腕の良いアホトレとモブウマ娘   作:リボガンに恨みを抱く物

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思い付いたらカッコイイサブタイを入れる事

リボンマーチ皐月賞に落胆、天才ゆえの孤独か。

 

皐月賞の次の日にはそんな見出しの新聞が一面を飾っていた。

 

理事長と私は記事の内容を読んでみた。

 

まずは昨日のレース結果としてリボンマーチさんが大差で勝利した事が見出しで大きく報じられ、それに合わせてマーチさんの当日のツイート内容や記者会見の様子等も非常に分かり易く描写されていた。

 

その内容を要約するとこうだ。

 

レース直前、皐月賞に大きな期待を寄せるツイートを複数投稿、期待に胸を躍らせている事が窺える。

 

緊張している様子はなく純粋にレース自体を楽しみにしてる様子や気合が入ってる姿を写真入りでツイート、楽しみにしている様子を見て多くのファンが喜んだ。

 

その後レースに出場、最序盤こそマヤノトップガンとハナを争う展開になるもすぐに突き放し見事な逃げで大差と呼べる差を付けてG1レースを勝利した。

 

レース後も見事なダンスパフォーマンスを魅せて会場を沸かせたリボンマーチ、会場は興奮冷めやらない中、生放送でも話題になった問題の記者会見へ。

 

 

多くの観客は直前のツイッターでの反応を見ていた為、ニコニコ笑顔で出て来る彼女を夢想していたが実際に場に現れた彼女は渋い表情をしていた。

 

記者会見で語られた言葉としては勝てて光栄です、頑張りました等の言葉が語られたが彼女の表情からは勝利の喜びや努力が実った嬉しさを感じる事はできなかった。

 

それを察知したのか彼女のトレーナーはレース後の疲れを理由に早々に記者会見を切り上げた。

 

 

彼女は過去にG1勝利した際にトレセン学園の理事長に対して相手になるウマ娘がおらずレースを走る事が苦痛でこれ以上レースを走りたくない、という思いからトレーナーとの契約解除をする事を認めて欲しいと直談判したという噂がある。

 

これが真実であるならば皐月賞を走り誰も周りのウマ娘が付いて来れない事に苦痛を感じているのかもしれない、この噂が真実であるのか、また今後の彼女のレースはどのように展開されていくのか注視して行きたい。

 

 

大分憶測で書いているような内容に見えますがかなり正確に的を射る記事です。

 

事実マーチさんは理事長に直談判もしてます、その時は熱いレースが絶対にありますので心配しないでも大丈夫ですよと説得して一旦は落ち着きました。

 

しかし説得されて出た伝統の三冠の初戦で楽勝の大差勝利では説得力という物が皆無です。

 

皐月賞を勝利した彼女がこれから即引退なんて認められませんし、かといって彼女が孤独に走り続けるのが嫌だと契約解除を申し出られたら引き留める材料がありません。

 

彼女がここに来たら私達は一体なんと言って説得すればいいんでしょうね?理事長。




尚マーチは勝ち負けとかどうでも良くて賞金を稼いで理想の二世帯住宅を作る事だけ考えてるものとする。
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