我が魔王は緑谷出久!?   作:夢野飛羽真

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さあ、と言うことで我が魔王は緑谷出久も後半に入って参りました!
これからも応援よろしくお願いします!


仮免取得編
第60話 部屋王


「それでは、しばしの別れだね。」

 

「うん、元気で過ごすんだよ!」

 

暑さは暑さでも、本格的な夏の暑さから残暑へと変わっていこうとする季節。

8月も終わりに近づいた頃、雄英の制服に身を包み、大きなカバンを幾つも持ったウォズが両親に見送られながら家を出る。

普段通りの登校であれば、こんな大げさに送り出されることもないが、ウォズの言う通りしばらく彼と両親が離れることになってしまう。

夏休み前半のショッピングモールでのヴィランと雄英生の接触、後半の林間合宿へのオーマショッカーによる襲撃。それに加えてベストジーニストが重症による休養と、オールマイトの引退とヒーロー側にとってネガティブな出来事が続く情勢だ。

 

(しかしながら、我が魔王の方の家庭訪問も大変だったそうだね…)

 

それに伴い、雄英高校では家庭訪問も行われ、そこで全寮制に関する説明がされた。

生徒達を守るための全寮制、多くの家庭が了承した中、緑谷家などでは反対の声が出たものの、オールマイトがしっかりと説得して納得してもらうことが出来た。

 

「おーい!ウォズ君!」

 

「我が魔王!」

 

2学期に入る約10日前のこの日、寮に入るために生徒達は各々の荷物を持って雄英に向かうことになった。

その道中、出久とウォズが合流して共に雄英に向けて歩いていく。

 

「しかしながら、神野での一件。なんとか不問になって良かったね。」

 

「うん、相澤先生に呼び出された時はビックリしたけど、勝手に神野に行った件とか許してもらえて安心したよ…」

 

学校側に断ることもなく、門矢士と共に神野に行った件に関して、出久、ウォズ、爆豪は相澤に学校に呼び出されていた。

そこで多少の説教を受けたが、門矢士の許可の下での戦闘であったことと、死柄木弔を倒すことが出来たこともあって、引き続き雄英に在籍することを許された。

 

「おう!テメエらももう来たんか。」

 

「やあ、爆豪君。それは寮に持ち込むものかな?」

 

「まあ、そんなとこだ。」

 

さらに出久達と合流した爆豪だが、彼の荷物はキャンプ道具や、それを入れる大きめのカバンを担いでいる。このまま登山にでも行くのだろうかと言う格好に、出久とウォズは目を丸めている。

 

「まあ、折角の1人部屋だ。好きに装飾していくのが良いだろう。」

 

3人は雄英に向かい、荷物を一時的に預けた後に寮の前に集合するのであった。

 

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寮の前に集合したA組一同は、相澤によって寮内を案内される。

 

「学生寮は1クラス1棟。右が女子、左が男子と分かれている。ただし一階は共同スペースだ。食堂や風呂、洗濯等はここで行う。」

 

「うおー!」

 

「中庭もあんじゃん!」

 

「広い!きれい!ソファー!」

 

彼らが住むこととなった寮、ハイツ・アライアンスの内装は新築と言うこともあり、清潔感があるだけでなく、21人で住むにはスペースが余ってしまうほど広くて豪華。設備もかなり充実している。

 

「豪邸やないか~!」

 

「麗日君!?」

 

まさしく豪邸と言えるその作りに、麗日は卒倒してしまう。

 

「聞き間違いかな?風呂、洗濯が共同スペース?夢か!?」

 

「男女別だ。お前いい加減にしとけよ…」

 

「はい。」

 

風呂と洗濯が同じスペースにあると聞いていかがわしいことを考える峰田を、相澤が注意する。

 

「部屋は2階から、1フロアに男女各4部屋の5階建て。1人1部屋、エアコン、トイレ、クローゼット付きの贅沢空間だ。」

 

「ベランダもある!すごーい!」

 

まるでマンションの1室の様な1人用の部屋に、生徒達の興奮はおさまらない。

 

「我が家のクローゼットと同じぐらいの大きさですわね。」

 

「豪邸やないかい!」

 

「麗日君!」

 

ただでさえ豪華な仕様の寮の部屋を、自身の家のクローゼットと同じ大きさと言ってしまう八百万に驚き、麗日は再び卒倒してしまう。

 

「部屋割りはこちらで決めた通り、各自、事前に送ってもらった荷物が置いてあるから、とりあえず今日は部屋作ってろ。明日また、今後の動きを説明する。以上!解散!」

 

「「「はい先生!」」」

 

と言うことで、これからの時間は各々自分の部屋作りをすることとなった。

各自、割り当てられた自分の部屋に向かっていく。

 

「おお、私は爆豪君の隣のようだね。」

 

「そうみてえだ、よろしくな。」

 

因みにウォズの部屋は4階の角部屋で、その隣は爆豪の部屋となっている。

他にもこのフロアには切島と障子も住むことになっている。

そして各々が自分の部屋の荷解きや部屋作りをしていくうちに、時間はあっという間に夜になった。

 

「うわー!疲れたー!」

 

「切島!荷解き終わったのか?」

 

「ようやくな!」

 

「お疲れ様。」

 

その夜、寮のリビングルームに集まる切島ら男子生徒達。

各々、上はシャツで下にジャージという部屋着コーデでゆっくりしている。

 

「経緯はあれだが、共同生活ってワクワクすんな!」

 

「うん!」

 

「共同生活!これも協調性や規律を育むための、訓練!」

 

「気張るな~飯田!」

 

共同生活も学びの一環であると捉えた飯田は、より一層気合が入っている様子だ。

 

「将来的な家事の練習にもなるだろうね。」

 

自分達で生活するということもあり、掃除や洗濯、料理と言った家事の練習をすることも出来るとウォズは分析する。

 

「男子~部屋出来た~?」

 

「ああ!寛ぎ中~」

 

そんな男子たちの前に、部屋作りを終えた女子6名がやってくる。

 

「あのね!今女子で話してて…」

 

「提案なんだけど!」

 

「お部屋披露大会しませんか?」

 

芦戸を中心とした女子達が提案してきた、部屋の見せ合い。

それを聞いて出久、常闇、峰田は顔を真っ青にして固まる。

 

「あーダメダメダメ!!ちょっと待って!」

 

1番最初に女子達が目を付けたのは、2階にある出久の部屋。

そこに皆が入っていかないように、必死に止める出久だが、お部屋披露大会をしたい女子達や…

 

「我が魔王の部屋!興味があるね!」

 

出久の部屋に興味津々のウォズによって強行突入される。

 

「おおー!」

 

「オールマイトだらけだ!」

 

その部屋の中は、様々な時代のオールマイトのフィギュアや、ポスターで埋め尽くされている。

 

「オタク部屋だ!」

 

「憧れなので…」

 

麗日の言葉に、出久は顔を真っ赤にして目を逸らす。

 

(こんなに、俊典に憧れてくれるのは、師匠としても嬉しいことだけどね。)

 

(それにしても多くないか?)

 

俊典だらけの部屋に、志村の精神体も少し喜んでいるが、煙の方は少し引いている。

 

「恥ずかしい…」

 

「やべえ、何か始まりやがった!」

 

「ちょっと楽しいぞコレ。」

 

上鳴や瀬呂等他の男子も既にこの状況を楽しみ始めている。

 

「フン、下らん。」

 

続いてルームツアーの一行が目を付けたのは、同じフロアの常闇の部屋だ。

扉に常闇が腕を組んでもたれかかり、彼女らの侵攻を止めようとしている。

 

「アッ…!」

 

しかし、常闇は芦戸と葉隠に押し退けられてしまってそのまま、部屋への侵入を許してしまう。

 

「黒!こわッ!」

 

全体的に暗く、中二病全開な常闇の部屋。

 

「このキーホルダー!中学ん時に持ってたわ!」

 

「私も、観光地の土産で買ったことがあるよ。」

 

魔剣を模したキーホルダーに、興味津々な切島とウォズ。

 

「男子ってこういうの好きなんだね!」

 

「出ていけ!」

 

芦戸らの言葉に恥ずかしくなった常闇は、彼女らに出ていくように促す。

 

「お!剣だ~カッコいい!」

 

「出ていけ!!」

 

さらに、常闇が用意した剣の装飾に出久はかなり目を引かれている。

 

「アハハハーン!」

 

「眩しい!」

 

続いて一行が向かった青山の部屋は、かなり眩しかった。

全体的にキラキラしてるし、絵画や鏡の額縁も黄金だ。

 

「ノンノン!眩しいじゃなくて、マ・バ・ユ・イ…」

 

「思ってた通りだ。」

 

「想定の範疇を出ない!」

 

葉隠、芦戸らはあまり関心がなさそうに、早々に青山の部屋を出る。

 

「楽しくなってきたぞー!後二階の人はー」

 

お部屋披露大会にノッテきた女子達はこの2階の最後の部屋を見ようと、そちらの方を見るが…

 

「入れよ…すげえの見せてやるよ…」

 

そこは目が血走った峰田の部屋だった。

 

「ケロ、3階に行きましょう。」

 

「入れよ…なあ…」

 

何かを察した蛙吹が、早々に峰田から離れるように皆を連れて次のフロアに向かう。

男子棟の3階は、尾白、飯田、上鳴、口田らの部屋があったが、ここで主に好評だったのは口田の部屋の兎ぐらいで、尾白は普通、上鳴はチャラいとディスられてしまった。

 

「ていうかよお、釈然としねえ。」

 

「奇遇だね。俺もしないんだ、釈然。」

 

「そうだな…」

 

「僕も!」

 

お部屋披露会がこのまま進行していくかと思われたが、部屋に関してディスられたりした上鳴、尾白、常闇、青山が不満を唱え始める。

 

「男子だけが言われっぱしってのは変だよな?お部屋披露大会っつたよな?」

 

そして、そんな彼らの意見を代表するように、峰田が女子達に迫る。

 

「女子の部屋も見て決めるべきじゃねえか?誰がクラス1のインテリアセンスの持ち主か、全員で決めるべきなんじゃねえのか!?」

 

峰田の場合は、ただ女子の部屋を見たいだけであるが、女子の容赦ない論評に不満を持つ男子たちの支持を得てしまっていた。

 

「良いじゃん!」

 

「え?」

 

なお、女子も女子でノリが良くその提案に乗ってしまい、全く興味のないクラスメイトも巻き込んで、第一回、A組ベストセンス決定戦が今始まる!

 

「さて、次は私の番の用だね。」

 

ということで女子も含めて競い合うことが決まったベストセンス決定戦の先陣を切るのは、ウォズである。

4階に向かった一行は早速、その手前側にあるウォズの部屋に向かう。

 

「では、ご照覧あれ!我が部屋を!」

 

「おおー!」

 

ウォズの部屋の装飾や家具は、比較的シンプルであるが、それ故に勉強用の机の横にある水槽に目が向けられる。

 

「私御自慢のアクアリウムだ。良いだろう?」

 

「素敵だね!」

 

「癒される~」

 

その水槽の中には色とりどりな多数のメダカが住んでおり、ウォズが用意した流木や水草と言った装飾の周りを泳いでいる。最新の浄水装置を使っているためか、水質も良い状態で保たれている。

 

「メダカちゃん達もウォズ君のお陰で快適に泳げてるって。」

 

「そう言ってもらえて嬉しいよ。勉強や戦いの疲れを癒してくれてるのだから、良い環境を作らねばだね。」

 

口田を通してメダカ達の満足の声を聞けて、ウォズも嬉しそうに微笑んでメダカ達に餌を与えていく。

 

「ウォズ君のとこのアクアリウムも中々の癒しだったね。」

 

「ウチも勉強行き詰まったら寄ろうかな…」

 

「是非私も、お邪魔させていただきたいですわね。」

 

口田のウサギや、ウォズのメダカは女子達から癒し要因として重宝されることになりそうだ。

比較的好評なウォズの部屋の後は、その隣のこの男の部屋となる。

 

「爆豪君の部屋、あんま予想できへんな…」

 

「つっても、おもしれえもんはねえぜ。」

 

爆豪の部屋がどう言った内装なのかあまり想像できぬまま、その部屋の扉が開かれる。

 

「「「キャンプ場!?」」」

 

爆豪の部屋のど真ん中にあったのは、寝袋やテントと言ったキャンプ道具や、他にも登山道具の様なものが幾つも散見される。

 

「そういえば、登山が趣味と言っていたね。」

 

「まあな、キャンプ系のも買い揃えてたしインテリアに使ってみた。」

 

「すごい!これって相澤先生も使ってる寝袋だ!」

 

爆豪が揃えたキャンプ道具の数々に、出久やウォズ達は絶賛の声を送る。

 

その後も切島の暑苦しい部屋や、障子のほとんど何もない部屋に、瀬呂の以外にもお洒落なこだわり満載部屋を堪能した一行は轟の部屋に向かう。

 

「次は轟さんですわね。」

 

(クラス屈指の実力者。)

 

(クラス屈指のイケメンボーイ!)

 

(クールな轟君の部屋!ちょっとドキドキ!)

 

クラス内でもトップクラスのイケメンである轟の部屋と言うこともあり、女子達も少しドキドキしている。

 

「さっさと済ましてくれくれ、ねみぃ…」

 

「「わ!和室だぁ!?」」

 

その扉を開いたところに広がっていたのは、これまで巡ってきた部屋とは全く違う和装の部屋であった。

フローリングは畳に張り替えられ、壁も天井も和風だ。

 

「作りが違くね!?」

 

「実家が日本家屋だからよぉ、フローリングは落ち着かねえ。」

 

轟家はかなり立派な日本家屋であるが、彼はそれに合わせたそうだが…

 

「理由はいいわ!」

 

「当日即リフォームって、どうやったんだお前!?」

 

約半日程で内装を和風にしたことに、上鳴や峰田は突っ込まずにはいられない。

 

「頑張った。」

 

「なんだよこいつ!?」

 

だがこれは轟本人なりに頑張った結果であり、あまり不思議には思っていない様子だ。

 

「んじゃあ次!男子最後は!」

 

「俺…」

 

かなり衝撃的な部屋を披露し、爪痕を残した轟の後に部屋を披露するのは砂藤力道。

轟の後に披露することになってしまい、酷評を心配している様に部屋に女子達を案内する。

 

「まあ、つまんねえ部屋だが。」

 

「轟の後ならだれでもそうなるぜ。」

 

その砂藤の部屋は普通の内装で、強いて言うならお菓子作りの道具が幾つかある程度だ。

 

「ていうか、良い香りするけどこれ何?」

 

「ああ!いけねえ忘れてた!大分早く片付いてたんでよお、シフォンケーキ焼いてたんだ。」

 

尾白に部屋からする良い匂いを指摘されると、砂藤は慌てた様子でオーブンの扉を開ける。

 

「皆食うかと思ってよ、ホイップがあるともっと美味いんだが、食う?」

 

「「「食う~!」」」

 

「いただくとしよう!」

 

「「模範的意外な一面かよ!」」

 

砂藤の意外な一面に上鳴達が驚きつつも、女子達やウォズはシフォンケーキに食いつく。

 

「ふわふわ~」

 

「ボーノ、ボーノ。」

 

「瀬呂のギャップを軽く凌駕した。」

 

「ケロ、ホイップが無くても甘くて美味しいわ。」

 

「素敵なお趣味をお持ちですのね、砂藤さん。今度私の紅茶と合わせてみません?」

 

「おお~こんな反応されるとは!」

 

シフォンケーキを食べる女子達は、その柔らかさと甘さに笑みを浮かべながら食を進めていく。

次々と女子達から上がる絶賛の声に、砂藤は顔を赤らめていく。

 

「砂藤君!おかわりをいただこうか!」

 

「お前は食いすぎだ。ウォズ。」

 

「それに皆が全部食べちゃったよ…」

 

女子達に紛れてちゃっかりシフォンケーキを一口食べたウォズは、さらにおかわりを要求して爆豪と出久に止められる。

こうして、男子棟の部屋巡りが終わり、今度は女子棟に向かっていく。

各々の部屋を男子部屋と同様下の階から順番に回っていき、男子も女子もそれぞれの部屋を見学していく。そして、最上階の女子の順番になる。

 

「ケロ、じゃあ次は私ね。」

 

そして次は、蛙吹の部屋に入っていく。

 

「おおー!蛙部屋だ!」

 

その部屋には可愛らしい蛙のポスターやぬいぐるみがあり、彼女の個性でもある蛙らしさが押し出された部屋となっている。

 

「なんか、こうあまりにも普通に女子部屋見て回ってると、背徳感出てくるよね。」

 

「禁断の花園…」

 

この様に普通に女子の部屋を見て回っていると、峰田に乗ってしまった尾白や常闇は申し訳なさを感じ始めてしまう。

 

「んじゃ、最後は八百万か!」

 

「それが、私見当違いをしてしまいまして…皆さんの創意溢れるお部屋と比べまして、少々手狭になってしまいましたの…」

 

最後に部屋を紹介することになったのは八百万で、少し恥ずかしそうな様子で自室の部屋を開ける。

すると、その部屋の真ん中に鎮座していたのは、巨大で高級感あふれるベッドであった。

 

「でっけ!せっま!どうした八百万!?」

 

上鳴が驚く通り、このベッドが大きすぎて部屋の大半のスペースを占領していて狭く感じてしまう。

 

「私の使っていた家具なのですが、まさかお部屋の広さがこれだけとは思っておらず…」

 

(((お嬢様なんだね。)))

 

お嬢様として育っていた八百万にとって、庶民的な暮らしというのは初めてだ。

そんな彼女を、出久達は優しい目で見てやるのであった。

 

「えー皆さん!投票はお済でしょうか?」

 

そして、1階の共用スペースに戻ったA組の面々は、各自A組1番のお部屋センスを決める投票を行っていた。

 

「自分への投票はなしですよ!」

 

投票用紙を集計した芦戸が、そのまま司会を務める。

 

「それでは!第一回部屋王の発表です!」

 

今から1位の発表と言うことで、場に少し緊張感が走る。

 

「得票数7票!圧倒的独走単独首位を叩き出したその部屋は!砂藤力道!」

 

「はぁ!?」

 

圧倒的な支持を得て、部屋王となったのはなんと砂藤であった。

そのまさかの結果に、本人も驚きを隠せないようだ。

 

「因みに女子全員とウォズ君が投票!理由は~"ケーキ美味しかった~"だそうです!」

 

「部屋は!?」

 

「「テメエヒーロー志望が贈賄してんじゃねえ!!」」

 

まさかの部屋ではなく、ケーキで選ばれてしまった砂藤。

峰田と上鳴も、砂藤の方を責め立てる。

 

「知らねーよ!なんだかすげえ嬉しい!」

 

「それより砂藤君。おかわりをいただこうか。」

 

「だからお前は食いすぎだ!クソだ!」

 

部屋王になれて喜ぶ砂藤に、再びウォズがおかわりを要求する。

まだまだ食べる気のウォズに、爆豪も突っ込むように頭を叩く。

こうして、雄英高校1年A組の新たな学校生活が始まるのであった。




出久達が神野に行った経緯や、そこでの行動が原作と大きく変わったので、本来の寮入り回よりもギャグ要素が多い回になりました。
梅雨ちゃんとかっちゃんの部屋は完全に僕の妄想です。

さて、前回の話と今回の話を書く間に短編のオリジナルライダーを書いてみました。
興味ある方はぜひそちらもよろしくお願いします!

https://syosetu.org/novel/320490/
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