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クッパ様かっけえぇぇぇぇぇぇ!!!!
そんな感じの作品
かつて、世界がまだ暗黒に閉ざされていた頃
マナの女神は、世界を滅びに導く8つの災厄の化身である「神獣」を「マナの剣」によって打倒し、8つの要石の中に封印した
かくして闇は去り、世界は創造された
マナの女神は樹に姿を変えて眠りにつき永い年月が過ぎ去った
しかし、8つの要石から再び神獣を解き放ち神をも超える力を手に入れ
世界を我が物にしようと企む者達によって争いが起き
平和は終わりを告げた……
力を求めて争い合う者達
殺戮と破壊が支配する世界を創ろうとする竜の皇帝
永遠の命、不死なる魂、全能の力を得ようとする道志
人間の世界と魔族の世界、2つの世界の神にならんとする貴公子
そしてもう一つ、本来ならあるはずのないイレギュラーな勢力があった。それは―――
聖都ウェンデル
争いが絶えないこの世界では珍しい部類に入る永世中立都市。
この町には敵も味方もない、平和な時間が流れている。
そんなこの町を実質的に治めている者は光の司祭と呼ばれていた。
光の司祭。マナの女神を強く信仰している聖職者で知恵者としても知られており、悩める者達が世界中から来訪し、救いを求めていた。
そして、司祭は強力な結界や光の魔法の使い手としても有名でありその名から聖都ウェンデルに攻め込もうとする勢力は少なく、仮に攻め込んできたとしてもそれらを難なく返り討ちにしてきた。
現在、司祭は老齢であり全盛期とはいかないが今でもその力は健在で、世界でも有数な武力国家であるビーストキングダムが攻めてきたとしても十分に対応できるであろう。
そんな聖都ウェンデルが、今、侵略されようとしていた
「ここが正念場だぞ!!みんな持ちこたえるんだ!!」
ウェンデルの教会に所属する僧兵長が他の兵を励ますように叫ぶ。
他の兵たちもその言葉に応えるように叫び声をあげ、侵略者に向かっていく。
それは突然起こった。
ウェンデルに住む者達は、今日もいつも通りの平和な日常が繰り広げられると思っていた。
しかし、日も落ち始めたころ、どこからか魔物たちが現れ、町に侵攻を始めたのだ。
マナの女神の加護なのか今まで町に魔物が入ってくることはなかったが、まるで津波のように多くの魔物たちが押し寄せ、住民はパニックを起こした。
しかし、平和な国であるウェンデルであったとしても、町を守る術がないわけではない。
魔物の信仰の報告を受けた教会はすぐに僧兵を招集し、町守護を命じた。
僧兵たちは日々鍛錬を重ね、強力な魔法を扱えるものもいた。
これで町は守られる。誰もがそう考えていた。
しかし、現実は違った。
ウェンデルの近くに住む魔物と言えばラビやマニコイド、たまに滝の洞窟からゴブリンが出てくる程度であって、魔物が攻め込んできたと聞いた時もそれらの魔物だと考えていた。
しかし、攻め込んできた魔物は今まで見たことがない者たちであった。
緑や赤い甲羅を背おい、甲羅に入ったまま突進してくる亀の様な魔物
マイコニドに似ているが手が生えておらず、大勢で突撃してくるキノコの様な魔物
子どもの持つおばけのイメージをそのまま具現化したような白い魔物
大きな口を開き鋭い牙で全てをかみ砕く鎖につながれた魔物
仮面をかぶり、野菜を投げつけてくる小人の様な魔物
そんな見たことのない魔物たちを対面した僧兵たちは一瞬戸惑いはしたが、何とか冷静さを保ち、魔物たちに向かっていった。
しかし、鍛えられた武術も魔法もすべて押し返されてしまった。
武器は甲羅に防がれ、その隙に野菜やキノコに攻撃され、魔法で対抗してもなぜかおばけや鎖の魔物には魔法が効かずに近づかれてそのままやられてしまう。
段々と倒れる兵も増え、このままでは町中にまで侵攻されてしまう。
そう思った時であった。
“ブオォォン”
そんな音とともに、僧兵たちの目の前に光の壁が出現した。
魔物たちは壁を打ち破ろうと攻撃を続けるが、壁はビクともせずただいたずらに魔物たちの体力を削っていく。
僧兵たちはその壁に見覚えがあった。あぁ、この壁は―――
「皆の者、大丈夫か?」
そう考えていた時、後ろから聞きなれた声が聞こえた。
ある時は迷える者達を優しく導き、ある時は自分たちをも守ってくださる頼もしい存在、自分たちが信じてついてきたお人。
「司祭様!!」
僧兵の誰かが叫んだ。
そう、彼こそは光の司祭。ウェンデルの平和を守ってきた存在だ。
「ここはわしが結界を張っているから大丈夫だ。おぬし達は念のため町の住民たちを安全な場所へ避難させるんじゃ」
「そ、そんな!司祭様お一人を残してそのようなこと―――」
「わしは大丈夫じゃ。それとも、わし一人では心もとないかの?」
そう言った司祭の目は強く輝いていた。
そうだ、この人こそが光の司祭様だ。年老いてしまっているが、その強さはいまだに健在で、壁の外側にいる魔物たちも何とかしてくれるだろう。ならば、自分たちは司祭様が帰ってくることを信じ守るべき民たちを救うべきだろう。
「司祭様、御武運を祈りま………っ!?」
司祭の武運を祈ろうとしたとき、僧兵長は空を見て言葉を失った。
それに釣られて他の僧兵たちも空を見て言葉を失う。
光の司祭ですら、その光景に目を見開いた。
空には、城が浮かんでいた。
浮いている城の下には怪物の顔を模った石像があり、その顔の横から鎖でつながれた巨大な鉄球がぶら下がっている。
石像の下には、今度はピエロが笑っているような顔をした石造りの建造物があり、顔の下から炎を出していた。恐らくアレによって空中に浮いているのだろう。
魔法王国アルテナにて、空飛ぶ船を開発中という噂は聞いたことがあったが、城自体が空を飛ぶとはだれが予想できたであろうか!
その城は結界の近くまで来ると、鉄球を下ろしそこに降りてきた。
そして、ピエロの口が開くと、中から鎧で武装した亀の魔物たちが大勢出てきた。
見ただけで分かる。あれらは今までの魔物とは違う、言わば猛者の集団だ。
結界があると理解しているが思わず身構える僧兵たち。
しかし、鎧の亀たちは結界に触れることなく整列を始めた。
よく見ると今まで結界を突破しようと攻撃をしていた魔物たちもその列に加わり、何かに備え始めた。
整列し、城の正面に道を作っているようにも見える。まるで、誰かを迎える準備をしているような………
すると、今度はどこからともなく、魔法使いのような姿で厚底の眼鏡をしている亀の魔物が現れた。
「ひかえよ!大魔王クッパ様の御成りである!!」
眼鏡の魔物が叫ぶ。
すると、整列していた魔物たちが一斉に城の方を向き、敬礼を始めた。
僧兵たちの顔に緊張が走る。何かが、来る!!
ピエロの口がまた開いた。しかし、見えるシルエットは1つ。
そのシルエットが近づいてくると、段々その身体の特徴が明らかになってゆく。
大きな岩石が歩いているかと錯覚するほど巨大な身体
恐ろしく太い腕やしっぽは振り回しただけでどれ程の破壊がもたらせられるだろう
背負っている甲羅から生える無数のトゲは見るだけで恐怖と絶望が押し寄せてくる
頭から生えた2本の角は何物でも破壊できそうな程鋭く太い
その顔は邪悪そのもので、自分がこの世の支配者だと言っているような印象を受ける
その巨大な魔物が一歩、また一歩と近づいてくる。
周りを取り巻く魔物たちは羨望のまなざしでその生物を見守る
一方、ウェンデルの兵たちはその生物を見た途端恐怖の感情に支配されていた。ある者は武器を下ろし戦意を喪失、ある者は命乞いを始める始末。一番兵の経験が長い僧兵長も立っているのがやっとであった。
巨大な魔物は結界の手前まで来ると一度その歩みを止めた。
「やぁ、ご機嫌いかがかな司祭様?早速で悪いのだが、困ったことにこの壁が邪魔でワガハイ達が町に入れないのだ。どうかこの壁を消してはくれないか?」
巨大なものは、その見た目からは想像つかないほど理知的で物腰が柔らかい口調で言った。
しかし、その声色は恐ろしく、言葉を発するたびにその声量で大地が振るえているような錯覚を覚える。
「………あいにくだが、魔物を町に入れるわけにはいかんくての。早々にお引き取り願おうか…!」
司祭は巨大な魔物を見据えて言い放った。
その瞳には恐怖の色はなく、強い輝きを放っていた。
その姿に、僧兵たちは勇気づけられる。そうだ、司祭様の結界が突破されるわけがない。自分たちが信じなくてどうするのだ。きっとこの魔物も結界に怖気づいて諦めるに違いない。僧兵たちはそう考えた。
しかし、魔物の反応は予想と違っていた。
この鉄壁ともいうべき結界を前に笑みを浮かべたのだ。
「フフッ…お引き取り願うか………
せんだろ」
魔物は大きく息を吸い込み、次の瞬間――
世界が、変わった
轟音が鳴り響き、思わず顔を背ける兵たち。そして、視線を戻すとそこは先ほどまでの景色と違っていた。
先程まで、日が完全に落ち込み、星空が見えていた景色が突然真っ赤に染まったのだ。
朝が来たのか?否、魔物か吐いた炎の
以外にも僧兵たちはその光景に
その炎はどんなものでも焼き尽くしてしまいそうで、まるで地獄の炎をそのまま持ってきたと言われても信じてしまうと感じた。
結界で守られているから、熱さなどは感じないがこの炎に触れたら自分たちは跡形もなく塵となってしまうだろう。本当に結界があってよか――
“ピキッ”
突然、何かがひび割れる音が聞こえた。
はて、誰かがガラスでも落としたのだろうかと思い辺りを見回すが何も落ちてはいない
“ピキッ” “ピキッ” “ピキッ”
音はさらに大きくなっていく、音源を探して辺りを見渡していると空中にひびが入っていることに気が付いた。
空気が割れている?そんなわけはない。
誰かがガラスでも立てかけていた。いや、あそこにはガラスはなく、結界しかな――
その考えに行きついた僧兵たちが司祭の方を向く。
司祭の顔は強張っており、汗をだらだらと流していた。
持っている杖にも力を入れているのか腕に血管が浮き出ている。
この様子から、結界が突破されないように力を尽くしているのだろう。
“ピキッ” “ピキッ” “ピキッ” “ピキッ” “ピキッ” “ピキッ” “ピキッ” “ピキッ”
しかし、結界のひび割れは増えていき今にも割れてしまいそうだ。
これは何かの悪夢か?
光の司祭様だぞ?世界レベルで見ても決して突破されないであろう結界を張れる御人だぞ?
なら、目の前のこの光景はなんなのだ?
なぜ、絶対に壊れないであろう結界が壊れそうになっているんだ……!
“パリイイィィィィィィンッ!!!!!”
そんな大きな音とともに結界はまるでステンドグラスが割れるかのように砕け散った。
割れた衝撃で後ろに吹き飛ばされる僧兵たち。
光の司祭は吹き飛ばされていない様だが、強力な結界の代償か地面に膝をついて息を荒くしている。
巨大な魔物は涼しい顔で司祭にゆっくり近づいてきた。
「ガハハ!ワガハイの言う通りに結界を解いてくれて礼を言うぞ!!さぁ、クッパ軍団よ!!進軍だ!!ワガハイを止められる者は誰もいないのだ!!!」
巨大な魔物が高らかに笑いながら歩みを進め、それに続くように他の魔物たちも続く。
光の司祭はその光景を悔しそうに睨みつけるが、力を使いすぎて限界が来たようでそのまま倒れ込んでしまった。
「し、司祭様!………クッ………」
とある僧兵が気を失う前に見た光景は巨大な魔物の笑い声と、その魔物が嘲笑ったかなような顔がデザインされた赤い旗であった。
この物語は、6人の少年少女がマナの女神に導かれ世界を救う物語ではない
後にこの世界に大魔王として君臨するカメ一族の王の物語である
(うおぉぉぉぉぉ!!クッパ様鬼強えぇぇぇぇぇ!!やっぱりキャラクリの時迷わずクッパ様にしといてよかったわ~!よし!この調子でこのゲームもクリアと行くか!!………それにしても、このゲームログアウトってどうやるんだ???)
ただし、中身はなりきり系MMOゲーマーである!!!
主人公の設定としてはVRMMORPG系ゲームでクッパ軍団作って遊んでたら突然転移した感じ(本人は気が付いていない)さすがにクッパ様本人だったら容赦なさすぎるかなって……
クッパ軍団がファンタジー系の世界を大暴れするのが見たかったんや………
多分続かない。続いたら多分ドンキーの二の舞になる気しかしないから………
続きは誰か書いてくれ……
ここまでご拝読ありがとうございました