしい。けど世間の風評もあってそういう描写が減ったのは祖父の悩みだったらしくそれでも面白い作品は書けてたらしいけどでも祖父は決意した。自分がそんな気持ちで書くのは読者にも失礼だと。

 

だから祖父は現役の座を降りて官能小説家になったらしい。そして今は書きたいように書いてるとか。もちろん読者層もあって全盛期よりはかなり収入が減ったらしいがそれに対して祖父は後悔なんてなかったらしい。人生は一度きり、好きなように生きると。

 

そんな祖父だったからこそ俺を心配してくれてた。高校生、そして大学生も一度きりの青春を勉強やバイト漬けで終わらせるのか。ずっとそんな俺を祖父は気に入らなかったらしい。俺と祖父の関係は溝ができてばかりだったけど今なら少しじいちゃんの言いたいことも分かる気がする。自分がどれだけ無理してたってことが・・・

 

 

「ワシは湿っぽい話は好きじゃないんじゃ。シリアスな展開とかな。あっ、でも女の子の湿ってるところやしっとりしてるのは好きじゃがな」

 

 

一言余計な祖父であった。最低である。

 

 

「はぁ・・・分かったよ、じいちゃん、そのうちでいいなら会わせてやるさ。言っとくけど女子じゃないからな」

 

 

そもそも女の子になる前の時点で結構中性的な顔立ちをしてたからな。薬も時間経過で抜けるらしいしあいつが元に戻ったらまひろのことを紹介してやろう。気は進まないけどな。

 

 

「楽しみにしておるぞ。そうじゃなワシの作品の布教でもしてやろうか」

 

「そんなことやったらマジで縁切るからな!クソジジィ」 

 

 

そんなこんなでいろんなことがあった。俺は今まで勉強やバイト漬けの生活だったけどそのスタイルを変えるために思い切って今のバイトを辞めた。かなり悩んだが、高校の時にかなり貯めてきたのもあるから少しなら良いだろう。

 

それに大学卒業までバイトをしないわけでもない。今度は自分の合ったバイトを見つけよう。そしてもう一つバイトを辞めた理由は治験に付き合うことだ。女の子になったまひろと過ごすことだけどみはりちゃんにもう一つ頼まれてたことがある。それは・・・

 

 

「お兄ちゃんを社会復帰させたいんです」

 

 

治験もそうだがまひろを女の子にした理由はまひろを社会復帰させるためらしい。色々あったけどまひろをひきこもりにする原因を作ったのは俺とみはりちゃんだからな。2年前はそっとすることにしたけどそれももう終わり。今度はまひろを助けて社会復帰させる。そのためにはどんな協力も惜しまないとみはりちゃんと約束した。

 

俺はまひろに救われたんだ。別にまひろがたいそうなことをしてくれたとかそういうことはないけどでもまひろの存在が俺を救ってくれたのは事実だ。だから俺が・・・

 

 

 

 

 

 

まひろに手を差し伸べるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数分後、じいちゃんは酔い潰れて倒れてしまった。「いや酒弱いんかい!」と思った。相田さんは「私は先生を休ませてきます」と言って連れていかれた。もうわけなくなったけどじいちゃんが相田さんに迷惑かけてるのはいつも通りなので何も言わなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜その頃、まひろ家では〜

 

 

「えっ・・・うえっ!こここ、これってえっちな・・・」

 

 

ちょっとしたハプニングが起きておりえっちな本や小説が散乱していた。目をぐるぐるさせた緒山 まひろは誤魔化すために・・・

 

 

「こ・・・これは!お兄ちゃんの!」

 

「お兄ちゃん?」

 

「あのあのえっと・・・ここは元々お兄ちゃんの部屋で・・・お兄ちゃんと言っても実際に血が繋がってたわけじゃないんだけど親戚、従兄弟?まあうんそんな感じで。それで今は私がこの部屋使ってて・・・。あっ、お兄ちゃんはいい大学に入っていてね。今は色々あって別々に暮らしてるんだけど・・・」

 

「ふーんそっかあ・・・」

 

 

妹の友達の妹に親友を売っていた。まひろは現状がバレることをまずいと思ったのか咄嗟にありもしない設定を作ったのだがそれが後に葵がまひろの目の前にいる少女、穂月 もみじに嫌われる原因を作ることになるのである。

 

そしてまひろの言ってることは親戚とか兄妹以外はあながち嘘ではないが葵は全くエロ本も見なければエロゲーもしないのでそこは完全に飛び火である。

 

 

「ふーん・・・そういうのが好きなお兄さんなんだ」

 

「あーうんっ、えっとこの前、久しぶりに帰ってきてね・・・」

 

 

 

まひろは心の中で許せ友よと葵に念を送るのだった。

 

 

 

「・・・まひろちゃん。そのお兄さん大丈夫なの?」

 

「大丈夫・・・とは?」

 

「だって・・・こういう・・・ううぅ、えっちなことが好きなお兄さんなんでしょ?さっき見た・・・いかがわしいことされてたりしない?」

 

「いかっ・・・さ、されてねーし!別に!」

 

 

嘘である。いやっ、この場合は嘘ではない。されてないに対しては嘘ではないがそれはまひろが招いた自業自得なので葵にその意思はないし精神的には男同士のためノーカン?ということになっている。限りなくアウトに近いがノーカンである!!!全力で何もなかったことをまひろは顔を真っ赤にして否定したがもみじにはジト目で見られていた。

 

相原 葵、会ってすらない少女からの好感度は下がる一方である。

 

 

「怪しいなぁ・・・こんないかがわしい本が好きなお兄さんがねぇ。それに血も繋がってないらしいし。そうだ、お兄さんたまにしか帰ってこないなら処分しちゃおうよ」

 

「ええええええええ!」

 

「だって・・・やっぱりこういうよくないよ!こ、こういう本はまひろちゃんに悪影響だよ!いくら一緒に住んでいたお兄さんが大切にしてたものでも。全部とは言わないからせめてえっちな本はしまおう!ほらっ、あそこに良い箱があるし」

 

「・・・ううう、お兄ちゃん(オレ)の大切な思い出のものだけど・・・ぐっ、さらば我が戦友」

 

 

とまひろは涙ながらえっちは本を片付けることにした。

 

 

「えっと、せめてジャンルごとに・・・あっ、工口先生の小説が・・・」

 

 

まひろは血涙してた・・・だがまひろはこの部屋を誤魔化すために親友を売ってるため当然の報いである。ちなみにこのことをもちろん葵は知る由もない。そして2度あることは3度あるというように1度あることもまた2度もあるのだ。

 

 

「は・・・はうぅ・・・」

 

 

「あっ・・・・」

 

 

緒山まひろ、またしても乳を揉まれるのである。以前葵に揉まれたことを思い出したまひろはダイレクトにダメージを受けてショックのあまり寝込んだらしい。そして・・・

 

 

「まひろちゃんのお兄さん・・・会ったらビシッと言わなきゃ。私がしっかりしないとまひろちゃんがお兄さんに・・・・」

 

 

あることないことされるのではともみじは一人考えながら葵・・・もといまひろのお兄さん(ということになってる)からどう守ろうかを全力で考えるのだった。




というわけでお久しぶりです。あさひがアニメに出てくる前にあさひを出すことを目標にしてましたがアニメ最新話のラスト出てきたやんとあたまをかかえています。しかもそこで切っちゃうのと!思って次回が楽しみすぎて寝られないのが正直な感想です。


とりあえずやっとまひろとみはり以外の原作キャラ出せました。いやあこれは合わせるのが怖いですね。まあまひろが悪いんだけどな。



次回の休みは火曜なのでそれまでに出すのが目標です。どうしても仕事ある日だと書くの難しいなぁ。残業なければいいんだけど最後残業なしで帰ったの去年の10月なので正直絶望的です()


季節ものの番外編やりたいんですけどバレンタイン原作あるから飛ばしていいかな・・・節分はほらね、もう過ぎたし。 



というわけでリアルが忙しいですが書ける時に書いて投稿するつもりです。よろしくお願いします。
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