リムルside
「・・・・・・あ、あれ?」
「リムル様!お目覚めになったのですね!!」
「え?え?」
俺は目を覚ましたら、突然として綺麗なゴブリンがいたので驚いてしまう。えっとあの子誰だっけ?
混乱をしている頭の中、彼女はリグルド村長とハルト様を呼んできますといい呼びに行った。
ハルトが来れば、俺もこの状況がだいたいわかる気がする。
「リムル様!お目覚めになったのですね!!」
「おーリグルドって誰だよ!?」
「リグルドです!!」
「え?え?すごく変わった気がするのだが?」
「名前をもらったからです!!」
「お前の魔素を使い、彼らは進化をしたってことだ。」
進化!?俺の魔素で、もしかして名付けをして喜んだのってそういうことなのか?
【解、その通りです。】
すると突然として大きな何かが家を破壊をしたので、何かと見ると牙狼族だと思う。もしかして?
「我が主、お目覚めなられたのですね?」
「もしかしてランガか?」
「はい!!」
「ぬおおおああああああああああああああああああああ!!」
大きくなったランガの尻尾が回転をして俺を吹き飛ばされてしまう。やばいやばい!さようならああああああああああああ!!
【コネクトプリーズ】
「あらああああああああ!!」
突然魔法陣が現れてそこから手が、って手が現れたあああああああ!ってぬおおおおおこええええええええええええ!ってあれ?いつの間にか地上へ降りていたので見るとハルトがため息をついていた。
「全く、俺の手を見て驚くな。」
どうやら俺はハルトの手に助けてもらったようだが・・・・・・どういうことだ?進化って変わったのか?
【解、ゴブリンはオスがホブゴブリン、メスのゴブリンはゴブリナに進化をしています。】
なるほどな大賢者が言っていた通り、ならランガはどうなるんだ?俺は確かランガだけに名付けをしたのに、なんでほかの奴らも進化をしているのだろうか?
「なぁランガ?」
「なんでしょう我が主。」
「どうしてお前達はお前しか名前をつけていないのに進化をしているんだ?」
「我が主よ、我らは全にして個なのです。同胞は皆、繋がっております。故に、我が名は種族全体の名となったのです!」
「それで牙狼族全員が進化をしたのか・・・・・・」
「もはや我らは牙狼族ではありません。嵐牙狼族です!」
(なるほどな、それで全員が進化をして嵐牙狼族というわけだな。名前を付けただけで進化か・・・・・・)
そういえば、リグルドの息子につけたって奴のこともあったからな、名前を付けただけで進化をするものなのか?と思いつつ俺はゴブリン、嵐牙狼族を集めることにした。
リムルside終了
それから全員が集まり、ハルトはリグルド達と同じように前に立っていた。ほかのメンバー達もリムルを見ていた。
全員がざわざわと騒いでおり、リムルがごほんといい静かになる。
「はい、皆が静かになるまで5分かかりました。」
「「「「?」」」」」
「リムル・・・・・・それはわからないと思うぞ?」
「まじで!?校長先生ネタが通じないだと!?」
「あのーリムル様、こーちょーとは?」
「あー気にするな、それよりも!見ての通り俺達は大所帯になった!そこで俺はこの村のルールを三つ決めようと思う!」
「ルール?」
「一つ!人間を襲わない!二つ!仲間内で争わない!三つ!他種族を見下さない以上!!」
「あのーリムル様?」
「なんだいリグル?」
「どうして、人間を襲ってはいけないのですか?」
「こらリグル!」
「す、すみません。」
「あーいいリグルド、それは簡単だリグル、俺が人間が好きだからさ。人間は集団で生活をしている。もしそれで本気に怒らせて束になってこられても太刀打ちできないだろ?それなら、仲良くする方が色々と得だしな。」
「なるほど・・・・・・理解しました!」
それからリムルはリグルドをゴブリンロードに指名をして村を収めるように言う。だが問題は、衣服、家の問題がある。
リグルドはドワーフ一族のことを話して、リムルはぜひとも会いに行くためハルトらと共にランガ達にまたがりドワルゴンへと出発をする。
次回 ドワルゴンに向かってランガ達にまたがり移動をするハルト達、だがその間も魔物たちが襲い掛かるが、ハルトは魔法を使い魔物たちを倒しながら休憩をしてドワルゴンへ向かう。
次回「ドワルゴンへ出発」