真・女神転生オタクくんサマナー外伝 ~ナホトラマン奮闘記~ 作:貴司崎
そうして
「まずは強化を解除する。【デ・クンダ*1】! ドミニオンは回復!」
「向こうの能力が上がった分は下げれば良いだろ!【雄叫び*2】ィィ!!!」
「鬱陶しいデバフは防げば良い。【ブレイブハート*3】!」
まず槍を装備したテンプルナイト風の男が自分達に掛けられた【ランダマイザ*4】を解除しつつ仲魔のドミニオンに【メディアラマ*5】を使わせて受けたダメージを癒す。
そして禍々しい刀と鎧を纏ったガイアーズっぽい男が雄叫びを上げてヘビクラ隊長達の攻撃力を削ぎ、ライフルを構えて機械的な鎧──デモニカスーツを着た男がその機能であるコマンダースキルを持って自分達にこれ以上鬱陶しいデバフや状態異常ぐらい及ばない様にした後、ガイアーズとデモニカ使いが自分達の仲魔へと攻撃を行わせる。
「エリゴール! まずは回復役を潰せ!」「キウンはヤマタノオロチに状態異常だ」
「オオオオオォ!!!」「キィィィィィィィィ!!!」
| 馬は蹄の音を立て | 特徴 | 牛馬の蹄を持つ悪魔、またはそれに騎乗した悪魔。 突撃相性のスキル使用時、威力が50%上昇する。IMAGINE出典。 |
| 地獄突き | 突撃相性スキル | 地獄の獄卒が使う肉弾殺法たる特技。 敵1体に対して、近接攻撃力に依存した物理ダメージを与える。 更に、高確率で対象に18~24秒間、封魔の状態変化を付与する。 IMAGINE仕様のラッシュスキル。 |
| 精神感応 | 特徴 | 他者の精神を操ることが得意な悪魔。 精神相性のスキル使用時、威力が50%上昇する。IMAGINE出典。 |
| パニックボイス | 精神属性スキル | 混乱をもたらす叫び声をあげる特技。 高確率で対象とその周囲の敵に対して18~24秒間、混乱の状態変化を付与する。 IMAGINE仕様の呪詛魔法。 |
魔馬に騎乗したエリゴールが蹄の音を響かせながらノルンに向けて突撃して強烈な槍の一撃を与えつつ追加効果の【封魔*6】を狙い、星を模る悪魔たるキウンが得意とする聞いた者の精神をかき乱す音波をヤマタノオロチに撃ち込んで【混乱*7】の状態異常に落とし込んだ。
……それぞれ特徴による威力増強に加えて回復・補助役のノルンにそれらのスキルを封じる封魔を狙い、ヤマタノオロチのマスクデータである状態異常相性による弱点*8を知って的確に突いてくる辺り彼らの実力は例え慢心していたとしても確かなものだった。
「クソッ、ノルンに【封魔】は入らなかったか。運がいいな!」
「バカが、ノルンは封技耐性持ち*9だぞ。封魔も効きにくい恐れがあるから他のにしろ」
「だがアタッカーは混乱状態に出来たからこのまま押すぞ。回復してもその隙に攻めれば「やるねぇ、じゃあこれだ【バルザック*10】」
だが、そこでヘビクラ隊長が混乱したヤマタノオロチに【
そのままヤマタノオロチは与えられた狂気のままに、だが悪魔としての本能に従って目の前の中で物理攻撃が通じるキウンに対して【ATTACK《通常攻撃》】を仕掛けた。
「◼️◼️◼️◼️◼️◼️◼️!!!」
「ダメージは受けましたがまだ動けるのでもう一度【ラスタキャンディ*12】」
「回復は此方で行おう【ディアラハン*13】」
それと並行してノルンが再度の全体バフで攻撃力低下を相殺し、そのノルンのダメージはガネーシャが癒し、凶暴化に加えて
単なる通常攻撃でも重ね掛けされた強化もあってそれなりのダメージになったが、それでもレベル60代とは思えないステータスのキウンを仕留める程ではなく、男達も悪態こそ付くが冷静にガイアーズがエリゴールに【ディアラハン】を使わせて体勢を建て直した。
「チッ、状態異常嵌めは難しいか。2段階も防御と回避が上がってるのは見逃せんし、まずは【デカジャ*14】でキウンはノルンへ緊縛」
「良かろう」【イービルアイ*15】
「だったらサマナーのアイツ直接潰せばいいだろうが! あのコスプレ野郎の“弱点”は分かってるんだよ!【タルカジャ*16】」
「ドミニオン、邪魔なヤマタノオロチを足止めしなさい!」
「分かりました」【マハンマ*17】
事実、口調こそチンピラ風味ではあるが男達の動きは紛れもない強者のそれであり、流れる様な連携でデモニカスーツがバフ効果を解除しつつキウンがその特徴たる【星神*18】【神経同調*19】で強化された邪眼がノルンを正確に捉えてその動きを縛る。
更にガイアーズが自分達の物理攻撃力を上げて、テンプルナイトが打撃無効相性のドミニオンに【降魔の利剣*20】によって強化された浄化の光で攻撃させる事で暴れ回るヤマタノオロチの足止めを行わせつつ、敵悪魔の動きが乱れた隙を突き手に持った“機械的なデザインの槍”を構えてサマナーであるヘビクラ隊長に超高速で接近した。
「良いぜ、俺が直接遊んでやるよ!(槍持ちなら仲魔を盾にするのは逆効果だし)」
それを見たヘビクラ隊長はサマナー狙いに切り替えたかと考え、更に槍攻撃には縦一列全てに攻撃出来るスキルもあるので仲魔を盾にしても纏めて攻撃されると判断して敢えて自分が前に出てテンプルナイトを迎え撃つ構えを取った。
……だが、自信満々に(見える口調で)迎え撃つ構えを取った
「馬鹿め! お前が
「何だと!【クイッカ】ボソッ」
| パラディンランス・インペリアル | 槍武器のパラディンランス・インペリアルに武装COMP機能を追加した。 IMAGINE+SH2出典の改造品で攻撃力が上がっている他にも以下の効果を有する。 ・Chaos属性の敵への近接ダメージ+50% ・Neutral/Law属性の敵への近接ダメージ-30% ・物理貫通★:物理属性で攻撃時、耐性・無効・吸収・反射を無視(テトラカーンは除く) ・モノノフⅢ:物理属性のクリティカル率が30%上昇。 ・物理ブースターⅢ:物理属性で弱点を突くとダメージが50%上昇。 |
| ジーザスグラブ | 力+3、Chaos属性の敵への与近接・射撃・魔法ダメージ+5%の腕部装備。 IMAGINE仕様でジーザスシリーズの防具四つを装備しているので以下のセット効果が発揮。 ・Chaos属性の敵へのダメージ+25% ・Chaos属性の敵からのダメージ-25% ・HP+100 |
| デスバウンド | 物理属性スキル | 敵前列一体に2〜7回物理属性ダメージ。 術者のHP最大値が大きい程に威力が上がる。デビサマ出典。 |
そうしてテンプルナイトは槍を振り回しての超高速連続攻撃をヘビクラ隊長に見舞う。過去周回での交戦データから【ジャグラス・ジャグラー】の耐性は『万能以外の魔法攻撃反射・物理に弱い*21』だと分かっており、“嘗てG.E.H.E.N.A.に派遣された時に手に入れた”武装COMPの物理弱点に対するダメージの増強機能を追加した愛槍ならば仕留め切れる。
更にジャグラス・ジャグラーのアライメントは『Neutral−Chaos』である事も分かっており、武装COMP化した後も有する【パラディンランス・インペリアル】、及び自身が身につけている【ジーザスシリーズ】の防具効果『Chaos属性へのダメージ量増大』の効果対象でもある。
そして装備の補正とエターナルとしてレベル以上に鍛えられたHP最大値を基準とするデスバウンド、加えて今回は最大数である7度の連続攻撃を実現した上でその内三度は
「……愚か者は外側だけを見る、賢い者は……?」
「は……?」
しかし、テンプルナイトが見たものは致命傷を負ったジャグラス・ジャグラーではなく、攻撃を受けた事で偽装用の幻術が解除されただけで“大したダメージを負っていない”ヘビクラ隊長の姿であり、彼は笑みを浮かべながら“鋭敏化した反射神経”を持って愛刀による反撃に移った。
| クイッカ | 覚醒魔法 | 味方一体を【反撃】状態にして物理攻撃に対して攻撃が届く距離にいる敵に反撃させる。P1出典。 反射神経を鋭敏化させるので連続攻撃に対しては攻撃回数分だけ反撃が発動する。本家様の仕様。 |
| 愛用の武器 | 自動効果スキル | 習得のたびに、武器1つを指定する。同名の武器を複数回選んでもよい。 その武器を装備した際、習得者のレベルが武器のGPを5上回るごとに、武器の威力修正を8上昇させる。 200Xで【草薙の剣】のGPは60なのでレベル79の隊長の場合は威力が24上昇する。 |
| 武器強化 | 自動効果スキル | 5レベル以上の絆を持つ武器を使用する際、武器としての命中修正を2倍にする。 武器としての威力修正が50以下ならば威力修正も2倍とし、50を超える場合は代わりに威力修正を+50する。 【蛇心剣】と言う愛称を付けるぐらいには気に入って愛用しているので威力+50。 |
| 【龍王 ヤマタノオロチ】の剣合体で作られた威力90・命中99の合体剣。SH仕様。 草薙の剣としては命中重視型だが熟練度最大で攻撃力が約1.23倍となって大体攻撃110程度。 更に上記のスキルで大体威力184・命中率198ぐらいとなる。 |
直前に使っていた【クイッカ】による反撃効果により6度の攻撃に対して【蛇心剣】による7回の斬撃で反撃を見舞うヘビクラ隊長、本人の技量に加えて攻撃後の隙を突く反撃故に回避を許さずテンプルナイトをめった斬りにする。
Chaos属性からのダメージを減らす効果がある筈のジーザスシリーズ防具の装備効果*22も“何故か機能せず”、更には強化された武器攻撃力とフルセットで備えている宝石によるステータス強化とクリティカル発生率を上げる【ミナゴロシの愉悦】も合わさって容易くテンプルナイトを八つ裂きにしていった。
「な、なんで……?」
「目に見えるモノだけを信じるからさ」
| 猛反撃 | 自動効果スキル | 力依存攻撃を受けた時、確率で中威力の物理攻撃で反撃する。真5仕様。 |
エターナルとして絶大な力を得た筈の自分があっさりと追い込まれた事に『信じられない』と言わんばかりの表情を浮かべるテンプルナイトに対し、飄々とした態度のままヘビクラ隊長は自分自身の
サマナーが死んだ事により仲魔であったドミニオンも召喚を維持できずに消滅し、それにより抑えていたヤマタノオロチが再度暴れ回って他の男達の動きを阻害するが、それよりも
「首が取れたぐらいで食いしばりが出来ないとは根性が足りてないな。直ぐに気合いで身体を動かしてくっ着けるべきだろうに」
「オイオイ嘘だろ……!?」
「ってかジャグラス・ジャグラーじゃないじゃねぇか! 騙したのか!」
「お前達が勝手に勘違いしただけだろう、アナライズ偽装はしてたけどさ。俺は極々普通の人間だから物理弱点やら耐性は持ってないし、そもそも一般的なデビルサマナーだからアライメントは『Neutral−Neutral』だぞ」
「「嘘付けぇ!」」
尚、ヘビクラ隊長のダメージが軽微に見えるのはテンプルナイトの【パラディンランス・インペリアル】にはデメリットとして『Neutral/Law属性の敵への近接ダメージ-30%』と、装備している【ヤクトアーマー*23】で致命打を防いでいたので事前に飲んでいた【マッスルドリンコ】による増強HPが削られただけだっただからである。
まあツッコミどころはあるかもしれないがヘビクラ隊長のアライメントがN−Nなのは、Lawのノルン・ガネーシャとChaosのヤマタノオロチ・アナンタ・ネビロスを同時に仲魔として運用出来ている事からも真実であり、更に敵が動揺した隙に付け込む形で緊縛に掛かったノルンと入れ替える形でアナンタを召喚しつつガネーシャを下がらせて自身が前に出る。
「あっちのガイアーズの装備はLaw属性特攻の『天魔シリーズ』だな、昔メシアガイアの抗争で見た事がある。対Chaos装備の『ジーザスシリーズ』持ちテンプルナイトが落ちたならこの布陣だ」
「つまりChaosとNeutralを前に出すと」
ヘビクラ隊長の見立て通りガイアーズ?が装備しているのは【天魔シリーズ*24】と呼ばれる装備の中でもアライメントLawの相手に特攻を発揮するタイプであり、対をなすChaos特攻の【ジーザスシリーズ】を装備したテンプルナイト?と合わせてLaw・Chaosの敵を早急に潰す連携を得意としていた。
……少なくとも現地民の強者はLawかChaosのどちらかに属性が偏っているものであり、
「だからLawのガネーシャは後ろへ下がってChaosとNeutralが前に出れば良い」
「了解、Lawの俺は前に出ず援護役ですな」
「私はバフを掛けつつ殴る訳か」
| 無終なるもの | 自動効果スキル | 自ターン開始時、連動効果が発動「1ターンの間、味方全体の攻撃力・防御力・回避と命中を20%増加させる」 敵ターン開始時、連動効果が発動「1ターンの間、味方全体の攻撃力・防御力・回避と命中を20%増加させる」 D2出典で1段階のみ20%上昇のバフなので重ね掛けは出来ない仕様。 |
だが、そういう分かりやすい戦術故にNeutralな今のヘビクラ隊長を仕留められず、戦術を見抜かれた上でテンプルナイトが落ちたのならChaosかNeutral属性を前面に出してバフデバフ重ねて戦えば良いと対処されているのだが。
そうして手堅くバフを掛けたアナンタが【ティタノマキア*25】によって敵全体を薙ぎ払い、後ろに下がったガネーシャの【ディアラハン】でダメージを癒したヤマタノオロチが引き続き凶暴化したままATTACKを行いエリゴールを殴り飛ばした。
「クソッ! あの野郎あっさり落ちやがって……仕方ない使うぞ!」
「回復役が落ちた以上はそれしかないな。ポイント的には大赤字だが……」
| アクセラレート | 補助スキル | 使用後自身の行動回数を1度増やす。SH2出典。 武装COMPに改造された【クビキリセイバー】と【C−M16】に備えられた機能。 技術レベルと蓄積した運用データもあってレベル低下などの戦闘時におけるデメリットはない。 だがCOMP内に蓄積したMAGを多量に消費する上に同シナリオ内での連続使用不可能な切り札。 |
だが、一転して自分達が追い詰められたと見たガイアーズとデモニカスーツは装備した武装COMPに付けられた自己行動加速機能を使用。後で蓄積MAGを多量の“ポイント”を消費して買う必要があって、連続使用も難しいので使うタイミングを見計らう必要のある切り札だったが此処に至って躊躇いは敗北に直結すると漸く判断したらしい。
そして加速した行動を元にまずデモニカスーツの男が動くと共にスーツに組み込まれたコマンダースキル【プロモーション*26】が起動し、それによって攻撃力が二段階上がったと確認した男へ即座にヘビクラ隊長へ銃口を向けた。
「先程のダメージを回復していないのはミスだったな!」
「チィッ!」
| C−M16 | ライフル:C−M16に武装COMPの機能を追加した。IMAGINE +SH2出典。 IMAGINE+SH2出典の改造品で攻撃力が上がっている他にも以下の効果を有する。 ・全てのスキルの詠唱時間-20% ・ショット・ラピッドの威力+25% ・チャンドラー★:銃撃属性で攻撃時、超高確率で気絶を付与 ・ハメットⅢ:銃撃属性のクリティカルのダメージが50%上昇 ・銃撃ブースターⅢ:銃撃属性で弱点を突くとダメージが50%上昇 |
| 銃撃ハイブースタ | 自動効果スキル | 銃撃属性の攻撃力を1.5倍にする。SJ仕様。 |
| 至高の魔弾 | 銃撃属性スキル | 敵単体に銃撃属性(ショット判定)の絶大ダメージ。SJ仕様。 |
そこから放たれた絶大なる威力を持った魔弾は回避する間も無くヘビクラ隊長に直撃するも、彼は咄嗟に急所を外して致命打を避けた上でDATアーマーの耐性による威力減衰と有している【大活脈*27】の恩恵もあってダメージを耐える。
またデモニカスーツの本命である『追加効果の【気絶*28】でサマナーの行動を封じる』一手も、同じく有していた凡ゆる状態異常の発生を抑える【奈落のマスク*29】によってヘビクラ隊長はどうにかレジストした。
「駄目か、ならばキウン【サマンダ*30】だ!」
「そして魔法防御を下げた所でぇ!【マハザンダイン*31】!」
「【アギダイン*32】」
だが、流石のヘビクラ隊長も強烈な銃撃を受けて一瞬動きが止まり、そこにキウンの魔法防御低下の呪詛が浴びせられ、間髪入れずにガイアーズが放った魔風による衝撃波がヘビクラ隊長達を吹き飛ばしつつヤマタノオロチを一時押し留め、そうして空いた射線を使ってエリゴールが放った特大の火炎弾が隊長に襲い掛かる。
確かにテンプルナイトやガイアーズはNeutral属性に攻撃すると威力が下がる武器を持っているが、それは武器による近接ダメージを与えた時の事なので自分と同じアライメントやNeutral属性と戦った時の為に魔法攻撃で攻める戦術も用意していたのだ。
「……流石に結構効くねぇ。【火除神符*33】と【天狗神符*34】が無ければ危なかったかもな」
「クソがッ!
「落ち着け、このまま増やした手数を活かして削って行けばいい。アイテムも無限に持っている訳ではないだろうからな」
ちなみにDAT隊は符術師である副隊長謹製の【DATカードケース】に一通りの符を入れて持ち歩いているが、それらの符は各種3枚までしか所持出来ないので確かに消費アイテムによるごり押しには限界はある。
……だが、元より敵が行動加速スキルを使った以上ヘビクラ隊長は長期戦に持ち込む気は毛頭なく、自身は【滅却の札*35】を使って敵に掛かった強化を解除し、更にガネーシャにも回復ではなく再度の【ランダマイザ】を行わせた。
「【ブレイブハート】が切れたからデバフも効くよなぁ。悪いが短期決戦狙いでいくぜ。ヤマタノオロチ、アナンタ、もう少し力をお借りするぜぇ!」
「チッ、だが回復しないならこのまま押し切って「いやそれはさせん」なあッ!?」
| 雄渾撃 | 物理属性スキル | 敵単体に物理大ダメージ+気絶効果。超力兵団出典。 事前に【貫く闘気】による貫通付与でデモニカスーツの物理耐性を突破。 |
| 神経弾 | 弾丸 | SREEPの追加効果がある弾丸。相性無視。真1出典。 |
| 魔力の弾 | 弾丸 | CHARMの追加効果がある弾丸。相性無視。真1出典。 |
| 閃光弾 | 弾丸 | BINDの追加効果がある弾丸。相性無視。真1出典。 |
| ハッピーショット | 弾丸 | HAPPYの追加効果がある弾丸。相性無視。真1出典。 |
それに対してアイテムでHPを回復しつつ加速した行動でデバフ解除を行いつつ押し切ろうとするデモニカスーツ……の背後から突如として【
それに気づいたガイアーズの男にも別方向から状態異常弾丸を使った遠距離銃撃が降り注ぎ、幾つかはレジストしたものの最終的にBINDの状態異常に掛かって動きを封じられた。
「なんだと……援軍なんてどうして……!」
「うん、悪いけど俺は最初から一人で戦ってた訳ではなくてな。そもそもお前らを見つけたのはグランギニョルの社員だし」
そもそもヘビクラ隊長もミツヒロも広域索敵などはCOMPを使った【エネミー・ソナー】ぐらいしか使えないので隠れ潜んでいた男達を見つける事は出来ておらず、彼等を見つけたのは眼界系スキルと【マッパー】などを得意とするグランギニョル社のエージェントの方である。
その連絡を受けたヘビクラ隊長がまず【ドロンパ】で姿を消せる自分が仕掛けて不審者の情報を集めて、通信機をスピーカーモードでオンにしておくので他の者は姿を隠しつつ状況を把握しながら動いてくれという作戦だったのだ。
「俺はずっと【ドロンパ】による隠れ身で姿を消しながら様子を伺い、状態異常が通じる様になったタイミングでグランギニョルのエージェントと共に仕掛けただけだ」
「敵に味方の数を悟らせない様にするのは基本だろう?……さて、このまま状態異常とデバフで潰すか。ヤマタノオロチはネビロスに交代、アナンタは【マグネストーム*36】準備、斬った感触からコイツら人間辞めてるっぽいんで状態異常の効きは悪いだろうから」
「……く……ソがぁ……!」
それからデバフと状態異常で動きが鈍った男達をヘビクラ隊長とミツヒロ、及びグランギニョル社員達は油断なく容赦なく状態異常を重ね掛けしたり、逃走用アイテムを使おうとした所をヘビクラ隊長が腕を斬り落とすなどで動きを封じながら集中攻撃して撃破してしまった。
エターナル達は自分達の知っている【ジャグラス・ジャグラー】が“単独で好き勝手に動き回る自爆テロリスト”だったが故に援軍の可能性を失念しており、また自分単独であると思い込ませる様なヘビクラ隊長お得意の“勘違いさせるムーブ”もあって『増援が来る』と言う事を失念してしまったのが彼等の敗因であった。
──────◇◇◇──────
「……と、戦いの顛末はそんな感じだな。後はやっぱり人間を辞めてたみたいでぶっ殺してから蘇生させようとしたら死体が消滅してた。まあデバフと状態異常で固めた後も直ぐに復帰して逃走アイテムとか使おうとしたから蘇生可能なレベルで加減する余裕は無かったからな」
「一応連中が使ってた装備品は回収出来たから現在調査中だな。特に持っていたのは武装COMPで通常の装備と融合させている特殊な物だったから、その辺り含めて調べている」
そんなヘビクラ隊長とミツヒロが語るガイア再生機構の手先と思われる者達との戦いの情報を聞いて、他のチームDATメンバーは各々何かを考えている様であった。
「普通に倒せたからまあ直接戦闘なら勝てる……なんて話じゃなさそうっすね」
「まあ今回終始圧倒出来たのは向こうが勝手に俺の事を“何処かのジャグラス・ジャグラー”だと勘違いしていたからだしな。実質あっちの自滅に漬け込んでボコっただけで、もし普通に戦ってたらミツヒロとグランギニョルエージェントの援軍込みでも苦戦してたか逃げられてた可能性が高い」
「事実ステータスに関してはレベル60代のそれでは無かったし、装備品の性能や仲魔も込みでレベル70から80ぐらいの能力はあっただろうな。……問題はそれだけの力を持つ連中が、おそらくは“一般兵”的なポジションだろうという事だ」
「つまりその程度なら幾らでもいるし、幹部クラスとかなら更に強いって事か。戦えない程じゃないけど厄介な」
実際チームDATはフルメンバーならレベル90越えの相手とでも戦えるぐらいの実力はあるのだが、それでも一般兵っぽい相手に苦戦してしまうぐらいにガイア再生機構の戦力は異常なレベルであると考えていた。
「そこに加えて情報操作とかの搦手もやって来ると。多分今回の周回知識の漏洩は向こうにとっては『ノーリスク・ミドルリターン』だからとりあえずやっておこう』ぐらいの手だと思うんだけど」
「まあよりエゲツない手とか厄介な手を使って盤外戦術してくる可能性は大いにあるがな。……だから今は防御固めて崩されない様に気を付けるぐらいしか出来ないんだが」
「では今後の予定はどうなるので?」
「高度な柔軟性を持ちながら臨機応変に対応する。……冗談ではなく、今の所はこれまでと同じ様に活動しながらグランギニョル社の依頼を受けるぐらいしか俺達に出来る事がないからな。後はチマチマ地力を上げるぐらいか」
その後も会議は続いたが、最終的には消極的かもしれないが主にグランギニョル社からの依頼で動く戦力であるデビルバスターチームとしてチームDATは今後も活動すると言う結論に落ち着いた。
……まあ、そこそこ実力があるとは言え一介のデビルバスターバスターチームが強大すぎる敵に対して出来る事はそのぐらいしか無いのだが、それでも『ウルトラシリーズの防衛チームが世界と人類を守る事を諦めるのは解釈違い』と言うこだわりだけでDAT結成当初から終末に微力ながら抗い続けた彼等の意思は変わらずこれからも戦う続ける事となるだろう。
あとがき・各種設定解説
ヘビクラ隊長:アライメントNeutral−Neutral
・ダークゼットライザーの『ジャグラス・ジャグラー変身装置』は種族と名前と外見を偽装する高性能な幻術だが、あくまで機械式の機能なのでまともに攻撃を受けると解除される脆弱性がある仕様。
・ちなみに他のDATメンバーに自分のアライメントを告げたら『アライメント偽装ですか?』『いや防衛チームごっこの秩序・善行動と闇ムーブの混沌・悪行動が相殺しあってるんだろ』『秩序混沌善悪が混ざって中和されたから中立中庸なのでは』とか言われた。
・彼自身は剣技と覚醒魔法を操るサマナーだが、魔人落ちしたジャグラス・ジャグラーになった時には剣技に加えてより強力な魔法やスキルを使いつつ物理に弱い(+50%程度)代わりに万能以外の全属性反射耐性で1ターン2回行動とかしてくる模様。
・それに加えて自爆テロや横殴りとかの戦略で暗躍するのでエデンの対策リストにも入っていたが、全ての周回で終始【ジャグラス・ジャグラー】の姿だったので人間だった時のデータはかなり少ない模様。
一般エターナル:敗因・闇ムーブ
・テンプルナイトは【古妃 イナルナ】の復活がキッカケとなって崩壊した世界の出身であり、元はまともなメシアンだったが世界崩壊後に教会と預かっていた孤児を殺されてからは敵を殺してでも自分達は生き残る思想となり頭角を表したのでスカウトされた。
・ガイアーズは大規模な受胎事件によるGPの上昇と魔丞の大量出現で秩序が崩壊した世界の出身で、自らも悪魔人間としての力に覚醒して他者から奪い力で支配する思想で生き延びて実力を評価されてスカウトされた。
・デモニカスーツはどこかの世界で発生したシュバルツバース攻略に関わったメンバーだったが、多くの犠牲者を出してシュババを押さえ込んだにも関わらず人類同士の同士討ちで滅びた世界に失望してスカウトに乗った。
・ちなみに武装COMPは嘗ての世界でエージェントとして派遣されたグランギニョル社、もといG.E.H.E.N.A.で開発・入手した者であり、その経験からグランギニョル社の手の内を知っていたので今回のミッションに参加した。
・対策マニュアルとかもしっかり把握してリユニオンもしていて装備も整えていたがヘビクラ隊長の能力を誤認した事と、この世界のグランギニョル社員の探知能力(元ネタのアサルトリリィには感知系能力が多いので長けてる)と実力の高さを見誤った事が主な敗因。
読了ありがとうございました。
ヘビクラ隊長は清廉潔白の一般的サマナーなのでアライメントはN−Nです(自称)……まあ実力にアライメントはそこまで影響しないので。