恋愛クソ雑魚リュールちゃん   作:ごまだれ醤油

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誤字報告ありがとうございます。
書くのしんどかった……。おのれシナリオライター。
しんどかった上に憂鬱だったからクソ短編投稿したりクソ小説とも言えないもの書いて投稿してすぐ消したりしてました。
そして長くなって疲れたので戦闘前までです。
あと政治的な話出てますけど多分こうだよなーって感じで書いてるので間違えてたりおかしかったらご指摘していただけるとありがたいです。
それでは今日も暇つぶしに
どうぞ。


戦闘前

あなたたちはブロディア国境を越えました。ここからが正念場です。それにしても何故国境だというのに検問だとか砦とかがないのでしょうか。不法入国とかいろんな犯罪とかを考えてそれらを取り締まるためにおいておくべきだとあなたは考えますが、きっとシナリオライターはそんなことを考えていなかったのでしょう。気にしないことにしました。

ゲームではアルフレッドとリュールの二人だけ移されていましたがなんかこう、ぞろぞろ歩いていてあなたはリュールの近くにいます。あなたは剣も魔法も使えてそれなりに旅をしているので先頭にいたほうがよかったりするのです。

 

「無事国境を越えられたね。ここがブロディア王国だ」

 

でました。このあと弓矢がリュールを襲います。あなたは前のほうを警戒していると気配を察知しました。伏せろ!と叫んだのはアルフレッドと同時でした。

 

「伏せるんだ!」

 

あなたは即座にリュールの前にたつと向かってくる弓矢に対してエルウィンドをまとわせた剣を全力で振るいました。リュールに当たるか当たらないかで放たれた弓矢は剣にまとわれたエルウィンドによってあらぬ方向へと飛ばされていきました。まとわせたエルウィンドは強力であり、たとえそれを貫通されてきたとしても剣で弾けます。さらにあなたというリュールより身長の高い壁があるので3段構えです。見事矢をあらぬ方向へと吹き飛ばすことに成功しました。

まずは第一段階クリア。ですが油断してはいけません。戦闘準備!と声を張り上げると皆が武器を構える中、前に人影が見えます。それなりに身なりのいい魔導士と剣士、そして一際身なりの良い弓兵。間違いありませんスタルーク一行です。続いてあなたは何者だ!!と声を上げます。

 

「それはこちらの台詞ですよ。国境を超え、侵入してきたのはあなた方です。……名乗らないのならば賊として討伐します」

 

この方をどなたと心得る!神竜王ルミエル様の娘!神竜リュール様であるぞ!

 

普段あなたは水戸黄門のなんか隣にいる二人組のアレみたいな口調はしないのですがこちらの身分を先にはっきりさせるためこのような言い方をします。

 

ブロディアの国境兵であるならばそちらの王にフィレネ女王イヴ様より書簡にて伝えているはずである!ご確認願いたい!

 

「僕はその女王イヴの息子、フィレネ王国第一王子アルフレッド!神竜リュール様の身分はこの僕が保証する!武器を下ろしていただきたい!」

 

あたかも身分の高そうで信用を持ってそうな言い方をあなたはしますが続いてアルフレッド王子が答えてくれたおかげで即刻賊として討伐、という形にはならないはずです。あなたは事態を見守ります。

そうするとスタルークは少し時間をおいて弓を下ろしその場ですみませんでしたー!!と大声で土下座をし謝罪しました。後ろの二人も武器を下ろしました。さすがにこの状況で弓を持ったままこちらに走ってくるという中世的世界では即刻切り捨てられそうなことはしませんでした。

 

そんなこんなでリュールらはアルフレッド王子により自分たちを攻撃してきた相手をブロディア王国第二王子スタルークであると判明します。スタルークは臣下二人を紹介します。ですがその臣下からは警戒の色がこれでもかと出ていました。

 

「あの、なぜそこまで警戒を?」

 

そのリュールの疑問にスタルークはゲームと同様、父である王の勅命で近くに簡易的な拠点を設けて待っていたものの来るものが大方異形兵と賊であって気を張っておりこちらへも威嚇射撃を行ったと答えアルフレッド王子が到着が遅くなったことに謝罪します。

 

「しかし、先程の件…もし矢が当たっていたら国同士の問題となっていました。気を付けてください、スタルーク王子」

 

「はい…本当にすみません」

 

さてこれで状況が状況でありアルフレッド王子が温厚であるためこれで終わりとなるはずですがゲームではそうではありません。頼むからこれで終わってくれとあなたは願います。

 

「スタルークは悪くないわ。わからなかったんだから仕方ないわよ。あなた方こそ王族らしく煌びやかにお越しになればよかったのでなくて?」

 

「矢が当たっていればどのみち、この武力の国、ブロディアに入る資格はありません。弱ければ奪われる。それがこの国の掟です。…フィレネ王子の実力もここで測りましょうか?」

 

貴方の祈りは届きませんでした。こいつら正気かな???正気じゃねぇな。アルフレッド王子も驚いてるよ。流石の皆も絶句だよ。これだからリュールとアルフレッドしかいなかったのかな?

 

「……なんと無礼なっ!!」

 

ヴァンドレもさすがに怒ります。誰だって怒ります。あなたも事前知識があるとはいえ怒っていますし、それ故にそのあとで一番に言葉が出ました。

 

……失礼ながらスタルーク王子、よほどそちらは国際問題を起こしたいと見えます。臣下のその発言、あなたの首をもって謝罪するということでよろしいですか?

 

「貴方!スタルーク王子になんて無礼を!そもそもあなたは何者です!?」

 

そういえば名乗っていませんでした。それはタイミングを逃したとはいえ王族とその臣下に名乗っていないのはこちらの非です。あなたは謝罪します。

 

失礼しました。名乗るのが遅れて申し訳ありません。私は――。邪竜討伐を目的とした神竜軍のただの一員です。

 

「王族でも貴族でもないただの平民が、王族に意見すると?首をもって謝罪するのはあなたではなくて?」

 

リュールがあなたの名前を呼び言外にやめるように言いますがあなたはやめません。

 

私の首をもって謝罪するのは良いでしょう。ですがそれでイルシオン以外の国から非難されるのはブロディアになると思いますが?

 

「なにを根拠に……!」

 

あなたは本当に心の底から呆れます。

事情があったとはいえ警告もなしに威嚇射撃を行ったのは事実。アルフレッド王子が納めてくれたというのにそれをぶり返す。

しかも相手は国賓ともいえる存在、さらにはイルシオンを除いて全世界の国家の信仰対象である神竜です。その存在を相手にして殺害しそうになったにもかかわらずその責任を転嫁する発言をしたのです。

さらに言えばイヴ女王よりもたらされた書簡によりブロディア国王モリオンは邪竜が復活したこと、神竜リュールが目覚め、その一行が邪竜討伐のため旅をしており紋章士を顕現させるために指輪の譲渡を願う等のことは知っているはず。ならばそれを迎えに行くスタルークにも最低限は知らされているはずです。

そしてその神竜を迎えに行くというからには失礼があってはいけません。そのように厳命されているのは当然として神竜リュールの外見は王族は定期的にソラネルを訪れていることから知っているはずですしそれらを部下にも伝えているはず。そのうえで威嚇射撃の誤射の上責任転嫁の発言です。神竜殺害未遂を起こしたにもかかわらずその責任を転嫁することは言語道断です。それをアルフレッド王子が納めてくれたというのにぶり返し、なおかつあなたは神竜軍の一員。たしかに中世的な世界観なFEで蒼炎の軌跡に出てきた貴族たちに意見をして処刑される可能性があるようにあなたを処刑することは可能でしょう。ですがあなたは主たる神竜リュールを守ろうとしただけにすぎず、その神竜リュールの仲間を無礼を働いたにもかかわらず厚顔無恥にも処刑などすれば国際問題は免れず神竜リュールからの抗議は免れないでしょう。いえ、すでに神竜を侮辱し殺害しかねないことの責任を転嫁した発言をしたのです、どちらにしろ抗議は免れません。この抗議を無視するのなれば信仰対象である神竜を敵に回すことと同義であり全世界を敵に回すこととになります。さらにはフィレネ王国は神竜信仰が篤い国です。不戦条約こそ結んでいますがその面子を保つために戦争となるかもしれません。そうすればブロディアはイルシオンとフィレネの両方から攻められることとなるでしょう。そもそもの話、神竜様死んだら世界滅びます。邪竜に勝てません。政治のことなど選挙の度にわからん、となるあなたですらこれくらいのことは考えられます。……といったような感じのことをなんやかんやで伝えるとスタルークと臣下二人は真っ青な顔になりました。

 

「も、申し訳ございません!神竜リュール様。僕の首でどうかお怒りをお納めください……!!」

 

「申し訳ございません!」

 

「申し訳ございません!」

 

「そ、そんな頭を上げてください。わたしはそんな……」

 

リュールは慌てますがそれをヴァンドレが制します。

 

「それはいけませんぞ神竜様。既に発言はされてしまった。国同士の問題となってしまったのです。何らかの形でけじめをつけねばなりますまい。ご決断を」

 

「僕も賛成だ。遺憾だがこのままではいられない。辛いかもしれないが決断をしてほしい」

 

リュールはそんな、と思っていた顔をはっと直すとしばらく考え込みます。あなたはこんな風になるなら言わない方が良かったか?と思いますがこのような発言をする輩とお咎めもなしに共に戦うことはできませんし、ブロディアという国の信用にも大きくかかわって物語のどこかでほころびが出かねません。のちに登場するディアマンドやその臣下の人格も疑われます。そもそもヴァンドレが怒りを見せた時点でなぁなぁで済ますとは思いません。ここはリュールを信じましょう。

 

「……わかりました。今は邪竜が復活し罪なき民が異形兵によって害されている状況。この状況下でフィレネ、ブロディアの仲を崩すわけにはいきませんし、無暗に命を奪いたくありません。ブロディア王国第二王子スタルーク並びにその臣下の謝罪を受け入れます。十分に反省をして邪竜討伐のため私に力を貸してください。」

 

さすが神竜様。本編でも発揮してくれた冷静で毅然とした態度でこの主人公やりおる、と思わせただけあります。大局を見据えた慈悲ある判決です。ついでにカリスマ的なものをバリバリ感じます。

 

「神竜様。此度は私共の不手際にもかかわらず、寛大なご配慮を賜り誠にありがとうございます!」

 

スタルークがそのように謝罪と感謝の言葉を述べると臣下のラピスとシトリニカも同様に言葉を述べました。

 

「それと――、そのような発言は私や神竜様、アルフレッド王子のような方がするものであって一卒の兵であるお前がしてよいものではない。此度は大目に見るが留意せよ」

 

確かにその通りです。現代であれば場合によっては問題はなかったかもしれませんがこのような世界観では問題でしょう。リュールの顔に泥を塗ることになりかねません。

 

はい。神竜様、アルフレッド王子、差し出がましい真似をしてしまい申し訳ございません。並びにスタルーク王子、無礼な発言をしてしまい申し訳ありません。どのような罰もお受けいたします。

 

あなたは頭を下げ謝罪をするとリュールとアルフレッドはあいわかったと謝罪を受け入れ、スタルーク王子も恐縮しながら悪いのはこちらであると同じく謝罪を受け入れてくれました。

 

「では、さっそくですがスタルーク王子。ブロディア城への案内をお願いします。これからよろしくお願いします」

 

そういってリュールは手を差し出しました。子供っぽい表現ですが仲直りの握手というものでしょう。スタルークはやはり恐縮しながらも手を握り返し、あなた方を案内するのでした。

その中あなたはヴァンドレにリュールを守ってくれたことの感謝を、リュールからはあんな無茶はやめてくださいね、と言われてリュールを心配させたことを反省するのでした。

 

 




前書きでも書いたけどこれでよかったんか?
他にもいろいろ思いつきますけど文章のつながりとかがおかしくなりそうだったので途中で切り上げました。
アンチ・ヘイトタグはあるけど昔言われたSEKKYOUとかいうものにならないように主人公もちゃんと怒られるようにしたけどよかったかな。
ほかのFE書いてる人たち政治のこと書けてしゅごい……私かけないの。
まぁ政治的問題ありそうなのここくらいだから大丈夫でしょたぶん。おそらく。
というわけで第7章戦闘は次です。とはいってもそこまで長くないです。戦闘かけないので。
もともと短編だからね許してください。
それでは今回も読んでいただいてありがとうございました。
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