腕の良いアホトレとモブウマ娘   作:リボガンに恨みを抱く物

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スカウト、嫌だぁ…嫌だぁ…!

「所でトレーナーさん、私の皐月賞はいいんですけど新しい子をスカウトしなくていいんですか?」

 

マーチがそう言い出したのは皐月賞を控えた4月の初頭、入学式が終わりぼちぼちスカウトをしなくてはならない時期だ。

 

有力な子を捕まえたいならもうこの時期には動かないといけない、色々見て回ってスカウト活動をしなくてはいけないんだが…。

 

皐月賞があるので後回しにしている。

 

いや、自分すら誤魔化せない嘘を止める。

 

去年のスカウト、あまりにも誰も来ないので辛すぎて胃痛を感じつつ涙流しながらやってたのだ。

 

もう誰でもいいからお願いしますと勧誘しては逃げられる毎日、理事長からは暖かい目で見られる日々、たづなさんからはしっかりしてください!と毎日言われて、最後のほうには諦められてた。

 

嫌だぁ…!スカウトなんてしとぉない…!俺にはマーチがいるじゃぁん…!もうそれでいいじゃぁん…!

 

とか思ってたらマーチがうわっコイツめんどくさって顔してる、お前そういう所だぞ。

 

でも学園にはトレーナーが少ないからなるべく多くの子をスカウトするように通達されている。

 

なので確かにそろそろスカウト活動しないといけない、FU〇K!!

 

 

 

 

 

 

しかし前回は実績無しのサブトレ経験すらない新米トレーナーだったけど、今回はG1を勝たせたトレーナーなわけだし意外とイケるか…?

 

 

というわけで実際にチームでどんな指導を受けられるか体験できる誰でもウェルカムな指導をスタートした。

 

実際にチームに入ったらどんな指導をするのか、どんな食事がでるのか、マッサージはどれだけ気持ちいいのか、体験して貰った。

 

リンゴウォッチでの体調管理やトレーニングメニューの作成は論理的で受け入れられ易いようだ、好感触。

 

食事もマッサージも高評価で意外と反応が良い、あーこれは俺の時代が始まったな?やっぱりG1という実績があると違うんですよ!

 

やはり、…育成、按摩、…そして料理、…全て三拍子揃ってるぜ。 …俺みたいなヤツがトレーナー役をやるべきなんだよ…。可能性のあるウマ娘のトレーナーをな…!

 

ガハハ勝ったな、しかし最後の一押しをして完璧に彼女達を落とすのだ!

 

実際に担当ウマ娘のマーチはこんなトレーニングをしています!皆さんもトレーニング風景を見て行ってください!

 

 

 

 

 

 

 

全員何故かドン引きして帰った、私には無理そうですとか、絶対耐えられないとか、地獄に落ちる程悪い事はしてないとか、リボルケイン!って言ってた。

 

何故…あれほど好感触だったのに何故ぇ…!

 

本人!本人の為に最適なトレーニング組んでるだけなの!何故理解されないのか!これがわからない!もう(心抉るの)止めてもろて…。

 

結局残ったウマ娘は一人だけだった、終わり!閉廷!以上!みんな解散!

 

…………。

 

おい!一人いるじゃねーか!確保だ確保ぉ!

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