腕の良いアホトレとモブウマ娘 作:リボガンに恨みを抱く物
一勝して卒業がほぼ確定したのでりらっくすりらっくす、紅茶とクッキーで至福のひと時ああ^~たまりませんわぁ~。
トレセン学園卒業の箔を付けて一流企業に就職しよう作戦は順調どころかほぼ達成したと言ってもいいでしょう、契約解除までされて絶望してた時から比べたら凄い差です。
他の子と違って私はレースで勝ちたいとか走りたいっていう欲はほぼ無いのでこのまま卒業まで適当に勉強してゆる~く行く感じで。
賞金は惜しいですけど私じゃそんなに勝てないだろうし、トレーニングもしたくない…というわけで契約解除したいです!とトレーナーにお願いしてみる。
いや、トレーニングキツすぎて続く気がしません…というか死ぬ前にやめたい、自分の平穏こそが重要なんです。
そんな事を話してたはずなのにいつのまにかホープフルを目標に走る事になってた私。イザナミだ
今年いっぱい頑張れば就職にも有利で出走奨励金でお金もGET!という甘い言葉に載せられた私は現在トレーニング中
こんな狂ったトレーニングに慣れてきた私も大概ではあるんですけど、なれてきたからってさらにトレーニング量増やすのは控えめに言って頭おかしいんですよ?
ここまでトレーニングすれば流石に私みたいなモブでも強くなるわけでして…まぁ流石にOP戦とかでは負けませんよね。
なんというか…フィジカルの差ですかね、スピードもスタミナもパワーもあのレベルのトレーニングしてる私じゃ流石に負ける要素が無いです。
私逃げなんで前が詰まって抜けられず負けとかいう事故もありませんし他の子は残念だけど当然の勝利って感じです。
ホープフルステークスの出走権を無事ゲットしたので勝負服も解禁に。
私が走るのにあんまり興味が無いとは言え流石に私専用にデザインされた勝負服はこう…特別感?があって凄い嬉しいです。
嬉しさのあまり自慢したくて近場にいたトレーナーにとりあえず見せてみたらアイツは勝負服着てもあんまり目立たないのは逆に凄いとか言い出す始末。
はぁ~~~っと溜息をひとつ、私はこういう空気の読めない人だって知ってるからいいけど他の人なら刺されても仕方ないですよトレーナー。
気を取り直して同室の子や家族にテレビ電話で見せたら凄い喜んでくれた、それだけで私は満足であるぞよ!
しかし私がG1に出るっていうのはなんか変な感じがしますね、場違いというか関係ない場所だというか、うまく言い表せませんけど。
メイクデビューの後の絶望的な状況からは信じられない程に状況は好転しています、これがトレーナーのお陰とは死ぬほど認めたくはないけど事実なんですよねぇ。
まぁ、トレーナーのトレーニングは相変わらず気が狂ってるとしか思えなかったり口を開けば何言ってるかわからないアホではありますけど悪い人では…多分…無いと思うんですよね。
基本アレなトレーナーの為に頑張るとか絶対しませんけど、しませんけどね?
態々地元からレースを見に来てくれる両親の為に頑張るとか、才能無くて見捨てられたザコウマ娘と実績の無い新人トレーナーが組んでG1掻っ攫っていく…なんて事になったらちょっと胸熱展開で面白くないですか?
才能のある子がいるか次第な所があるけどチャンスは大いにあると思ってます。
クラシック三冠を狙う為に出走せず今の時期をトレーニングに費やしたり、そもそもジュニア期は疲労や怪我を嫌ってレースに出さないとか色々な理由で先が期待される有力ウマ娘程出て来ないから。
G1レースですから負けて当然、だけれどチャンスはある。
それに何かあっても今年で引退だから何とかなるでしょ。