恋愛クソ雑魚リュールちゃん   作:ごまだれ醤油

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メンタルブレイク案件が多数重なったので久しぶりの更新です。
ちょっと文章雑かもしれないんでそう感じられたら感想でバシバシご指摘ください。
あと最近なぜか4000字くらい書くようになってる。おかしい、俺はもっと楽に2千~3千で手抜きしていくはずだったのに……
それではGW最後の暇つぶしに
どうぞ


日常28

 野太くも猛々しい声を発するモリオン王の剛の剣がリュールに迫ります。ですがリュールも伊達に稽古してきたわけではありません。ディアマンドも同等の剛の剣の使い手でありモリオン王から指導を受けた身である彼との模擬戦でつかんだリュールなりの剛の剣のいなし方を使ってモリオン王の攻撃を防ぎ、鍔迫り合いの時はあえて力を抜いて回避したのちに反撃をしてモリオン王と渡り合っています。モリオン王はそんなリュールに手を抜いているとはいえ心の中で称賛し反撃を回避したり片腕の盾で防御するという荒ぶる剛の剣の使い手とは反する冷静な判断力で対応してリュールを追い詰めます。

 いくばくかの攻防の中リュールの攻撃がなんとモリオン王の片手剣を弾き飛ばしました。王の剣が!と観衆から声が上がり、リュールは好機とみて追撃を行います。が、モリオン王は盾でそれをそらしリュールの腹部に拳を叩き込み吹き飛ばしました。吹き飛ばされながらも受け身をとりすぐに立ち上がることで接近してくるモリオン王に対して剣では距離の関係上分が悪いと判断し剣を捨て迎撃の構えを取ることができました。モリオン王が繰り出す右フックや左フックにストレートをどうにか防御し空いた胴体に攻撃を入れていくなど応戦していきます。リュールにいくらか攻撃が加えられ大ぶりの攻撃をモリオン王が繰り出しますがリュールがとっさにしゃがみ足払いをかけますがそれを回避、されながらも下から月を描くように蹴りを繰り出しモリオン王が顎をそらすことで回避、リュールは着地しモリオン王はわずかに崩れた体制を直します。お互いに膠着状態になったところで鍛錬は終了となりました。

 

「うむ、神竜様。以前よりも動きに鋭さが出ましたな。よい鍛錬だった。感謝するぞ」

 

「こちらこそありがとうございますモリオン王。ですがまんまと乗せられてしまいました。剣をわざと手放しになったのでしょう?」

 

「さすがお気づきになられるか。剣を失えば何も出来ぬなど武力の国ブロディアの恥。前回もそうであったが儂と格闘技で相応に渡り合えるとは良い師匠をもったのだな」

 

「はい。自慢の仲間です」

 

「ディアマンドやスタルークとも鍛錬をしていると聞く。仲良くしてやってくだされ」

 

 そう言ってモリオン王は鍛錬場を後にしました。そんな中であなたがなにをしているのかというとフィレネ組と一緒にリュールとモリオン王との鍛錬を見ていました。

 

「さすがモリオン王、お相手した時もそうだが見ることでも勉強になる。神竜様も腕を上げられたし僕も負けていられないな」

 

「そうですわねお兄様。私も戦場で平和のため皆のために足手まといになるわけにはいかないわ。平和のため武力を持つというのは矛盾しているかもしれませんけれど」

 

 そういうとアルフレッドはセリーヌをすこし不安そうな目で見ます。例の件が一段落したとはいえまだ優しさを弱さと思っているセリーヌが苦しんでいると兄としてはどうしても心配になってしまいます。ですがセリーヌは答えを得ています。

 

「大丈夫よお兄様。皆。まだ優しさを弱さと思ってしまってはいるけれどそれでも大切なことなんだって。正直戦うのは苦しいけれど前に比べたら今のほうがいいわ。”――”が教えてくれたから。お兄様たちが支えてくれるから」

 

 そういえってセリーヌは皆とあなたを見ます。セリーヌの声色はいつも通り優しく少し苦しみも見せながらも温かみのある感じです。そんななかであなたは推しがより洗練されて美しくなってて良い……と後方保護者面していました。とめられないやめられない。

 そういったセリーヌとリュールに対して負けていられないといったフィレネ組はアルフレッドはディアマンドとセリーヌは名のある武将と各々と鍛錬を行うのでした。

 

 

「……(そういえばあの”――”の暖かくて優しい瞳、神竜様はご存じなのかしら…今度教えて差し上げましょう)」

 

 

 

 

 

 ところ変わってブロディアの大衆向け劇場です。あなた、リュールにユナカ、ディアマンドはいつぞやの偉い人たちとの神竜リュール様英雄譚の劇の打ち合わせに来ていました。あなたはさっそく案をいくつかまとめたノート的なものを相手にシナリオライター的な人に見せて反応をうかがいます。今読んでもらっているのはセリーヌが間違えて読んでしまった案です。それにしてもプロの方に素人が意見を見てもらうというのは恐ろしくて仕方ないものです。現にシナリオライター的な人の顔が信じられないものを見るような顔つきに代わっていきます。それから彼は口を開きました。

 

「人のすることじゃないよこれ……君は邪竜の手先か何かだったりしない?」

 

 おもいっきし彼の素の部分がでてきたようです。一応ディアマンド王子の客人扱いになるというのに割とやべー口をきいてしまっています。すぐに彼はしっ、失礼しました!と謝罪し、リュールが代わりに大丈夫ですよと返します。ひどい。

 

「し、神竜様はこの内容を、ご存じなのか……?」

 

 ディアマンドは両手をぷるぷると震えさせながらもリュールに質問します。ディアマンドは内容のあまりの残酷さ、惨さに対して信じられないようなものを見たので理解が及んでいないように見えます。おそらく所業に対しての怒りを無意識に内に秘めているかもしれません。こんな内容をリュールが許すとは思えないと思いながらも聞きます。

 

「はい、知っていますよ。まぁ内容に関しては凄く惨いもので怒りの湧きようもないくらいでちょっと問題も起きましたが、彼はそういったことをする人物ではありませんし大丈夫ですよ」

 

「(ちょっとではすまないくらいの問題でしたがなー)」

 

――それで、どうでしょう?その案は

 

 ディアマンドにこいつマジで大丈夫?という目で見られながらもあなたは恐れ恐れ聞きます。

 

「邪教徒の部分は素晴らしいですけれど……。そのまま使うのは極めて難しいですね。発想は素晴らしく残酷だけど今回の劇だと話が長すぎてしまう可能性があるし、あまりの残酷さに子供も大人も何も言えなくなってしまいますよ。今回の神竜様の英雄譚にはちょっと合いません。でも邪教徒の煽りの部分はいいと思いますので参考にさせていただきます」

 

 むむっどうやら展開的にR-18指定みたいなものを食らってしまったようです。一応某仮面で20年後の世界が舞台という新規映画が決定したライダーの敵ラスボスが敵の最強キャラを炎で焼いて凍らせてリアルにボリボリ音を立てて食べてるシーンがあったので普通に子供向けだと思いましたがこの世界の人たちにはいろいろと耐性がないようで無理だったようです。これは残念。

 そんなこんなで次の案です。この案は幼少期より神竜の元にいた親友が邪教徒の手先であったと判明しそれでも神竜のために己の命をなげうって神竜を助けますが実際はそんなことはなく、幼いころから神竜の近くにいて裏切るためだけに友情を10年以上にわたって培ってきて盛大に種明かしをするというものです。その裏切り方がほかの騎士物語などとは違いまさに下種の極みとしか言いようがない様の台詞が特徴的であなたはやるのならばこの役をユナカにやってほしいと思っていたりしているのでそう発言で付け足します。

 

「私めのことを何だと思っているのでございますか”――”氏は???」

 

 ひそひそとなんかさっきのやつよりまともで普通じゃない?……なわけねぇだろ、という声が聞こえてる中でユナカがこちらにそんなことを言ってきます。あなたの人の心のない配役に選ばれたのです。冗談でしょうが何かしら文句があるのでしょう。ですがあなたはユナカは気品をつけておとなしくしたらお姫様になるし、あくどくすれば悪女らしくできる美しさと体全体の見た目がいいし、本人に人を元気にさせる力があってなんでもできるから任せたいなと思っているだけ、と返しました。その言葉が珍しかったのでしょうユナカは目を開き背筋をピンと一瞬伸ばしました。

 

「へっ?そ、そうまで言われることなどありませんでしたぞ……。少し照れますな…」

 

 これは珍しく照れているユナカが見ることができました。さすが公式人気投票女性部門でリュールを除いて1位になっただけはあります。なお2位のセリーヌとは3ポイント差なのでほぼ誤差です。最推しはセリーヌ、いいね?

 

「いい感じですね。物語開始当初から入れて後半でバラすと良い展開になりそうです」

 

 これまた次の案です。敵たる邪教徒たちは邪竜を復活させるのではなく邪竜を作ることに決定。適当に各地から優れた子供たちをさらい人体実験にあわせていく。そうして生まれた人工邪竜だが人工故に不利益の方が多く、さらには邪竜復活を願う派閥が本当に邪竜を復活させてしまう。その結果作られた人工邪竜は汚らわしい命め!死ね!と殺されそうになるが今までの邪悪実験の結果で力があったため殺そうとした奴らを返り討ちにし、復活したてのまだ弱い状態の邪竜を取り込み世界を破滅と混沌へと落としていく。それを神竜が阻止する案。なお生き残った子供たちは邪竜の攻撃の燃料として使用される。

 

「ッ、ハァー……!すごいですねこれは。うん」

 

 シナリオライター的な人が息を吐いてもうやけくそみたいな態度を取り始めました。悪魔的な発想と褒めてくれたのはどこへ行ったのでしょう。

 ディアマンドが両手で顔を覆い始めました。ディアマンドは喜劇が好きで部下のアンバーやジェーデの明るいところが大好きで結構助けられているところが多いところもあるので悲劇はだいぶキてしまうのでしょう。ついでに他の面子を見てみるとリュールもユナカも目がどこか遠くを見ている気がします。

 

 そして最後の案です。この案は実にシンプルで邪竜が行う悪行について書いてあります。よみがえった邪竜はこの世を絶望に満たすために邪教徒を操り自身の炎魔法をかけて突撃させる人間爆弾のような形で神竜軍に襲い掛かります。また今までの戦いの中でなぜか戦死でなく行方不明であった仲間の兵士などが自我が存在し操られた存在として自らの体に邪竜の炎をつけ道連れにしようと襲い掛かってきます。もちろん操られているので抵抗はできず殺すしかありません。普通の村に戦死したと思われた父が生きていたと思ったいたら自分を丸焼きにして母親に抱き着いて焼き殺していくシーンが子供の視点から語られるのが特徴です。

 

「どうしてこんなことをするんですか?」

 

 とうとうシナリオライター的な人に突っ込まれてしまいました。近くの席でディアマンドが頭を抱えてしまっています。人気投票でリュールを除いた完璧で究極の1位である王の姿か?これが。ちなみにリュールがわき腹をつんつんとつき、ユナカは足でゲシゲシとあなたの足をけってきています。こんな案を出したあなたですがそれなりに話し合いははずみ素晴らしく参考になったので感謝するとお礼の言葉をもらいました。シナリオ自体は近日中におそらく書き終えるので楽しみに待っていてほしいとのことだそうです。ちなみにこの世界には活版印刷術が既に存在しておりなんかとりあえず人数分はそれなりに早く出来上がれるそうです。

 

 ついでにおまけの案として最初の案と2つ目の裏切りの案を混ぜた食人を促した邪教徒が王女の幼少期からの親友だったパターンもありましたがどうしてこんなもん書いた!言え!というような空気になったので全面的に没になりました。これらの件であなたは劇団員からとんでもないものを書く書き手として尊敬されたりドン引きする目でみられたりするのでした。

 

 

 

 




お待たせしまったのでセリーヌかわかわ要素をプラス。最後に向かって雑になっていったのは許して。ぐだりそうだったし……
最近推しの子とやらが流行っているようですね。結構昔に本屋で試し読みを呼んで16歳出産でいろいろとアレな点で敬遠したんですけど急激に増え始めた二次創作である程度の知識は身に付きました。あの話もっとぼのぼのとした話だと思ってました。
君は完璧で究極のゲッターの影響で3話と4話だけアニメ見ました。闇落ち復讐要素はやっぱり苦手です。重曹ちゃんとやらが演技やって「できたじゃねぇか……」とするのが一番楽しい楽しみ方が気がします。

8秒くらいで考えたおまけ

なんやかんやでゲッター世界に転生しなんか仲間のためによく死ぬ武蔵のために代わりに死んだ主人公くん。
その時ゲッター線からお礼を言われゲッター線で微粒子レベルでなんかヤバそうな感じになりそうな世界ことゲッター線がドルヲタとなった世界にてなんか関係のある星野アイを守ってくれたらあとはゆっくりしていいよと言われ生れ落ちることになり主人公くんは彼女を守る存在となったのだ!
主人公くんはアイを守りきれるか!?なお完璧で究極なゲッター線を浴びているのでアイのアイドルパワーに一切揺らがない模様。私を見てみて理解して一緒にいて抱きしめての愛ガチ重アイが誕生する

恋愛クソ雑魚セリーヌちゃん(あくまで参考)

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