しかし人間の都合に振り回されたステートジャガー。ウマ娘世界なので、割と立ち位置や事件そのものもコメディ寄りになっています。
やさしい世界があってもいいじゃないの気持ちで書いています。ご了承ください。
また、ドリームトロフィーリーグについてはシングレ同様の『年代順にウマ娘が登場し、引退していく』というタイプの世界観で書くにあたって、どういう立ち位置の代物か考えた結果の完全な独自解釈です。無事是名ウマ娘。
ルドルフ含めてその格差を改善しようとする者は多いが、格差そのものはある種の必然だ。単純に資金力の差があるのだ。
中央GⅠ、日本ダービー。1着賞金2億円。
南関東ローカルグレードⅠ(SⅠ)。東京ダービー。1着賞金5,000万円。
南関東以外のローカルシリーズの各ダービー。1着賞金700万~2,000万円
これが概ね、中央>南関東>他という経済力の格差であり、集客能力・動員数の差であり、ぶっちゃけていえばその地域の人口の差である。
レース場にレースを見に来る人の多さ≒入場料やレース場併設の店舗などにファンが落とす金の多さ≒そのレース場を管轄する組織の経済力というのは単純化した暴論ともいえるかもしれないが、大枠としてはそこまで的を外した話ではないだろう。
これはトゥインクルシリーズがどうしたローカルシリーズがどうしたというより、日本という国の地理や歴史からくる人口の疎密からくる必然だ。ウマ娘のレースのみならず、人を集める必要がある産業はどこも直面する問題である。
高度経済成長期の雇用の集中、交通網の収束地点、山がちで細長いという列島の形状からくる地理上の制約―――。
このあたりの経緯を語れば長くなるのだが、人口分布の偏りとそれに伴う経済格差に関しては、『そういうものだ』とご理解いただきたい。歴史に地政学にその他諸々、全て語っていてはウマ娘とレースという主題から果てしなく遠ざかっていくのである。
ともあれ人口分布からくる管轄組織の経済力の差は、設備や人材の差を必然的に生み始める。
ウマ娘にしてもトレーナーにしても、何か特段の理由がない場合は報酬が良く設備が良い場所を選びたがるだろう。賞金や設備を抜きにしても中央のレースのほうが観客動員数が多く、大勢のファンに見てもらえるというのもウマ娘からすれば魅力だ。
そうして設備や人材に差ができた状況が10年も続けば、それは格付けとして当事者たち含めた多くの人々の中の常識となる。
「……だが格差の是正といっても、ローカルシリーズに対してトゥインクルシリーズが出資をすれば良いという簡単な話ではない。それではトゥインクルシリーズの予算が目減りするだけで、皺寄せはトレーナーやウマ娘に行く……」
ニシノライデンが盛大にやらかした天皇賞の事後処理―――というか各所への謝罪行脚も終わり、シンボリルドルフは生徒会室にて眉間に皺を寄せながら、URAからの課題を考えているところであった。
いくら幼い頃から両親直々に帝王学を教わっているとはいえど、未だに実務面での経験が足りていないというのは、トゥインクルシリーズを走り終わった上でのシンボリルドルフの実感だ。
頭で分かっていたつもりのものでも、実際に体感しなければ分からないものは多い。
多くのレース、好敵手との巡り合い、同期や仲間に背を支えられること、トレーナーとの関係などなど、それらの経験とともにトゥインクルシリーズを走り抜けたルドルフは視野が広がった分、自分の未熟も目につくようになったらしい。
実績や本人の希望もあり将来的にはURA幹部への就任が決まっているルドルフであるが、ドリームトロフィーリーグに出走している間はトレセン学園の生徒会長≒学生としての立場で仕事を学ぶことを希望し、了承された。
そのルドルフに対してURA側が提示した最初の課題が、ローカルシリーズとトゥインクルシリーズの格差問題に関する解決案を提示することなのである。
「っかぁー! URA何考えてやがるんですかねぇ? それURAの長年の課題じゃねぇですか。それをまだ学生のルドルフに投げますかフツー!?」
「いや、これは大学生のレポート問題のようなものだよ。『こんな問題があります。君ならどうしますか? 実際に採用するとは限りませんが、解決案を提示してみてください』という系統だ」
生徒会室で頭をひねるルドルフに対して、歯に衣着せずに文句を言うのはスズマッハだ。鹿毛の髪からぴょこんと跳ねたワンポイントの白いアホ毛を揺らしながら、ポニーテールの元気娘は生徒会室のソファにゴロゴロと横になっている。
完全なサボりの姿勢であるが、ルドルフはそれを敢えて指摘はしない。
公人としての振る舞いは完璧だが、私人としては『親しみ易さを目指して、人形を使って腹話術で後輩に話しかける』*1『クリスマスパーティーの仮装のチョイスがクリスマスツリー』*2というボッチがロックやる漫画の主人公がやっていてもあまり違和感がない行動を熟考の末に、しかも自信満々に繰り出すという
スズマッハが先程まで生徒会室のテーブルで書いていた書類を横目で一瞥し、生徒会長は労りを込めた静かな声音で友人へと声をかけた。
「君がそれを提出するつもりなら、その後にローカルで走ってみるのはどうだ? スター性があるウマ娘がローカルで走れば、それは問題の解決に大きく繋がると思うんだが」
「ハッ! 舐めんじゃねえですよ。ああ、アタシじゃなくてローカルの子をね。……こんなガタが来たロートルが走りに行ったところで恥をかくのが関の山です」
その声に対して鼻で笑ったスズマッハがヒラヒラと振ってみせる書類は、トレーナーとの契約解除に必要な書類だった。他のチーム、他のトレーナーの元に移籍するという話ではない。引退のための書類である。
今年の秋にシニア2年目の天皇賞(秋)への出走を最後として引退。それが自身の衰えを感じたスズマッハが選んだ選択だ。とはいえシニア2年目での引退は早いというわけではなく、むしろ長く走った部類である。
結果を残せず早期引退や、或いはレースや練習中の怪我による望まぬ引退に比べれば、スズマッハのこれは円満引退といっていいだろう。
ルドルフもそれを理解しているからこそトゥインクルシリーズに引き止めるような言葉は口にせず、スズマッハのほうもこの決断を下すまでは葛藤もあっただろうが、決断を終えた今となってはどこかさっぱりした様子で引退話を口の端に乗せている。
「ルドルフよりは長く走りましたからね。クラシックの途中辺りから引退したりローカルシリーズに移籍する子も出てた中で、我ながらよく粘ったってなモンですよ」
「……確かに、残っている同期も大分少なくなったな。ライデンとパレードは?」
「あの2人は長期休養挟みながら現役続行するみてぇですね。アタシほどハッキリと衰え来てるワケじゃねぇですし」
ウマ娘の競走寿命は短い。
発揮できる身体能力の反動か、或いは他の要素が原因かは未だに不明であるが、『本格化』と呼ばれる競走能力の充実が始まるタイミングは中等部や高等部に通っているタイミングで発生する事が多く、アスリートとしての最盛期はそこから平均して2~4年ほど続く。ウマ娘にとって『最初の3年』が特に重要とされる所以だ。
本格化のタイミングは極端に早ければ初等部、極端に遅ければ20歳前後という事例があるが、やはりどれだけ本格化が遅く、そして最盛期が長くとも、20代の半ばには競走能力は衰えるのがウマ娘だ。人間のアスリートのように30歳を越えて現役という事例はほぼ無い。*3
そして早熟型と呼ばれるウマ娘であればクラシック期でピークが終わる事もあるし、どれだけ晩成型と呼ばれるウマ娘でも10年以上も現役などということは不可能なのである。
「卒業後はどうしますかねぇ。トレセン学園ではその後の進路相談も色々やってますけど、色々ありすぎて目移りするっていうか。……あっ、シンボリ家で漫画読みながら駄弁ってれば月収20万くらいの仕事ねぇですか?」
「そんな仕事があるようなら、私が父母の後を継いだら真っ先に事業仕分けするだろうな」
トゥインクルシリーズが終わった後でもレースに出るウマ娘は居る。それこそシンボリルドルフが進むドリームトロフィーリーグは、トゥインクルシリーズで好成績を残したウマ娘だけが出走できるレースシリーズだ。
サマードリームトロフィーとウインタードリームトロフィーの年2回のレースが開催されており、位置づけとしてはトゥインクルシリーズの上位とされている。
―――が、実態としては全盛期が終わってトゥインクルシリーズを引退したウマ娘たちが走るオールスター・社会人リーグ的なものである。
年2回という頻度の少なさは、全盛期を終えたスターウマ娘たちの脚に対する負担を考えての開催。『レース』としての純度はトゥインクルシリーズに比べてどうしても低く、興行やイベント、お祭りしての色合いが強い。
しかしURAは全盛期を終えたウマ娘たちが走るドリームトロフィーリーグを、『トゥインクルシリーズの上位』と断言している。そして同時に、何故そうなのかを明確に打ち出し、ウマ娘たちに訴えかけていた。
ウマ娘たちはレースに対してひたむきで、全力で、ともすれば競走生命―――最悪の場合は命すらも捧げる勢いで走るウマ娘も出てしまう。そのように若さと情熱から後先を考えなくなりがちなウマ娘達に、URAは伝えたいのだ。
―――『無事是名ウマ娘』。
それが、それこそがドリームトロフィーリーグの理念である。
トゥインクルシリーズで優秀な成績を残して走り切るのみならず、その後もレースに出走できるような、『無事是名ウマ娘』の体現者達―――大きな怪我なく走り切ったスターウマ娘たちの祭典。
それこそがドリームトロフィーリーグの目指すところであり、若いウマ娘たちに伝えたいこと、目指して欲しい姿であり、そのリーグそのものの存在意義であるのだ。
走れなくなるウマ娘が1人でも減りますように。
元々はその祈願・祈祷がドリームトロフィーリーグの発祥であるという説もあるが、定かではない。
「雇用という話なら、これまでに比べて更にトレセン学園やURAに関する業務をやろうと思ってるから、確かに秘書や補佐役が欲しくはあるんだが……。候補になるのがパレードじゃなく、ライデンでもなく、マッハかぁ……」
「おいルドルフ。その喧嘩、言い値で買ってやりましょうか?」
「その三名の中でも特に気楽に話せる相手ではあるけど、秘書になってくれても
だからこそ今後の進路の自由度が高くモラトリアム感溢れる言動をしている
「事務仕事やら書類やらに関しては昨年からは結構パレードに頼んでいたし、彼女なら色々と事務系の資格持ってたと思うのだけれども」
「パレード
「マッハ、君はそういうのなにかある? いや、すまない。無いだろうね」
「結論早っ!? 馬鹿にすんじゃねぇですよ。トレセン学園の生徒多しといえど、アタシ以外にこの資格を履歴書に書くやつァ見たことねぇです」
ゴロゴロしていたソファから身を起こしたスズマッハが、会長席に座るルドルフに対して胸を張り、不敵な笑みを口元に浮かべる。
その自信に溢れた物言いから、なにやら自分が知らない資格でも隠し持っていたのかとルドルフは瞠目する。
「ふむ、親しき仲にも礼儀ありか。これは失礼をした。なんの資格を持っているんだい?」
「そろばん10級」
「確かに見たことがないな……」
2桁の足し算、そして2桁×1桁の掛け算の問題を3割正解すれば取得できる資格である。算盤習いたての幼稚園児や小学生が取得するタイプの資格だ。
今年の春に高等部3年分の座学単位を取り終えた身でありながら、これが私だと言わんばかりに胸を張って履歴書に『そろばん10きゅう』と記入する剛の者は、確かにトレセン学園広しといえど他にお目にかかれないだろう。というより、複数人在籍していてほしくはない。
「おかんに一緒に算盤教室に通わされてたんですけど、飽きて放ったアタシと違ってパレード
「大沢礨空*4にも程がある……」
頭を抱えるルドルフ。それを見て愉快そうに笑ったスズマッハが、勢いをつけてソファから立ち上がった。
「アタシはパレード
「さっきの案……?」
「ローカルシリーズをスター性のあるウマ娘が走るようになれば、トゥインクルシリーズ側からテコ入れしなくても自力で盛り上がれるんじゃないかってやつですよ」
「君ならばと思ったのだが、他に心当たりが?」
「真っ直ぐ走るほうのライデンがローカル移籍か引退かで悩んでやがったんで、ローカルのほうに背中押してやろうかと。アタシと違って競走能力が衰えてきてる感じでもねえですし、同じGⅢウマ娘の肩書持ちですからね」
同期のダブルライデンの真っ直ぐ走る方ことワカオライデン。GⅢ朝日チャレンジカップを(曲がる方のライデン失格の繰り上げとはいえ)勝利したウマ娘であり、確かに肩書としてはスズマッハと同等だ。
さらに芝専門のスズマッハと違い、ワカオライデンは中央のダート・芝双方のレースで勝利経験がある。ダート主体となるローカルシリーズの盛り上げ役としては、スズマッハより適任であろう。
「……仕事や案件を適切な人材に振れる能力があるという面では、確かに君に補佐に
ついてもらうのもアリかもしれないな」
「マジですか? そんじゃー引退終わった後にでも改めて相談させて貰いますかね」
「そうだな。それまではレースに集中してもらって、その後に話をしようか」
肩の力が抜けた笑いを交わし合うルドルフとスズマッハ。
しかしルドルフは不意に表情を引き締め、自分が書きかけていたレポートに視線を落とす。
「ローカルシリーズを盛り上げる方法の一助はそれで良さそうだ。私の立場なら、君達の協力があればその手が現実的になりそうだというのも分かった。だが、ただそれだけでは中央から地方へ移籍したウマ娘が地方を荒らすだけで終わりかねない」
「地方も地方でスターを輩出しやがれって話ですね。例年のように地方で良い成績を残したウマ娘が中央へと挑戦してきますけど、結果を残せるのはほんの一握りです」
ルドルフが言った懸念に対して、マッハが頷きを返す。
地方から中央への挑戦は狭き門である。これは制度面で中央が地方に対して意地悪をしているわけではなく、制度を整備しても地方のウマ娘に―――特に地方で設備が整っていない芝レースで成績を残せるだけの実力がある者が絶対的に少ないのだ。
圧倒的なスター性と実力を持つ、地方からの挑戦者―――
まさか2年で日本ウマ娘のレース史に名を残す怪物とそのライバルたちが出てくるなどとは考えておらず、中長期的な視野でトゥインクルシリーズやローカルシリーズをバランスよく盛り上げる手段を考えているシンボリルドルフである。それらの案が無駄になるまであと2年ともいう。
しかしオグリキャップが出てくる前にも、中央で結果を残すウマ娘が皆無だったわけではない。特にルドルフたちの世代では、地方から出てきて春三冠の1つである大阪杯を制したウマ娘が居る。
ルドルフこそ天皇賞(春)を優先して大阪杯を回避したものの、決して層が薄いレースだったわけではない。それでもミスターシービー、ニホンピロウイナー、ニシノライデンらを破った、地方から来た2年早いシンデレラ。
その名は―――
「―――ステートジャガーが居れば」
「言うな、マッハ。彼女のことは……!!」
その名をスズマッハが口に出した瞬間、ルドルフは表情を強張らせた。口元に手をやり、眉間に皺をよせ、厳しい表情でマッハを睨む。
まるでその名が忌まわしきものであるかのように。
「……ルドルフ」
「頼む。抑えが効かなくなりそうなんだ」
爪が食い込む程に拳を握るシンボリルドルフ。対するスズマッハは静かな表情で首を横に振る。
「無かったことになんか、できねぇでしょう」
「だが、私は……っ!!」
慟哭のような、怨嗟のような。堪えきれない何かをそれでも抑えるように、唇を噛むルドルフ。
そしてスズマッハは懐に手を入れ、スマホを取り出し、お気に入り登録していた動画をスピーカーで再生した。
『―――私がレース前日に飲んだカフェオレから、コーヒーが検出されたんです!!』
「ぶフォァっ」
「普段のダジャレといい、ほんとアンタの笑いのツボってどこにあんですかねぇ……」
駄目だった。すんごい頑張って堪えていたルドルフの口と鼻から、淑女が出しちゃいけない感じの爆笑が漏れた。
爪が食い込むくらいに拳を握っても駄目だった。なんならルナちゃんの人生で一番ツボに入ったまである、GⅠレース2つを使い切った壮大なコントであった。
「ほ、本人は大真面目かつ悲壮淋漓*5だったんだ、その必死の訴えを笑う……ことなど人として、ウマ娘として、あっては……ぶふっ……!!」
「いやもう笑ってあげるのが情けじゃねぇですか? 本人、テレビのインタビューとかだともうヤケクソで持ちネタにしてますよ最近」
禁止された薬物を使用してしまったと、レース後の記者会見で泣きながら告白したウマ娘が居た。
知らずにやったことであり、トレーナーは全く関係がない旨。他のウマ娘も何も関係なく、ただ自分の不注意であった旨。泣きじゃくりながら必死に訴える彼女に対し、記者会見の場は騒然としたものである。
自身が出走を取り止めた宝塚記念の記者会見であり、それを見ていたルドルフも愕然としたことをよく覚えている。
URAにもトレーナーにも相談せず―――つまり自分ひとりで全ての責任を被ろうとしての告白が生中継の、それもGⅠレースの会見で行われたのだ。URAそのものが上に下にの大騒ぎになりかけた大事件だ。
泣きながら必死に訴える彼女に対し、代表するように月間トゥインクルの記者が蒼白な顔で問いかける姿を、ルドルフもテレビ越しに息を呑んで見守っていた。
そして彼女―――ステートジャガーはボロボロと涙をこぼしながら、こう言ったのだ。
『……わ、私……知らなかったんです……!』
後にステートジャガー事件と呼ばれるそれは―――
『カフェオレに……コーヒーが入っていたなんて……!!』
―――カフェインを禁止薬物と勘違いした、マリキータと並ぶ同期最大のお騒がせウマ娘大暴走の顛末であった。
史実おいてワカオライデンは金沢競馬・笠松競馬で素晴らしい戦績を残しましたが、それ以上に地方競馬の種牡馬として大きな貢献をした馬です。
「史上初めて地方所属のまま中央競馬の重賞を勝利する」という偉業を成し遂げたライデンリーダーという馬の父である他、産駒成績が全体的に非常に良く、金沢や笠松のみならず各地で好成績を収め、地方競馬のリーディングサイアー(要は一番優秀な種牡馬)の座に2度も輝きました。
その功績を認められて、老衰によって亡くなった後には地方競馬全国協会による特別表彰をされています。中央競馬でいうところの顕彰馬に近いレベルで貢献を認められた、地方競馬の立役者になったわけですね。
あと、書こうと思って毎回忘れてましたが、感想・評価ともにありがとうございます。なんか気がついたら結構増えていて、これ息抜きに書き始めた短編だけど良いのかコレとか戦々恐々しております。
あと数話で本編完結の見込みですが、気軽に見ていただければ幸いです。