天パに転生したから、戦争かとビクビクしてたらギスギスしてた話 作:グラハムタロサァン
ーー制服よし、校則よし
暗い宇宙を漂う船の中の一室、
「僕の申請は大丈夫?」
「大丈夫、エアリアルの申請もしてあるよ!...わぁ!」
言葉は通じなくても、心が通じている家族の思いに返事を返すと、遠くの空に静かに、けれど力強く空の海を泳ぐ学校が見えてくる。本の中でしか知らない世界が後ほんの少しで触れられる。...やりたい事リスト、送り出してくれたみんなの為に叶えたい夢、友達は出来るかな?失敗して嫌われたらどうしよう...そんな漠然とした思いが、胸の中でポツポツと海に揺蕩う泡のように浮かんでは消えていく
「逃げたら1つ、進めば...2つ」
お母さんに教えてもらったおまじないを無意識に唱えながら、そっとお母さんから貰ったカチューシャに手を触れる。何故だか勇気を貰えた気がして、ぽかぽかと胸が暖かい。
「頑張るね、お母さん」
「スレッタ・マーキュリーさん?」
「は、はぃ!」
「実習、見学なんだよね?メカニック科2年のニカ・ナナウラです。分かんない事があったら聞いてね」
そう優しく、語りかけるように言われた...のだが
「ひょっ!ひょれぇ~...よろろろっ...ヨグシュッ!!」
本の中で中では知っていたのに、来るまでは沢山練習もしたのに...頭の中は真っ白になるし、口も自分のじゃないみたいに思い通りに動いてくれない、体もなんだかちょっと震えて来た気がして、なんだかふらふらする。
「緊張してる?」
「が、学校...来たの、初めて...だから」
MSの居るグラウンドを見た時は、これからの事でワクワクと高鳴っていたはずの心は、不安と緊張でなりを潜め、バクバクと嫌な音を奏でる。まるで地面が揺れているのでは無いかと思ってしまうほどに、体も覚束ず、彼女...ニカさんは気遣わしそうにしてくれて居るのに、頭が上手く回らない。
「う〜ん、そっか!じゃあ学園の事とか後で色々教えるね?あ!それと多分地図アプリとかも入って無いよね?一緒に入れてみよっか。あと分からない事があった時の為に、私の連絡先も入れておくね?」
すると、震える私の手を優しく両の手で暖めるように優しく...包むように握ってそう言ってくれた。少しだけひんやりとした手が、緊張で火照った心を春風のように優しく溶かしてくれる、そんな心地の良い温もりを感じた。
「は、はい!」
今度は先程よりもちゃんと返事を返せて、ニカさんにデバイスの操作を教わりながら地図を入れてここにはどんな物があるか、ここの料理は美味しいなど、画面越しでしか知らなかった事を彼女の言葉で教えて貰っているうちに、なんだか不安や緊張よりも、ワクワクとした気持ちが溢れてくる。
「あ、そろそろ始まるよ」
色々メールやマップなど、教えて貰っている間に授業開始時刻になったらしく、開幕を告げる
圧倒的だった、1つ1つの動作に無駄なんて無く、攻撃を避ける所か、武器(ビームライフル)を向けられる前に動いている*1ような、いっそ怖い程の回避速度や、チェスを指しているような...まるでそうなる事が決まっているかのように、攻撃が敵に吸い込まれるようにして撃墜して行く姿は、一流のパイロットであるスレッタから見ても...いやだからこそ、その凄まじさをひしひしと感じていた。
「彼がうちのエース、アムロ・レイ...凄いでしょ?」
そう彼女は誇らげにして柔らかく笑った。語られた彼の肩には所属する企業と...青いペンギンのエンブレムが塗られていた。
「す、ススススレッ!っタマーキュリーです!よ、よろしくおね...ぎゅう!」
またやっちゃった、さっきは自己紹介緊張し過ぎて失敗しちゃったから、今度はっ!って思ってたのに...でもあんな凄いの見た後だとき、緊張が!
「ああ!俺はアムロ・レイ。パイロット科の2年...つまり同期だからそんなに緊張しなくてもいいぞ?まぁそう言っても色々初めてらしいし無理か!まずは歓迎会だな!色々作ったり買ってきたりしたから、色々あるぞ!どれ食べる?このアリヤが作ったチキンオーバーとかも美味しいぞ!」
「はっはいぃ〜!」
案内された地球寮では、私の名前入りの歓迎と大きく書かれた垂れ幕に、今まで食べた事の無いような料理や資料でしか知らなかった物、初めて見る赤いボールの様な物などで溢れて居て、なんだかキラキラと輝いて見えた。
「ここっこれ、私の...為に?」
思わずそう言葉が漏れた。水星では価値を証明しないと...認められ無いと、必要とされないとどこにも居場所が無かった。だから、何もしていないのに受け入れて貰っている事が...初めての事で分からなかったから
「ん?あぁ!だって新しい仲間になるんだし、仲良くなるには一緒に飯を食うのが1番だからな、それに飯はみんなで食うと美味しくなるしな!」
ーーようこそ、地球寮へ!
そう、朗らかに言う彼に、なんだかつられてこっちも頬が綻んだ....いつの間にか、震えは止まっていた。
「んぅん〜!こ、これすっごい美味しいです!こっちも...このなんだか赤くて丸いのも!」
はい、と言う訳でこちら転入生のスレッタ・マーキュリーさんです!新しい仲間だ!歓迎するぜ...盛大になぁ?オラ!美味い学食にリリッケ達と用意した歓迎料理!まぁ俺は料理出来ないから買ってきただけだけどな!
何?ピザも寿司もあれもこれもそれも全部知らない料理ぃ?なら記念日だな!ハッピーバースデー、今日はスレッタと俺たち出会った日で、新生スレッタの門出だ!それにみんなで食う飯は美味いっ!あ、ミオリネ!トマトいっぱいありがとな!ん?賞味期限が近かったからちょうど良かった?そうか!まぁよく分からんが嬉しそうだしヨシ!
へぇ〜、スレッタは家族みたいに一緒に居る
ファ?!どう見てもガンダムやんけこれぇ?!!
短ぇ!スレッタ来て飯食っただけやんけ!当初の目的通りだわこれ?!ならヨシ!(現場ネコ)
普通に書こうとすると、能力を超えてていやぁ〜...キツいっす!(キツい)まず妄想の中だと喋ってくれるキャラが、いざ動かすと何かキャラのトレース出来てねぇな?となる。後プロットなんて物を3行しか書かずに始めた結果、毎話次何書いたらいいんだこれ?となる。毎日投稿してる人すげぇなおい!まぁスレッタがハフハフするのを書く為に、恐らく今後もスレッタが飯を食う時は視点移す必要がありそう
今後の課題:アニメ見てキャラ造詣を深める
作者はカルド・ナボ(プロローグの先生)がめっちゃ好きです。厳しそうな見た目してめっちゃ優しくて、度胸も仲間への気遣いも出来るとかよぉ...アニメが完結しないと流石に手が出せないので、IFでは覚悟しておけよな!多分なんやかんやあってサイコフレーム開発出来た世界線で天パ(全ての鬱壊す君)が過去に飛んで、希望の未来へレディーGO!してやるからな