オーガ達の誤解が解けて、リムル達共に村へと戻ってきたハルト、今回は宴会みたいなことをするってことで大騒ぎである。
さらに言えば、ゴブリン達が緊張をしているのはリムルがご飯を食べるってことだ。そのため機嫌が損なわれないようにドキドキしながら彼がお肉を取り自身の口の中にいれてもぐもぐと食べている。
「「・・・・・・・・・・・・」」
「うっめええええええええええええええええええ!!」
全員が喜んでいる中、カイジンとリグルド、ハルトはオーガの若と飲んでいる。
「オークがオーガに攻めてきた!?」
「あぁ数千の武装をしたオークが攻めてきて、300人いた我らの同胞は今じゃ六人だけになった。」
(妙だ、オークがオーガを里を攻めて滅ぼすなどありえないことだ。まさか?オークロードが生まれたというのか?)
『おそらくそうじゃろうな?オークがオーガに普通に戦っても負けるのに、オーガが負けたとなるとオークロードが生まれた可能性があるわい。ハルト・・・・・・おそらくだが、今のままでは勝てない。だからこそわしは力を解放させることにした。』
(それってお前の力が使えるようになるってことか?)
『その通りだ。イフリートの戦いを乗り越えた今のお前なら、わしの力を使っても問題ないだろう。』
(わかった。感謝をするよドラゴン。)
ハルトは念話で話を終えてから、オーガ達がリムルの家の方へと入ったのを見て名付けをするのだな?と思いながら、彼は夜の森へとやってきた。
「さて・・・・・・早速使ってみるかな?一応性能もかねて・・・・・・」
【ドライバーオン!】【シャバドゥビ タッチ ヘンシン!】
「変身!」
【フレイム・ドラゴン!ボゥー!ボゥ―!ボゥ―ボゥーボォー!】
ウィザードラゴンが一体化をしたことでフレイムスタイルが進化をした姿、フレイムドラゴン形態へと変わった。
「うん変わらない。以前よりも上がっている感じがする。」
『それはわしも同じ意見だ。さてハルト次は?』
「そうだな、次はこれだ!!」
シフトレバーを動かしてリングを変える。
【シャバドゥビ タッチ ヘンシン!ハリケーン・ドラゴン!ビュー!ビュー!ビュービュービュービュー!】
緑の魔法陣を通りウィザードハリケーンドラゴンへと変身をする。彼は手足などを動かした後に素早くなった動きを確認をした後に青いリングに装着してシフトレバーを動かす。
【シャバドゥビ タッチ ヘンシン!ウォーター・ドラゴン!ジャバジャババシャーン!ザブンザブーン!】
ウォータースタイルが進化をした姿、ウォータードラゴンへと変身をして左手に水を集めて勢いよく放つ。
「じゃあ最後はこれだ。」
【シャバドゥビ タッチ ヘンシン!ランド・ドラゴン!ダン・デン・ドン・ズ・ド・ゴーン!ダン・デン・ド・ゴーン!】
ランドスタイルが進化をしたランドドラゴン形態へと変わり、動かしながら力が上がったなと思いながらシフトレバーを動かす。
【ルパッチマジック タッチ ゴー!ディフェンド!プリーズ!】
「は!!」
地面に手を置いて岩の壁が出現をしてこんこんと叩いていた。
「うん、通常形態よりも堅くなっているね。流石ドラゴンだね?」
『はっはっは!もっと褒めてもいいぞ!!』
そのまま変身を解除をして、彼は辺りを見ているが・・・・・・気のせいかな?と思いながら家の方へと帰るのであった。
次回 ハルトは目を覚まして村の外に出ると進化をしたであろうオーガ達の姿がいた。リムルに名前を付けてもらい彼らは進化をしていた。
白老と名付けられた人物はハルトに勝負をしたいと言ってきたので、ハルト自身も彼の力を知りたいので承諾をする。
次回「ウィザード対白老」