転生したら指輪の魔法使いだった。   作:桐野 ユウ

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ミリム

ハルトside

 

リムルにミリムを押し付けたって言った方がいいかな?あの子相手をするのって俺でも疲れるんだよ?

エレメンタルドラゴンとしての力も、完全に戻っているわけじゃないから・・・・・・今はウィザードの力で戦っている。

 

「それで私がここで飲んでいるのはいいのですか?」

 

「別に構わないよシズ。」

 

現在、俺はシズと共に話をしている。

 

「魔王・・・・・・」

 

「俺が知っている記憶の中で、レオンという魔王は存在をしていない。おそらく俺が亡くなった後に現れた魔王で間違いないだろうな。エレメンタルドラゴンとしての記憶の中で魔王レオンと言うのを知らないからな。」

 

「そうですか・・・・・・」

 

「それにしてもお前も災難だな、レオンという男に召喚されるとはな・・・・・・」

 

「でも、あなたのおかげでこうして生きているのも事実です。」

 

そういって話をした後、ハルトはシズと別れた後広場の方へと向かう。すると見たことがない人物達がいたのでリグルドが対応をしているのを見た。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

だがハルトは、どうも嫌な予感がしたのでリグルドがやられたのを見て近づいていき、彼を治療をする。

 

「なんだ?人間が・・・・・・!!」

 

「「「!!」」」

 

四人の魔族たちはハルトから出される覇気に怯んでいた。すると彼は立ちあがるとじーっと見ている。

 

「貴様ら・・・・・・なぜこの者を攻撃をした?お前達がしたことは・・・・・・完全なる侵略と見させてもらうぞ?」

 

彼の覇気が強くなっていき、相手はハルトに対して殴りかかったが、彼は右手を竜化させることで攻撃をふせいだ。

 

「な!?竜だと!?なぜ竜がここに!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ハルトの目が金色へと変わり、無言で相手のお腹を思いっきり殴った。

 

「ごは!!」

 

そのまま倒れて白目になっているのを見た後、彼はほかの獣人たちを睨んだ。彼らはハルトの睨みにすっかりと怯えてしまい彼は右手に火球を作り攻撃をしようとしたが、そこにリムルが止める。

 

「ハルトストップ!ストップ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

「ん?ハルトおじさん何をしているのだ?」

 

ハルトは火球を解除をして、竜化していた右手を元に戻す。リムルは一体何があったのかハルトからの説明を聞いて、地面に倒れている人物がやったのだな?と思いながら見てため息をついた。

 

「しかし、お前が攻撃をしてどうするんだよ。」

 

「先に手を出したのはあっちだ。こちらは応対をしただけそれだけのことだ。もしも奴がまた傲慢な態度をとったなら、俺にも考えがある。」

 

(うわーハルトの考えとか聞きたくないのだけど?)

 

リムルはハルトが笑っているのを見て嫌な予感がしてたまらない。そして相手が起き上がりハルトは光りだすとエレメンタルドラゴンの姿に変身をした。

 

「な!?」

 

「あ、あれは!」

 

「伝説の竜!?」

 

「エレメンタル・・・・・・ドラゴン・・・・・・」

 

『貴様達、我は見ていたぞ?特に貴様・・・・・・使者として全然だめではないか!魔王カリオンって奴も大したことがないな。』

 

「貴様!『黙れと言ったはずだ!』ぐ!」」

 

『お前達のしたことはつまり!魔王カリオンがそう命じたということと同じである!今回は見逃すが・・・・・・もし同じことをしてみろ!今度は・・・・・・お前達の命がないと思え!!』

 

この場にいる全員がエレメンタルドラゴンが放つ覇気に驚いている。彼自身は完全に戻っていないと言っていたが・・・・・・リムルの中にいる大賢者は、今の彼に対等で戦えるのはヴェルザード、魔王ミリムだけという。

使者たちは立ち去っていき、エレメンタルドラゴンは光りだしてハルトの姿へと戻った。

 

「ふぃー」

 

「おいおいハルト。」

 

「仕方があるまい、獣人として見下している態度をしていたのだからな。当然だろ?リムル、お前・・・・・・よく俺の覇気に耐えていたな。」

 

「え!?耐えていたの俺!?」

 

(無意識だったのか?まさかリムルぐらいか耐えているのは・・・・・・リムル、ただのスライムじゃないってことか。)

 

ハルトはそう思いながらリムルが、ミリムから情報を得ている頃・・・・・・人間の部隊が首都テンペストの方へと近づいているのを彼らは知らない。




次回 人間の部隊が首都テンペストへと向かっていると鳥人部隊から連絡を受けたハルト、ゴブタ達が救援に向かっているので彼らに任せるとしようと判断をした。

次回「人間の部隊」
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