四人の冒険者を保護をしたリムルとハルト、その中には一人の人物がリムルにとって運命の人だったのでハルトは、リムルと二人きりにさせてあげてほかの冒険者、主にエレンが彼に話しかけてきたので、彼はバックルで使える魔法を披露をして彼らは眠りについた。
次の日、彼らは街へと帰るためリムル達は外へ見送ろうとした時、シズが突然として膝をついた。
「シズさん?」
「リムル離れろ!!」
「!!」
ハルトの言葉を聞いて、リムルは離れるとシズの仮面が割れて彼女自身が炎を発生させていた。
彼はすぐにウィザードライバーを起動させて指輪をかざす。
【ウォーター プリーズ スイースイースイースイー】
ウィザード ウォータースタイルへと変身をしてウィザーソードガンを構える。シズの姿が変わっていき、炎の精霊「イフリート」へと変貌をする。
イフリートは指をかざすと大量の炎が放たれて攻撃をしてきた。
「だったら!」
【ディフェンド!プリーズ!】
水型の防御魔法が発動をしてイフリートの炎を防御をするが、あまりの暑さにウィザードは仮面の奥で苦笑いをする。
「流石、上位の精霊・・・・・・俺の防御魔法をなんなりと貫通をしてくるってわけか・・・・・・だが!!」
【キャモナシューティングシェイズハンド ウォーター!シューティングストライク!スイスイスイ!】
「は!!」
放たれた水流の魔法を含めた弾丸がサラマンダーに命中をして撃破した。魔法なら倒せるのだな?と判断をして、リムルはエレンのアイシクルランスを捕食をしてサラマンダーに対して大量のアイシクルランスを放ち撃破した。
ウィザードはこうなればとシフトレバーを動かして指輪をかざす。
【ルパッチマジックタッチゴー!ドラゴンラーイズプリーズ!】
「は!!」
ウィザードは魔法陣からウィザードラゴンが現れて全員が驚いている。
「「「「ドラゴン!?」」」」
ウィザードラゴンが現れたのを見て全員が驚いているが、ウィザードはそのままドラゴンの方へと飛び背中に乗る。
『なるほどのーいい判断をしたなハルト!』
「あぁ、イフリートを止めてシズさんを助ける!そうだろ?リムル!!」
「あぁ!そのとおりだ!行くぜハルト!!」
「おう!!ドラゴン、力を貸せ!!」
『いわれなくてもやるさ!!』
ドラゴンの背中に乗りウィザードは空中でイフリートに対して攻撃をするが、ウォータースタイルの水の弾丸は蒸発をしてイフリート自身には届いていない。
「ちぃ!」
『だったらこれならどうだ!!』
ウィザードラゴンは接近をして尻尾を叩きつけて吹き飛ばす。
「ドラゴン!あまり攻撃はしないでくれ!」
『ええい!注文が多い奴だ!ってぬお!?』
イフリートの大量の炎の弾が放たれて、ウィザードラゴンはかわしていき、ウィザードがウィザーソードガンで相殺をする。
イフリートは分身をしてリムルに対して炎のサークルを放ち撃破しようとしていた。
「リムル!!」
「うあああああああああああ!ってあれ?暑くない?なんで?」
【解、熱変動耐性の効果により、炎攻撃は自動的に無効化に成功をしています。】
「あ!はずかし!ってわけでお前の炎は俺には効かないんだよ!!」
するとイフリートの体に巻き付いていき、イフリート自身は動くことができない。ウィザードとウィザードラゴンは炎が解除されたのを見て驚いている。
そこには無傷のリムルの姿があったからだ。
『おいおい、あいつ・・・・・・炎無効化を持っているのか?』
「いやースライムにしては恐ろしいな、なぁドラゴン?」
『あぁ敵にはしたくないものだわい。』
それから、イフリートはリムルに捕食されてシズが近くで倒れている。ウィザードラゴンはゆっくりと着地をした後、ウィザードは飛びおりてドラゴンは再びウィザードの体内の中に消えた。
『だが問題は、彼女じゃな?イフリートで延命をしていたが・・・・・・』
「・・・・・・ドラゴン、あの方法なら彼女を生かすことができるか?」
『確かに可能だ。だがそれは、お前さんの力を一時的に開放をする。それがどういう意味かわかっていっているのか?彼女にもばれる可能性がある。』
「目の前で命を散らすのを見ているのが辛いだけさ。ならそれだったら俺は本来の力を解放させるだけだ。」
次回 イフリートからシズを助けたリムル達、だがシズは徐々に生命が失われて行く。リムルはどうしたらいいのかと考えているとハルトが一つだけ方法があるという。
その方法とは!?
次回「ハルトの正体」