恋愛クソ雑魚リュールちゃん   作:ごまだれ醤油

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誤字報告ありがとうございます。
クロム&ルフレ、ヴェロニカ外伝、25章クリア→次が最後か……
ウマ娘による裏切りショック→ウワーーー!!!!
WBC日本優勝→よっしゃああああああああああああ!!!!
邪竜の章PV解禁→グワーーーーーーッ!!!!
だいたいこんな感じ。
それでは今日も暇つぶしに
どうぞ


日常18

 中世のお城事情というものをあなたは知りませんがこう、城があって城壁があって日本にもあるような感じの海外版的なイメージを持っています。何が言いたいのかというとブロディア城らしきものが見えてきて城の見張り台的なところにいる兵士がこちらを確認すると、おそらく指揮官に報告しに行ったのでしょう。スタルーク王子が神竜らしき人物を連れて戻ってきたと。

 ブロディア城と思わしき城門に近づくといろいろと出入りしている人たちと門番の兵隊らがいました。ゲームのようになんか城門の前に後ろ姿でディアマンド王子がデーン!と立っていて急に振り返って自己紹介を始めて周りには誰もいないムービーというような状態ではありません。初プレイ時にあれ?事前情報で知ってたはずなのに7章での問題発言のせいでなんかまともな奴だな?と思ったのは印象的です。兵士らがスタルーク王子にお帰りなさいの挨拶をしてスタルーク王子はリュールらを神竜様御一行であると紹介すると兵士は本物の神竜様に合えたことが望外の喜びであるのかぷるぷると震えながらも光栄ですと答えます。そんなやり取りをしていると前から一人の男性が脇に質実剛健を絵にかいたような感じのアーマーを着込んだ女性をつれてやってきました。

 ディアマンド王子とその臣下ジェーデです。おや?とあなたは思います。なぜならばジェーデはこの1つ後のブロディアとイルシオンの国境での参戦となるからです。とはいえ大きなファクターとなるようなわけではないためとりあえず様子を見ることとします。

 

「待っていたぞ、神竜様。私がブロディア王国第一王子ディアマンドだ。こちらは臣下のジェーデ。もう一人アンバーという臣下がいるが、そちらは化け物の退治に向かっている。あなたのお噂は耳にしている。お会いできて光栄だ」

 

「初めまして神竜様。ジェーデと申します。お会いできて光栄です」

 

 リュールもお会いできて光栄です、といいその後はアルフレッド王子とゲーム通りのやり取りをします。ディアマンドがイヴ女王の書簡で事情は知っていると発言しているのになぜ国境ではあんなことになったのだろうと考えますが気にしないことにします。

 

「兄上、ご報告が。グランスール大橋にてイルシオン第二王女率いる部隊の襲撃に遭ったのですが、城付近らは特に問題はないのでしょうか」

 

「なに?付近に異常があるとの報告は今のところ来ていないが……なるほど。指輪の存在か」

 

「はい、グランスール大橋にまで敵の手が伸びてしまった以上イルシオン王国は指輪を求めていずれブロディア王国へなんらかの方法で襲撃をかけてくるかもしれません。神竜様に指輪をお渡しになられたほうが良いのでは」

 

「ふむ、すぐに守りを固めておく必要があるな。報告感謝するぞ。指輪の件にしろ、まずは父上にも伝えてからだ。神竜様方、どうぞ城の中へ」

 

 あなたたちはディアマンドらに案内されながらも城の中へ入ってきます。ひそひそとあなたの近くにいるユナカがどうして国境であんなことになったのか、とぼやいておりエーティエがそれを聞いてその件についてはこの後きっと糾弾されます、と返しているのが聞こえました。それからエーティエはあまりそういうことは言わない方が良いとユナカに注意しそれを受け入れます。暗殺者であったユナカがこんなことをしてしまったということは余程国境での件について呆れかえっているようです。実際その通りですしスタルーク一行はそれだけのことをしたので報告をしなければ後に発覚した際、隠蔽を図られたと思われてしまうでしょう。おそらくスタルーク一行らは冷や汗だらだらです。例えるなら大事な仕事を終えてしばらくたった後でふいにミスがあることが自分の中だけで分かり、そのミスを報告しなければならなくなった過去のあなたの用な心境でしょう。やらかした規模が違いすぎますがちょこっとだけあなたは同情します。

 そんなこんなでモリオン王との謁見です。スタルークが戻ってきたとのことで部屋より出てきてしまったようです。実際リュールは全世界の信仰対象であるため自分から迎えに行かなければならないほどの存在なので、王自ら来ないというのはよろしくないのでしょう。

 モリオン王、リュール、アルフレッドらが挨拶を交わすとスタルークがグランスール大橋の件を報告します。

 

「父上、スタルークからの報告でグランスール大橋にてイルシオン兵の襲撃があったとのことです」

 

「奴らは紋章士の指輪の強奪を目的としていました。グランスール大橋が一度占拠された以上、紋章士の指輪を神竜様にお渡しになられたほうがよろしいかと思います。それに……」

 

「わかっておる。城への攻撃もありうるから警備の強化をしろということだろう?おい、すぐに周辺にイルシオン軍が現れたかの確認並びに警備を強化せよ」

 

 やたらと察しが良い気がしますが戦をし、国をまとめ上げる王族であるが故の察しの良さでしょう。……橋の警備もしていたはずなのにその報告が先に上がっていないのはなんでだろうと思いますが、やはり気にしないことにします。

 その後リュールが紋章士の指輪の譲渡をお願いしモリオン王からリュールへと紋章士の指輪が手渡されました。リュールは紋章士ロイを顕現すると周囲は驚きに包まれ紋章士ロイの放つ神々しい輝きに目を奪われます。

 

「儂が生きている間に神竜様にお会いできるだけでなく、我が王家に託されし指輪にこのような神々しい輝きを放つ紋章士が宿っていると知ることができたとは……大変うれしく思います神竜様。流石は神たる竜の力だ」

 

 とゲームではここで襲撃がありますが来るのか、と身構えているとスタルークの震える声がその場に響きます。たじたじとした感じで紡がれる言葉の中、いつ襲撃が来るのか?とあなただけ警戒している中ものすごい声が響き渡りました。モリオン王の叱責です。

 

「この大馬鹿者が!!なんということをしてくれたのだ!あれほど容姿についても伝えたのに誤射だと!?さらにはその責任を転嫁するなど……お前の部下はどうなっているのだ!!!」

 

 そりゃそうだとその場にいた多くのものが再び思ったでしょう。あなた方にとっては終わった話でもブロディア王族にとっては大問題です。これで隠蔽を図ったということはなくなりましたがそこは神竜リュールが納めます。

 

「モリオン王、どうかお怒りをお納めください」

 

「神竜様、この度は愚息のスタルークとその部下が大変申し訳ないことをした。……どうか愚息とその臣下の首で此度の件、納めてはいただけないだろうか」

 

「父上!」

 

「ディアマンド!お前とてわかっているはずだ!この馬鹿者がどれだけのことをしたか!」

 

 冷静で聡明なディアマンドでも兄としての一面は捨てきれないのでしょう。反射的に父親に反発してしまいますがモリオン王に反論され何も言えず黙り込んでしまいました。

 

「その必要はありません。その件についてはすでに国境で済ませています」

 

「しかし……」

 

「モリオン王、今私たちが対峙しているイルシオン軍は邪竜を復活させ世界を破滅させようとしています。敵には無尽蔵ともいえる兵力、異形兵がありその脅威はフィレネ城が1度襲撃されたことからも明確です。今は共に戦うべき仲間が一人でも必要なのです。もしあなた方が私に申し訳なく感じているのであれば命による謝罪ではなく、この世を生きる人々のためにその力を貸してください」

 

「むぅ……」

 

「それに、無礼を働いたのはこちらもです」

 

「なんですと?」

 

 あなたはそんなことがあったか?と一瞬思いますが自らの所業を思い出し一気に青ざめます。現代での仕事のミスなんか比にならないことをやらかしたこと、王族におい、首出せよと実質的に言い放ったことです。この世界が遊戯王であればデュエルでケリがついたでしょうが残念ながらファイアーエムブレムの世界です。あなたの脳内は声には出ない絶叫であふれかえっています。あなたの冒険はここで終わってしまうのでしょうか。

 

「私を守るためとはいえ仲間がそちらのスタルーク王子に無礼ながらも首をもっての謝罪を要求したのです。そちらがスタルーク王子とその臣下の首を謝罪として差し出すならば私が神竜としてブロディア王家に正式に謝罪します」

 

「そ、それは困る!……承知した。神竜様の言うとおりにいたします。お前たち、神竜様のご慈悲に感謝せよ」

 

 さすが神竜様。あなたの首もついでに守り、この場を見事納めて見せました。スタルーク一行は再び謝罪しディアマンド王子も胸をなでおろしリュールに感謝の言葉を伝えます。これであなたは命拾いしました。これでリュールを守ったのは自分であると知られたら一国の王そのものから目を付けられることになります。そんなことは一般市民のあなたでは到底耐えることはできません。邪竜の章PVで見たほどなんかヤバそうではないでしょうが中世的価値観な世界観です。どうなるかわからなくて恐ろしくてかないません。

 

「神竜様を御守りしたのは守り人の方々か。大変申し訳ないことをした。神竜様共々お詫び申し上げる」

 

「いえ責務ですので」

 

 クランとフランが何か言う前にヴァンドレが言ってくれました。そうです。ここで自分じゃなくて一卒の兵だよ、なんて言ってしまえばあなたは注目の的待ったなしです。さすがヴァンドレ。守り人33代目に任命され長年ルミエルの世話係を務めていただけあって聡明です。リュールがこれできちんと話をつけた、という証のため友好の握手をモリオン王に求めそれに応じました。

 

「安全が確認次第、手合わせを願いたいな神竜様。神竜様を御守りした守り人の方々とも」

 

 その発言に実際守っていなかったことに耐えられなかったのでしょう。フランがぼそっと何かを言ったのが聞こえました。

 

――御守りしたのは”――”なのに。

 

「ん?」

 

 あなたは心の中で絶叫した。身構えていないため死神が来てしまったのだ。あなたには一国の王への対応などわからぬ。ゆえに青鬼のたけしのごとく体をバイブレーションさせるしかできなかった。ユナカが死神が来ましたなぁとつぶやいたのが聞こえます。うるせぇ黙れ元暗殺者だってバラしてやろうか。

 

「失礼、”――”というのは?」

 

「ええっと……彼です」

 

 なんということでしょう。完全に目がほう、この者が……のような目であなたを見ています。やめてください死んでしまいます。

 今あなたの脳は見事なマルチタスクを働かせていました。1つは完全に停止しており、1つはリュールに反省を促すダンスを踊り、1つはデュエリスト魂によるカード「灰流うらら」で無効にしたかったですが発動条件が合わず、伏せカードもないため何もできません。そして1つはライフカードのCMを流していて手にしているカードはすべて白紙です。つまりは万事休す、ハイクを詠むしかなくなったわけです。

 どうする?どーすんの?俺?どーすんのよ!?

 

 

 




灰流うらら(はるうらら)
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:以下のいずれかの効果を含む魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から捨てて発動できる。その効果を無効にする。
●デッキからカードを手札に加える効果
●デッキからモンスターを特殊召喚する効果
●デッキからカードを墓地へ送る効果
今回の場合いずれも当てはまらないため使用不可。汎用性が凄い高いのでだいたいみんな入れてる。


長くなったので切りよさそうなところで中断。ライフカードへ続く!(昔のCMです)
原作通りにしないように文章考えるの難しいなぁ……
これを毎日何回も更新してる人いるってマジ?
あと誤射をいなしたところの下り、最初はリュールが口を滑らせた感じにしたけど聡明さから没にしてフランに生贄になってもらいました。ごめんよ。でも君支援会話で「「きょーよー」を身につけなさい」なんて言ってるからつい……

邪竜の章地獄なんですけど、セリーヌ推しの自分としては自国の民以外の命虫けらに思ってそうな発言と目に大ダメージなんですけど。
ブロディアとかまさに力こそがすべてみたいなオーラ出てるし。
俺がプレイするのはエンゲージであって風花雪月ではないはず……
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