出て来てくれますオーフィスちゃん。
扉絵の黒歌さん、凄くエロいですよね。
一領域目 俺と萌え要素
どうやらイッセー、木場、朱乃さんが中級悪魔への昇格試験を受けるらしい。どうでもいい情報をありがとうございますね、サーゼクス。
学園祭が終わってからしばらく経った時にサーゼクスから連絡が来た。えぇ、嬉々として語ってましたよ。
初めにイッセーとリアス・グレモリーが付き合い始めたことを聞かされた。なんかすごく喜んでた。あれだって、学園祭前にあったサイラオーグ・バアルとのレーティングゲームが切っ掛けだってよ。俺にとってはクソどうでもいいことなんだけどね。
そして次にイッセー、木場、朱乃さんが中級悪魔への昇格試験を受けることを聞かされた。いや、これを俺が聞いたから何だってことなんだけどね。別に思うことはないし、あぁそうですか。これで終わりだよ。ちなみに黒歌に白音が昇格試験を受けないことを知った黒歌は目をウルウルさせていてすごくかわいかったです。
ここまでがサーゼクスからの言葉ね。次が一番重要です。
アザゼルから今日、イッセーの家に来るように言われた。理由は聞いてないけど。まぁ行くだけならいいかってことで俺は向かってる。ちなみに報酬は市販のバイクを改造したアザゼルスペシャルだってよ。俺もバイクに乗りたいお年頃だったから丁度いいっちゃ丁度いいね。まぁ《
でもそんなことにいちいち
それで兵藤家に到着したのはいいんだけど………何だこれ。すっごく濃厚な龍の力。二天龍なんてカスに思えるような程だぜ? これはすっごい面倒事に巻きこまれたのかもしれないな。
だから帰ろう。今なら間に合―――――
「おー、よく来たじゃねぇか。さっさと入れよ」
―――――わなかった。完全に手遅れだった。
そりゃそうだよな。アザゼルが、堕天使のトップが俺の気配に気づかないはずがないか。
「相変らずの格好だな………よく通報されないよな」
『まぁいろいろとしてるからね。いろいろと』
「………それにかんしては聞かない方が良さそうだな」
なーに、通報されそうになったら陰気を当てて気絶させてるだけですよ。
アザゼルに連れられて兵藤家を案内されるんだけど………広いね。無駄に広い。外見もそうだけどさ、日本人が持つような家じゃない。
案内されたVIPルームには結構なメンツが集合してる。
まず当たり前としてリアス・グレモリーとその眷属。イリナさんに、猿、ペンドラゴン兄妹にフェンリル? だ。多分クローンだな。体毛か何かから創ったんだろう。そして一番驚いたのが―――――
「我、オーフィス」
―――――無限の龍神、オーフィスがいた。
これは完全に予想外だったヨ………なんで赤龍帝の家にオーフィスが? もしかしてイッセーが誑かしたの? 無限の龍神までも誑かすとは………
『この状況にわざわざ俺を呼んだ理由は?』
「我、話したかった」
オーフィス直々の呼び出しですか。俺と話がしたいと。えぇ………
『それでオーフィス。俺に何の用?』
「力、借りたい。グレードレッド、倒すため」
『いや、無理だから』
俺の力を借りただけで夢幻の龍神のグレードレッドを倒せるとでも? 無理だね。断言させてもらうよ。
だいたい《
「なぜ?」
『オーフィスが勝てないのに人間の俺が勝てるとでも?』
「でも、力、ある。今まで、無い、力」
今までに無い力? 全然心当たりないんですけど。あ、もしかして
『
「
『もっと多数の気配? 異次元の力?』
「そう」
わかんないなぁ………俺自身は普通の人間なはずだし、特別なものといえば俺の
「我、赤龍帝、見ていたい。でも、狐も、見て見たい」
それは俺にここに残れって言ってるのか? ん? それは無理だからね。家に帰らないと黒歌が拗ねちゃうし、オーフィスなんて核爆弾みたいな存在と一緒にいたらSAN値直葬されちゃうよ。ていうか狐って………お面で判断してるでしょ。
「そういうわけだからお前もここに―――――」
『住まないからねアザゼル。俺に四六時中お面をつけて過ごせと?』
「この際だから脱いじまえよ」
『塵にするよ?』
「俺が悪かった」
『わかればいい』
物わかりのいい堕天使総督でよかったよ。もしここでダメって言われたら洗脳しないといけなかったんだから。
「せめて通ってくれないか?」
『通うって………兵藤家に?』
「そうだ」
兵藤家に通うの? 毎日? 面倒だなぁ………以外に距離があるし、それにここに来たらオーフィスの相手をしないといけないんでしょ? 核爆弾の相手をするのはなぁ………あ、でもここに来ないからって俺の家に来られたらそれはそれで困るね。しゃーない。
『通うよ。通ってやる』
「そうか………助かる」
あ、あくまでも自分のためなんだからねっ。
†††
オーフィスとの出会いから数日が経った。
『はい、オーフィス。あーん』
「もきゅ、もきゅ………美味」
どうしてこうなった? いや、本当にどうしてこうなった?
現在兵藤家リビングにあるソファに座っています。そして俺の膝の上にはオーフィス。はい、なつきました☆
いやね、俺がソファでアーシアさんが焼いたクッキーを食べてたらさ、オーフィスがもの欲しそうに見ててさ。おいでおいで、って手招きしたらとてとて、って来たの。それでそのまま俺の膝に座った。
黒歌で慣れているはずなんだけどなぁ………あ、オーフィスのお尻はとてもすばらしい感触です。
核爆弾を膝に乗せているのに何でこんなに平常心でいられるんだろう。俺も本格的に壊れちゃったのかな? いや、違うね。オーフィスから全く敵意を感じないからだ。
俺がこんなにオーフィスと仲良くしているのにイッセー達は何をしているかというと、勉強だ。
中級悪魔への昇格試験に中間試験。その勉強だ。ちなみに俺は勉強しなくても大丈夫だよ。しっかり授業中に全部覚えてるからね。二度手間はイヤなんだ。
しかしあれだね。こうしてひぃこら言いながら勉強してる姿をお菓子を食べながら見るってなんかイイね。
あ、そう言えば焼き鳥の妹―――――レイヴェル・フェニックスが来てる。イッセーのマネージャーなんだって。なんかイッセーは冥界の子供達に乳龍帝おっぱいドラゴンで有名なんだって。で、おっぱいドラゴンとしてのスケジュールの管理をするための配慮らしい。
「あ、あの、お菓子ばかりだとあれですから。これ、紅茶です」
なんと。アーシアさんが紅茶を持ってきてくれた。しかも俺とオーフィスの二人分。俺もオーフィスも無言で受け取って、口を付ける。
『おいしいね………』
「美味」
アーシアさんは感想に満足したのか、ニッコリ笑ってイッセーの元に戻っていった。天使みたいな笑みだった。
ミカエルの野郎………こんないい子を異端扱いするとは………許せぬ!!
『はい、あーん』
「もきゅ、もきゅ………美味」
『おー、よしよし』
「ん………」
オーフィスは核爆弾じゃなかった。オーフィスはマスコットだった。こんなに可愛い核爆弾があるとでも? 俺は知らないね。面倒なことを抜きにして言おう。
結論。オーフィスはマスコット。恐れるものではなく、愛でるもの。オーフィスの無表情は最大の萌えポイントなりぃぃぃぃぃ!!
こ、こうなったらアレを履いてもらうか………そうしてもらうしかないだろ。
『オーフィス。コレを履いてくれない?』
「お、お前ソレは………!?」
イッセーが声を上げた。ていうかお前は勉強してたんじゃないのかよ。何よそ見してるんだよ。ほら、リアス・グレモリーが拗ねてるぞ。
オーフィスは俺が手にしていたものを取って首を傾げた。
「これ、なに?」
『ニーソックスだよ。コレを履くことによって俺の好感度がプラス120%だよ』
「なら、履く」
「「「「「なら!? なら履くの!?」」」」」
みんながツッこんでいる通りだと思う。でもありがたいです。
オーフィスは俺の膝の上から退いて、俺の隣りに座った。そしてそのおみ足にニーソを纏い始めた。その光景は一つの芸術と言っても過言ではなかった。
するするとニーソがオーフィスのおみ足を駆けあがっていった。そしてニーソがおみ足を締め付ける。太股の「ぷにっ」っと感が産声を上げやがった!! 両方吐き終えたオーフィスが俺に一言言った。
「どう? 好感度、プラス120%?」
『いや………150%は上がったね』
「「「「「そんなにっ!?」」」」」
そんなにだ。それほどの芸術なんだ。いいものが見れた。
やばい………お持ち帰りしたいんだけど………くそっ、これじゃあこの前と言ってることが真反対じゃないか!! それでもお持ち帰り………したいっ!!
『ねぇ………オーフィスお持ち帰りしていい? いや、答えは聞いてないけど』
「我、狐、お持ち帰り、される?」
『いいの?』
俺の質問にオーフィスがうなずいた。こ、これはOKですよね? いいですよね?
『本人の同意も得たからいいよね? リアス・グレモリー』
「え、えぇ………いい、のかしら?」
『ありがとね。さ、行こうかオーフィス』
「わかった」
俺はオーフィスの手を引いて家に向かった。
†††
家に着くまでが結構大変だった。オーフィスの気配が感知されないように、《
オーフィスはフラフラするから離れないように手を繋がないといけないし、それをみた奥様方は通報しようとするし。まぁ当たり前か。狐のお面をつけてるやつがかわいい女の子を連れ歩いてるんだから。おかげで陰気操りまくったよ。
家に着いたらスコルとハティがうーうーうなるし。怯えてるってわけじゃなかったけど。ここで怯えてたら番犬の意味がないんだけどね。
「ただいま」
「おかえ………り………ねぇ、その女は?」
黒歌がわなわなと身体を震わせながら指さしたのはオーフィス。
「我、オーフィス」
オーフィスの言葉に、黒歌が目を見開いて俺の方を向いた。俺は黙ってうなずく。肯定の意である。
「む、無限の龍神!? な、なんでこんなところにいるにゃん!? は、
「とりあえず兵藤家からお持ち帰りしてきた」
「なんてことしてるにゃん!!」
黒歌が俺の胸ぐらを掴んでグワングワン揺らしてくる。ただ、黒歌に引き寄せられたときに顔が胸にダイブする。かなり役得です。ぐわんぽよんぐわんぽよん、みたいな?
「まぁまぁ、こっちから何もしなければただのマスコットだから。すごくかわいいから。あ、もちろん萌え要素的な意味でだからね」
「そ、そうなの………?」
「そうだよ」
とりあえず二人と一緒にリビングに行く。ソファに俺を挟み込むように右から黒歌、俺、オーフィスの順番に座る。
とりあえず俺は兵藤家で何があったか言った。
オーフィスを膝の上に乗せてあーんしたとか、ニーソを履かせたりしたことはやんわりと誤魔化してね。
全部説明し終わった後の黒歌は呆然として――――――なかった。なんていうか納得してた。毎日どこに行ってたのか知りたかったらしくてね。
「それでどうするにゃん?」
「どうする、とは?」
「オーフィスのことにゃん!!」
「うーん………とりあえずアザゼルが兵藤家に迎えに来るまで家で預かろう。そんでもって着せ替えする!!」
「あ、なるほど………ってそうじゃないにゃん!!」
納得してくれなかったか………
とりあえずオーフィスで写真撮影するのは決定ししてるでしょ? あとは………一緒にお昼寝? それとお風呂? ―――――ってなんだか思考が黒歌に似てきたような気がする………
とりあえずは写真撮影だね。はっはっは、やる気出てきたぁぁぁ!!
オーフィスは萌えポジションだと思うんですよね。
しかし一くん、自ら面倒事を家に持ち込むなんて………まぁ神器で張ったチートな隠蔽結界があるからバレないんですけどね。
オーフィスの撮影会………荒れるのかな?
一くんの神器の禁手、いよいよか?
オーフィスが言った、一くんの神器の禁手とは違う力。多数の気配に異次元の力。
今話で一くんの神器の伏線ばら撒かれたのかな?
何にせよ、今章は結構なことになりそうな予感ですね。
2014/11/05 『オーフィスの言葉に、黒歌が目を見開いて俺の方を向いた。俺は黙ってうなずく。校庭の意である。』→『オーフィスの言葉に、黒歌が目を見開いて俺の方を向いた。俺は黙ってうなずく。肯定の意である。』に変更。校庭が肯定になりました。