DLCが3月8日に来るそうで。早くて助かりますねぇ。ゲームによってはとっくに終わった後に来たりしますからね。
8日までクリアできない気がしてきました。邪竜の章はクリアしてからでもやるものだなって思えるんですけど。
それでは日曜日の暇つぶしに。
どうぞ。
紋章士たちはジェンガしていた。
「私が最初だ。ドロー。9番か。下の方だが問題はない」
「まだ序盤だからね」
「一番最初で崩しちゃうっていうのも面白いわよ?」
「セリカ、それは勘弁だな。せっかくの遊戯だ。長く続けたい」
「次は私ね。ドロー、18番。初めてだから安全そうな場所でよかったわ」
「単純だけど面白いよね。僕たちの世界にはなかったから新鮮だよ」
「それをいうなら私の世界にもなかったよ。難しく考えないただ引き抜いて乗せていくだけの簡単な遊戯、良いものだ。貴族の盤上遊戯は複雑なものが多いからね」
「そうね。私の世界でも字が読めない子や人はいたからこういったものがあれば戦いの中の娯楽として気分転換できたわね」
「みんなが熱中するのもわかるわ。ドロー、21番」
「ところでマルス、リュールの様子はどうだい?」
「最近は――と農作業をしていたよ。その苦労とそれゆえに産まれる悲劇について相談を受けたよ。11番か」
「領地の運営のようなことを考えているのか。私もなかなか難しい思いをしたものだ。6番。気を付けなければ」
「ところでリュールは――とよくいるの?あの子が――の話をする割合が多い気がするのだけど。15番」
「ああ、ミカヤはこの前はいってきたばっかりだったわね。――はいろいろと教えてくれるようだしリュールをリュールという偉い人としか見ていないようだからなついてるのよ16番」
「それは神竜として見ていないということ?珍しいけどいいことね。あの子個人を見てくれるのだもの」
「いや、正確には彼は彼なりの価値観があるらしいよ。4番か。厳しいな」
「それってどういうこと?」
「――曰く、”神様って本当にいたんだとは思っているし、神様として敬いの気持ちは多少持つけれど信仰とかは別にしていない。そもそも元々神様はいないと思っていたしいるとも思っている。”っていっていたよ」
「それって……どういうこと?矛盾していない?」
「だから本人も”こんなこと言ったら信仰の篤い人たちに殺されるかもしれないから今まで黙っていた。リュール本人からどうしてもと聞かれない限り喋ることはないから話さないでほしい”と、いわれたね」
「どうやら信仰というものに彼は恐れを抱いているらしい。24番。」
「どんな生活を送ってきたのかしら……」
「それにしてもこの前は珍しいリュールが見れたよ」
「おっと、マルス。本人がいない中で話すのはよろしくないのではないかな?」
「はは。そうだねシグルド。でもあなたも気づいているのでは?」
「……?。どういうこと?マルス、シグルド。」
「……もしかして」
「さあ?私からは何とも。まだそう決まったわけではないし、強いていうなら……自覚はないようだよ。今は」
ちなみにマルスが負けた。
「セリーヌ、クロエ。お誘いありがとうございます」
リュールはセリーヌとクロエにお茶会に誘われていた。エーティエはアルフレッドと楽しい筋肉鍛錬。ユナカは先日の鍛錬で全身筋肉痛になったので不在である。
セリーヌとクロエはリュールにありがとうございます、と告げお茶会が始まった。セリーヌの話は主にアルフレッドについてだった。――がもたらした知識により母国フィレネで行われていた筋肉鍛錬により磨きがかかり目の輝きが増して鍛錬をより楽しく行えているらしい。ただ鍛えるだけでなく体の各所を伸ばすのを意識したり縄跳びで持久力をつけたりといろいろとしているのだとか。クロエの話は大体食の話だった。珍味を食べたとかチャーハンが美味しかったからまた作ってほしいだとか。――ならほかにもいろんな料理を知ってそうだとか。とにかくうんたらかんたらだった。そして一区切りしたところでリュールが話をしだした。
「そ、それであの、セリーヌとクロエに聞きたいことがありまして……」
どことなく顔が赤いリュールに二人は何事だろうかと疑問をもって、なんでしょう?と次の言葉を待つ。するとお二人は容姿などを褒められることを嫌に思ったりはしませんか?というではないか。
おかしな話である。彼女らにとって今日はお美しいなどは社交辞令でもあり本心からの言葉としても受け取ることが多い。なぜそれで嫌な気持ちになるというのだろう。セリーヌは王女ということもあり当然言われてきたし、生まれから貴族でありその教育を受けながらも王女の騎士となったクロエも当然人気があり麗しいなどと言われてきた。二人にとってまったくもってわからない質問だった。
聞き返してみるとリュールは――に言われたことについて話した。
「褒められたことを嫌に思われる地域にいたのですか?それはどうしてそんな。人をほめる言葉がどうして」
「わかりません。ですがそれを気味悪く受け取られてしまう場所にいたそうで、――は人を、女性をほめたりすることができなくなっていたそうです」
「そんな……可哀そうに」
と、そこでリュールの様子が先ほどと同じように変わった。この世の誰もがうらやむような白さを持つ肌は少し赤みがかかり体をくねくねと動かし始めるではないか。セリーヌとクロエに再び疑問が宿る。
「それで、あの、私――に褒めてもらったんです。それで嫌でなかったことをセリーヌたちに伝えて嫌にならなかったことを――に伝えて、少なくともこのソラネルでそんな思いをしないようにしたいんです。協力してくれますか?」
もちろんです、と二人は了承した。人をほめたはずが気味悪がれ非難されるなどそれはあまりにもひどい話である。セリーヌが聞く。それでどのように褒められたのですか?と。
「その、あの、わ、私は綺麗、だと……。赤と青の髪の毛を持つ美しさは、わ、私だけの美しさと……」
空気が変わった。少し憐れみと真剣さが混じった空気が変わった
「まぁ……!」
「あらあらあら?」
セリーヌは口に手を当てクロエは目を開いて両手を自分のほほにあてた。二人とも目は輝いている。
「それでお二人は……」
「嫌ではありませんわ!そして次は??どのように?」
「そうですわ!どのように?」
「え、ええと……所作が美しいと。品があって綺麗で引き付けられると……。手を伸ばした指の先まで美しいと」
「それでそれで?ほかにはほかには?」
「そうですわそうですわ!ほかにはほかには?」
「こここここ声がぁ……良いと……………」
セリーヌとクロエはきゃー!と口には出さなかったが口を手で押さえて見開いた眼と合わせた顔からきゃー!!!と言っているように見えた。二人とも年頃の女子なのだ。それっぽい話は大好きであった。その相手が神竜という最上の高貴な身分と平民の恋物語であるならなおさら。
「嫌ではないですから!神竜様!どうぞ続きを!」
「も、もう終わりです!さすがに恥ずかしかったので終わりにしました!!」
「そんなご冗談を。続きがありますよね?神竜様!?」
「そうですわ神竜様!もっとロマンチックなことがおありですよね!?」
「ありません!ありませんから!」
赤みがかかった顔で否定するリュールだがセリーヌとクロエはそんなことを信じたりはしない。故に攻め方を変えることにした。
「神竜様は――のことをどう思われてるのです?男性としては???」
直球勝負であった。が、
「……だんせいとして?男性としてとはどういうことですか?」
赤くなっていた顔が一転、ぽかんと疑問に満ちた顔へと変化した。輝いていた顔のまま固まるセリーヌとクロエ。そのままはい??という言葉が飛び出てきそうだ。
「ええぇっと……神竜様?――のことはお好きですか?」
「……好きですよ?」
明らかに異性としてという感じではないように答える。当然疑問を持つ二人。
「ええと……お兄様のことはどうですか?」
「当然好きですよ。唯一の友として接してくださいますし、母が亡くなった時も寄り添う花となるといってくれて。花冠もよく作ってくれてほめてくれます。――が言ってくれたように照れてしまいますけれど」
「ブシュロンのことは?」
「好きですよ。疲れているときに釣りに連れて行ってくれたり周りを見て気遣いができて尊敬しています」
セリーヌとクロエは顔を合わせてひそひそと二人で話を始めた。
「どう思います??」
「まだ神竜様は恋の好きをわかっていないのだと思うわ。いえ、これはお兄様にも原因はあるわね……。でもよく接したりするのは――の時が多いと思うわ」
「もしかして……無自覚でいらっしゃる?」
「かもしれないわ。でもまだ断言はできないわね……要観察よクロエ」
「はいセリーヌ様」
「あの……二人とも?先ほどの言葉はお二人が言われても……」
「嫌ではありませんわ」
「嫌に感じませんわ」
即答する二人。
「神竜様、その件に関しましてはこれからも全力で協力いたしますわ」
「そうですわ。誰かをほめることが許されない世界などあってはなりません」
セリーヌとクロエの迫力が明らかに増しているがなぜそうなっているのかリュールには皆目見当がつかなかった。ただ、あ、はいと答えるだけだった。
「それはそれとして神竜様、この前……」
このあとなんやかんや話をたくさんしてお茶会はお開きとなった。
三人称難しい。やはり小説書くなら好き勝手かけるタイプじゃないとダメですね。二人称にしたのはなんとなくなんですけど。
とりあえずウマ娘チャンミ育成しておきますわ!
エンゲージは最終章前までやって支援会話回収ですわ!ヒーローズはルフレ育成ですわ!
あとTwitterでみかけたとあるエンゲージのアレの意味わかりました。アレの概念あるのかその世界……。
あといい加減アンナさん迎えに行きますわ。