階段を降り、部屋の扉を開ける
「あ!皆さん、戻ってきましたよ」
扉を開けると敦さんが出迎えてくれたが、誰かを呼んだようだ
「そういえば太宰さん、お客さんって...」
「もうすぐ来ますよ」
そうすると奥から足音が聞こえてくる
「「「奏!!」」」
「え?みんな...」
「もしかして...お客さんってみんなのこと?」
「ええ、戻ってくると断言はしたんですけど、「信用できない」と言われ、仕方が無いので探偵社にいてもらいました」
「奏!どこも怪我とかしてない?」
「だ、大丈夫...」
ちょっと少し揺らしすぎ...気持ち悪い
「よかった...奏が無事で」
「うん、それと...太宰さん、なにか情報は掴めましたか?」
「ええ、それは勿論、これなら...少し待っていて下さい」
「はい」
そう言うと、太宰さんは奥の部屋へと入っていった
「そういえば奏、さっき上から凄い音がしてたけどあれは?」
「ああ、あれはヘリコプターだよ」
「え?なんでヘリコプター....?」
「えっと...それは...」
私は事の経緯を三人に話した
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「って事なんだけど」
「そんなことが...」
「でも、本当に無事でよかったよ」
「そういえば、異能の鍵って言うのは...」
「それは...分からない」
「それは、私から話します」
「あ、太宰さん終わったんですか?」
「はい、これから説明するので皆さんもこちらに」
「は、はい」
「.....」
「...まふゆ?どうかした?」
「...あの人、信用できない」
「あらら、それは悲しい...」
「だ、大丈夫...太宰さんはいい人だよ」
「...うん」
まあ...流石に急に私が人質になるみたいな提案されたら、信用できないのも無理はない
そんなことをもありつつ、私達は会議室へと向かった
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会議室へと着くと、乱歩さんが既に座っていた
全員が座り、乱歩さんが話し始める
「君が行ってきてくれたお陰で見つけることができた。ありがとう」
「大丈夫です」
「今回の敵、コウモリに関してだが、相手はまだ異能はまだ未完成のようだ」
「だけど、相手はいつでも異能を覚醒させる事ができるみたい、だからもし勝つのなら、やる手は太宰が異能を無効化させた瞬間に潰す、もしくは...君の異能を覚醒させる。この二つだ」
「異能力の覚醒...」
「相手はいつでも君を連れて行く事ができる。決めるのなら今のうちだよ」
「なら...分かりました。やります」
「奏...」
「本当にいいんだね、ならそのやり方で考えよう」
「本当にいいの?奏」
「うん...怖い...けど、私はオルゴールを取り戻せなかったらって考えると...もっと怖い」
「だから、絶対に死なないし、怪我もしない、これを条件に、行かせてほしい」
「奏...うん、分かった。私は許すよ」
「まふゆ...ありがとう」
「...正直、今でも納得はいかないけど、奏が行きたいっていうのなら...私も、許すよ」
「ボクも、奏に怪我も、死んで欲しくも無い。けど、奏がここまで本気にするのなら、止めないよ」
「みんな...本当に、ありがとう」
...さあ、行こう