宵崎奏の異能セカイ   作:不透明な水滴

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人生の分岐点を今ここで

階段を降り、部屋の扉を開ける

 

「あ!皆さん、戻ってきましたよ」

 

扉を開けると敦さんが出迎えてくれたが、誰かを呼んだようだ

 

「そういえば太宰さん、お客さんって...」

 

「もうすぐ来ますよ」

 

そうすると奥から足音が聞こえてくる

 

「「「奏!!」」」

 

「え?みんな...」

 

「もしかして...お客さんってみんなのこと?」

 

「ええ、戻ってくると断言はしたんですけど、「信用できない」と言われ、仕方が無いので探偵社にいてもらいました」

 

「奏!どこも怪我とかしてない?」

 

「だ、大丈夫...」

 

ちょっと少し揺らしすぎ...気持ち悪い

 

「よかった...奏が無事で」

 

「うん、それと...太宰さん、なにか情報は掴めましたか?」

 

「ええ、それは勿論、これなら...少し待っていて下さい」

 

「はい」

 

そう言うと、太宰さんは奥の部屋へと入っていった

 

「そういえば奏、さっき上から凄い音がしてたけどあれは?」

 

「ああ、あれはヘリコプターだよ」

 

「え?なんでヘリコプター....?」

 

「えっと...それは...」

 

私は事の経緯を三人に話した

 

 

 

////////////////////

 

 

 

「って事なんだけど」

 

「そんなことが...」

 

「でも、本当に無事でよかったよ」

 

「そういえば、異能の鍵って言うのは...」

 

「それは...分からない」

 

「それは、私から話します」

 

「あ、太宰さん終わったんですか?」

 

「はい、これから説明するので皆さんもこちらに」

 

「は、はい」

 

「.....」

 

「...まふゆ?どうかした?」

 

「...あの人、信用できない」

 

「あらら、それは悲しい...」

 

「だ、大丈夫...太宰さんはいい人だよ」

 

「...うん」

 

まあ...流石に急に私が人質になるみたいな提案されたら、信用できないのも無理はない

 

そんなことをもありつつ、私達は会議室へと向かった

 

 

 

////////////////////

 

 

 

会議室へと着くと、乱歩さんが既に座っていた

 

全員が座り、乱歩さんが話し始める

 

「君が行ってきてくれたお陰で見つけることができた。ありがとう」

 

「大丈夫です」

 

「今回の敵、コウモリに関してだが、相手はまだ異能はまだ未完成のようだ」

 

「だけど、相手はいつでも異能を覚醒させる事ができるみたい、だからもし勝つのなら、やる手は太宰が異能を無効化させた瞬間に潰す、もしくは...君の異能を覚醒させる。この二つだ」

 

「異能力の覚醒...」

 

「相手はいつでも君を連れて行く事ができる。決めるのなら今のうちだよ」

 

「なら...分かりました。やります」

 

「奏...」

 

「本当にいいんだね、ならそのやり方で考えよう」

 

「本当にいいの?奏」

 

「うん...怖い...けど、私はオルゴールを取り戻せなかったらって考えると...もっと怖い」

 

「だから、絶対に死なないし、怪我もしない、これを条件に、行かせてほしい」

 

「奏...うん、分かった。私は許すよ」

 

「まふゆ...ありがとう」

 

「...正直、今でも納得はいかないけど、奏が行きたいっていうのなら...私も、許すよ」

 

「ボクも、奏に怪我も、死んで欲しくも無い。けど、奏がここまで本気にするのなら、止めないよ」

 

「みんな...本当に、ありがとう」

 

...さあ、行こう

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