空の欠片   作:koba艦長

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まさか....一日に二度投稿できるとは.......←タンニアイディアニメグマレタダケ
とゆうわけで、初陣のはじまりです。果たして、リーパーは、どれだけ戦果を上げられるのか?
それでは、小説本編へ。
あっ!あと、機体はよく磨いておきましょう。


第5話 MISSION1 蜂を呼ぶ鳥#1

 レーダーに目をやると、ほかの部隊も様々な空域に移動している。

あの「ハヤブサ」のオペレーター達はただ物ではない。

 

『あのハヤブサのオペレーターもなかなかやるな。各空域にバランスよく配置しているな。』

 

『ああ、全くだ。今日は良い指揮官に当たったな。』

 

ヴァイパーとオメガがそんな話をしていると………

 

『おいおい、煽てても何も出ないぞ。ハヤブサからボーンアローへ、敵さんおいでなすったぞ。8機だ。』

 

再びレーダーを見る。前方から、戦闘機にしては小さく、ミサイルにしては大きく、レーダー上に薄っすらとしか映っていない「敵」が来た。

 

『IFF(敵味方識別装置)に反応なし。間違いねぇな。敵だ。』

 

『敵は8機でトライアングル(三角形のような陣形で飛行する戦術)を組んで飛行しているようだ。』

 

このまま行けば、ヘッドオン(敵と正面から対峙している状態)での攻撃で全滅させられるか?否、敵が4機づつに分かれ、東西へと進路を変える。「そう簡単には落ちてたまるか。」と言っているかのように。

 

『まぁ、そう来るだろうな。俺とブロンコは西側、リーパーとオメガは東側をやれ。各機、散開!   ああ、リーパー、オメガの面倒頼むぞ。』

 

『いや、普通、逆だろ!!』

 

俺もそう思う。

 

『ああもう、作戦中だ、静かにしろ。』

 

『はぁ…へいへい、わかりましたよー。』

 

オメガが納得いかないような声を出す。ほんと、出来れば、俺を見守ってほしいのだが。

 

『よし…..もうすぐ、ミサイルロックオン圏内に入るな。そっちはどうだ?リーパー。』

 

「ああ、こっちもロックオン圏内に入る。」

 

『よし、ボーンアロー全機行くぞ!!! ボーンアロー1エンゲージ(交戦)!!!』

 

『ボーンアロー2 エンゲージ!!!』

 

「ボーンアロー3 エンゲージ!!!」

 

『ボーンアロー4 エンゲージ!!!』

 

 よし…やってやる。アフターバーナー(戦闘機の急加速装置)発動。敵の後ろに回りこんでやる!

加速Gが体にぶつかってくる。敵機との距離がみるみる縮む。ある程度近づき、加速したことを確認し、一度下降、大地が迫る。その瞬間、斜め後ろで金色の筋のようなものが見えた。 それが、敵の機関砲弾だと理解するのは、3秒ほどかかったが、そのころには、

敵機の下で、すれ違う。

 

今だ! 機体を上昇させ、背中を奪う。敵機が旋回したが、こちらの方が早い。

 

さっきまでは、「平べったい何か」だったが、今では、ステルス機独特の形が肉眼でも見える。 言うならば、まな板にのった魚か。

 

食らいあがれ!!―機関砲が敵機の右翼に命中する。まだだ!若干ヨー(水平移動)を行い、再度、機関砲発射。胴体に直撃し、爆発する。 武装があまり搭載されていない無人機なので、それほど激しい爆発ではないが。

 

左にもう一機! お前もだ!!―

 

旋回し、短射程SAAM(セミアクティブ空対空ミサイル)起動。

ロックオン、FOX1(セミアクティブレーダー誘導ミサイル発射)!! 母機から切り離されたミサイルは、母機の速度を超し、「獲物」めがけて矢のように飛ぶ。

 

敵にとっては運の悪いことに、胴体に直撃した。人が乗ってなくてよかった。

 

2機やった、オメガは!?いや、心配無用か、俺より早く落としていた。

 

『はは、やるじゃねーか、リーパー!』

 

「これぐらい朝飯前だぜ。」

 

『俺はてっきり、小便でも漏らしてんじゃねーかと思ったぜ。』

 

「(イラッ)はっ、言ってくれるじゃねーか。」

 

『よし、二人とも無事だな。損傷はあるか?』

 

「大丈夫だ。問題はない。」

 

『こっちもだ。』

 

『こちらハヤブサ。ボーンアロー全機良くやってくれた。東京湾南部では、まだ、戦闘が続いている為、南部へ移動せよ。』

 

『了解。移動する。』

 

 

 

『なぁ、リーパー、なんで敵は機関砲しか搭載してなかったんだろうな?』

 

『代わりに偵察装置みたいなの付いてたがな。』

 

「まぁでも、本当に攻撃に来たのなら、爆弾とか、ミサイルとか付けるよな。やられに来たようなもんじゃねーか。」

 

『とりあえず、敵を全て落としてから考えるぞ。全機進路そのまま。』

 

『こちらはAWACSハヤブサ。作戦中の全機に継ぐ、敵の全滅を確認した。全機、所属基地、艦へ帰還せよ。』

 

通信から歓声が聞こえる。勝ったのか……。

だが、俺は複雑な気分だ。なんの為に敵は来たのか? ボーンアロー隊の無線が静かだ。

恐らく全員がこのことについて考えているのだろう。

 

『!!!!こちらハヤブサ!全機、作戦空域に戻れ!敵の増援だ!!少なくとも10機はいる、またステルスか!!!恐らく、これが本命だ、投下爆弾ないしは空対地ミサイルを搭載していると思われる。全機撃墜せよ!!』

 

『やっぱな、こうなると思ってたぜ。』

 

『また来ても同じだって思い知らせてやる!』

 

『全機油断するなよ、今度のは、なに積んでるか分からん。』

 

「?さっきより速くないか?まさか….新型か!?」

 

『だな、レーダーがアンノウンのままだ。ボーンアロー2よりハヤブサ。敵機の情報についてなにか分かったか?』

 

『こちらもアンノウンのままだ。恐らく新型だ!』

 

「やっぱか」

 

『機体なんざ関係ねー、どんな機体でも落としてやろうぜ。』

 

「おーよ、どんな奴でもかかって来いってんだ!!」

 

『リーパーそのいきだ。全機、燃料はまだ足りるな。アフターバーナーで飛ばして行くぞ!!!』

 

戦闘はまだ終わらない。

 

 

 

 




今回はここまでです。
それでは、後編をお楽しみに。


セミアクティブレーダー誘導ミサイルについて
従来の赤外線誘導ミサイルと違って、母機がミサイル着弾まで敵機にレーダー照射を続けなければならない。しかし、誘導性能が高いので、世界中の軍が重宝している。
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