転生したら指輪の魔法使いだった。   作:桐野 ユウ

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リザードマンガビル現る

ハルトside

 

まさか、ハクロウが読んでいた書物に俺の存在が書かれていたものがあったとはな・・・・・・ウィザードの力・・・・・・それはウィザードラゴンを得たことで俺は普段の力を抑えながら戦うことができる。

今の俺は仁藤 ハルトとして動いている以上・・・・・・エレメンタルドラゴンとして動くわけにはいかないんだよね。

ソウエイからの報告でリザードマンが動いているという報告を受けていたが、リグルドが呼びに来て俺達は外へと行くと一匹のリザードマンが立っているので何かなと待っていると、なんか演出をしようとしているのを見てバックルに魔法リングをかざす。

 

【エクステンド!プリーズ!】

 

「この方こそ!次期首領のガビ・・・・・・」

 

「ごふううううううううううううう!!」

 

言う前に魔法陣を通した俺の拳が伸びてガビルと呼ばれた人物の顔面にヒットをする。リムル達は驚いているけど、なんか腹がたったのでやったが後悔はしていない。

 

『お前な、いきなり顔面を殴ることはないだろ?まぁわしもなんか腹がたったから後悔はしていないがな?』

 

だよね?さぁてショータイムだ。

 

ハルトside終了

 

「えー・・・・・・ハルト君?いきなり顔面殴りはしてはいけないと思いますよ?」

 

「「「ハルト様グッジョブ!!」」」

 

話が進まないので、リムルはガビルの話を聞いたが、彼は自分たちを部下として共にオークと戦おうと言ってきた。

リムル自身はガビルの力がどれだけのものか試すため、ハルトがやろうか?とドライバーを起動させて変身待機をしているが、そこにゴブタが現れる。

 

「あれ?どうしたっすか?」

 

「おーゴブタ君!丁度いいところに!!」

 

「なんでこうなるっすかああああああああああああああ!!」

 

ゴブタがガビルの相手をすることとなり、リムルは勝てばクロベェに頼んで武器を作ってやるといい、負けたらシオンの手料理をプレゼントと言った瞬間にゴブタの顔が真っ青になっているので、ハルトはその場にいなかったので首をかしげた。

 

「『どういうこと?』」

 

そしてゴブタ対ガビルの戦いは、影移動を使ったゴブタの攻撃でガビルが一撃で倒されたので、部下たちは彼を連れて逃げていく。

 

その夜、一室の家で主な幹部たちが集合をして会議を行っていた。

 

「オークの軍勢が20万!?この森に進行をしているのか!?」

 

「確か俺達の里を襲った軍隊は数千だったはず。」

 

「それは別動隊だったみたいだ。」

 

(ってことは、そいつらの今の進行方向を考えるとリザードマンの支配地域へと向かっているみたいだな。だが問題は・・・・・・)

 

「リムル、俺は少しだけ調査へと向かうことにする。」

 

「調査?」

 

「・・・・・・もし、これが魔王の一味の仕業なら・・・・・・オークロードが生まれている可能性がある。」

 

「わかった。気を付けていって来いよハルト。」

 

「あぁ!」

 

ハルトはそういい、オーク達の動きを見るためにドライバーを起動させる。

 

【シャバドゥビ タッチ ヘンシン!】

 

「変身!」

 

【ハリケーン・ドラゴン!チョーイイネ!スペシャルサイコー!】

 

背部にドラゴウイングが生成されて空を飛んでいく、果たしてオークロードは産まれてしまったのだろうか?

リムルとハルト達の運命はいかに!




次回 オークロードを探すため、村を後にしたハルト、着地をした後にケルベロス達を召還して探索させる中、リムル達もトライアドのトレイニーと会合をしてオークロードを討伐をすること決意を固める。

一方でハルトは飛びあがり、苦戦をしているガビル達の姿を見つける。オークの部隊もたくさんいるので彼は助太刀をすることにした。

次回「オークの集団。」

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