ハルトside
新しい村の開発、ドワーフ達の加入により服などが完成をして、リグルド達ゴブリン達は服を着て生活をしている。
そして鍛冶屋や家なども新築のようになっていく、やはりドワーフは作ることに関しては天下一かもしれないな。
そんな俺は何をしているかって?ハリケーンスタイルに変身をして上空をパトロールをしている。
「今のところ異常はないな?ん?」
上空で見ているとジャイアントアントの群れが四人の冒険者たちを襲おうとしているのを見て、構えていると仮面を付けた女性がジャイアントアントの群れを倒す為剣を抜いて炎を纏わせて切りかかる。
『ほーう、あの炎は・・・・・・』
「知っているのかドラゴン?」
『あぁ、あれは間違いなくってハルト!』
ドラゴンが何かに気づいて、俺は急いでウィザーソードガンのハンドソーサーを開いた。
【キャモナ スラッシュ シェイクハンズ!ハリケーン!スラッシュストライク!フーフーフー!フーフーフー!】
「であああああああああああ!!」
風を纏わせた斬撃を放ち、残っていた一匹のジャイアントアントを切り裂く。着地をして話しかけようとした時、後ろからもう一匹のジャイアントアントが現れて俺は構え直すと黒い稲妻が命中をしてジャイアントアントを撃破した。
仮面がこちらに吹き飛んできたのでキャッチをしてリムルが煙の中から現れる。
「「「す、スライム!?」」」
「助かったぜリムル。」
俺は変身を解除をして、キャッチをした仮面を女性に渡した。
「これ、あんたのだろ?」
「すみません。」
彼女達の顔を見て、あの占いで出てきた人物で間違いないだろう。まさかのリムルの運命の人が現れるとは思ってもいなかったな・・・・・・てかこいつら、確か最初の洞窟にいたやつらだな?
リムルは簡単な食事を用意をするって言っていたが、確か焼肉じゃなかったか?まぁいいか。
ハルトside終了
それから、彼らを連れて村へと帰ってきたリムル達、ハルトはドラゴンと先ほどの女性の力について話をしていた。
「それじゃあ、彼女の中には精霊が?」
『あぁ、あれは間違いなくイフリートの炎じゃよ。だが彼女の体自身限界が来ている。イフリートをなんとか抑えているが・・・・・・』
「もしもだドラゴン、シズエが暴走をしてイフリートが出てきたとしよう。俺が戦って勝てるか?」
『今のお前では難しいだろうな?イフリートの炎はフレイムスタイルの炎よりも強力じゃ、ドラゴン形態ならば可能だが・・・・・・』
「まだ、俺の体が持たないってことだな?」
『あぁそうじゃ、ハルト・・・・・・お前さんは一人で戦うわけじゃないだろ?リムルとかがいるではないか。』
「そうだな・・・・・・」
ハルトはシズと仲良く話しているリムルを見ているとリグルドが持ってきた。
「ハルト様!さぁさぁあなたも一緒に食べましょう!」
「あぁそうさせてもらうよリグルド。」
リグルドからお肉をもらい、ハルトも彼らと共に座り指輪を付け替えてバックルに触れる。
【グリル プリーズ】
炎を発生させてお肉が次々に焼かれて行く。三人の冒険者ガバル、ギド、エレンの三人は焼かれて行くお肉を食べており、彼らはどれだけお腹を空かせているのだろうか?と思いながらハルトは焼かれたお肉を食べていた。
シズとリムルを二人きりにさせて、ハルトはどうしようかなと考えていると冒険者の一人が声をかけてきた。
「あ、あの・・・・・・」
「ん?君は確か?」
「エレンと言います。さっきは助けてくださりありがとうございます。」
「気にするな(妙だな・・・・・・この子は人間ではない感じがするな。なんだろうか?)」
エレンが偽造魔法を使っているのを感じたハルト、だが彼女のためあんまり聞かない事にした。
「それじゃあハルトさんは、リムルさんと一緒にいるのですか?」
「そうだな、洞窟で倒れていて探索をして出あった感じだな。それからはずっと共に行動をしている。」
「へぇーハルトさんの魔法、指輪を使うんですね?」
「あぁこれ?そうだな・・・・・・」
【コネクトプリーズ】
魔法陣が発生をしてそこから、ウィザーソードガンをとり構える。
「ほえええ・・・・・・」
エレンは現れたウィザーソードガンを見ているが、彼はすぐにしまって一日彼らは泊まることとなり次の日に異常がないってことを報告をすることになる。
次回 次の日、エレン達は帰ることとなった。ところが突然としてシズが苦しみだした。ウィザードラゴンは警戒をするようにと言われてハルトはウィザードに変身をする。
次回「暴走」