少年は嘗ての故郷を望む   作:黒いラドン

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正直ちょっと良い展開があまり思い付かず、今回は個人的にはこのくらいが妥当かなと思っても、人によっては少しだけ無理矢理感があるかもしれないです。

じゃ、どぞ〜。


二十八話 『守る為なら』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『なぁ⋯───お前は守りたいが為に戦うのか?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『そうか。なら誰にも負けねぇように強くなれよ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ぁん?怒らないのかって⋯?アホか、別にキレる理由なんてねぇだろ。お前はお前なりの覚悟で戦うんだったら引き止める必要もねぇからな。ただ⋯───』

 

『強くなるんだったら俺を超えるつもりで強くなれ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『大丈夫だ。お前ならその気になりゃきっと俺よりも最強になれる。大事なのは己に自信を持つことだ。お前は自分を卑下しがちだからなぁ⋯先ずはそこからだな』

 

 

 

 

 

 ────嘗て、尊敬する兄がそう言っていた。

 

 当時はそんなの無理だと思ってた。なんなら今もそう思ってる。

 

 昔は戦うのは億劫だったし、他と比べて暴力に臆病だったし、ソコの者とは思えない純粋が過ぎる心を持っていた。

 

 でも、あの″大事件″が起きてから⋯ずっと後悔していた。

 

 

 

 

 

『───⋯お前は強い。それは俺が保証する。誰がなんと言おうと強い。優しさを持ち合わせ、穏やかな心と努力して培ったその力を持ったお前は、きっと誰よりも強くなれる』

 

『お前は俺達の″希望″なんだ。絶対に死なせる訳にはいかねぇ、後は⋯兄ちゃんに任せろ』

 

 

 

 

 

 あんたは何時もそう言って俺のことを認めてくれていた。

 

 でも俺は⋯その時の俺を許していない。許すつもりはない。これからも⋯その先もずっと⋯自分自身を恨み続ける⋯。

 

 でも、あんたと⋯皆との約束を守る為に⋯俺はこれから強くなる。遅過ぎるスタートでも、立ち止まらなければ追いつく筈だ⋯!

 

 こんな俺でも守れるものがあるなら⋯命を懸けて守ってみせる⋯!

 

 ぼたん達を⋯!フブキ達も、マリン達も、パトラ達も⋯!全員を⋯!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここまで来て終わる訳にはいかねぇ⋯!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 守らなきゃ⋯俺が⋯⋯みんなを⋯!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺の命を懸けてでも⋯もう誰も死なせない⋯!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ───っ!!この感覚⋯これだ⋯⋯これなら⋯!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

────────────────────────

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「────ぐぎぁあああああああっ!!?」

 

 

 

 

 

『───っ!?』

 

 

 ルラが悲鳴を上げた。

 

 龍成がとどめを刺されそうな瞬間に、奴がいきなり叫び声を上げるのは可笑しいと、誰もが不思議に思っていたが⋯その原因の答えは目の前の光景にあった。

 

 

「へっ⋯!⋯上手くいったな⋯!

 

 

「なっ⋯ぁ、あぁ⋯っ!?ぐぅうううっ⋯ぅ⋯!!なんっ⋯だっ!?これ、は⋯!?」

 

 

 なんと、彼の右手から()()()()()()()()()が、ルーラの蛇腹剣を持っていない手を貫いていた。

 

 その手は見るに堪えない程にぐちゃぐちゃにされ、溢れんばかりの血が流れ落ちる。ルラは完全に不意を突かれ、あまりの激痛に慌てて貫かれた手を抜こうとするが、ピクリともしない。

 

 

「え⋯?あれ⋯あの伸びてるやつって確か⋯」

 

 

「うん⋯あの時のやつと⋯!」

 

 

 ミオとフブキには彼の行動に見覚えがあった。

 

 それは以前、ゲーマーズ組と3期生で遊んでいたVRゲームでの出来事。

 彼がボス戦の時に魅せた、手から伸びる剣のようなあの大技と仕草が似ていた。

 

 気を練ることで様々な形に変化させ、手刀に沿って真っ直ぐ伸びるそれは⋯名を冠するならば″気の剣″と安直に呼ぶのがいいだろう。

 

 

 

「っ⋯ぼたんとラミィをっっ!!」

 

 

 

『───っ!!』

 

 

 感心している場合ではないと、乾き切った声を荒げた彼から投げられた言葉にハッとする。

 ぼたんとラミィの近くにいた者達は、咄嗟に行動に出た。

 

 この瞬間が、その猶予が、二度と来ない最大のチャンスだと。言葉にされなくても理解している。

 瀕死になるまで身を削って作ってくれた彼の為にも、決して無駄にしてはいけない。

 

 必ず助ける⋯と、皆の意識と思いは一つに固まった。

 

 

「るしあっ!フレアッ!」

 

 

「うん!」

 

 

「おっけー⋯一瞬でっ!!」

 

 

 マリンが名を呼んだだけで、二人は即座に行動する。今のぼたんは棒立ちで抵抗すらしない状態。

 だが、もしもの可能性を確実に潰す為に、るしあの呼び出した骸骨で拘束させる。確りと拳銃の持つ手を掴んで、銃口を空に向けさせる。

 

 そしたらフレアは集中力を極限まで高めて弓を構える。狙うはぼたんの拳銃一点のみ。

 そして、狙いを定めてから弦を離すと、矢は風を切りながら真っ直ぐと飛んでいき、吸い込まれるように向かって拳銃を弾き飛ばした。

 

 それまで微動だにしなかったぼたんは、表情は変わらずそのままノエルに担がれてボルカとねねの所へ運ばれて行った。

 一先ず、これで彼女の危機は去った。

 

 

「メアリッ!引き寄せてっ!」

 

 

「えぇっ!」

 

 

「っ!⋯紅魔(ブレッディ)・『枷鎖(グリゲーチェーン)』!!」

 

 

「念には念を⋯!翠魔(ベルデ)・『鋭々風斬(スラッシング・ガスト)』!!」

 

 

 さっきまで怯えていたパトラも、急カーブの勢いで咄嗟に思考を働かせて対応する。

 

 メアリの魔法で強引にラミィを手前まで引っ張ると、暴れる可能性を考慮したパトラは拘束魔法でラミィを縛って、何とか無事に確保は出来た。

 

 だが、浮いていた巨大な氷塊は消失していない。そこでミコが、全ての危険性を潰す勢いで魔法の斬撃を無数に飛ばして、木っ端微塵に破壊した。

 

 こうして二人は怪我なく無事に救出し、同じくボルカ達の所へ運ばれて行った。

 その後に、シャルがぼたんとラミィの二人の頭部に触れると、彼女の手から深い海のような淡い蒼色が灯る。

 

 

蒼魔(アズール)・『思睡の水蓮華(スリーピン・コンシャスネス)』⋯⋯これで二人は眠らせたから、もう大丈夫だよ。洗脳も解けると思う」

 

 

「よし⋯!5期生の救助完了です⋯!後はあいつを⋯!」

 

 

「待ってフブキちゃん!その前に龍成君をボク達が助けに行かなきゃ⋯!」

 

 

「今なら船長達だけでも倒せる筈だよ!その間に龍成君を応急処置しないと⋯!」

 

 

 これで完全に5期生のメンバーの無力化と確保が完遂した。

 洗脳の影響で一人一人は手強く、難航に陥っていたが⋯そこへ更に事態は悪化して人質にされるという、一時はどうなってしまうかと心配と恐怖と怒りで、心が休む暇など全くなかった。

 

 でも、今やその四人は目の前で横に並んで眠っている。

 それまでは酷く大変な思いをしたが、それ以上に無事で何よりなことが本当に良かったと、心の底から安堵する。

 

 だが、まだ戦いは終わっていない。

 

 まだ肝心な⋯この最悪を呼び起こした張本人であるルラ(クソ野郎)を倒さなきゃならない。

 今なら何も心配は要らない。彼を擁護して怪我の治療に専念してもらい、その間に奴を倒す。

 

 戦える者は多い、それに今の負傷した状態なら自分達でも戦えると、満場一致で可決していたが⋯その時に彼が先に行動した。

 

 

「⋯いや待って、彼が″来なくていい″って⋯」

 

 

「え、何で⋯満身創痍の癖になに拘ってるぺこ!!お前がこのまま戦ったら死んじまうでしょっ!!」

 

 

「もしかして、何か考えがあるんじゃ⋯」

 

 

 彼女達に静止を示すように掌を向けていた。それに逸早く気付いたフレアが代わって口にすると、皆はギョッとして顔を顰める。

 ぺこらはそのことに怒りを顕にして声を荒げ、彼女の言い分に誰もが頷いている。

 

 そこでパトラがぽつりとそう呟いた。彼の戦いを振り返ってみれば、なにも考え無しに戦っていた様子は少ない方。

 

 彼は常に冷静で相手の力量や技量を観察しながら戦い、その最中で自分の手段を工夫しながら戦っているのだ。

 あんな状態のまま引く気がないのは、何かしら考えがあるのではないかと⋯。

 

 

 

 

 

「お⋯のれぇ⋯っ!!ふざけた真似をっ⋯!!」

 

 

「こっちの台詞だ阿呆陀羅が⋯いい加減にしろよ、このゲス野郎⋯!勝てる気がしねぇからって人質を利用した卑怯な手を使いやがって⋯!」

 

 

 龍成が気の剣を元に戻すと、ルラは彼と似た力で噴出した鮮血を止血する。

 暫くすると割れた手からグチュグチュと不快な音を立て、直ぐに再生していた。しかし、今更そんなことに驚くことはなかった。

 

 愉快そうに恍惚とした表情から一転、酷く歪めながら忌々しそうに怨言を放つ。

 だが、龍成はそんな矛盾な戯言を一蹴して責め立てるが、ルラも彼の言葉に理解が出来ていない様子で、激しく異議を唱える。

 

 

「貴様こそ何を言っていやがる⋯!!これは試合でもなんでもない⋯殺し合いだっ!!だったら卑怯も外道も関係ない⋯手段を選ないのも道理だろっ!!」

 

 

「⋯はぁ⋯そうか。プライドも何も無い、三下でしかなれないようなおめぇに何を言っても無駄だったな」

 

 

「チッ!口を開けば癇に障る奴だ⋯!まぁ、いいだろう。無能な駒共だったが⋯それなりに役には立ったと褒めてやろう。今の貴様⋯立っているだけでもやっとなのだろう?」

 

「だったら戦況は依然としてオレの方に有利が傾いている。貴様をこのまま殺して⋯あの女共はオレの相手ではあるまい。纏めて良い奴隷にして扱ってやろう⋯!」

 

「今のオレでも十分に勝機はある⋯!貴様の寿命がほんの少しだけ伸びたに過ぎん⋯!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なに勘違いしてんだ⋯?おめぇ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ⋯なんだと?」

 

 

「言ったよな?おめぇが″怪我で思うように動けない筈だ″って俺に聞いた時⋯気合いでなんとかなるってよぉ⋯!」

 

 

「っっ⋯!!そんな馬鹿な言い訳が⋯───通じると思うかっ!!

 

 

 これくらい当然だろ、と言うような言葉にルラは激昂した。

 誰がどう見ても彼の怪我は尋常ではない。放っておけばその内、失血死する可能性だってある。

 多くの切創による痛みも、痩せ我慢で耐え凌げるなどそうそうある筈がない。

 

 怪我で動きも鈍い。意識も混濁している。例えそんな脅し文句を言ってもさっきのは紛れだと、自分が油断しただけだと信じて疑わなかった。

 

 蛇腹剣を素早く振り抜いて斬り付ける。しかし、避けられた。

 

 もう一度斬り付ける。だが、また避けられた。

 

 紛れだと認めず再び振るう。結果は変わらず、避けられた。

 

 

「⋯どうした?当ててみろよ」

 

 

「な、何故だ⋯!何故⋯刃が届かない⋯!?」

 

 

 どれも当たりそうで当たらない。動きを最小限に抑えて、全て紙一重で躱していた。

 

 静かに口角を吊り上げながら焦らすように催促して挑発をしていた。通用しないと、漸くその事実に気付いたのか、ルラは理解出来ないと言わんばかりに動揺する。

 

 

「俺の話聞いてねぇのか?それも言ったろ⋯″動きが直接的″だと。確かにその剣は不規則な動きだが、見極めれば大したもんじゃない。それと単におめぇが弱いだけだ」

 

 

「た、たかが死に損ないの分際でぇ⋯!!」

 

 

「ならおめぇは噛ませ犬だな」

 

 

「黙れ小僧っ!!」

 

 

 

 

 

「凄い⋯全部分かってるように避けてる⋯!」

 

 

「あんな大怪我してるのに⋯ホントどうなってんの⋯」

 

 

「で、でも⋯本当に大丈夫なのかな⋯」

 

 

 龍成の動きを見届けていた彼女達も、ルラとは違った驚愕を露わにしていた。

 

 ころねの言葉に頷きながら目の前の光景に釘付けになる。それでもメアリとるしあの言う通り重傷なのは変わりない為、心配の念はなくならない。

 

 

 

 

 

「さてと⋯これ以上、時間も掛ける必要はねぇし⋯そろそろ本気で終わらせにいってやるよ」

 

 

「な、なに⋯!?貴様⋯!」

 

 

 その時、彼から異様な雰囲気が醸し出される。それは今まで感じた怒気や威圧や、膨大な力の迫力とは何か違う。

 

 ただ一つ確信して言えるのは⋯その纏うナニカには針のように鋭角的で、誰もが萎縮する程の狂的で、全てを凌駕する絶対的な者の存在。

 

 それは人間とは到底思えない程に黒く⋯暗く⋯全てを覆うような別の存在感があるような気がした。

 

 

「いや⋯ちょっと違うか?本気の本気って言えばいいか?まぁなんでもいいか⋯先に教えとくぞ、ルラ───」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おめぇにもう勝ち目はねぇよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「───⋯っっ!!?」

 

 

 前髪の隙間から紫黒色に妖しく灯る鋭い眼光。逆光により、それが更に際立って目立っている。

 その伝えられた忠告には、一体どんな感情が込められていたのか。

 

 ルラはそこではっきりと理解した。

 

 

 

 ───こいつだけには勝てるビジョンが全く見えない。

 

 

 

「そうそう、それと慣れてきてたから忘れてたぜ。俺がこの着てた制服⋯特注品でな?特殊な材質で作られていて⋯実はバチクソに重いんだよ

 

 

「⋯な、なに⋯?」

 

 

 すると突然、ボロボロになった制服の上着に手を掛けて話し出した。

 彼が言うには、その制服はかなりの重量があると話すが、それがどう言う意味なのか⋯だからなんだと訳が分からずにいた。

 

 そこで上着を豪快に脱いで、黒のインナーシャツの姿に早変わりした。ラフな格好の姿から見える、その鍛え抜かれた筋肉が浮き彫りになっているのが分かる。

 

 痛々しい切創と流血がより鮮明に見えてしまうが、却ってそんな姿に何処か色気があるように見えてしまっていた。

 彼の不敵の笑みも相まって、彼女達はつい見惚れてしまう。

 

 ルラが困惑しているにも関わらず、彼はその制服に注目させるように持ち上げ⋯手を離した。

 

 当然のように、制服はそのまま落ちて⋯───

 

 

 

 

 

 ────ドスンッ!!!

 

 

 

 

 

 なんか地面にめり込んだ。

 

 

 

 

 

「⋯⋯⋯え⋯なにあれ。白上初めて知ったんですけど」

 

 

「ねぇ、どすんって⋯今どすんって鳴ったよね?団長の耳が可笑しいのかな⋯?」

 

 

「船長もとうとう目がイカれたんですかね⋯?見間違いかな⋯?制服が地面にめり込んでるように見えるんだけど」

 

 

「ううん、ボクもそう見えるから大丈夫」

 

 

「いや⋯え?待って、どういうこと?まさか今まであんなの着て戦ってた⋯ってこと!?」

 

 

「何か⋯どっからツッコんだらいいのか分からねぇぺこ」

 

 

 いきなり制服が地面にめり込む光景を見せられ、当然のように一人一人が困惑の反応をする。

 ピリピリとしていた筈の空気が、シュールな出来事によって一気に崩れてしまった。

 

 予想外の展開に全員が置いて行かれているのを他所に、彼はその場で軽くジャンプしたり首や肩を回したりしながら準備運動をしていた。

 

 

「いやぁー軽い軽い。最近になって慣れたけど、いざ外すと結構変わるなぁ」

 

 

「き、貴様⋯まさか今までそれを着て⋯」

 

 

「あぁ。何時までも同じトレーニングじゃつまらねぇし、学園に通い始めてから一人で特訓する時間が少なくなったからな。偉い人に頼んで作って貰ったんだよ。出来るだけ重りってバレないようにな」

 

 

 あんな地面にめり込む程の制服を着たまま、今まで戦い続けていたと言う事実に、唖然とするしかない。

 内心ではたかが重り程度⋯とは思っていたが、彼のフィジカルを振り返ってみれば、強気に言い返す気力も湧かなかった。

 

 脱ぐ前から苦戦を強いられたルーラは、困苦に歯を食いしばりながら冷や汗を流すしかなかった。

 

 そうこうしている内に準備運動が終わった彼は、武の道の人間がする構えを取った。

 

 

 

 

 

「さぁ⋯決着つけようぜルラ!おめぇのそのドブみてぇなプライドをへし折ってやるよ⋯!」

 

 

 

「っっ!!イキがるなよぉ⋯っ!!糞餓鬼がぁあああああっ!!」

 

 

 

 

 

 縛りを止めた百戦錬磨の紫黒の龍、能力に溺れた身勝手な幻敵(ファントム・ヴィラン)

 その二人の空間に割り込める余裕がない程に、空気は張り詰めていた。

 

 果たして、迎える結末はどんな未来になっているのか。

 

 いよいよ決着をつける最後の戦いが始まろうとした。

 

 

 

 

 





ここまで来るの長かったな⋯。
そろそろ一章の終わりが近いです。区切り良く三十話で終わらせたい。

では〜。
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