真・女神転生オタクくんサマナー外伝 ~ナホトラマン奮闘記~ 作:貴司崎
「……ヤマト、マガツカとやらがある方角はこっちで合っているんだな?」
「ええと……はい、方角はあっています。まだ距離は結構離れているみたいですけど」
「この異界内部では【マッパー*1】や【ネオ・クリア*2】も大して機能しないからな。お前の感覚が頼りだ」
そうして現在、チームDATの六人と『霊山同盟』から引き続き同行している三嶋サクヤの計七人は【魔丞・セト】に占拠されてボルテクス界一歩手前ぐらいの高濃度マガツヒ空間と化した霧に包まれた山中の様な異界内部を進んでいた。
……あれから一通り状況を調べて話し合った結果『とりあえず広域洗脳とか魔丞の更なる強化とかが起きそうな受胎儀式が完成するのは不味いので、まずチームDATの精鋭で突入して内部を調べるぐらいはしておいた方が良い』という結論に至ったのだ。
『しかし少数による突入は危険ではないですか?』
『大人数で行くと全滅する幻視があったし、少数なら異界と外が繋がってる間は最悪【トラエスト*3】で逃げられる。それで肝心の出入り口を維持するには霊山同盟の人達が儀式の維持、並びにその護衛を務める必要があるからあんまり人員は引っ張って来れない』
『まあダンジョンの事前調査はそれなりに得意としているからね。それに他の遠征ガチ勢も『魔丞・セトへリベンジじゃー!』って後数時間ぐらいで来るらしいし、攻略効率的にもせめて異界内部の事前調査はしておかないと』
『現状最大の問題は“時間”だからな。異界の内と外を繋ぐそちらの消耗、そして何より儀式の結果が招く事を考えれば外と中が繋がっている間に攻略せねば』
『これでもマガツヒ環境で動くのは得意なので』
チームDATの感知スキルとヤマトとアオビトのお陰で『中にマガツカがあってどうも悪魔が待ち受けてるらしい』という事は分かっているが、逆に言えば外からだとそれ以上の事は分からないので時間があまり無い事も考えると危険を犯してでも内部での調査は必要なのだ。
最悪後発のキリギリス遠征ガチ勢が確実に魔丞を始末出来るぐらいには異界内部の状況をはっきりとさせておきたいし、受胎が齎す世界全体への悪影響を知っているチームDATは出来れば阻止しておきたいとも当然考えていた。
『分かりました、では私も同行しましょう』
『サクヤさん、良いんですか?』
『元よりこの異界は我々が管理する予定の場所ですし、それをむざむざと奪われておいて黙って見ている訳には行きません。これでも修験者なので回復魔法と攻撃魔法と体術には心得があるので足手まといにはなりませんし、スキルに頼らない方角把握やマッピングの技術もありますから山中の異界を歩くのには皆さんより優れています。……それに私は【オオヤマツミ】様の巫女としてそれに連なる神格から力を借り受ける事が出来ます。それを応用すれば儀式に使われている【地祇の要石】と繋がりを作って内の私と外の要石のラインを強化して長時間維持する事も出来るでしょう』
『よし採用』
そういう訳で地方守護ガチ勢で超有能だったサクヤを加えた一行は異界内部へと突入したのだが……そこで待っていたのは元から異界に居たらしい霊山由来の悪魔と、魔丞・セトによって呼び出されたと思しきエジプト系悪魔がマガツカの影響によって凶暴化した上で話も聞かずに襲いかかって来る光景だった。
『『『『『『『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』』』』』』』
| 霊鳥 | フェニックス*4 | LV37 | 火炎吸収 破魔・呪殺無効 物理・電撃・衝撃耐性 銃撃・氷結弱点 |
| 神樹 | ククノチ | LV42*5 | 破魔無効 呪殺・神経・精神・魔力・緊縛耐性 火炎弱点 |
| 神獣 | スフィンクス | LV38*6 | 破魔無効 銃耐性 呪殺・魔力弱点 |
| 妖魔 | テング | LV35*7 | 氷結反射 破魔耐性 火炎弱点 |
| 魔神 | トート | LV42*8 | 火炎・氷結・電撃・衝撃・破魔・呪殺・神経・魔力・緊縛反射 物理弱点 |
| 妖獣 | ヌエ | LV31*9 | 氷結・呪殺無効 火炎弱点 |
そう言ったレベル30〜40代の悪魔達、平均レベルこそ現在の地方異界で出る悪魔よりやや強めていった所ではあるがその全てが高濃度のマガツヒによって活性化されており、更にはマガツカの影響によって侵入者を積極的に攻撃する様になっているので非常にタチの悪い状況となっていた。
『平均レベル30〜40の悪魔! トートが魔法異常反射、テングが氷結反射! 物理は最大で耐性止まりだから先制で銃撃する!』【Boot up gun fire!*10】
【クイック・ロード*11】【悪魔カートリッジ:ハリティー《九十九針》*12】【フュージレイド*13】
しかし、それに対してまずチームDATのスナイパーにして魔眼使いの【カリヤ・ケンジロウ】がその【心眼*14】によって敵に気付き【サードアイ*15】で属性相性を見切った悪魔の耐性を簡潔に報告。
そこから流れる様な動作で両手持ちの大型銃【DATハイパーバスター】に特撮アイテム的電子音を響かせながら悪魔カートリッジを装填、更に悪魔が何らかのスキルを使うよりも早く敵全体の足や翼を狙って超高速で連射する事で出足を挫きつつ、ダメージによって行動を阻害する事で命中率と回避率を下げて後発のメンバーの攻撃が通りやすくする。
『ショボーはケンジロウに壁、チロンヌプはパウパウ。パールは俺と手番待機で、訓練した対雑魚敵用の連携通りに』
『この程度の数なら俺も事故死防止に回るか。出番だぞコトシロヌシ』
【DATハイパーガントレット(改造魔晶手甲:鬼神コトシロヌシ*18)】【テトラジャ*19】
それと同時にヤマトが事前に訓練された通りに銃撃反射対策として【モー・ショボー】にケンジロウへ【テトラカーン】を掛ける様に、そして状態異常への対策として【チロンヌプ】に味方全体に状態異常を防止とかいう強力無比な固有スキルの使用を指示する。
加えて自分は回復役の【パールヴァティ】と共に一旦待機して
『召喚モト、ケルベロス、テトラカーンが面倒なククノチを火炎弱点付いて潰せ。トートは俺が処理する』
【ブレイブザッパー*20】
『承知した。焼け死ねい!』
【アギダイン*21】
『火炎ブレスを喰らえ! …あ、フェニックスには吸収されるか』
【マハ・ラギオン*22】
\カカカッ/
| 魔獣 | ケルベロス*23 | LV60 | 火炎反射 氷結・破魔無効 呪殺耐性 |
| ・忠義の斬撃 ・マハ・ラギオン ・ハイプレッシャー ・サマリカーム ・バインドボイス ・パワーブレス ・氷結無効 ・トラエスト |
\カカカッ/
| 破壊神 | モト | LV65*24 | 呪殺吸収 電撃・衝撃無効 火炎耐性 |
| ・アギダイン ・ザンダイン ・マハムドオン ・メギドラ ・マカカジャ ・電撃無効 ・衝撃無効 ・ハイリストア |
そして銃撃で敵が怯んだ所にDAT隊長【ヘビクラ・シンゴ】が仲魔である【破壊神 モト】と【魔獣 ケルベロス】を召喚しながら自分も前衛に入り、棺桶の中から手だけ出したモトが放った火炎魔法とケルベロスの口から吐き出した炎がククノチを焼き尽くす。
それに乗じて隊長自身はトートに接近し、そのまま【蛇心剣(クサナギの剣)】をその首に振るって
『火炎吸収が邪魔だし、自爆とかリカームとか面倒な事はさせないからフェニックスは凍りつきなさい。ペルソナ! ブフダイン!!!』
『あ、テングとヌエは火炎弱点っすね。じゃあ【武器の聖別*25】で剣に火炎属性付与して全体物理で殴るっす』
【デスバウンド*26】
更に背後に美しい女神のアバターをしたペルソナを呼び出したDAT副隊長【ヤナセ・アンヌ】が極寒の吹雪を巻き起こす上位魔法を放ってフェニックスを凍結させながら砕き、魔剣【アンスウェラー】に炎を纏わせた【オキ・トモヤ】が流麗な乱舞を見せて火炎弱点のテングとヌエを始末しながら残りのスフィンクスにも無数の斬撃でダメージを与える。
そこに行動を遅らせて戦況を見ていたヤマトが手から光に剣を展開しながら、ここで反撃の余地なく始末するべきだと判断してダメージを負っているスフィンクスに突っ込んだ。
『麁正! せいっ! ヤァッ! でヤァッ!!!』
【麁正連斬*27】
『GYAAAAAA!!!』
そうして放たれた8連続の斬撃はスフィンクスの全身を見事に斬り刻み、そのHPをゼロにして肉体をマガツヒへと変じさせたのであった。
……こうしてチームDATが悪魔をあっさり倒せたのはレベル差もあるが、彼らが『事故対策と弱点攻撃』という格上相手の基本をスムーズに熟せるぐらいに習熟しており、新人のヤマトもサポートに徹すればチームの連携を阻害しない立ち回りが出来る程度に鍛錬を積んでいたのも大きい。
『『『『『『◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!』』』』』』
『ええいっ! また来たか! ……高くてもレベル40程度だから倒す事自体は問題ないがこれだけ戦闘が連続して進むと消耗が激しいな』
だが、マガツカの影響を受けて会話すら不可能な悪魔は次から次へと襲い掛かって来る上、異界内部に存在するダメージゾーンなどのトラップもあり幾ら彼らであっても無傷での勝利は難しい面も出始めていた。
『俺の“眼”もこの異界の中では制度が落ちて周辺把握がしにくい。異界内部のトラップや危険地形対策の効率も悪いな』
【鷹の眼界*28】
『ダメージゾーンは【飛天符*29】で回避。怪しい所には【式神召喚*30】で出した【妖鬼 シキガミ】を突っ込ませて男探知で。大分場当たり的だけど』
『不意打ちや奇襲は今のところ防げてるっすけど、エストマとかも効かないしこのまま戦い続けるのは少し宜しくないっすね。ここの悪魔を倒した時にマガツヒを取り込むと精神に変調が起きるみたいですし』
『俺はむしろマガツヒ取り込んでガンガンレベルアップしてて、体調や精神状態もむしろ良くなってるんですけど耐性のない人間だと厳しいのか。……風で吹っ飛ばされるトラップは任せて下さい。昔行った魔王城(アップデート前)より攻略が楽ですし』
『罠に加えて戦闘までやるのは厳しいか……召喚デカラビア。こいつの【幻化*31】と俺の【ドロンパ*32】で接敵を可能な限り避ける方針で行くぞ。サクヤさんは引き続きマッピングと外部への報告を』
そんな状況で悪魔と戦い続けても消耗が激しくなるだけだと判断した彼らは、隊長のスキルを使って姿をくらましながら悪魔の目を逃れて異界の探索を進める方針へと変更して現在まで異界内部に探索を続けているのであった。
──────◇◇◇──────
「……分かったわ、引き続き異界の門の維持を死ぬ気で行いつつ後から来たキリギリスに今伝えた異界内部の情報を渡して頂戴。それじゃあ。……門に関してはまだ10時間は持つそうです」
「そうか、まあ探索自体は順調に進んでいるからもう暫く続行だな。最悪異界が閉じる前に脱出、儀式を終えて出てきた魔丞を援軍キリギリスと共にタコ殴りにする必要があるかもしれんが」
「受胎儀式自体が危険過ぎるから最終手段ですけどね。……とりあえずマガツカには近付いていますし、距離的にはもう1キロぐらいだと思います」
そうして探索を続けていた彼らは何度目かになる外部への報告をサクヤが持ち込んでいた『異界用強化型トランシーバー』で行いつつ、周囲を警戒しながら悪魔は居ない地点を見つけて休憩を取っていた。
ちなみに『霊山同盟』は割と危険度の高い霊山由来の異界を探索する為に強化型トランシーバーを始めとする極地用ハイテク装備を準備しており、他にもマッピングは信頼性重視の霊紙に書き込むとか異界と化して悪魔が跋扈する山中を行く為に様々工夫が凝らされている。
「それにしても空間とかが歪んでる異界でここまで高精度なマップを手書きで書けるとか凄いですね」
「まあこの異界は以前引き継ぎの為に探索した時からそこまで基本は変わってないので。ウチのクソジジ……お爺様が『昔はCOMPなんて便利なもんはなくて方眼紙にマップを書いてたんだから』とかいって技術を教え込まれたのでね。今はCOMPにマッパーもあるから使う機会が無いと思っていた技術なんですけど」
ちなみに彼女が書き込んでいる霊紙は書いた内容と同じ内容が対応する対の霊紙に写し出される呪具であり、今も外部にいる霊山同盟のメンバーに異界内部の情報がリアルタイムで送られていたりする。
……そんな中でヤマトは多量のマガツヒを吸収した事もあって念の為にアオビトに肉体のコンディションを聞いた。勿論サクヤの目があるので頭の中だけで念話する様にしている。
(それでマガツヒをいつになく吸収したけど大丈夫なんだよな。マガツヒゲージは満タンな事は分かってるし、レベルも44まで上がってるけど)
『特に肉体状態に影響は無いどころかむしろ絶好調だぞ。ダアトに居た間はこれ以上のマガツヒを日常的に吸収していたから、ようやく本来の調子が戻ってきたぐらいだ。レベルも44に上がった事でかつて手に入れた神造魔人の写せ身の内『陸式』と『漆式』の力も解放されている』
(それはいいな。陸式の【ディアムリタ*33】は状態異常が痛い俺達には有り難いし、漆式のスキルも攻撃性能を上げるのが一通り揃っているから優秀だ)
『それと多量のマガツヒ吸収とレベルアップのお陰か霊基の調子がかつてのものに大分戻って来ている様だ。以前倒したヘカトンケイルから回収していた御厳もようやく把握出来たし、うまくいけば神意の解放が出来るかもしれん』
(え、マジで! しゃぁっ!!!)
そのアオビトの報告に思わずガッツポーズをしてしまってサクヤから不審な目で見られたが、事情を把握している他の隊員のフォローもありレベルが上がって新しい力に目覚めたと言う事で誤魔化した。
……実はこれまではマガツヒを得る度に検証でマガツヒスキルとして消費していたので変化は無かったが、今回はボス用にマガツヒゲージを温存したままマガツヒを得ていったのでナホビノとしての霊基の回復が促進されたという事情もある。
(それでそれで? ヘカトンケイルから取れた御厳はどれぐらいなんだ? 確か御厳は魔丞か合一神を倒すか悪魔からの依頼報酬で譲り受けるんだよな? 自分の成長でも神意は解放されるって話だが)
『嬉しいのは分かるが落ち着け少年。……レベルアップでの力の解放は神造魔人の力の方に向いている様だから無し。そしてヘカトンケイルから奪った御厳があれば幾つか神意を獲得出来るだろう』
(おおっ! 結構多いな! 一体何の神意を取ろうか、神格集合や神の懐とかは欲しいし、この世界の難易度なら戦闘補助系も悪くないかも……)
これまでナホビノの重要要素である神意縛りプレイを強いられてきたヤマトだったので、待ちかねた神意の解放が出来るようになって内心大興奮していた……のだが、流石に異界での任務中でそんな状態になるのは不味かった。
「おい! 新しい力を得て浮かれるのは分かるが今は依頼中だぞ! ……まずは目の前の依頼に集中するべきだ。新しく得た力だって戦いの場で使えなければ意味ないだろ」
「は、はい! ……すみません隊長。皆さんも申し訳ありませんでした」
そんなヘビクラ隊長からのお叱りを食らったので一気に頭が冷えたヤマトは、一転して結構落ち込みながら他のメンバーにも腰を九十度曲げて謝罪した。
まあ、その後はしっかりと反省している様子が傍目でも分かるぐらいだったので他の人からの許しを貰い、むしろ今までは悪魔業界の新人とは思えない出来の良さだったのでマガツヒの吸収過多による精神異常なども疑われたりした(実際霊基の活性化でやや気分が高ぶっていた模様)
『済まないな少年、今話す内容では無かった様だ。……神意に関しては一旦保留として今は依頼に集中しよう。幸い神意の解放自体は短時間で出来そうだから、この依頼中に役に立ちそうなモノがあったら解放する事にしよう』
(分かった。……ありがとうなアオビト)
『うむ。……それにこの異界の悪魔は明らかにおかしい。俺の知っているマガツカは
(そうか、他のみんなにも伝えておく)
注意されたヤマトだったが元より真面目なのですぐに頭を切り替えて異界の探索に集中する様になり、アオビトから言われた懸念点を他のメンバーに伝えるなどして慎重に行動する様になった。
……そんな新人らしい所を見せるヤマトと言った一幕もあったが、休憩を終えた彼等は危険は承知の上でも出来ればこのままボスまでの道筋まで把握しておきたいと考えて引き続き異界の探索を続行していったのだった。
あとがき・各種設定解説
ヤマト&アオビト:神意システム解禁
・最初に魔丞ヘカトンケイル倒した時に写せ身以外にも御厳を入手していたが、融合によって不安定な霊基を安定させる為に保持し続けていて使用出来なかった。
・だが、検証班の実験で【生命の種子】解放と今回高濃度のマガツヒを取り込んで霊基が完全に安定した事により神意システム解禁と共に使用可能となった感じ。
・魔丞撃破によって得られる御厳ポイントは大体『倒した魔丞・合一神のレベル×10』ぐらいの設定、神意解放の最低値が5だし倒した相手の格によって倍数は変わる感じフレーバー的に決めてます。
・戦闘ではレベルが低い事もあって仲魔と共に補助に徹するが、雑魚敵相手なら手数を用意する為に自分達が攻撃役になる事もある……呪殺弱点さえなければなぁと常々思ってるが。
チームDAT:異界探索能力も非常に高い
・魔眼持ちのケンジロウのお陰で敵に先制を取られる事なく属性相性もアナライズ無しで見きれるので、基本に忠実に事故死防止と先制弱点攻撃で大体なんとかなる。
・後は今回の異界では機能してないがマッパー・エストマ持ちのトモヤとか仲魔に探索用スキルも割り振ってる隊長、アムリタ使えるので状態異常なら大体なんとかなる副隊長に装備品の整備可能なミツヒロという構成なので大抵の異界は攻略できる。
DATハイパーバスター&DATハイパーガン:オリジナル武器(改造魔晶銃)
・チームDATの共通武器(という設定)で悪魔カードを改造してそのスキルの内一つに特化させた『悪魔カートリッジ』を銃にセットして、そのスキルに応じた単体対象の銃撃を撃つ事が出来る。
・例えば悪魔カードの【アギラオ】のスキルに特化したカートリッジなら火炎属性銃攻撃となり、他にも【麻痺針】のスキルなら麻痺効果付きの銃攻撃とする事も出来る。
・ただしハイパーガンの方は未完成で消費アイテム扱いとなってしまっており単体対象の【ストーン】類より威力が低くなっているので余り使われず、基本的に属性弾や【ストーン】の代わりに悪魔カートリッジ使ってるので持ち運びに優れてるぐらいしか上回ってる所は無いが何よりカッコいいので愛用されている。
・改良型のハイパーバスターの方はちゃんと『使用者の銃攻撃』と判定される仕様になっているが、それでも高位の銃で属性弾を使った方が威力は高い模様。
・また現状では精々中威力までのスキルを対象にしてしかカートリッジ化出来ていないので、大威力以上の強力なスキルを安定して銃撃化する事は不可能な模様。
・一応属性銃撃を手軽に撃てるという長所を銃プレロマとかの強化パッシブ持ってるケンジロウが気に入っているという理由もあるし、実はミツヒロの実家の本家筋から入手した『悪魔弾』の技術も使われているのでロマン機構としてリミッター解除的な切り札攻撃やカートリッジがあるとかないとか。
三嶋サクヤ:YAMASODATIなので有能
・今回はマッピングと外部への連絡役に徹していたので戦闘には余り参加せずに回復役になっていたが、割と高位の攻撃魔法や神降ろしの応用である【神格の支援】でオオヤマツミの系譜の悪魔のスキルを一時的に使える様になるなど戦闘能力も高い。
・なので霊山同盟でも中核メンバーであり積極的に最新技術や効率的な異界攻略の手段として各家の技術共有などを進めた若手の一人であったりする(ついでに従わない老害を実力を持って排除した)
・ちなみに彼女の祖父は“老人会”の中では珍しいリベラル派で『自分がいると現状に対応する為の改革遅れるだろう』とさっさと隠居して才能があった彼女に党首を譲っているので嫌われてはいないが、あっさり引っ込んで面倒ごとを押し付けられた恨みはちょっとある感じ。
読了ありがとうございました。
神意システムあっさり解禁はメタ的に言うとほびー氏から『この世界での御厳入手方法は主に魔丞・合一神を倒しての簒奪・譲渡、または神からの依頼を達成するなどして認められて譲り受ける』ということを聞いたので描写出来る様になりました。それに合わせてこれより前の話で昔アオビトが御厳を入手した方法などが追記・修正されているのでご了承下さい。