Fate/憑依転生ワカメは死にたくない   作:エドアルド

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なんというかこれじゃない感が個人的にはすごい。
早く原作まで進めなきゃな


魔術師の抗争

 

ロンドンに来て1年がたった。だが今まで変わった事はない、毎日時計塔に通って魔術を学んで家で実践して修行する。これを繰り返す毎日だ、まぁ楽しいから良いけど。

 

修行に関しては最近はミエドを相手に組手というかほぼ殺し合いをしてるからメキメキ力は上がってる。虚という種族の特性ゆえか、物理的攻撃はほぼ俺達に通用しない事が分かった。当然俺達以下の神秘を含む攻撃も同じだ。どうやら型月という世界に適応するために少々変わった所があるようだ。空想具現化(マーブル・ファンタズム)もできるようになったから間違いない。

 

―――にしても驚いたね。俺達がガイア側の存在だったとは。絶対何かあったら抑止力に使われる。その代わりに星からのバックアップを受けられるのは嬉しい事なんだけど。あの死神め、絶対に説明不足だ。絶対他にも俺の知らない事があるぞ。

 

魔術については少しずつだが覚えてきた。簡単な魔術ならできるようになったけどこれ以上は流石に独学だと難しいな。……やっぱり誰かに師事しなきゃダメか。魔術よりも虚の種族スペックとか斬魄刀に頼るしかないな、現在は。

 

そんな事を考えながら、最近は馴れた時計塔への道を進んでいると突然爆発が起きた。

 

「なにごと!?」

 

時計塔方角からの爆発だった。俺は急いで時計塔に向かう。

そして時計塔につくと、そこでは多くの魔術が飛び交っていた。

 

「バカか!?」

 

魔術は秘匿すべき存在なのに、こんな昼から公の場でドンパチとか馬鹿だろ。どうやら結界とか張ってるみたいだから時計塔の施設内限定だとは思うが。

俺は近くにいた魔術師の人に話しかける。

 

「何あったんですか?こんな昼から魔術使うなんて!」

「詳細は知らんが抗争っぽいな。……だがここまで派手にするなんて自滅覚悟の馬鹿としか言えない。―――とりあえずやらかしてる馬鹿共は同じ格好してるから、お前も魔術師の端くれなら手伝え!」

 

そう言ってその人は走って行った

そして思った。―――どんな自爆野郎共だよ!?抗争はわかるよ、時計塔ドロッドロッだもん。それでも神秘の秘匿は守ってたぞ!?なのに神秘の秘匿をしないって何?魔術この世から消したいの?

あぁ、もうとりあえず鎮圧しに行くか……。

 

俺は身体強化を施して建物の高い場所に登り、そして空想具現化(マーブル・ファンタズム)を使用する。俺の手元に現れたのは弓だった。これは投影魔術を手本にして、魔術ではなく空想具現化を使用して大気中のマナを掻き集めて作り出した。空想具現化は便利で良い。しかし人前でやったなら即座に精霊種なのがバレるのであまりやりたくない。今、時計塔は混乱してるから見てる人もいないだろうと言う事で使用した。

 

魔力を弓矢の形に形成する。この程度なら俺の魔術でもできる。魔力弾の形を変えてるだけだし

弓はいわば加速器、魔力弾の矢はスピードと貫通力の上昇という変化がある。

 

俺は望遠の魔術も併用して、昼から抗争を起こしたバカ達を殺さない程度に撃ち抜いていく。聞いてた通りみんな同じ服装だから見分けがつきやすい。

 

ちなみになぜ弓矢で攻撃するかと言うと魔術で攻撃?まだ一般魔術師よりも下の腕前です。虚の力?精霊種としてバレる上に相手が跡形もなく消えます。斬魄刀?幼い身体じゃあ勢い余って殺めかねないです。魔眼?封印指定されて終わります。故に遠距離かつバレない範囲で精霊種の力を使うという思考に至りました。ミエド?アイツがバレると絶対面倒臭い事になります

 

とりあえず外は他の魔術師の皆さんのお陰もあり、既に鎮圧済み。まだ中の方が鎮圧終わってないので突入、と言ってもこっちも殆ど終わってるぽいので、確認みたいなものだ。

 

そうして俺が時計塔の中を駆けていると

 

「見つけた」

 

通路に一人立つ男を見つけた。しかし男の前には―――

 

「子供!?」

 

俺と同じぐらいの歳の少女がいた。しかもその男は少女を追いかけている。

 

「ミエド」

「はいはい」

 

俺は一瞬だけミエドを出すと跳ぶ。それに合わせてミエドが俺の足裏を蹴り飛ばす。俺は凄まじい勢いでその男に突撃する。

 

「チェストォッ!!」

「グホッ!?」

 

俺の頭が男の背中に激突し、その男は後方へと大きく飛ぶ。

 

「キャァッ!」

 

少女が男が飛んだ風圧で転ぶが許して欲しい。俺は着地してすぐに少女をミエドに回収させて下がらせる。

それと同時に先程の男の飛んだ方向から魔力弾が俺に飛んでくる。俺はそれを避けた。

 

「このガキが!!」

 

どうやら魔術防御でも張っていたようで、男は無傷だ。あれで倒れてくれたら楽だったのに。……仕方ない

 

「…カハッ…い、息が…コヒュ……」

 

男は俺の眼の前で突然倒れた。まぁ俺が空想具現化(マーブルファンタズム)で酸素濃度いじっただけなんだけどね。これぐらいなら気付かれる事も無いでしょ。

 

俺は気絶した男を強化した体で引きずり、通りかかった魔術師の人に引渡してその日は帰った。時計塔が大変な事になったらしいが、隠蔽とかは俺の仕事じゃないんで。

 

ちなみに後から聞いたら、今回の騒動は抗争に負けて没落仕掛けていた家が結託して魔術を道連れに復讐しようとしてたらしい。

傍迷惑なお馬鹿達だった

 

なお、俺はこの後少女を助けた事を後悔する事になる。金髪の少女を

 

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