とある個体の方向転換 作:一方通行に健康な食事を食べさせ隊
七月の下旬、
一面真っ白な広い空間にバチバチと、
「これから戦闘訓練を開始しますと、
そう言って以前発見したようにクラウチングスタートの体勢をとり、
最初は一度や二度で音を上げていた一時的な移動速度の加速運動も、今は慣れて最低でも十回は繰り返せるようになりました。それを義務教育上で行われるというシャトルランのように何度か繰り返す中、二十五回を過ぎた辺りで両足を動かす度に激痛が走るようになりました。
まるで神経が直接焼かれているような激痛に耐えながら、前に踏み出した瞬間でした。痛みもなくグラリと、身体が重たい頭を支えられないまま床に座り込んだと思えば、そう経たない内に座っていることすら辛くなって床に横たわっていました。
布束砥信が空間外から呼びかけている声が聞こえる中、未だ続く両足の激痛と立つ事すら出来なくなった身体に染み込むような眠気が、
過去最大に重たく感じる瞼に抵抗するも、抵抗虚しく
「
「…はい、怪我をしない為の訓練で怪我をしては意味がなかったと、
意識が浮上してすぐに布束砥信に怒られました。
ズキズキと痛む両足以外に、胸のどこかもズキズキと痛みます。
訓練の影響で体調でも崩したんでしょうか。
「
「…」
布束砥信の言葉に何も言えずに俯きました。事実、
そんなことは、一度目の
ですが…、です、が…。
「つまり無駄なの、
しかし、…こんなにも…。
「
…まるで内臓が掌握されたかのように、呼吸がしにくいのは何故でしょうか。
そんなことを考えた途端に視界が歪んで、目の近くに水滴が現れては重力に従って落下していきました。慌てて顔を上げて、落下していく見覚えのない水滴を手のひらに受け止めます。
「あ、
「…
この出来事が布束砥信の未来を左右してしまったことを、
アンケートで募集している13577号の二つ名的な”方向転換”に対する読み仮名候補ですが、簡単に説明するとパソコン用語の一種ですね。
第一候補 エンコード
普通の文書やデータを、特殊な形式に変換すること。
例えば、複数のファイルをひとまとめにして容量を減らす圧縮や、電子メールを送るときに都合のいい形式に自動的に変換されることなどです。
また、データを暗号化するのもエンコードの一種です。
【表示例】
第二候補 オートコンプリート
入力枠に文字を入れるとそれに続く文字候補を自動的に補ってくれる機能です。
前に入力したことがあるものを自動的に探し出して表示してくれるので、目的のものと一致していれば選択するだけですみます。
【表示例】
【http://www.takagizemi.com/paso/jisho/jisho.htm】から引用
”方向転換”の読み
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エンコード
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オートコンプリート