※この話は第二巻の最終話『この世界の摂理』の最後の部分を、投稿当時急遽変えたことに対しての謝罪とともに送った小話です。
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番外編(ただの1000文字稼ぎ)
「あーっ!暇だっ!!」
「....もう、このゲーム飽きた....」
「確かに、音沙汰もないと言うのはいかがなものでしょうか....」
「暇ならこの暴動を止めてもらえませんのっ!?」
「いや、暴動自体はどうでもいい。」
「よくないですわよっ!?」
「なぁ、シュウ。ちょっとゲームしようぜ。」
「....?えぇ。よろしいですよ。」
そうして暇潰しに始まった空とシュウのトランプ五回勝負。
◼️結果
ポーカー 空の勝ち
スピード 空の勝ち
七並べ 空の勝ち
ババ抜き 空の勝ち
神経衰弱 空の勝ち
追加のブラックジャック 空の勝ち
....結果、空の完勝
「よっわっ!!?いくらなんでも弱すぎんだろ!?これならステフの方がまだいい勝負すんぞ!?」
「いやーそれほどでも....。」
「褒めてねぇよ!?白があまりの退屈さに寝息立てるほどなんてそうそうねぇよ!?お前この世界をどう生き抜くつもりだったの!?」
「あー....ここ(王城)にいればなんとかなるかなぁ....と。」
「....はぁ....ジブリールとゲームしたときのあれはマグレなのか?」
「マグレになりますね。私はゲームに関してはからっきしですので....。」
「....まぁ、ゲームの説明しなきゃならん時点で察してはいたけどさ....」
「えへへ~」
「だから褒めてねぇよっ!!」
そう。シュウのゲームの腕は全くない。対人ゲームなんて、画面上でしかやったことのないシュウにとって、乱数調整とかやってるならばともかく、カードカウンティングのカの字もやってない程の、ポケ○ンで言うなら『努力値?種族値?なにそれ美味しいの?』と、真顔で言うほどの『楽しめれば何でもいい』スタンスのプレイヤーなのである。
「嘘だろ....こんなやつに負けかけたのかよ....。」
「確かに、自分からゲームを挑んでるところは見たことはありませんね....」
「シュウ!一緒に特訓しますわよ!」グイーッ
「あ~れ~....」ズルズルズル....
引きずられるシュウを眺めながら、用意されていた紅茶と菓子をつまむ空。
「....ったく。料理に努力値振りすぎだろ....何でここまで一点突破型なんだ?」
その声を聞いた白が思う。
(....誰かと一緒にいたいから、頑張れる....にぃだって....)
鈍感な兄の困ったような顔を見上げて、どうやら気づいているのは自分だけだと、どこか得をしたような気持ちに浸りながら、スヤスヤと眠りにつく白なのであった....。