兎の女神のヒーローアカデミア   作:眼球舐めは通常性癖

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ワラワ個性伸ばしする

 山奥のペンションにしては部屋も多く食堂や温泉施設なんかもある。素晴らしい環境だ。なんでもプッシーキャッツの副業で季節によってはキャンプ地やプロヒーローの山岳救助の練習場としても利用されるらしくここ迄施設が整っているのだとか。

 

 お世話になる私たちからしたら喜ばしいばかりだ。茶色味がかった乳白色の温泉は肌触りも滑らかで、溜まった疲れがお湯に溶けて消えてゆくよう。やはり一日の疲れはシャワーでは落ちない。しっかり肩までお湯に浸かってこそはじめて安らぎを得れる。

 

 それに──

 

「やっぱ温泉って最ッ高!!」

「温泉まであるとはね〜」

「お肌ツルツルや〜」

 

 1ーAの女子集団と温泉を楽しめるなんて最高。普段から着替えは一緒にしてるけど裸の付き合いは初めてだ。みんなの発育は前々から良いとは思ってたけど、実際裸を見ると本当に高校1年生? ってレベルだ。私の前世の大学時代でもこんなに発育良い子はそんなにいなかったぞ。

 

 一同で温泉で梅雨ちゃんがカエル泳ぎで楽しそうにしているのを眺めながら、話題は互いのスキンケアについて。

 

「やっぱヤオモモのお肌綺麗だね。何使ってるの?」

「基本的に家の専属外商の商品を使っておりますわ。気になる様でしたら試供品を送らせますけど取り敢えずはお風呂上がりに少し使ってみますか? そこで肌との相性も分かるでしょうし」

「外商……?」

「本当!? 私も欲しい!」

 

 色々みんな使っているんだなぁと、空気を合わせてうんうん頷いておく。

 

「大筒木さんはどんな物を使っているんですか? 私ずっと気になっていましたの」

 

 逆に八百万ちゃんに突っ込まれてしまい私は慌てた。

 

「まるで新雪のような肌の白さと艶よねカグヤちゃん」

「蛙吹もヤオモモも期待しない方がいいよ。そいつせいぜい化粧水と乳液しか使ってないって」

 

 響香にバラされてしまって私はそっぽを向いた。どうやら私の真っ白い肌は個性由来で、特に手入れすることも無くこの状態をキープしている。日焼けしようにも私の肌はナチュラルUVカットで、真夏の浜辺に一日中いてもせいぜいちょっとヒリヒリするぐらいだ。全国の、いや全世界の女の人に喧嘩を売っているような個性だけに自分から言い出すのも気後れしていた。

 

「参考にならなくて……その……スマン」

「こちらこそ御免なさい! 個性由来のデリケートな話に踏み込んでしまいました……」

「えっ!? 単純に羨ましいーーッ!で終わる話でしょ?」

「芦戸の言う通り。気にし過ぎなんだってカグヤもヤオモモも」

「そそっ! もう私達変に遠慮する仲でもないじゃん!」

「皆さんッ……」

「オヌシら……」

 

(えっ……ヤバッ泣きそう)

 

 その時女湯と男湯を隔てていた壁の向こう側から大声が聴こえた。これは……峰田の声か。流石に今の状況で覗きとか空気読めないことはしないだろうな? ……いや十分そういうことしそうなキャラだ。念の為に女子の皆の前に立って髪の毛を横に広げカーテンのようにし、目隠しをつくる。兎毛針の要領で髪の毛を操ることはそう難しくない。本来なら白眼も併用して、毛を針のように飛ばして相手の点穴に撃ち込む技なんだけど点穴なんてのはこの世界に存在しない。骨矢と違って威力の調整もそこまで効かないから今まで使う機会もあまり無かったのだ。

 

 幸い峰田の覗きはマンダレイの従甥の洸太くんとかいう子によって失敗に終わった。安心して私も髪の毛を通常に戻し洸太くんにお礼をしておいた。茶色味のある乳白色のお湯に身を隠していた皆も手を振ってアピールすると、洸太くんにとって女子の裸は衝撃的だったみたいで男子のお湯の方へ体を傾かせて見えなくなってしまった。

 

 直ぐに白眼で男湯の壁を透視すると、なんとか落ちた洸太くんを緑谷くんがキャッチしたみたいだ。安心すると同時に緑谷くんの緑谷くんも見えてしまって直ぐに白眼を解除する。なんというか大人しい印象の緑谷くんと違って……ご立派だった。

 

「……大丈夫みたいじゃな」

「ほんま? 良かったわぁ〜」

「カグヤちゃん? ……顔が少し赤いわ」

「少しのぼせたみたいじゃ……ワラワはお先に失礼する」

 

 温泉から先に上がって寝巻きに着替える。夏なんでさっぱりとした丈の短い浴衣。女子の寝室に移動する前に、施設前の広場で八卦掌の型を一通り繰り返す。本当は疲れたからさっさと眠りたいけど、こういう習慣は一度でも欠かすとモチベーションが下がってしまう。今まで休まず続けていること──それ自体も立派なモチベーションの一つだ。

 

 指先から足の裏まで、あるいは自らに流れる血流さえも感じ取るイメージ。体の芯に据えた一本の柱。それを意識した体感トレーニングは私の体をより効率的に動かすのに役立つ。例えば輪廻写輪眼で得た情報を逃さず、先読みして自分の体で再現(コピー)するといった工程。サスケくんやイタチなどのようなセンスが無い私にはこういった地道な意識トレーニングが必要不可欠なのだ。

 

 一時間ほどしたところで一応今日の訓練は終了。明日も早朝から特訓とのことだし、精神的な疲弊が溜まっている。さっさと寝ようと欠伸を噛み殺しながら施設に戻るとロビーの辺りで1ーBの女子がこっちの様子を見ていたようだ。1ーBのよく1ーAにちょっかいをかけてくる男子を止める姉御肌の女子。確か名前は……。

 

「拳藤……じゃったか? どうしたこんな時間に」

「……意外だね。まさか名前覚えてくれてるとは思わなかった。──あっ、別に皮肉じゃないよ。今まで絡んだこと無かったからさ」

 

 サッパリした性格の持ち主なのだろう。そもそも皮肉のような嫌味を感じさせる言い方では無かったのでその発想すらこっちは無かった。1ーBでもクラスをまとめる委員長だと聞く。基本的に優秀なヒーロー科だけど癖の強さはAでも Bでも変わりない。普段そんな連中を纏める立場でコミュニケーション能力に長けているだろうことが、ちょっと話しただけで伝わってきた。

 

 口下手な私はそんな彼女に甘えて、そんなことは気にするまでも無いと仕草で表現した。邪気の感じない爽やかな笑みでそれに彼女は応えると少し間をおいて、

 

「なんだか目が冴えちゃってさぁ。軽く動いて眠ろうかなって思ってたら大筒木が外で何かの型をしてるのが見えて、此処で眺めてたんだ」

「……見ててもツマらんじゃろ?」

「いやぁ? 私も個性との相性があって武道を少しは嗜んでるけどさ。普段見慣れない拳法の動きは見てて勉強になるよ。それに大筒木の型綺麗だったし飽きなかった」

「師匠に比べるとまだまだじゃがな……」

 

 とは言っても褒められて悪い気はしなかった。妙に照れ臭くなって私はその後、拳藤ちゃんに夜更かしは肌に悪いと忠告じみた事とお休みとだけ言い残して逃げるように去ってしまった。後々考えるともっと仲良くなれるチャンスだったのにと、布団の中で自らの意気地なし加減に悶える羽目に。幸いな事に皆疲れ切って即効寝ていたので、私がウジウジしている姿を見られることはなかった。

 

 頑張れ明日の私!

 

 

 翌朝4時半に起床。相澤先生から5時半にはロビー前に集合ということだったのでアラームは付けてたけどやはり眠い。葉隠ちゃんと八百万ちゃんは設定したアラームで直ぐに起きた。遅れて目を擦りながら響香と麗日ちゃん。芦戸ちゃんと梅雨ちゃんはまだ起きる気配が無い。

 

 洗面所で冷たい水を顔につけて無理やり覚醒。少しでも集合時間に遅れると相澤先生にどんな罰則が与えられるか分かったもんじゃない。女子には朝の支度時間はどうしてもかかってしまうので尚更だ。カーテンを開けて朝の日差しフラッシュで目を覚まさせようとしたけど、外は僅かに明るくなってきたばかりで光量が心許ない。何度か揺すっても起きないので最終手段。

 

「葉隠……頼む」

「OK! 偏光収束フラッシュ!」

「うっぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

「ま、眩しいわケロケロ」

 

 そんなこんなあり、何とか集合時間までに準備を終わらせることに成功。男子も眠そうだ。相澤先生はまず入学早々やった個性テストで使った遠投の測定機械で爆豪くんの成長を確かめさせる。結果は僅かに伸びてるけど大幅な成長は無かった。日々のヒーロー基礎学で私達の身体能力や個性の使い方は上手くなっているけど、そもそもの個性の上限は伸びてないというのが現実。

 

 すなわち今回の林間合宿での訓練は“個性伸ばし”が中心だ。それぞれの個性に合わせてキツイ負荷を与えることで上限や器官、部位の鍛錬。

 

 プッシーキャッツの一人のラグドールの個性で弱点を見てもらい、それに合わせた訓練場所をピクシーボブの土を操る「土流」の個性で用意。それをカメラで確認しながらマンダレイのテレパスで随時訓練内容やアドバイスを伝える。増強型の個性は筋肉ムキムキの男性である虎さんが直接厳しく指導。

 

「大筒()ティの弱点は……複数個性の併用に慣れていないことと、咄嗟に使う個性の判断力の弱さね!!」

 

 お目々パッチリの可愛い系のラグドールに診断されて素直になるほどなと納得した。実際今まで課題になっていた点だ。個性を同時に使いすぎると頭痛がするし、私の個性はやれる事が多いだけに咄嗟の判断力が重要になってくる。輪廻写輪眼で動きが先読み出来ていても、その時飛行でいったん距離をとるのか、骨矢で迎撃するのか、躱して身体能力で乗り切るか。その選択肢が正しいかどうかは未来が読めるわけでもない私には分からない。マーシャルレディーにも言われたが動体視力が良過ぎる為に後手に回り、無駄に考えてしまう。一瞬一秒で状況が変わる戦闘では特にその癖はマイナスの結果になりがちだ。

 

 ラグドールと少し話して内容を把握した相澤先生がこちらにやって来る。

 

「とりあえず大筒木。お前の隠している個性を全部確認させろ。それを知らなければ指導方針が立てられないからな」

 

 私と先生は取り敢えず天之御中で始球空間に移動した。一度経験したとはいえ、一瞬で景色が変わるのに先生もまだ慣れていないようで周囲の様子を確認するリアクションが面白い。

 

「此処は……? 以前来た空間とは違うようだが?」

「此処がワラワの天之御中で移動できる空間の中で一番居心地の良い『始球空間』じゃ」

「……アメリカのメサのような場所だな」

 

 地層が地上に浮き出たような地形は確かにメサに近い。しかしここまで滑らかに隆起したような光景はそうそう見られないだろう。空は僅かに緑の光を帯びていて私以外が見ればそこに不吉さを感じるかもしれないが、私にとっては疲れも取れやすいし世界一安心出来る場所だ。正直この空間にはあまり誰にも長居して欲しく無い。緊急事態ならまだしも此処は私のパーソナルスペースという認識が強い。自室に常に見知らぬ誰かがいるという感じだと表現すれば少しは分かってくれるだろうか。特にヴィランを此処に移動させるということは心理的にしたくない。その他の空間に繋がる場所でもあるし。

 

「空間の中でと言っていたが、あの高重力の場所以外にも空間があるという認識でいいか?」

「あと四つ程あるが……あまりオススメは出来んぞ先生よ」

「それを判断するのは俺だ」

「なら先生ワラワの背中に捕まるのじゃ。飛行能力が無ければ危険でのう」

 

 先生は不服そうに飛行で浮いた私の背中の上に乗る。ちょっとばかし狭いかもしれないが我慢してくれ。

 

 先ずは訪れたのは砂漠空間。灼熱の熱気が体中から水分を奪い、足元は砂で歩行するのも一苦労。何の装備も対策も無ければ半日もしないうちに干からびてしまう。

 

 続いて酸の海。こちらは空間の殆どが強酸で埋め尽くされているので水面ギリギリの場所へ黄泉比良坂で出る。デモンストレーションで此処に来る前に予め拾っていた小石を投げ込むとジュジュッシュッ〜〜という音と一緒に溶けながら消えてしまった。後で芦戸ちゃんにお土産として持って帰ってあげようかな。酸の個性伸ばしの助けになるかもしれないし。

 

 気分を変えて氷結空間。身も骨も凍えそうな氷雪と巨大な氷で構成された極寒の大地。本家カグヤはこの大地と合体して氷を操って攻撃していたけど私は全然出来ない。自然と一体となる仙術の極みのような能力だからチャクラ由来と判定されたのか、答えは謎だけど現状使える気はしない。そもそも何だよ自然と一体となるって……。

 

 最後は火山の火口のような溶岩と岸壁に覆われた空間。砂漠空間より殺意に満ちた空間で、初手岸壁に移動する方法か、飛行手段が無ければそのまま溶岩に落ちてジ・エンド。殺意が高すぎてヴィランに使うにしても過剰過ぎる。酸の海と並んでまともに使えない空間の一つだ。

 

 以上。私大筒木カグヤの天之御中ツアーでした。始球空間に戻ってきたところで相澤先生が唸るように考え込んでいる。正直ここまでトンチキな個性だとは思ってもいなかったのだろう。

 

「……流石に此処までとはな。個性届を提出してもまともに受け入れられないだろうし、事実を公表すれば舞い込んで来る厄介事のデメリットが大きすぎる」

「そうじゃろそうじゃろ? だからワラワ悪くない!」

「だが強力な個性だからこそ、万が一を考慮してより深く個性を理解。十全に扱うよう訓練すべきだ」

「……うむ」

「よって今から全ての空間を行き来しながら全ての個性を同時に使い続けろ。咄嗟の判断力は実戦経験を積むぐらいしか上達は直ぐに見込めない。先ずはそれより個性の同時使用に体を慣れさせろ。個性の選択で迷う隙を作るぐらいなら、最初から全ての個性を使うことで全力で対処しろ。遠視と透視の限界距離、ワープゲートの生成速度や骨矢の射出速度と回数、飛行速度の向上を意識しながらな」

「しかし……それだとワラワ頭痛で活動時間がかなり短く──」

「──それを伸ばすのが個性伸ばしだ。流石に溶岩空間や酸の海空間は万が一を考えると危険なので空間を繋げる必要は無い」

「……うへぇ」

「取り敢えず一旦この空間から出せ。思った以上に時間がかかってしまった。他の生徒を見て回らないといけないからな」

 

 そう言われて私は相澤先生を天之御中から一度外へ送り出した。戻ると同時に私と相澤先生の脳内に音声が流れ込んで来る。これはマンダレイの個性のテレパスだ。

 

『大筒木さん!? イレイザーヘッド!? 聞こえてるなら直ぐに施設に戻って説明して! ラグドールから突然二人の居場所が分からなくなったって聞いて探してたんだよ……そしたら急に今現れたって?! 今虎も向かわせてるから!」

 

 嗚呼、と相澤先生と私は顔を見合わせた。

 

 どうやら私の天之御中の空間ではラグドールのサーチの現在地が分かる個性は範囲外らしい。NARUTOでも恐らく世界トップの次空間忍術の使い手であるオビトでさえ、膨大なチャクラと万華鏡写輪眼の神威から多量に出血するほどの集中力で僅かな時間しか繋げられなかった。そう考えると無理も無い。

 

 そこから直ぐに虎さんが土煙を上げながらやって来た。事情を説明するのも大変だ。相澤先生はとりあえず私の個性に関する訓練内容で一時的に連絡が取れなかった申し訳ないと真摯に謝っていた。そりゃ雄英生徒の面倒を見るプッシーキャッツからしたら突然担任と生徒の居場所が分からなくなったら焦るよね。あと少しでも私たちが帰ってくるのが遅かったら生徒を避難させて警察に通報していたとこっぴどく怒られてしまった。最近はヴィランの活動も活発的になってるみたいだし、ヴィランの襲撃を受けて拐われでもしたら大事だし敏感にもなる。

 

 プッシーキャッツのようなヒーローが生徒の個人情報である個性の内容をバラすような事はしないとは思うけど、自白させる個性があってもおかしくない。ただでさえ盛りすぎな私の個性なのに、追加で僅かでも私の天之御中の個性が漏れる恐れは避けたいとのことで先生は私の個性に関してはボカして、特訓の際は予めラグドールに連絡するのと決まった時間には個性で場所を把握する時間を用意させる事を条件に訓練の継続に漕ぎ着けた。

 

 天之御中も悪用しようと思えば幾らでも例が浮かぶもんね。緊急時の避難場所件、絶対見つからない財産や書類の隠し場所。普通に何人ものヴィランを待機させておく拠点にも使える。都合の悪い人物を始末する際には溶岩の海に落としてしまえば証拠も何も残らない完全犯罪の完成だ。

 

 因みにマンダレイさんのテレパスも流石に通信外だったみたいです。……いや、本当に皆さんに迷惑をかけて申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

 

 こっちに戻って来た時、白眼でクラスの皆を確認したところ。それぞれ個性伸ばしのキツそうな特訓をしていた。1ーAに混じって1ーBも共同でやってる。共に苦難を乗り越えてクラスの垣根を超えて楽しそうに話している姿も見受けられる。私も負けてはいられないと天之御中で砂漠空間に移動した。

 

 普通の人間より暑さや寒さに耐性はあるけど普通に汗だってかくし、寒さで震えることもある。別に私の空間だからって私に容赦してくれるような訳ではない。それこそ高重力の空間はカグヤにも等しく高重力を押し付けていた。自然と一体になることでそこら辺の暑さや寒さを克服出来るのかもしれないけどまぁそこは要課題ということでひとまず置いておく。

 

 個性で飛行しながら更に速度を上げるイメージ。同時に輪廻写輪眼と白眼も併用、骨矢を掌から進行方向になるべく早く生成射出して、進行方向先に黄泉比良坂を展開。いつもより飛行速度が速く、黄泉比良坂の展開が間に合わない。輪廻写輪眼と白眼を併用して骨矢も生成しているので軽く頭痛がして集中が途切れる。

 

 これは……思ったより難儀だぞ

 

 

 

 

 

 

 


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