トンカツがまた食べたい。そんな人生だった   作:ロースカツおいしい

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最終回 すべては素晴らしきトンカツパラダイスのために

2006年1月10日

 

 

今日、衛星軌道上で建造されていた移民船団がバーナード星系を目指して出航してゆく

 

「桜花作戦」失敗によりG弾の集中運用によるBETAへの報復を諦めたオルタネイティヴ第5計画派が恒星間移民船団の規模を修正し計画の推進を行った。

 

恒星間移動船の開発に夕呼先生も加わり実用的な核融合炉を開発しちゃったりしてエネルギー革命が起きた。起きちゃったのだ。対レーザー弾で発生する重金属回収技術を発展させて海水からウラン取れるようになりましたとか人類やるじゃぁなぁーいと茶を吹いたね。

 

移民の規模は100万人に増えたがそれでも船員の選定にはゴタゴタがあった

主導した米国内で席の奪い合いが酷かったのを見かねた国連が調整役に周り米国以外の人類の抽選を行ったが収賄、殺人、暴動、テロとゴタゴタが起こりアラブの王族一家が金の力でチケットを獲得して顰蹙を買う中、今上陛下や皇族様方は乗船を薦められるも拒否した。

その影響か日本国内では移民船団に参加せず日本をBETAから守るべし!的な風潮になってしまいそれでも移民の席を確保しようとする人たちも居たが夕呼先生も地球に残留することを宣言。

BETAの代表者に人類最高峰の頭脳と賞された香月博士(注1)の残留宣言は各界に衝撃を与え移民船団に参加予定の研究者、軍人達がチケットを返上し地球に残りBETAと戦うことを宣言する

この動きは残留組となり士気が落ちていた前線やそれを支える後方を励ますこととなり移民船団は人類という種の保全のため必要だという建前もあったが「地球を棄てた裏切り者たち」とみなす声が選定から漏れた人々から吹き上がってしまい船団の船出はあんまり明るくなかったりする。

 

私も出資して移民船建造枠を確保して自分の分身とした端末を長としたブーゲンビリア商会移民船団として紛れ込ませた。トンカツパラダイスへの保険みたいなもんだ。

 

バーナード星系でもトンカツパラダイスを満喫できれば良いけど、移住先の星系で人類同士が愚かな内輪揉めを始めた場合、移民船に仕込んだBETA群の種を発芽させて滅ぼすつもりである。

 

 

私、BETAになって人類の愚かさを何度も見せつけられちゃってるとさぁ人類を滅ぼせる力があるし滅ぼしちゃって良いんじゃないかコイツらって思うんだよ。

 

 

 

そして世界情勢だが「桜花作戦」失敗後人類はジリジリと生活圏を削られインド亜大陸が陥落した。

 

インド亜大陸の避難民を受け入れたのは米国と韓半島の国連司令部だけで移民の条件は最前線でBETAと戦う軍人か軍属のみと苛烈で、それを断った難民達のアフリカへの移動はほぼ強制的だった。

 

南米諸国、オーストラリア、東南アジアは虐殺まで起こしたインド系避難民の受け入れを断固拒否と宣言し、日本は現在分断された東海道を復活させるために巨大な橋の建築が行われており荒れた関東平野を始め日本国内は建築ラッシュで労働力は幾らでも欲しいわけだが、BETAの侵攻そっちのけで暴動虐殺に走るようなあぶねー奴らは要らないとなった模様

 

アフリカ中央部に送られたインド亜大陸からの避難民達は民間人も強制的に軍属とされ最前線の劣悪な待遇で雑務に追いやられてBETAにどんどんすり潰されようとしていた

各国も避難民の扱いは段々と劣悪になり、インド亜大陸難民たちのように強制的に軍属として前線に送りつけようとしている動きが出始めた。

日本に住んでいる我々の様な避難民は日本に馴染むよう努力して納税して真面目に働きさえすれば私のように永住許可を取ることも可能だし他の国に比べたら扱いははるかにマシだと思う。

それでも口実が出来れば避難民は追い出したいみたいな法律が出来て、不法行為を行った避難民やそれを庇うような前世にも見かけたサヨク的な日本人は連座とし即座に韓半島の前線に追放されるようになって街中で時折見かけたガラの悪い外国人は消えて平和である。

 

 

ワシントンD.Cハイブ、アラスカ方面からのBETAの侵食を食い止めるのに必死になった米国は引きこもりモードに入るかと思われたが、残留組の覚悟が決まったのか韓半島、東南アジア、アフリカ、欧州にもしっかりと戦力を出しBETAとの戦いを続けている。

 

現在、世界の総人口は10億を切ったが、私のトンカツライフ維持に欧州連合とアフリカは無くても良いからもうしばらくしたら世界人口はもうちょっと(8億くらいは)減らそうかなーと思ってる。

 

人類は現在G元素なんてファンタジックな物質に頼らず地道に技術ツリーのティアを上げようとしている。いつか実用的な小型の核融合炉の開発が出来れば再びXG-70bの様な機動兵器の運用も可能になるだろう。

 

マブラブ本編は確か次回作かなんかでG元素技術が極まってワープゲートみたいなモンを開発し我々の造物主の元に殴り込みだか外交しようとした記憶があるけど、私は正直言って無理なんではと思う。(注2)

 

BETAの上位存在なんぞをやって長いが、超光速移動無しで星系ごと資源採掘させてるような時間に対するスケール感がバグってる様な存在が人類と意思の疎通が出来るのか?

珪素由来の生物なんて人類とは精神構造もかなり異質で無理だと思うんだよ。

 

この世界線の人類がどうなるかわからないけど、私がトンカツを好きな時に好きなだけ食べることが出来る体制が壊れなければそれでいい。そのための仕組みはほぼ出来上がっているのだからあとは人類がどう抗うのかお手並み拝見である

 

もし人類がトンカツ大好きな狂人の掌で踊らされているのを知ったらどういう反応を示すのだろうか?BETAの侵攻を止められず人類が滅びる時がもし来たら、全世界に向け家弓家正ボイスでトンカツの素晴らしさを滔々と語ってやって良いと思っている。

 

すべては素晴らしきトンカツパラダイスのために!

 

完




(注1)なんせ全世界のTVので生中継をやったので夕呼先生も有名人になってしまったのだ
あと主人公のせいで異星人=エルフ耳という風潮がフィクションやアニメ、漫画で大きな派閥を作った

(注2)オルタネイティヴから後発の作品には触れていないので、人類統合体宇宙総軍使節艦隊派遣とか超兵器の記事をオルタネイティヴWikiで目にして「ハァ!?」みたいな反応のさくしゃです。



あとがき

ながらくトンカツだいすきな狂人のお話にお付き合いいただきありがとうございました。
感想もいくつもいただきありがとうございました。

オリ主が主役差し置いてヒロインでハーレム作るとか戦術機で大活躍する作品なんて無数にあるし、あ号標的主役の作品もありましたけど、京都人はムカつくから京都は滅ぼす。トンカツが食えれば他のことは割とどうでもいいみたいな狂人が出てくるのもアリかなと好き放題にやらせてみました。トンカツ狂いの狂人の一人語りで進んだ怪文書みたいな作品で本当にすまんかったと思います。


次回作は予定は2つあって

①トンカツ狂いの狂人が大魔王をする(葬送のフリーレン二次)
原作が崩れない様に心がけるが後先考えずノープランでやる

②ガンダム1年戦争時にトンカツ狂いの狂人がMSに対して作業ポッドと防空駆逐艦戦隊で戦い生き残ろうと足掻くお話
※こっちは神田川センセの「サラミスで行く1年戦争」と被らねーかコレ?と思ってる

投稿はいつになるかわかんないですが、投稿開始されたら生暖かく眺めてやって下さい
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