寝て起きたらデスゲームに巻き込まれていたんだが。   作:リベリオン

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 今回はギャグ回と言うか、息抜きの話。
 そーどあーと・おふらいん風に仕上げてます。あと本編じゃないから過度な期待はしないでください。ついでに会話形式です。

 久しぶりにコメディテイストやったけど、シリアスで通し続けてきた反動からミスト君のキャラに凄い違和感が。まあ、1度死んだり本編じゃないから弾けたり崩壊してもいいよね!

 あと、アンケートの結果発表とエピローグのプチ予告風なものもあります。

 ……1日で仕上げたから酷いクオリティだなぁ。


そーどあーと・おふらいん 番外編

「本番10秒前ー!……5秒前! 4、3……」

 

デレレレッテッテー

 

アスナ「皆さんこんにちは! そーどあーと・おふらいんへようこそ! 司会のアスナです」

 

キリト「解説の、キリトです」

 

アスナ「この番組は、アインクラッドのあらゆる出来事をお伝えする情報バラエティ番組です。……え? もう終わったんじゃないのか、ですか? 今回は番外編と言う事で、特別復活しました。

 ――けどいいのかなぁ? あんな最終回やった後にこれをやるなんて」

 

キリト「きっちりやる予算は確保していたみたいだからな……それに、アンケートの集計結果もやらなきゃいけなかったし。

 けど、落差が酷いのは確実だと思う」

 

アスナ「原稿も不透明なところが多いよね。今回のゲストって私たちにも知らされてないし……。

 えー、それでは、ゲストの方を呼んでみましょう。この方です! どうぞ!」

 

ミスト「……………」

 

キリト「え、ミス……へぁっ!?」

 

アスナ「え? え? えええ!?」

 

ミスト「――にっこにっこにー♪ 待たせたなお前ら、真打登場だ!」

 

キリト&アスナ「「ええぇー……」」

 

ミスト「……あれ? 滑った?」

 

キリト「なんでラ○ライブネタ使ったんだ」

 

ミスト「いやー、出る直前まで某イベントでのにっこにっこにー、を見ててさ。マジ可愛いどうしようヤバイ。可愛くないくしゃみしても可愛く見える不思議」

 

キリト「初っ端から飛ばすな! それと他作品あんまり言うなよ!」

 

ミスト「えー? だって今回おまけみたいなものだろ? だったら多少弾けたっていいじゃないか」

 

アスナ「ミストくん……なんていうか、キャラ変わってない?」

 

ミスト「そうか? んー、まあそうかも。だってさー、主人公として華々しく活躍できる! とか思っていたら「死ぬ前提で進んでます」って言われたんだぞ? 飲まずにいられるかー!」

 

アスナ「未成年の飲酒はダメだからね!?」

 

ミスト「大丈夫、ただの場酔いだから」

 

キリト「いや、場酔いってなんだよ!?」

 

アスナ「(ま、まずい……このままだと番組の進行にも影響が出そう……。ここは司会の私がしっかりしなきゃ!)

 え、えー……ミスト君はキリト君の知り合いで、本作「寝て起きたらデスゲームに巻き込まれていたんだが。」の主人公を務めていました。現実世界からトリップしてソードアート・オンラインの仮想世界に迷い込んでしまうと言う、ある意味不幸体質なんですけど最初はポジティブシンキングで前向きに頑張っていこうとしていたんですよね」

 

ミスト「結局やさぐれたけどな!」

 

キリト「なんだかんだで不思議と気が合ったし、話していると面白かったから今までも何度もつるんでいたんだよな。最初は見ていて危なっかしかったけど、いつの間にか肩を並べるくらい強くなっていて驚いた」

 

ミスト「色々とステータスに恵まれていた、って言うのもあったからなぁ。その分リアルラックがど底辺だったけど」

 

キリト「いや、その……なんとフォローすればいいのやら」

 

ミスト「……でもな、俺、気付いたんだ」

 

アスナ「気付いた?」

 

ミスト「ああ。結局こうして死ぬ確定なら――いっその事開き直って散々自虐ネタにしてやろう、と! そうだ、それがいい!」

 

アスナ「なんてたくましい……!」

 

キリト「けど笑いを取れるのか、これって……」

 

ミスト「そもそも、あの作者だったら十分ありえた話だった! 今企画中の資料を持ってきたんだけど、やれ1度殺して転生してパワーアップ、バイクに強制トランスフォーム、前世から虚弱体質持ちのまま転生等々、ロクなことやらない!」

 

アスナ「それ持ってきてよかったの!?」

 

ミスト「あとで返せば問題ないだろ。あと、最近某スクールアイドルプロジェクトに嵌りだしてそれも企画進行中らしいけど……」

 

キリト「さっきお前がやってたよな……アレ、男がやるのはアウトだっただろ」

 

ミスト「……やっぱりそうだったか? 無難にハラショーでよかったか……まあとにかく、この作品には珍しく上記のような不幸体質の主人公は、現段階ではまだ出来ていない。できていない、けど……」

 

アスナ「できてない……けど?」

 

ミスト「ハーレム系かよ……爆 ぜ ろ リ ア 充」(グシャァッ、と資料握りつぶして

 

アスナ「うわっ、視認できるほど濃い嫉妬のオーラが……」

 

キリト「シリカに後ろから刺されかねない発言だぞ、それ」

 

ミスト「お前の場合はアスナが後方からフラッシング・ペネトレイターで突撃してくるパターンだな」

 

アスナ「キリト君、あとでお話。ミスト君も、そんなこと言ってるとシリカちゃんに怒られちゃうよ?」

 

ミスト「怒られるならまだいいさ……ひっぱたかれたりする程度ならどれだけマシか」

 

アスナ「……と言うと?」

 

ミスト「……病んじゃう可能性が微レ存」

 

アスナ「うわぁ……」

 

キリト「ミスト、強く生きろ。俺も影から応援している」

 

ミスト「よっし、ならこの企画書ちょっと俺たちで書き加えるか! 本○猛とかどうだよ!?」

 

キリト「改造人間ネタか! いいな、面白そうだ!」

 

アスナ「そこの2人! ノリノリで勝手に企画書を変えない! ああ、もうっ!」(【フラッシング・ペネトレイター発動して2人を吹っ飛ばして

 

キリト&ミスト「「どわああああっ!?」」

 

アスナ「次のコーナーに行きましょう、次!」

 

 

 

 れっつ☆ぷれいばぁーっく!

 

ミスト「さーやってきましたプレイバックのコーナー!」

 

アスナ「ちょっと、それ私の台詞!」

 

キリト「切り替え早いなー……」

 

ミスト「このコーナーは俺たちで各シーンを振り返るって趣旨のコーナーで、俺の独断と偏見によるシーンが盛り込まれているんだ。さすがに全部をやるわけじゃないから、ごく一部だけどな」

 

アスナ「司会は私だよー!」

 

キリト「落ち着け、落ち着けアスナ! ミスト、アスナに司会をさせてやってくれ!」

 

ミスト「しゃーないな。じゃあアスナ、バトンタッチ」

 

アスナ「もう……それでは改めまして、最初のシーンはこちらです!」

 

 

第1話、「デスゲームの世界へようこそ」より。

 

「こっ……」

「こ?」

「こ  こ  は  ど  こ  だ  あ  あ  あ  あ  っ  !  ? あっー?!」

「ちょ、おわあっ!」

 

キリト「あー、ここのシーンな。あれは簡単には忘れないよ」

 

ミスト「俺だってそうだ。寝て起きたら森の中、そして下にはキリトってなんぞこれ? インパクトは絶大だったけど」

 

アスナ「ここで2人は出会ったんだね。なんていうか……」

 

ミスト「ん?」

 

アスナ「いや、最近はずっとシリアスなミスト君だったから、この頃のミスト君って懐かしいなぁって」

 

キリト「そうだよな。久しぶりに会ったら誰だお前ってくらいイメージ変わっていたから」

 

ミスト「かもなー。俺もこの頃は楽しかった……終盤はソロで動く事が殆どだったし」

 

アスナ「ここから最後にあんな風になるなんて、誰が予想してただろうねぇ……それでは次のシーンをどうぞ!」

 

 

第2話、「黒と赤の剣士」より。

 

 ロザリアの命令に男たちは武器を構えなおし、それぞれが様々なカラーのライトエフェクトを発する。誰かが吠えたと同時に、男たちは一斉に俺に襲い掛かった。

 側面からならまだしも、盾持ちの相手に真正面から……馬鹿じゃないのかよ。

 けどこっちも、2人にああいった手前引き下がれるか!

 ぎゅぅっと両腕に力を込めた瞬間、「剣」と「盾」がライトエフェクトの輝きを放つ。これって……!?

 

「――はああああぁっ!!!」

 

 驚きはしたが、そのままにするつもりはない。

 俺は吠えながら1歩踏み出し、同時に両手を前に突き出す。

 赤いライトエフェクトとジェットエンジンのような音と共に俺は集団目掛け突っ込んだ。

 

ミスト「俺が《盾剣技》でヴォーパル・ストライクを両腕で発動した所だな」

 

キリト「あの時は本当に驚かされたな。盾でもソードスキルが撃てるなんて思わなかったから」

 

アスナ「突破力のあるヴォーパル・ストライクを重ねて撃てば強力だよね。ミスト君のシステム外スキル《剣技連携》も披露されたし」

 

ミスト「オリジナリティを入れたいって考えた結果が《剣技連携》だからな。キリトが使うものに比べればパターンも限定的だけど」

 

キリト「けれど攻防を両立しているって言うのは強力だっただろ?」

 

ミスト「ところがダメージカット率が低いんだよ、1ケタってなんだ1ケタって。気休めにしかならないじゃないか」

 

アスナ「確かに盾を持つなら、ダメージカットはやっぱり高いほうが良いよね。そう考えると防御よりも攻撃特化の傾向になるかな」

 

ミスト「なんだかんだで助けられてきたのは事実だったけどな。それじゃあ次のシーン行くか」

 

 

第7話、「黒幕登場」より。

 

「あの……これは?」

「蕎麦……のような物だ。引越し蕎麦という風習があるだろう?」

「いや……ええ」

 

 確かにそんな風習が日本にはあると聞くけど。けど、「蕎麦のような物」ってなんだ?

 

「見た目は蕎麦だが、めんつゆがないとやはりね……鰹出汁や昆布出汁もいい、合わせ出汁でも構わない。しかしっ……やはり醤油がなければそれは『蕎麦のような物』にしかならないんだよっ!」

 

 え。何これ。なんなのこれ。急に熱く語りだしたヒースクリフに俺も後ろのアスナも完全に面食らっている。

 

「この間はラーメンのようでラーメンでない微妙な料理を食べたが、あれはひどかった……もし、醤油があればと思わずには……くっ」

 

 拳を握り締めて歯を噛み締めるヒースクリフ。顔を背けた際に、一瞬きらりと光る雫が見えたのは気のせいだと思いたい。

 

「そう言う訳で、めんつゆがなければこの蕎麦も微妙な物にしかならないが……許してくれ、伝統と言う物は大事なのだと伝えたいのだよ」

「えっと……これはどうもご丁寧に」

 

 内心ヒースクリフのキャラに引きつつ、ザルにこんもりと盛られた蕎麦を受け取る。

 

アスナ「団長……ここでもやっぱりキャラ崩壊が」

 

ミスト「ここでは拡大解釈して麺類全般が好きって解釈したから、引越しソバを持ってきたんだよな」

 

キリト「振り返ってみると、こんなのがラスボスって言うのも複雑だったよなぁ……」

 

ミスト「ああ。そして俺とアスナ、ヒースクリフは対立する宿命にある」

 

アスナ「うん。いつかはきのこが最強って思い知らせてあげるから」

 

ミスト「たけのこが最強に決まってるだろ、常識的に考えて」

 

ミスト&アスナ「「むむむ……っ」」

 

キリト「そんなことでデュエルを始めようとするなよっ! つ、次のシーンはこれだ!」

 

 

第14話、「ぶつかり合う想い」より。

 

「お前だってシリカと向こうで会いたいだろう!!!」

「……そうか」

 

 俺の想いが届いたのか、ミストは剣を下ろして俯く。

 ……分かって、くれたのか。

 

「……そうだよな。お前ならきっと、そう言うだろうな」

「ミスト……!」

 

 通じてくれたと思った俺はほっとして安堵の表情を浮かべる。

 けれど――顔を上げたミストの瞳には、冷徹な色がはっきりと宿っていた。

 

「なら、ここでヒースクリフを殺させるわけにはいかない」

「え……?」

 

 はっきりと拒絶の言葉を告げられ、俺は一瞬その意味が分からず呆ける。

 

「どう……どう言うことだ。なんでそんな……」

「お前の言葉が全てだ。俺とお前の願いは、絶対に相容れることはない」

「相容れないって……なんだよ、なんなんだよ! どうしてそこまでヒースクリフに肩入れする! お前の願いって何なんだ!!!」

「言ったところで理解されないし、何も変わらない。――構えろキリト。俺は……お前の、敵だ」

 

キリト「俺とミストの本気の戦いの始まりの所だな」

 

アスナ「この時の私たちは何も知らなかったけど、後になって団長から話を聞いてようやくミスト君の言葉の意味が理解できたんだよね」

 

ミスト「そうだろうそうだろう。「俺とお前の願いは、絶対に相容れることはない」は、俺の名台詞100選に入れてもいいレベルだと自負してる」

 

キリト「結果的に俺がミストに譲ってもらう形で勝ったけど……あのまま続けていたら俺が負けていたからな」

 

ミスト「戦う前に精神攻撃で徹底的に動揺させておいたからな。メンタルが弱いキリトには有効な戦術だった」

 

アスナ「そこまで狙ってたんだ……ミスト君あざとい」

 

キリト「で、でも万全な状態だったら俺が勝ってたからな、きっと!」

 

ミスト「どうかねぇ。戦ってる最中も言葉責めって言う選択肢があったし」

 

キリト「純粋に剣の腕で競えよ……」

 

ミスト「真正面から無策で言ったら勝てるわけないじゃん」

 

アスナ「あ…あはは……こういう話聞くとあのシーンが凄く残念に見えてくるのはなんでだろう。以上、プレイバックのコーナーでした……」

 

 

アンケート結果発表ォォォ!

 

ミスト「さーて長らくお待たせしました、前座は終了して本題本命、アンケートの集計結果でーす!」

 

キリト「前回のユニークスキルアンケートと比較しても圧倒的多数の投票! やっぱり皆、あの展開が衝撃的だったからか少しでもハッピーエンドになってほしいと言う思いが多かったみたいだ」

 

ミスト「だけどそうは問屋が卸さないのがウチの作者クオリティ。結果発表の前に、アンケートの内容をさらりとおさらいするか」

 

1.復活ルート:シリカがかわいそうだからフェアリィ・ダンスで奇跡の復活!

 

2.帰還ルート:ミストがかわいそうだからこのまま現実世界へ帰還!

 

3.延長戦ルート:がんばってインフィニティ・モーメント編、ホロウ・フラグメント編を駆け抜ける!

 

4.IFルート?:んなことよりSAOキャラで男子高校生の日常やろうぜ!

 

アスナ「見事なまでにハッピーエンドに相当するのがない……強いて言えば4、になるのかな」

 

キリト「でもこれ、完全なるネタだからな……ハッピーエンドなのかすらも怪しい」

 

ミスト「そもそも4は皆はっちゃけてふざけてしまう内容だからなぁ。特にキリトがボコられたり」

 

キリト「なんでっ!? まだ俺台本渡されてないけど、俺殴られるのか!?」

 

ミスト「だってほら、おふらいんで散々殴られてるじゃん」

 

キリト「あれは不可抗力だぁぁぁ!」

 

アスナ「大半はキリト君の自業自得でしょ。話を進めるよ、今回の投票数は重複なしで26の返信があり、合計40票が集まりました」

 

ミスト「作者的には1人1票ーって考えていたらまさかの複数票が入ってかなり混乱したが、個別にカウントしたらしい。ちゃんと説明に書いておかないとこうなるんだよ」

 

キリト「そして、投票結果がこれだ」

 

1.復活ルート:17

 

2.帰還ルート:7

 

3.延長戦ルート:12

 

4.IFルート?:4

 

アスナ「結果、1の復活ルートがエピローグとして決定しました!」

 

ミスト「意外にも4に票が入ったのが驚きだったな。あと3もさりげなく1の次に多いし」

 

キリト「皆かなり悩んでいたからな。「世界統合して再会を!」なんて声もあったし」

 

ミスト「けどあの作者はそんなつもり毛頭ない(キリッ」

 

キリト「まさに外道……」

 

アスナ「でもミスト君、これからどうなるの?」

 

ミスト「んー、とりあえず子安……じゃない、ゲ須郷と台本あわせしなきゃな。俺てっきり帰還ルート行くんじゃないかと思って台本読んでいたから」

 

キリト「おい、それってシリカと離別するんじゃないか。お前は良かったのかよ?」

 

ミスト「いやいや、作者も言ってただろ? 一握りの救いは用意してあるって。何も絶望ばっかりではなかったわけだ。具体的にはネタバレするから回避だけど」

 

アスナ「ミスト君的には、どのルートが良かったの?」

 

ミスト「後腐れないならやっぱり3かなぁ。ヒースクリフとの決着も付けられるし、皆無事に現実に帰すことが出来たし。俺にとってのハッピーエンドはこれかも」

 

キリト「なんというか……随分潔いんだな」

 

ミスト「だって散々あんなことやったんだからさ、これ以上多くは望まないって。むしろまだ生きていたってだけで十分奇跡なんだからさ、ならその奇跡を最大限活用して皆を助けないと」

 

アスナ「でも……ねえ?」

 

キリト「ああ……」

 

ミスト「じゃぁなんだ? 4を選んでキリトがサチにボコボコにされたり、アスナが鬼の副長改めてアークデーモンと呼ばれて恐れられるような話をしたいのか? よし、そこまで言うならヒースクリフと打ち合わせしてくる」

 

キリト「ちょっと待て! なんだその話!?」

 

アスナ「私さりげなく扱い酷くない!?」

 

ミスト「だって……キリトはキリコだし、アスナはバーサクヒーラーだし……」

 

アスナ「まだALOもGGOもやってないからネタバレ禁止!」

 

ミスト「えー。原作ネタバレなんてしても問題ないだろ。アニメもマザーズ・ロザリオがもうすぐ終わるし。アレとかコレとかソレとか出したって」

 

キリト「待てミスト。色んな方面からお叱り受けるから勘弁してくれ」

 

ミスト「へいへーい」

 

 

 えんでぃーんぐ

 

アスナ「エンディングのお時間になりました。はあ……なんだか今までよりも1番疲れた気がするよ」

 

ミスト「そうか? 俺は結構楽しんだけど」

 

キリト「お前のフォローに回ったせいで俺たち疲れたんだよ……お前キャラ崩壊したんじゃないか?」

 

ミスト「シリアスぶっ通しだった反動、かもなぁ。あと死んで途中で出番終わった反動もあるかも。っていうかシリアスなのって大変なんだよ! しかもほぼ1人だし! なに俺、某ミツザネさんですか!?」

 

キリト「そう言われると似ている点が無くもないけど……この場合残ったのが俺だから、俺がそのポジションか? いや……」

 

アスナ「2人とも、話はその位にしてよ。大事な予告があるんだよ?」

 

ミスト「あ。そう言えばそうだっけ。エピローグの予告だったっけな」

 

キリト「復活ルートだと全3話という驚異的な短さに……いや、エピローグとしては長いかもしれないけど、フェアリィ・ダンス編を考えると3話で纏めるってある意味チャレンジャーだよな」

 

ミスト「だって俺出てくるのフェアリィ・ダンスの最後の最後だし」

 

アスナ「私もちゃんと出てくるの最後の方だからね……」

 

キリト「何だろう、2人から恨みがましい目で見られている気がする……そ、それじゃあ予告をどうぞ!」

 

 

 

 

 ――ミストを倒し、ヒースクリフとの最終決戦に辛うじて勝利した俺は、現実世界へ帰還することが出来た。

 

 けれど胸に残る喪失感が消える事はない。一緒に帰ってこられたはずのアスナは目を覚まさないまま……アスナだけではなく、他にも300人のプレイヤーが原因不明のまま眠っていた。

 

 そんな時、ある1通のメールが再び仮想世界へ踏み込むきっかけになる。

 

 たった1つの手がかりを求め、偶然知り合った女の子と共に目指す世界樹。そしてその世界の真実を知り、俺は――

 

「なんで……なんでなんだ」

 

 信じたくなかった。認めたくなかった。

 ずっと後悔していたんだ。お前を殺してしまった事を。

 

「どうして……どうしてお前がここにいる! どうしてその男といるんだ!

 

 

 ――――ミストッ!」

 

 

 アスナを取り戻そうとする俺に、過去からのシ者が片翼を広げ襲い掛かる。

 

 

ミスト「……あれ? 俺復活と言いつつメインキリトじゃん!」

 

キリト「ああ。俺の立ち直りとミストの復活がテーマらしいから」

 

アスナ「ここまで来るともう完全にタイトル詐欺になってきたよね、話の内容」

 

ミスト「……そう言えばシ者ってエ○゛ァっぽいな」

 

キリト「「死者」と「使者」をかけてるらしいからな」

 

アスナ「では、エピローグが出来上がるまでしばらくお待ちください!」

 

ミスト「……今年中は無理だろうな」

 

 ぐふっ。

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