ノーステフ・ノーライフ   作:sayutan

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這い寄れ地の文!

皆さんは休日をいかがお過ごしだろうか?

 

 テレビみてだらーっと過ごしたり、マンガやラノベ読んでグダーッと過ごしたり、体の鈍りを感じながらも、働きたくない衝動を抑えて仕事に勤しむ方もいるだろう。ある意味家族を作った義務として?お子さんに世話を焼いている主夫の方もいるかもしれないが。

 

...え?肝心の過ごし方を忘れてるって?

 

...ああ!そうだろうとも!そのツッコミを待っていたっ!

 

 この題名を、原作を飾ってパクッてるこの作品で、休日にやることと言ったらゲームだろう!我らはこの休日を待ち望み、平日を耐え抜いているのだっ!えぇ、えぇ。”平常な日”と書く平日は、我らにとっては”苦日”になると!休日こそが我らの”平日”だと、“楽園”だとっ!!

 

 まぁ、年がら年中休日の人もいらっしゃるでしょうがそれはさておき、

 

 我らはゲーマーだ。

 

 たとえそれが、魔王を倒すことでも、目前のミニゲームを潰すことでも、リズムとってハイスコアを目指すことでも、運で勝負することでも、それがゲームであるなら、我らはゲーマーだっ!

 

 …まぁ、美少女と一緒にイチャコラして、ナニいじってナニするのも、ゲーマーということにしておこうか。うん。そうしよう…。

 

 

 

 かくいう私も、元の世界ではゲーマーらしく、ゲーム三昧だった。たまに他の娯楽に手を出していたが、休日はほぼ液晶画面の前に両目そろえてカチャピコやってたわけである。

 

 そんなんだから、この世界にきてやることと言ったらゲームだろう。

 

 だってこの世界でのゲームは最重要の役割を持てるくらいのことですし、小さいころから一般教育からスポーツとかなんとかやるより、よっぽどゲームの腕磨いたほうがいいでしょ?

 

 プロゲーマーっつう職業が普通の世界なら、みんなそっちに行っちゃうっしょ!?

 

…ということを踏まえて、俺は今何をやっているのかというとっ!

 

 

 

料理やってます

 

 

 

え?聞こえなかった?仕方ないなぁ…

 

 

 

料理やってます

 

 

 

 

(ジューーーーーーーーッ)

 

 

 お、いい感じに焼けてきたね。あ、飯テロ画像とかないんで安心して読んでいってね!

 

 え?そこじゃない?なんで料理やってるのかって?

 

 …じゃあゲームね。

 

 『俺がゲームやってる理由を答えよ』

 

 特に勝ったときの景品があるわけじゃないから、ゆっくり考えていってね。ちなみに今の私は小学生まで成長しています。いいね。小説って。時間操作いくらでもできるし。

 

 それじゃ、シンキングタイム、スタァーット!!

 

 

 …ハイ!そこのあなたっ!『ステフの胃袋つかんで惚れさせる』

惜しいな!これが間違いな理由は後に説明しよう!

 

 …ハイ!そこのYou!『『食〇のシュウ』みたく料理を勝利条件にしたゲームをするつもり』という意見。

あぁ~、ありだが欠点がある。まず、審査する人間が問題だ。味覚という不確定要素を勝敗の要素にされちゃ、勝てる勝負も八百長やらなんやらで台無しにされかねんし、大前提としてそんな勝負受けるゲーマーいねぇよっ!!

 

 …ハイ!そこのガイ!『小学生にしてステフを篭絡し、夫婦生活を送っていて、今日があなたの食事当番だから』

Wow!Fantastic!最高だな!感動的だな!だが間違いだ。その理由は一番目と同じだからあとでだ。あとそれだともうこの小説終わっちゃうわ!!…え?そんな感じのやつ期待してた?…ごめんなさい。よそで見つけてきてください。

 

 …ハイ!そこのゲイ!…ゲイ!?なんだその目!?ノンケのみならずショタまで範囲内だってぇ!?ん~小学生ってショタなんですかねぇ…ってぇ!!あぶなっ!?その手をやめろぉ!!盟約でヤレないとはいえ、生理的危機管理能力はビンビンなんですぅ!!

 

 …ハイ!そこのショタァ!!『家族での位階序列が最下位で、家事全般やらされてる最中だから』ってぇ、それなんなん!?そんな涙ちょちょ切れるくらいの悲しい立ち位置!!?エルフの奴隷にすらなっていないのにその扱いかよ!?前回の母ちゃん見てみろよ!そんな母ちゃんに見えたか!?…見えたんなら仕方ねぇ。そう思っとけ。お前ン中でな。

 

 

 

 …ハイそこまでぇっ!!

まぁ、まだ手ぇ挙げたり念を送ってくる人もいますがそこまでです。もうすぐ正解言われそうな気がしますし。大体の人はもう正解にたどり着いてることでしょう正解はこちらっ!

 

 

 

『王城の執事になってステフの手助けをするため』

 

 

 

だっ!!

 

 正解者にはこの小説をお気に入りに入れる権利を進呈します。惜しくも不正解だった方にはこの小説をお気に入りに入れる義務を進呈します。

 

 ハイ。理由は単純明快。執事というお助けキャラは万能に動けるからなぁ。陰で支えるにはバッチコイの職業さ!

 

 だから…って何だねその何か言いたげな目は。

 

 …わかるよ。なんで転生してまでそんなクッソあったりまえのような、ノーマルな世界のテンプレ踏んでんだと。異世界作品のテンプレ、いや、フィクションの過激なテンプレがあるだろうと!ギャルゲやエロゲっぽい、幼馴染的な設定とかできたんじゃねぇのとっ!!

 

 だがしかし、少し考えてみてほしい私は前世の知識があるというだけだっ!いや、大分チートっぽいけど、それ以外の能力はない。ただの一般人。一般人。これどういう意味か分かります?

 

 

 

 

 

 

ステフに会う方法がないんだよ畜生がぁ!!!

 

 

 

 

 

 うおぉいカミサマァ!!赤子のステフみたときゃあんたを信用していたよ。なんてイイ趣味したカミサマだってな!!あまりに都合がよくて脳内小躍りしちゃったわ!!「これで幼馴染になっていろいろ改変できるぜわっはーい」とっ!!あぁ、いろいろ妄想したよプランも立てたよ結婚までにやること成すことさあ!!調子に乗って童貞卒業計画とかも立てたよ!!暇な赤子時代特にねぇっ!!!

 

 小学生になってようやく気付いたよ。自分が井の中の蛙だったってね!なんせ、同じクラスにステフいないもん。そりゃそうだよなぁ!あっちは貴族身分でこっちは一般会員だからね。プレミアムですら届きそうにねぇわ!入学式の開会式が絶望の開会式になったわ!

 

 だが、それでもと、人生は自分で道を選べる自由な意思があると、それこそリアル人生ゲームの売りだと信じて心機一転。ステフの学び舎を見つけようと母に問いかける。

 

「あら♪シュウちゃんステファニーちゃんのこと好きなのぉ?」

 

 三日月の双眸で見つめる母を努めて眼中にとどめないようにして聞き出すと、

 

「噂によると、王族の子息は専属の家庭教師に教育を任せてるみたいよ♪」

 

 え…?偶然装って会うこともできないやん。何?どこぞのラプンツェルみたいに城の窓から外を眺めているステフに元気なあいさつしろっての!?無理だよっ!ンなことしたらすんげぇ怪しまれちゃうわ!!

 

 このままじゃいけないと七転八起。会えないなら幼馴染イベは難しい。ならば、とりあえずステフに近づくことが最優先事項になる。それならと、小学生の稚拙な頭をフル回転させて出たのが先ほどの回答というわけだ。

 

 …ハァ。すんごく回りくどいルートになりそうだなぁ。あぁ、世の中の落とし神様よ。私にもっといい方法があるのなら私にご教授願いたい。何なら憑依してくれてもよいですよ?何でもはしませんが。

 

 そんなこんなで、大学生の自炊レベルだった料理スキルを上げるべく、経験値をためることに勤しんでいる。執事となるなら、ある程度の料理スキルがあれば何かと役に立つと思うし、何より料理上手なステフと接点を持ちやすいと思ったからな!

 

 執事になるには結構キビシー関門を突破しなければならないらしい。なぜなら執事とか使用人は基本特定の家庭から排出されてるからだ。だが、俺はそれに反旗を翻さなければならない。要はそいつらより優秀な一面を見せることがクリア条件となるわけである。何の家柄も無い家系?関係ないねっ!

 

 というわけで今日も今日とて勉強と料理に精を出しているわけだが、小学二年生がこんなことやってたら友達あんまできなくてボッチになるのは必然というか…。いいや、大丈夫だ!これはあれだ!

 

???「あなたは…シュウ?」

 

 みたいな幼馴染展開をなくすためだよわかったか!(血涙)

 

 ついでに言うと親のほうにも心配されたよ!元の世界の料理ベースにしたら、出来上がったやつ、おかあちゃんが周りに言いふらしてやんの!やめて!俺の(心の)ライフはもうゼロよ!

 

 まぁ、良くも悪くも目立っちゃっているが、無視して気にしないようにしてるからそれは放っておこう。

 

 さて、ここで起承転結の承に来ました。前置き長いね。まだ続くけど。

 

 料理をやって腕あがるのはいいんだけど、そこでみんなに問おう。自炊やお菓子作りで一番重要なのは何でしょうか。うん。愛情は大事だけど割と現実的な問題があります。それは根源的かつ原始的な、

 

 

材料と材料費であるっ!!

 

 お母さんはなぜか不自然なくらい協力的で、生暖かい目で眺めながら、俺のやることになぜか口出ししてこない。それどころか直接手助けするほどだ。料理ばっかしているから、金銭面のことを心配して聞くと、「シュウちゃんは気にすることないわよ~」と言ってくる。

 

 うちの家庭事情はお父ちゃんの仕事の収入で主に成り立っている。建築業を営む父ちゃんは最近東部連合との建築事情でなんかすんごく忙しく、帰ってこないことが多い。

 

 そんな状況であの言葉が出てきたけど、夜中帳簿とにらめっこして悩んでいる母ちゃんを見るとすごく胸が苦しい。

 

 食料調達しようにもこんな体じゃ満足に移動できんし、バイトも難しい。山菜や海資源なども調達しようとしたが、山には砦を出る必要があり、モンスターに襲われる危険があり、海は愚王なる賢王が賭けた土地によってほぼ封鎖状態。安全な場所の食料は今のエルキアを支える貴重なものなのでほぼ自由には手に入らない状況だ。

 

 でまぁ、一見八方塞がりだったこの状況に、一つ思い出す。

 

 材料はなぜかある空間を持つ、ドラちゃんよりドラ〇もんしてるあの天使(悪魔)のことを。あいにくこの時点でもう人類種(イマニティ)の本は巻き上げられて久しいから、この前世の知識を使って何とかやってやろう。

 

 

 

 というわけできましたジブちゃん家。…これ言ったらアズリールにも殺されかねんな。

 

 とりあえず開けてみよう。形式的には図書館ですし?

 

 …あかない。おい公共施設が機能してないぞ何やってんの!

 

 とまあ、どうでもいいツッコミは置いといて、今はジブリールの所有物だし、開かないのは当然か。

 

 ではノックだ。二回ノックだ。

 

 

 

 …返事がない…。

 

 

 

 では三回ノックだ。

 

 

 

 …返事がない…

 

 

 

 では四回ノックだ。

 

 

 

 …返事がない。閑古鳥が鳴き始めたな。

 

 

 

 では五回ノックだ。

 

 

 

 …返事はない。図書館は屍のようだ。

 

 

 

 仕方ない。ここは切り札を切るとしよう。リバースカードオープン!『100連続ノッk

 

「何の御用でしょうか。猿モドキ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…おもらしは治ったと思ったんだがなぁ…。

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