大有双外伝   作:生甘蕉

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今回は番外編
別の世界に送られたコピーの話


KY編

「兄貴、おい、兄貴ってば!」

 

「ん? なんだ?」

 

「よかった、意識はあるか」

 

 激しくゆさゆさと僕をゆすって眠りを覚ましてくれたあげくに、ほっと一息ついている少年。寝ぼけ眼にじっとそれを見ていると少しずつ頭が覚醒してくる。

 ああ、なんだ弟か。

 

「なんだ忠夫か」

 

「なんだはないだろ。また倒れてんじゃないかと心配しただろーが!」

 

「ふぁ。ちょっと寝てただけだ。さすがに飯抜き三徹は厳しかった。心配かけて悪かったな」

 

 うあ、床で寝ていたせいか身体が痛いな。んー、せめてソファぐらい買うか。中古ショップに出物あるかねえ?

 

「ったく、兄貴は頭いいくせに自己管理がずさんすぎる! 研究だけじゃなくて飯と睡眠ちゃんと取れっての! なんで弟の俺がお袋にあんたの面倒見るよーに頼まれにゃならん。普通逆だろーが!」

 

「嫌だったら親父たちについて海外行ってもよかっただろうに」

 

「うっ」

 

 いかんな。心配してくれた優しい弟につい嫌味を言ってしまった。もしかして僕はツッコミ体質というやつなのだろうか?

 僕は弟を助けるために頑張っているというのに。

 まあ、反応が可愛いからついイジりたくもなるのは当然のことだから仕方ないか。

 

「ははは。心配かけたな。腹も減ったし飯にしよう。なに食いたい?」

 

「兄貴の飯もええけど、冷蔵庫空っぽだったぞ。カップ麺だって1個も残ってねえ」

 

 あれ? まだ数個残ってたはずだが。きっと弟が食べたのだろう。今度はそれを指摘しないように意識しながら食事をどうするか考える。

 米と塩はあるからおにぎりぐらいはできるが、育ち盛りの弟の栄養面を考えるとそれだけというのはない。冷蔵庫を確認されてなければ僕の非常用の食材を使うこともできたのだが。あれの存在はまだ弟には知られるべきではないか。

 

「んじゃスーパー行くか。それとも食いに行くか? どっちがいい?」

 

「外食だな。肉がいいけど、たまには牛丼以外のやつが食いたい」

 

「はいはい。では今日は豪勢に焼き肉でも行くか」

 

「それだよ兄貴!」

 

 大正解だと満面の笑顔の弟に満足する。思わず頭をなでようとするが露骨に避けられてしまった。ううっ、昔は素直になでられて微笑む子だったのに。これが反抗期ってやつかぁ。

 

「あとにおうからその前に風呂な。何日入ってねーんだよ」

 

 

 ◇ ◇

 

 

 焼き肉店での食事後、スーパーに寄って買い出し。弟がいるのでいつも以上に多めに買っていく。

 

「ああ、トイレットペーパーも切れそうだった。セールになってるし4パックぐらい買っていくか」

 

「多いだろ。ったく、バイトだけじゃなくてこっちでも荷物持ちかよ」

 

 すでにいっぱいになったカゴを2つ持たされているのでため息の弟。文句を言わんでくれ、半分くらいはお前が消費するんだから。こっそりとエロ雑誌をカゴに突っ込んでいるのも見逃してやるからさ。

 

「ほう。バイト先の仕事内容はそんななのか。GSの事務所だって言うからもっと危険なんじゃないかと心配してたんだが」

 

「危険かもしれんがあそこにはロマンがある!」

 

「ロマンか。お前がそう言うからには止めても無駄そうだが、気をつけろよ。お前になんかあったら兄ちゃん泣くぞ」

 

「お、おう。まだなんともなってないからこんなとこで泣くなよ兄貴」

 

 まぁ危険なのはわかりきっている。命がピンチになるのもしょっちゅうだろう。心配だ。心配すぎて夜も眠れん。

 だが、ここで止めるワケにはいかない。弟の成長のためにもここは気づいていないフリを続けねばいけないのだ。

 

「忠夫、なんかあったらすぐに兄ちゃんに連絡するんだぞ」

 

「へえへえ。わかってるって」

 

 わかってるのだろうか? わかってないよなぁ。お前が世界の命運をかける存在となるかもしれないってことに。

 ああもう、こんなことなら神様連中に報告なんかするんじゃなかった。

 

 

 ▼ ▼ ▼

 

 

 GS美神 極楽大作戦!! のもう1人の主人公、というかメイン主人公である横島忠夫。それが弟。

 兄である僕の名は横島光一。

 うん、GS美神にそんなやついなかったよね。わかってるわかってる。

 この世界も、世界攪拌の影響を受けてちょっとおかしくなっている。その影響だろう。

 

 世界攪拌ってのは複数の世界間で人物その他が入れ替わったり、融合しちゃったりするはた迷惑な現象だ。

 僕がそれを知っているのは、世界攪拌の調査ととある重要任務を持った探査器(プローブ)と融合してしまったからに他ならない。意識も記憶も完全に融合してしまった彼は、探査器(プローブ)という名称ではあるが、創られた人間だった。

 探査器(プローブ)を複数の世界にバラ撒こうとしたその人物は帰還が困難なこともわかっていて、そんな任務に誰かを行かせるなんて嫌だったので自分のコピーを送り込むことにしたんだ。コピーの能力を信頼してたのではなく、自分なら不幸になってもいいか、という理由で。

 オリジナルともいうべきその人物はいくつかの特殊能力を持っていたんだけど、その中でも一番の能力を使ってフィギュアをベースに自分のコピーとして創りだしたのが僕と融合した探査器(プローブ)たちだ。

 

 彼らはたくさんの世界に送り出されて任務についているらしい。僕と融合してしまったのは全くの偶然で事故のようなものだ。そもそもがどんな世界に送られるかはわからなかった。

 探査器(プローブ)たちはオリジナルに近い力を持つ者もいたが、僕と融合した彼は弱い方で、記憶とそれなりの力は受け継いだがオリジナルの一番の能力は受け継いでいない。正確にはスキルレベルが0で保持しているのだが、全然レベルアップしてくれないので、ないものとして諦めている。

 

 で、融合前のこの世界の僕、どうやら僕も別世界の人間である可能性が高い気がしている。その人物にも探査器(プローブ)の彼の記憶が思い当たる人物がいるんだ。

 皆本光一。GS美神と同じ原作者の絶対可憐チルドレンの登場人物である。オリジナルの名前が煌一でそれが関係したのかコピーと融合してしまった。世界攪拌による置き換えや融合には双方になにかしらの共通点があることがわかっているから、たぶんそうなんだろう。

 

 なんで皆本が横島となっているか?

 これがよくわからない。世界攪拌でGS美神世界と絶チル世界が融合しかけているのかもしれないが、この世界にはB.A.B.E.L.もなければ超度(レベル)7の超能力者(エスパー)もいないのだ。いや、いるかも知れないけどこの世界で使われるのは超度(レベル)ではなくマイトという霊力の単位だ。

 ああ、オリジナルは超能力使えたなぁ。滅茶苦茶強い超能力者(エスパー)と融合していたせいで。

 

 なので、融合していることに気づいてしまった僕は自分が両親の子ではないんじゃないかと疑った。ほら、横島父はあれだから関係した女性に子供だけ押しつけられたとか。

 遠回しに聞いたら初めて母さんに殴られた。「あんたは私の子だよ」って。親父ももっと殴られていた。「あんたのせいで不安にさせただろ」って。

 それ以来、表だって自分の正体を調べることはしなくなった。

 

 自身の融合にはっきりと気づいたのは小学5年生の時、特別教育プログラムに進んだ直後だ。僕はそれまで感じていた違和感をはっきりと認識してしばらく寝込み、目覚めた時はだいたいを理解していた。

 まずやったのはこの世界の神と連絡を取ること。GS世界ってのは神も魔族もいるからね。

 オリジナルは修行神の使徒だったんだけど、別の世界の使徒のコピーなんかがいたら排除されかねない。僕だけだったらまだしも、家族まで巻き込まれてしまったら嫌なので先手を打って事情を話すことにしたんだよ。

 

 唐巣教会を探し出して、神父に何度も頼み込んで紹介状をもらい、妙神山に行ったよ。結局、心配した神父もついてきてくれたけどね。

 入り口で小竜姫様と面会することができたけど、話をしたいだけなのに門番と戦うことになってしまった。融合してなきゃ勝てなかっただろうなぁ。

 

 その後、修行目的ではないと説明するとがっかりされてしまった。オリジナル譲りのGGK二刀流で戦ったのがちょっと気になってたみたいだ。

 自分の正体と現状の説明をすると、ヒャクメを呼んだのでしばらく待つように言われて結局修行をつけられたよ。神父は除霊があるっていうんで帰っちゃったけどさ。ずるい。

 

 数日後、ヒャクメに心や記憶を覗かれて僕の証言が正しいとわかると、更に上の神様が出てきて緊張した。オリジナルのご主神(しゅじん)様は知ってるけど威厳なんてない駄神な修行神だったから余計に。

 

 GS世界の神たちにこの先起きる流れも話して、可愛い弟が苦労しないようになんとかしてくれって頼んだんだけど、それは保留中。僕の融合も元に戻してくれないかってのは神様の力でも無理だった。

 

 話したことは他言無用って言われてるけど、もちろん言うつもりはない。口封じのためやイレギュラーの排除って始末されなかっただけマシかな。

 あとやはり世界攪拌が僕以外にもこの世界に起こっていて、その調査でヒャクメも忙しかったことを教えてもらった。

 まぁそれは知らされる前に知ってたけどさ。

 

「まっさかオラが神様になっちまうなんてなあ」

 

 斉天大聖が悟空だったんだよ。元々孫悟空だけどそうじゃなくて、猿神(ハヌマン)がドラゴンボールの悟空と融合してしまっていたんだ。

 よりにもよって!

 本神や周囲は気づいてなかったんだけど、僕の指摘によってDB悟空の記憶を取り戻した斉天大聖。もうこの神だけでアシュタロスなんとかなりそうじゃない?

 だけどDB悟空らしく戦うのが大好きで、僕に定期的に妙神山に修行にくるように言ってきてさ。いやどんだけ鍛えてもあんたの相手なんてできませんから! あと下界の食料とゲームも要求。ゲーム好きなとこは残ってんのね。

 

「必ずまた修行にきて下さいね、双竜児」

 

「その呼び方止めてくれません、小竜姫様?」

 

「ふふふ。あなたが竜となるのを楽しみに待っています」

 

 小竜姫様には僕が二刀流がそこそこ使えるのと、やはりオリジナル由来の〈双頭竜〉スキルを持っているせいで変に気に入られてしまった。さすがにスキルの内容は説明できない。ヒャクメは知ってるのに面白がってスキル名しか小竜姫様に教えてないんだもんなぁ。おかげで妙な呼び方をされてて困る。

 さらに修行をつけてくれるのは有り難いが、僕はそこまで強さを求めてはいないんだ。弟の力になるつもりではいるが戦闘ではなくサポート役で。影ながら悲劇を避ける準備をしたい。

 神様連中もあまり大きく運命を変えないでくれって言ってきてるし。いやもちろん、いざとなったら兄ちゃん無茶するけどさ。

 

 

 ▲ ▲ ▲

 

 

「んじゃ兄貴、俺帰っから。ちゃんと飯食うんだぞ」

 

「お前もな」

 

 忠夫は可愛い弟だ。小学生時、いろいろあって人付き合いに悩んだ僕の癒やしだった頃から変わらない大切な弟。

 

「ほい、忘れ物」

 

「こ、これは兄貴の分のつもりだったんだ。金髪巨乳は合わなかったか?」

 

「そりゃ忠夫の趣味だろ。変ないいわけしないでいいからちゃんと持っていけ。いらないなら返品してくる。レシートはあったよな」

 

 荷物に隠されていたエロ本。まさか本当に僕のためだった?

 でも好みではなかった。オリジナルは既婚者でその嫁さんたちみんな美女美少女だったもんなあ。僕もメンクイではある。

 ……いや、オリジナルはロリもいける方っだたし、絶チルの皆本は年の差ヒロインだったけど、僕はロリコンじゃないからな!

 あとブラコンは自覚しているが同性愛の気もない。弟を性的に見たことはないよ。

 

「そ、そうか? そこまで言われちゃ持っていかないワケにいかねーな」

 

「そういえばバイト先の所長もボディコン巨乳って言ってたな。あんまりセクハラするなよ」

 

「し、してねーし!」

 

 むう。GS事務所の所長である美神令子に対する覗き等で弟が鍛えられるのを知っているからあまり強く止められないか。その後の折檻で回復力も鍛えられるとはいえ……。

 

「そのうち、僕も挨拶に行った方がいいか。現役のGSにも興味があるし」

 

「な! 兄貴まさか美神さんに、女性に興味が!? ……そりゃねーか。どうせ研究対象ってやつだろ」

 

「うむ。さすが弟。よくわかってるじゃないか」

 

 僕は弟のために霊的な研究を続けているからね。就職先(バベル)がないから、個人業で霊的アイテムの開発、販売を行っているんだ。

 皆本としての知識もいかしてるESPリミッターやスカウターもどきの霊視装置なんかが作品かな。「霊圧……たったの5マイトか……ゴミめ」っていつか言ってみたいなぁ。まあそれやるのは悟空師匠の兄だったワケなんだが。まさか中の人が同じだからってドクター・カオスと融合してたりやしないだろうな?

 ……それだと弟がM時ハゲになってしまう可能性が高まる? まさか既にそうなっていてバンダナを使っているとか? 発毛剤の開発にも手を出すか。

 

 GS美神の主人公が使う道具にも興味はあるし「弟が迷惑かけてすみません」って菓子折持って行かなくてはいけない。高そうな品じゃないと駄目そうだけど、僕あんまりそういうの知らないんだよなぁ。あの人に相談してみるか?

 

 

 ◇ ◇ ◇

 

 

 研究が一段落し、床屋にも行ったので弟のバイト先に顔を出すことにした。服はまあ、スーツでいいだろう。

 高級菓子折を手に向かった先はあいにくの留守で、幼い少女が入り口に座り込んでいた。

 

「おや?」

 

「モガちゃんが……」

 

 僕をGS事務所の所員と勘違いした少女に相談されてしまった。ああこれ知ってる。美神令子の持っていた着せ替え人形に魂が宿って仲間として人形を集め、人間を襲うってやつだ。

 どうするかな? 魂を得た人形というのは興味深い。親近感もあるから。

 この話は弟の成長には繋がっていないし、僕が解決するというのもアリ、か。

 よし、受けることにしよう。GS免許は持ってないが、料金を取らなければ問題はあるまい。

 少女が今にも泣きそうだったのが理由ではない。僕はロリコンではないからな。少女の名前がアヤでオリジナルの妻と融合も確認したかったのだ。

 

 アヤちゃんの案内で彼女の家へと向かい、母親に名刺を渡す。

 

「霊具開発販売L1社代表、横島光一?」

 

「はい。料金は一切いただきません。お嬢さんのお悩みが当社のアイテムのテストにちょうどいいと思われますのでご協力下さい」

 

 返事を待たずに霊視スカウターを装備して、少女の部屋へ。

 

「ああ、やはり」

 

 アヤちゃんと母親には部屋の外で待つように説明し、自作のお(フダ)を部屋の四隅に貼って被害の広がりを防止。自前の霊視ゴーグルを使わないでも見えるぐらいにハッキリとした大きな穴が窓に開いていた。これが異界への入り口だろう。軽く深呼吸してからその内部へと足を進める。

 

 入ってすぐに出迎えたのは多数の着せ替え人形が構えた砲門。……あれ?

 モガちゃん本体は僕が知ってるものと同じ金髪ロングの人形だけど、服というか装備が違う。これではまるで。

 

「モ級? まさか君たちもこの世界へ?」

 

 そう、僕と同じく絶対可憐チルドレンに登場したエスパー、九具津隆の作品でモガちゃん人形の改造品。艦これっぽい艤装にされた……違うな、これ、もっと艦これよりな気がする。

 

「なに、君? 除霊しにきちゃったのかな?」

 

「どっちかっていうと仲間になりにきた、かな。()って半分は人形みたいなもんだから」

 

 融合したコピーの探査器(プローブ)素材(ベース)人形(フュギュア)。しかも魂ともいえる想いを込めてくれたのはオリジナルの妻。大量生産するためにオリジナルがいちいち全部に思いを込められなかったのだ。だから性能にもバラツキがあるワケで。

 まあそれはともかく、女性に大事にされた人形だ。着せ替え人形に仲間意識を持つのは当然といえよう。

 

「どういう意味かな?」

 

 質問しながら現れたのは金髪ロングの標準的なモガちゃん人形ではなく、黒髪ショートカットの人形。衣装は小豆色のセーラーにキュロット。

 この人形が美神令子の人形? でもこの姿は!

 

「モガちゃんじゃなくて、もがみんじゃないか!」

 

 そう。モガちゃんの名はたぶん、大正の頃に使われた呼称でモダンガールの略であるモガ。だがその名前が似ていたせいでこの人形は、艦隊これくしょんの最上型重巡洋艦一番艦と融合してしまったのだろう。人形霊と融合ってパターンもあるのかよ。

 もしかしておキヌちゃんが鬼怒だったりするのだろうか? まだ会ってないだけにどうなってるか気になる。

 

「もがみん?」

 

「君のことだ。君は美神令子の人形なのだろう?」

 

「よく知ってるね、ボクのこと」

 

 ボクっ子! これは最上の口調か? 性格も混じっているなら説得できるかも。

 ……オリジナルは艦これ、あんまりやってないんだよなぁ。始めようと思った時期にサーバーに全然繋がらなくて諦めたって。

 

「そしてもう一つ知っている。最上型重巡洋艦一番艦、最上。その艦娘。それが君」

 

「かんむ……え? あれ?」

 

「君が戦うのは人間? それとも深海棲艦?」

 

 記憶が混乱してるようだな。よくわかる。僕もそうだったから。ならば今のうちにたたみかけよう。

 ああ、なんで()はオリジナルのあの能力が使えないかな。人形を本物にするあの力が使えれば、彼女を完全な最上に戻せるのに。

 

「ボクは……最上?」

 

「そう。そんなに人間のことを支配したい? 仲間の人形だって人間のことが好きな子、いない? 人間だって人形を大事にしてくれる子、いるんだよ。アヤちゃんみたいにね」

 

「アヤちゃん?」

 

 ここでアヤちゃんのモガちゃん人形が出てきてくれたので、最上は思い止まってくれた。融合したおかげか、いい子である。

 人形をアヤちゃんに返して、部屋の入り口を完全に塞ぎ、任務完了。

 

「ボクと人形たちのこと、よろしくね」

 

 最上たちを除霊することなく研究材……げふん、仲間になった。

 これで僕も目標のためにやりやすくなるだろう。神様たちがあてにならない以上、僕が弟を不幸にさせないように頑張らないと。

 ついでにオリジナルの妻たちも探すかな。

 

 




きっと天龍童子も艦娘
たぶん続かないGS編でした
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