勇者には使命がある。
人類と魔族の戦いに終止符を打ち、平穏をもたらす事。
長い長い旅の果て。ついに魔王との最後の戦いが───

「よく来たな勇者!子供は何人欲しい!?」

はじまる?

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よく来たな勇者!子供は何人欲しい!?

俺には使命がある。

勇者として、人類を救うため魔王を倒すこと。

長い長い旅の果て。ついに魔王の下に辿り着いて───

 

 

「よく来たな勇者!子供は何人欲しい!?」

 

 

耳を疑った。

 

「ま、魔王め!覚悟しろ!!」

 

とりあえず言ってみたが締まらない。

謎の沈黙が広い空間を支配する。

当の魔王はまるで生娘の様に赤面でプルプルと震えていた。無言が怖い。

 

「か、かかかか覚悟しろなんて!一体私をどうするつもりだ!!ああ、分かったぞ!もうそれは足腰立たないくらいドチュドチュ♡ってして『俺たちの子供で騎士団作ろうぜ?』ってするんだろ!!!」

「なに言ってんだお前!?」

 

やぁもー♡と言いながらクネクネとどこか嬉しげに身を捩らせる魔王。救いなのは人の基準で美しいとされる容姿であったことぐらいだ。

これが四天王の一人、暴虐のミノマッスルのような牛頭ムキムキ巨漢だと悲惨な絵面になっていた。

頭が痛い……いざ人類と魔族の最後の戦だ、と思って気張って来たらこのザマだ。悪夢かこれは……

 

「勇者よ、よくぞ来てくれた」

「うおぉ!?」

 

言葉を失っていると、後ろから声をかけられる。

振り向くと、いかにも魔法使いといった様相のローブを纏った老婆が居た。

 

「ワシは魔王様の側近……なぜ魔王様が貴殿と契りたいと考えているのか説明しよう」

 

契りたいとか言うな。頭痛が増すだろうが。

 

「魔族とは強いものを好む…と言うことは知っておるかの?」

「……まあ、噂程度には」

「うむ。さらに、魔王とは魔族の中で一番強いものがなるということは?」

「いや、それは初耳だ」

 

魔王と言っても王とつくならもうちょっと血筋や政治的な意味合いの強いものだと思っていた。

いくら強さを尊ぶ文化があるといっても、最強の魔族が魔王というのはあまりにも脳筋すぎる。

 

「もう分かると思うが、魔族は恋愛に『強さ』も求める。そんな中、最強の魔王様が自分よりも遥かに弱い魔族に恋をすると?」

「あー……」

 

なんとなく、言わんとすることは分かった。

つまり、魔王にとって魔族は恋愛対象外なのか。

 

「魔王様は全魔族にとって高嶺の花。武力、知力、魔力……全てにおいて誰も寄せ付けぬ孤高の存在。魔王として完璧と言えよう」

 

あれが?

今まさに「新婚旅行は〜」とか言って妄想の世界にトリップしてるあれが高嶺の花か?

 

「じゃが、それが災いした。あまりにも不釣り合いと自ら辞退。結果、魔王様に婚約を申し込む者がおらんかった」

「そんなに差があるのか……」

「仮に四天王が一斉にかかってきても1分も経たぬ間に倒せる程度には強いのう」

 

魔王強すぎじゃないか?

 

四天王といえば、俺の記憶の中で苦戦を強いられた最強格の魔族だ。

即死攻撃は当たり前、街を覆うほどの範囲攻撃に自己蘇生、魔法無効や飛び道具無効なんていうものもあった。

そんな卑怯くさい四天王が総がかりで1分も保たない?強さのバランスがおかしくないか?

 

「誰も寄せ付けず、誰にも縛られない孤高で完璧な魔王様。そう思われていたが、魔王様も魔の子であった。結婚願望がお持ちであったのじゃ」

 

まあ、それは見れば分かる。

反対にアレで結婚願望が無い方が怖い。

 

「それを知った時、ワシらある決断をしたのじゃ……『魔族に魔王様より強いものが居ないのなら、人類にかけるしか無い』と……」

 

……おい。まさか、おい。

 

「人類最強の誰かを。即ち貴殿、勇者を待っておったのじゃ」

「人類と魔族の争いの原因がそれって……うそだろ……」

 

やりやがった、まさかのまさかだった……婚活のために人類に喧嘩ふっかけたのかよ魔族……

いや、待てよ。ここは婚約を結んだ方が和平の方向に進むか……?だがな……

 

「と、いうわけで勇者!私と結婚して幸せな家庭を築こうじゃな───」

「お断りします」

「」

「魔王様ァー!?」

 

しまった、つい反射的に断ってしまった。

食い気味に断られたのがよほどショックなのか、彫刻のように固まる魔王。

でもなぁ……流石に赤面ではぁはぁ言って妄想癖があるのは、たとえ人類だとしても恋心を抱くのは難しいかな……

 

「勇者よ、そんなこと言わずに……まずは婚約だけでも!」

「いや、しかしな……まずは婚約だけでも?」

 

……まあ冷静に考えて、魔王と婚約して停戦することは魅力的な選択肢ではある。四天王を相手に無双できる魔王と戦って無事に勝てると思うほどほど愉快な頭をしていない。

だが、そんな心算よりも忌避感が強いというか……はっきり言うとアレと生活するのはキツい。いくら見た目が良くてもキツい。

出会って数分しか経っていないが、俺の中で拒絶反応が出る程度に魔王は無い。

 

「魔王様、お気を確かに!!」

「はっ!魔王である私が光の速さでフラれた気がするが、なんだ夢か……」

 

現実だよ。

 

「勇者は魔族ではなく人類。こちらから歩み寄らねば振り向きませぬ」

「うぅ……だが、歩み寄ると言ってもだな……」

「まずは魔王様のことを知ってもらわねばなりませぬ。自己紹介をして魔王様がどれほど優良物件なのか知ってもらいましょうぞ!」

「じ、自己紹介……入学式……血のホームルーム事件……うっ、頭が」

 

不安そうにしながら、視線を右へ左へと慌ただしく泳がせる。顔色も今にも吐きそうなほど真っ青だ。

……なんだか物騒な言葉が聞こえた気がするが、大丈夫なのか?色んな意味で。

 

「なぁに、この勇者程度なら魔王様の魅力でイチコロですぞ!決して人類にウケのいい顔立ちというわけでもありませんし、恋愛経験も浅いはず!いけますぞ!」

「そ、そうか……!」

 

今すぐ人類と魔族の決戦を始めてやろうかババア。

 

 

■■■

 

 

「お茶をお持ちしましたぞ。勇者、紅茶は飲めるかの?」

「ああ」

「じゃあ、ワシは失礼して……」

 

別室に移動し、お互いに向かい合う様に座る。

婚約はともかくとして、和平につながるかも知れないし話くらいはするかと席に着いたはいいが……

 

「あ、えっと……じ、自己紹介……え?なにからすれば……?」

 

魔王と視線が合わない。うつむき気味で視線を右往左往させて、脂汗を滲ませながらなにやらブツブツと言っている。

 

「魔王様、自己紹介ですよ自己紹介。まずは名前から」

「うっ、あ……ま、魔王である」

「勇者だ」

「「………」」

 

き、気まずい……

魔王が話を振ってくるものだと思って黙っていても一向に話しかけてこない。

こちらから話題を切り出そうとしても「あ……」「う……」とうめく様に口をモゴモゴさせ話し出す素振りをするものだから話しかけることもできない。

 

「……自分を嫁にすればどのような恩恵があるのか、アピールするのです」

 

老婆はこの重苦しい状況で何か察したのか、軽くため息を吐き魔王へ耳打ちをする。

 

「お、恩恵?」

「他の女子よりも優れていると思わせるのです」

「な、なるほど……」

「では、ワシはこれで……」

 

なにやらいい助言をもらったのか、「恩恵…アピール……」と呟き考え込む魔王。

それまでの混乱が解消された様で、顔色も良くなってる。

良かった、これでまともに会話ができ───

 

「勇者!」

「な、なんだ」

「私を嫁にすれば、毎日のように手合わせができるぞ!」

「刑罰か?」

 

思わず本音が溢れてしまったが、仕方がないだろう。

何が好き好んで最強の魔族と毎日手合わせしなきゃならないんだ……

 

「ふふっ、嫁としては武器の類を使える様にしておいた方がいいのだろうが、私は生憎武器と相性が悪くてな……魔法と体術なら任せてほしい。四天王程度ならワンパンできるからな」

 

むふー!と誇らしげに胸を張っているが、死刑宣告にしか聞こえない。

もし魔王を嫁にすれば、自宅より最前線の方が安全地帯になりそうだ。

 

「あと、この身体も自慢なんだ」

「ブフッ!」

 

そんな急な話の切り出し方に咽せてしまう。

豊かな胸に手を当てて、顔を赤らめる魔王。

思わず身体に視線が行く……確かに見事なダイナマイトボディだが、そんなこと自分で言うか普通!?

 

「ゴホッゴホッ……い、いきなり何を……!」

「この身体は『シネシネビーム』と呼ばれる最強魔法を打ち払い、万物を破断すると言う魔剣グラムの一撃をも受け止めることができる。この拳は世界一硬い鉱石であるアダマンタイトを叩き割り、この脚は山河を踏み砕く……ふふ、自画自賛する様で少し恥ずかしいな……」

 

性能の方かよ!!!!

しかも恐ろしいまでの性能だ。夫婦喧嘩をしようものなら土下座以外の選択肢を選べないだろう。家庭は魔王に支配され、圧政が敷かれる絶望の未来しか見えない。

 

ダメだ、話を聞けば聞くほど断りたい要素が増えていく……魔王との夫婦生活を思い描くだけで頭痛がする。

もう少しこう、普通のものはないのか?普通の───

 

「他は……そうだな。意外かも知れないが、料理が趣味なんだ」

 

そうそう、そういう普通の…………………

普通だ!?おお、おお!ようやく俺が理解ができる話が来た!!

 

「料理か、いい趣味だな」

「!そ、そうか……私と結婚すれば…その、料理当番は任せて欲しい」

 

そうだ、こういうのでいいんだ。こういう普通の日常が───

 

「毎日火龍の心臓焼きを振る舞おう!」

 

違う、そうじゃない。

 

「…火龍?」

「ああ、私はなんでもこだわってしまう癖があってな……料理も素材から調達する様にしているんだ」

 

火龍。

Sランク冒険者が5人フルパーティで挑むような最強格の魔物。

近くを飛んだだけで都市に壊滅的な被害を出したという逸話があるほどの怪物だ。

無論、そんな魔物の素材など流通しているわけがなく……直接狩りに行くというのは想像に難くない。

 

「水竜やクラーケンも美味しいのだが、毎日調達するとなると火龍がお手頃でな……無論、食べたいというなら用意するのもやぶさかではないがな!」

 

趣味、料理じゃなくて狩猟じゃないか?

 

「ご歓談の中失礼します、お茶菓子をお持ちしました」

 

頭を抱えていると、老婆が入ってきた。

元はと言えばこの老婆の入れ知恵のせいだ。一体どんな余計なことを吹き込んだんだ……

 

「ほほ、魔王様の楽しげな声が部屋の外まで聞こえてましたぞ。どうやら上手く行ってるご様子で」

「ああ!全力でアピールしたからな…これで振り向かないヤツがいるだろうか?いいや、いない!」

 

この時、魔王と老婆の間には確かな感触、成功の未来が見えていた。

しかし、それは違う。

端的に言えば、魔王は勘違いしていた。

人類と魔族の差を。魔族の中でも異端、極端な魔王の感性は常人のそれとはズレている事を。

 

(これだけ強さをアピールして、振り向かないヤツはいない!!)

 

『強さ』は魔族の恋愛に置いて重要な要素である。

しかし、どう転んでもただの一要素にしかすぎない。顔がいい、金がある、頭がいい……そういう要素の一つなのだ。

魔族の誰もが重要視すると言っても、「できれば強ければいいな〜」程度の認識。魔王の「私より強いやつ以外興味はない」というのは魔族の中でも極めて少ない性癖だ。

 

老婆は魔王の感性のズレを知っていた。

しかし、聡明な魔王様は人類の尺度に合わせてアピールしたと思い込んだ。

そんな違う思いを胸に、自信満々の表情で頷き合う。

 

「それで……どうだ、勇者?」

「……どうだとは?」

「自分で言うのもなんだが、私ほどの良い嫁というのはいないだろう?さあ、勇者よ!私とイチャラブの新婚生活を始め───」

「お断りします」

 

よって、この惨劇は必然である。

 

絶対に成功すると思っていたのか、またも固まってしまう魔王。

俺としては、なぜアレで成功すると思っていたのか疑問を抱かざるを得ないくらいには酷い内容だった……要約すれば「私は強い!」しか言ってないからな。

 

「ゆ、勇者よ!ちょっと答えを急ぎすぎではないかの!?まだお互い分かってないだけじゃ!ほら、だからここは一つ、物は試しと言うじゃろ!?」

「いや、アレはちょっと……」

「わ、わたっ、わた───」

「ん?」

 

壊れた放送魔道具(ラジオ)のように震える声。

ふと目を向けると、死んだ目をした魔王からつぅ…と涙が静かに頬を伝い流れ落ちていた。

 

「わたしじゃっ、やっ、やっぱりっ、ダメ……!」

「魔王様ァー!!」

 

引き攣った嗚咽が広い空間に嫌に響く。

そ、そこまで本気で泣かれるとは思わなかったというか……

なんだか悪いことをした気になる。人類の仇敵、魔王相手なのに胸が痛い。

 

「私、やっぱり魅力なんて無いんだ……思えば、学生時代から友達少なかった気がする……ふへっ、そうか、私じゃダメか……へへっ……」

「魔王様お気を確かに!」

「あれ?そういえば前のパーティで『久しぶりに友と会えて嬉しい』って言ったら『私ごときに魔王様から友と呼ばれるなど思いもしませんでした、望外の喜びです』って言われたんだが、遠回しに『お前と友達じゃないけど?』って言われた?あれ?人望もない?」

 

机に顔を伏せ、うわ言の様に呟く魔王の姿は哀愁が漂う。

なんというか、限界で保ってた人に俺がとどめを刺してしまったような気まずさがある……

というよりも、魔王が色んな意味で可哀想すぎる……魔族で強すぎるとこうなるのか……

 

「知り合いがな、結婚報告や招待状を送ってくるんだ……何年も前から、何通も……後輩も先輩も同僚も部下も親戚も!みーんな一言挨拶書いてくださいってくるんだ!!ははっ、私も書いて欲しいなぁー!!」

「お労しや魔王様……」

 

泣いていると思ったら今度は虚空を見つめて壊れたように笑いだした。

 

「家族なんて『世継ぎってどうなってるの?』と気軽に傷口を抉ってくるし、『早く孫が見たい』とかさらに塩を塗ってくる!彼氏なんて生まれてこの方出来たことないのにな!!ははっ、ははははは!!!!」

「くっ……!」

 

魔王の言葉についに耐えきれず顔に手を当てて震え出す老婆。

 

「思えば昔から仕事ばっかりしてた気がする……生徒会長とか公務とか休日返上してやってたなぁ……ははっ、彼氏ができないわけだ。いや、仕事が恋人というやつか?はは!やった!恋人ができた!!あはははは!!」

 

連鎖して黒歴史が掘り返されたのか、老婆のフォローも虚しくどんどん沈んでいく魔王。

ブツブツと可哀想なエピソードが魔王の口から無限に出てくる。溜まりに溜まったものが噴き出しているんだろう。

いや、もう限界がすぎる。なんでこうなるまで放っておいたんだ。

 

「ゆ、勇者!勇者!」

「げっ」

「『げっ』とはなんじゃ!ほら、貴殿も魔王様を慰めい!」

「しかしだな……」

「貴殿があんな一刀両断するからこうなったんじゃろ!泣きやますぐらい手伝わんか!」

「うぐっ……」

 

そう言われると、弱い。

魔王相手とは言え、自分の言葉が原因でここまで泣かせてしまったという事実に罪悪感はある。

 

「あー、その……そんなに落ち込むな。お前なら大丈夫だと思うぞ」

「そんな抽象的な褒め言葉ではなく、もっと具体的に!」

 

注文増やすんじゃないババア!!

 

「えっと、そうだな……容姿は整っているから第一印象で嫌われる事も少ないはずだし、魔王という立場で仕事ができるというのは好感を持たれると思うぞ!」

 

なんとか言葉を尽くして褒めてみるも、嗚咽は止まない。

 

「強さを褒めるのが効果的じゃぞ」

「あー、強い!めっちゃすごい!最強!!魔族の中の魔族!!」

 

何でこうなった……

魔王をあやす勇者ってなんだ……

 

「……わたし、かわいい?」

「?ああ、容姿は整っているとは思うが……」

「わたし、すごい?」

「まあ、魔王だし実際すごいだろ」

「わたし、つよい?」

「四天王を一撃で倒せるやつが強くなかったらなんなんだ」

 

ぽつりぽつりと言葉を紡ぐ魔王。

机から上がった顔には目には光が戻っており、顔色が良い。赤らんだ顔をして、恥じらう乙女の様な表情でチラチラとこっちを見てくる。

 

「あ、愛の告白……!」

「は?」

「もうそれは告白と同義だろう!?さあ、結婚しよう!純白のドレス!幸せな家庭!安心の老後!地獄の挨拶ラッシュよさようなら!!」

 

ハハハ!と高らかに笑いながら小躍りをする魔王。どこから取り出したのか花びらを撒く老婆。

……褒め言葉の中のどれが告白と相当するかは分からないが、とりあえず言うべき事は一つ。

 

「いや、結婚は無理だぞ」

「何を言うんだ、ここまでして責任逃れはダメだぞ♡」

「俺、そういう相手がいるから、魔王と結婚はそもそも無理だぞ」

 

空気が凍った。

魔王も老婆も時が止まった様にその場から動かない。舞い散る花びらが悲しげに地面に落ちる。

 

「……え?は?な、何の冗談だ一体?」

「あ、言ってなかったか?俺、この戦いが終わったら結婚するんだ」

 

懐から出した写真に、勇者と目麗しい女性が寄り添う様に立つ姿が写っていた。

魔王には見覚えがあった。国王の娘、第一王女。自分よりか弱く、蝶よ花よと育てられたお姫様。

 

「だからお前と婚約はできないんだ。まあ、俺より強いやつなんて人類にいくらでも───」

「勇者、知っているか?」

「うん?」

 

平坦な、感情を感じない声で魔王が喋る。

 

「デスペナルティと言って、蘇生魔法を受けた者は強さの階位が下がるんだ」

「ああ、知っているが……」

 

それがどうした、と言おうとした瞬間、魔王からとてつもない魔力が吹き荒れる。

 

「ここから逃げられないくらいに蘇生をすれば、私と結婚する他なくなるよな?」

「おっ、おまっ、それはダメだろう!!」

「もう手段は選ばん……なんたって私は魔王だからな!さあ勇者よ───子供は何人欲しい?」

「う、うおおおお!!死んでたまるか!!」

 

ゆうしゃの (色んな意味で)ひけない たたかいが はじまった!!




人気が出れば連載版を書くかもしれません。

連載版始めました。
『独身魔王が婚活を仕掛けてきた!』
https://syosetu.org/novel/310609/

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