痛苦と絶望のアングラゲーム ~凄惨たる死を想う少女の過激で危険な電脳遊戯~   作:兎乃葵

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第六十五話:えっちなのはいけないと思いまス

「うぅん……既視感(デジャブ)が…………はっ!?」

 

 シヅキが目を覚ますと、様々な小物が置かれた華やかな店内が目に入った。ここは……『赤杖雑貨店』だ。

 どうやら立ったまま寝ていたらしい。目の前には、椅子に座ったまま手元の蓄景鏡に目を落とす青髪の店主の姿。

 

「んー……? あれ、わたし何してたんだっけ……?」

 

『大丈夫かい? 私が様子を見に行ったとき、君は神殿の中央に倒れていたんだよ。どうやら顕現した邪神と戦い、辛くも勝利したようだったけれど』

 

「あぁ、そうだ、一応勝った……んだっけ? なんか記憶がぼんやりしてるな……」

 

 狙い通りに血の刃による壁を作り出した直後、眷属の触手に貫かれたところまでは覚えている。だが、それ以降の記憶が曖昧だ。シヅキは首を捻るが、なんだか頭に靄がかかったようだ、思考が纏まらない。

 まぁ、あの触手の攻撃を受けたのだ、未だに少し思考が茹っていたとしてもおかしくはないだろう。若干釈然としないが、今はとりあえず置いておくことにした。

 

『しかし……痕跡からして、現れた眷属はかなり大型のものだったろう。あれはヒトにどうにかできるものではないはずなんだけど……よく倒せたね』

 

「眷属……あ、そうだ。眷属ってことはあれには使役者がいると思うんだけど、一体どういう存在なの?」

 

 今回シヅキが戦ったエネミーは固有名称(個体名)を持っていなかった。そんなただの眷属ですら魔族(ニェラシェラ)に比類する力を持つ、それはつまり、あれを追えばシヅキの最大目標である『最も強い敵』に辿り着ける目算がそれなりに高いのではないだろうか。

 この店主はあれについて詳しいような素振りを見せている。この機に情報を得ておきたい。そう考え、シヅキは店主に質問を行った。

 

『あぁ……そうだね。まず前提知識として、きみは「黒蝕体」というものを知っているかな?』

 

「コクショクタイ? しらなーい、なにそれ?」

 

『まるでインクのような漆黒の肉体を持つ、生物らしきモノ(・・・・・)の総称で……まぁ、端的に言えば真っ黒な身体の化け物だよ。総じて触れた生き物を溶かす異質な力を持っているが、これについてはきみも知っているだろう』

 

 知っているも何も、つい先ほどまでその力に散々苦しめられていたのだ。恐ろしさについてはシヅキは身に染みて理解している。

 

『そして、黒蝕体は基本的に意思を持たない。ただ本能に刻まれた単一の命令に従い、溶かし、取り込み、自己を肥大化させる。一種の災害のようなものなんだ。そして、黒蝕体は数えきれないほどに存在するが、その大本は九つ……もっと言えば、ただ一つの個体に収束する。そしてその根源こそが、遥か太古の時代、世界を滅ぼしかけた"九本肢の怪物"なんだよ』

 

「はえー、すっごい壮大……。で、九本肢の怪物って?」

 

 青髪の店主の言からは、黒蝕体はともかく『九本肢の怪物』については知っていて当然といった雰囲気が伺えた。だが、あいにくシヅキはこの世界の設定にはてんで詳しくない。

 普通のプレイヤーなら知っていることなのかもしれないが、分からない以上は仕方がない。

 この際聞きたいことは全て聞いてしまおう。シヅキは店主に質問攻めをする覚悟を決めた。

 

『……うん? 子供でも知っている御伽噺だと記憶していたけど…………まあ、そういうこともあるか。えぇと、そうだな……赤始教の創世神話に由来するんだが、そこは正直どうでもいい。今は「九本の肢を持つ巨大な怪物が過去に存在したとされていて、その怪物はヒトの悪性とされる九つの罪を身に宿している」ということだけ知っていればいいかな。一応言っておくと、「背反」「不信」「賊害」「横奪」「我欲」「遊蕩」「虚言」「飽食」「無精」の九つだ。で、その怪物が死に際に力を分割、肢に宿して切り離した。それこそが罪過の肢であり────世界災厄と呼ばれるモノ。そして痕跡からして、きみの戦った眷属はこのうち第六の……「遊蕩」を司る世界災厄のしもべだろう。これは主に────』

 

「……いや話が長い!」

 

 シヅキは思わず叫んだ。

 情報量が多い上に、青髪の店主特有の冗長な語り口調が合わさってシヅキには何が何だか正直よくわからない。

 同じ対象を別の呼び名で表すのは紛らわしいので正直やめてほしい。確かに世界観に深みは出るのかもしれないが、ゲーム的な名称は罪過の肢か世界災厄のどちらかだけで良いだろうに。

 

『…………。"九本肢の怪物"から九体の"罪過の肢"が生まれ、罪過の肢から"眷属"が生まれた。これら三種を総合して黒蝕体と呼ぶ。で、きみが戦ったのはこのうちの眷属。罪過の肢は世界災厄とも呼ばれていて、これらは単体で人類文明を滅ぼしうる恐るべき脅威だ。……これでいいかい?』

 

「なるほどわかりやすい。最初からそう言ってよ」

 

 青髪の店主はシヅキの叫びを受け、分かりやすく端的に説明を行った。心なしかその目が前よりも冷めている気がするが、別にシヅキは最初からこの店主と仲良しこよしをする気は毛頭ない。嫌われさえしなければ特に問題はないだろう。

 

「……で、これが本題なんだけど……。わたしは────"世界災厄"と戦いたい。そのためにはどうすればいいの?」

 

 そう、これこそがシヅキの聞きたかったことだ。"九本肢の怪物"は既に死んでいるらしいので、今現在最上位にあたるのは世界災厄とやらの方だろう。

 眷属であの強さなのだ、その支配者ともなればきっとどんなエネミーよりも強大で────敗北時の責め苦も、それはそれは悍ましいものになるだろう。

 

『ふむ。連中の滅却は私としても望むところではあるけれど……今のきみじゃあまだ戦力としては計算には含められないね。とはいえ、その意欲を無下にするのも何だ……よし、そうだな。絶対法則(オーバールール)を習得したら、また私のところを訪れるといい。そのときになれば、また話をしてあげよう』

 

「えぇー? ケチだなぁ」

 

 世界災厄を追うために店主から与えられた条件は一つ。だが、絶対法則(オーバールール)は名前すらつい最近になって店主から教えられて初めて判明したのだ。習得など、どれだけ掛かるかわかったものではない。

 これは店主を頼らずに自分で探すしかないか、そうシヅキが考えていると、シヅキの顔をちらりと見た店主がぽつりと言葉を零した。

 

『きみが個人的に奴らを追いかけるぶんには別に構わないよ。……力不足のまま挑んでもろくなことにはならない、とは言っておくけどね』

 

「うわぁ、イヤな言い方~。まぁ、わたしとしても敵わないと分かってる相手に挑む気はないけどさぁ……。絶対法則(オーバールール)、ぜったいすぐに習得してやる……」

 

 自ら負けに行くのは絶対に許せないという信条(地雷)を持っているシヅキとしては、勝ち目の全くない戦いに自ら赴くのもそれに抵触すると考えている。

 店主に言われなくとも無理に挑むことはしないつもりだったが、それはそれとして改めて言われるとなんだか嫌な気分になる。

 

『……さて、依頼の話に戻そうか。私が予想していたよりも、随分と難儀な依頼になってしまったようだからね。結局教団は壊滅したようだから、依頼自体がご破算になってしまったんだけれど……。お詫びといってはなんだが、報酬には多少色を付けて、私の方から代わりに出しておこう』

 

「わぁ、らっき~。……でもトドメの瞬間見てないし、達成感はあんまりないなぁ」

 

 事前に提示されていた報酬である『ドラグーンチョーカー』を受け取り、更に追加報酬として青髪の店主から渡されたのは『スキルチケット800』三枚と二百万メノー、それと────

 

『はい、これ。"修練の首輪"だ。きっと、きみの力になるはずだよ』

 

□□□□□□□□□□

修練の首輪

装備アイテム(装飾)(等級:Ⅴ)

効果:HPとMPを除いた全てのステータス-20%(最終計算後に乗算)

獲得EXP+25%

スキル解禁条件のカウント増加時、数値が追加で+1される

※この装備の着脱はリスポーン地点でのみ行えます

 

トレード不能

□□□□□□□□□□

 

 青髪の店主の店主から手渡されたのは、厚みのある金属製の首輪。装飾性のない武骨な見た目で、10センチほどの短い鎖が一本だけ垂れており────

 

「わぁっ、経験値増加装備!! ……あれ? これって……」

 

『そう、あの首輪(・・・・)を基にしたものだよ。……じゃ、またね。中々楽しかったよ(・・・・・・・・)

 

 受け取った装飾品のビジュアルにはどうにも見覚えがある。だが、シヅキが疑問符を浮かべている間にも店主は別れの挨拶を告げ、手元の本へと視線を移してしまった。

 首輪について話しかけてみても、最早彼女からは定型文らしきものしか返ってこない。シヅキはもにょもにょと口元を歪め、複雑そうな表情を浮かべた。

 

「力を封じる首輪…………あぁ、そういう……。うっわ~、ぜーんぶ掌の上って感じだぁ。釈然としないなぁ……」

 

 皺の寄った眉間を手で揉み解しつつ、シヅキは『赤杖雑貨店』から退店しようと踵を返した。

 扉へと歩む最中、その背中へと声が掛かる。

 

『……悪印象を抱かれるのもなんだか癪だ、故にひとつだけ言葉を贈ろう。私はあの眷属の降臨までは予見していなかったし、ましてやそれをきみが打ち滅ぼせるなどとは夢にも思っていなかったよ。そこは確かなことだ、誇っていい』

 

「うん? ……あ、そう。…………なっがい説明しだしたり、定型文しか喋らなくなったり、かと思えば釈明をしたり……なんか随分とちぐはぐなNPCだなぁ。ま、いっか」

 

 結局釈明を受けても釈然としないのは変わらないままだが、これ以上の説明は期待できないだろう。今度こそ、シヅキは店から退出することにした。

 

 

    ◇◇◇

 

「あぁ、そうだ。忘れないうちに装備付け替えちゃおっと」

 

 直前に受けた説明、その情報の濁流に思考リソースを取られたせいで半分頭から抜けていたが、そういえば店主からスカーレッドの素材を元にした装飾品を受け取っていたのだった。

 シヅキは出入り口の扉から横へ一歩ずれ、その場でメニューを開き装備を弄り始めた。

 『ドラグーンチョーカー』の代わりに外すのは『筋力の指輪』でいいだろう。STRが多少下がるが、ほぼ誤差の範疇だ。

 

 装備を切り替えると、シヅキの細い首に緋色のチョーカーが現れた。鱗を模した模様が中々オシャレだ、あの店主は良いセンスを持って────

 

「あっ、いたぁー! やーっと見つけたっス!!」

 

「わぁっ」

 

 シヅキが『赤杖雑貨店』を退店した途端、中央通りに大声が響く。聞き覚えのあるハスキーな声。シヅキが声のした方へ目を向けると、果たしてそこには予測していた通りの小柄な人物……らきらきの姿があった。

 

「おっ、らっきーちゃん? 久しぶりだねぇ、元気してた?」

 

「『久しぶりだねぇ』じゃないっスよ! かっ……彼女ほっぽり出して、今まで一体なーにやってたんスか!!」

 

「は? えっ、なんて?」

 

 らきらきはぷりぷりと怒りながら、シヅキへ向けて矢継ぎ早に言葉を叩きつけてきた。怒っている理由も分からないが、それよりも聞き逃せない言葉が紛れていた気がする。

 今は彼女と呼べる関係性の人物はシヅキには居ないはずなのだが。

 

「だっ、だって! その……アレをしたってことは、好き合ってるってことっスよね!? それってつまり彼氏彼女……彼女彼女? の関係ってことじゃないっスか!!」

 

「あっ、そういう……」

 

 なるほど、シヅキはらきらきが言わんとすることを全て理解した。そして、怒っている理由も。随分と可愛らしい怒りだ。同時に、らきらきの純真さを前にして、悪戯心がシヅキの中でむくりと鎌首をもたげた。

 ちょうどクエストを終え、暇になったところなのだ。もう少しらきらきを弄って────いや、らきらきとの会話に勤しんでも良いだろう。

 

「……"アレ"ってなぁに? 具体的にはなんのこと?」

 

「そっ!……れ、は……その…………」

 

 シヅキは口角が吊り上がるのをなんとかして堪えながら、すっとぼけた返事を返した。らきらきの口調は尻下がりに萎んでいき、その顔は怒りとは違う理由で紅潮してゆく。

 

「あー、えーっと……その、えっ…………ち、の、ことっス、けどぉ?」

 

「えー、なに? もうちょっと大きな声で言ってくれないと。全然聞こえないなぁ~……んふっ」

 

 らきらきの言葉尻が不自然に裏返る。その顔は真っ赤に染まり、視線は泳ぎ、手はもじもじと意味のない動きを続けている。

 あまりにも初心なその様子を見て、シヅキはどうしても笑みが堪え切れなくなってしまった。半笑いになりながらももう一度聞き返す。

 

「いや笑ってるし! ぜったい分かってるっスよね! もう!!」

 

「んふっ、ふふふふ……いやだって、恥ずかしがるらっきーちゃんが面白……可愛すぎるからさぁ。弄り甲斐がありすぎるのが悪いよ~」

 

「面白いって言った! 今面白いって! なんスか! それ絶対彼女に対して取っていい態度じゃないっスよ!!」

 

 らきらきはとても弄りがいがあるが、弄りすぎて臍を曲げられたり、あるいは嫌われてしまっては困る。こんな可愛らしい生き物との交流が絶たれてしまうなど、断じて許容できない。

 仕方がない、シヅキとしてはまだまだ楽しみたかったが、悪ふざけはこの辺りにしておいた方が良いだろう。

 

「やぁ、ごめんごめん。で、なんだっけ? セックスしたから彼女だーって話?」

 

「せっ……!?」

 

 シヅキの直截な物言いに、らきらきはぼふりと顔から煙を上げた。UGR特有の戯画的な感情表現だが、それがらきらきの小動物的な相貌と合致し、より魅力を引き立てている。

 最初に見たときは何がしたいのかと疑問に思ったものだが、こうしてみればとても良い仕事だ。シヅキは心の中で運営へ向け親指を立てた。

 

「あんなの、気持ち良さのためにやるただの娯楽みたいなものじゃん。同性同士なんだから子供ができるわけでもないし。……ましてや、ここはリアルですらないわけで」

 

 性行為。シヅキにとってそれは快楽を得るための手段(・・・・・・・・・・)であり、それ以上でもそれ以下でもない。シヅキはそれなりに(・・・・・)数を重ねているが、そこに快楽以外の目的を見出したことは一度たりともないのだ。

 

「えぇ……? 貞操観念めちゃくちゃになってません…………?」

 

 そのシヅキの物言いに、らきらきはドン引きした様子を見せた。まぁ、シヅキも自身が異質であることくらいは自覚している。今のらきらきのような反応をされたことも一度や二度ではなく、特に気にもならない。

 

「……というか今気付いたけど、シヅキサン、なんかヤバい格好してるっスね……」

 

 盛大に冷や水をぶっかけられたらきらきが、まるで今初めて気付いたといった様子で突然シヅキの全身を眺め始めた。呆然とした様子で、しきりに目線を上下させている。

 そういえば、最後にらきらきと顔を合わせたときはシヅキはまだ初心者装備を着用していた気がする。血纏い一式を着用したシヅキの姿を見るのはこれが初めてなのだろう、それならこの反応も窺える。

 

「……ん?」

 

 シヅキの全身を嘗め回すように眺めていた視線が、ふと一点に固定された。下腹部の辺りに視線を感じるが、シヅキも自身に向けられる好奇の視線にはもう慣れっこだ。

 可愛らしい下心を見せたらきらきを、微笑ましい笑みを浮かべながらも何も言わず眺めるに留めた。

 

「……はぁっ!? えっ、ちょっ、なん…………いくらなんでもそれはヤバくないっスか!?!?」

 

「……うん? 何? どうしたの?」

 

 だが、どうにもらきらきの反応は尋常のものではない。血纏い装備のボトムスは少し面積の狭めな紐ビキニといった風合いだ、確かに過激ではあるが、そこまで血相を変えるほどのものではないはずだが。

 

「いや下! なんで────何も履いてないんスかぁ!!」

 

 シヅキの疑問の声に、らきらきからの鋭いツッコミが飛ぶ。────そう、今のシヅキは何故か(・・・)ボトムスを履いておらず、透けた前垂れで辛うじて局部が隠れているだけの、あまりにも際どい恰好となっていた。

 

「…………はぇっ?」

 

 らきらきの指摘を受けたシヅキはまるでフリーズしたかのようにぴしりと固まり……少しの間を置いて、その顔が真っ赤に染まってゆく。

 

「なっ……あ、わぁーっ!?」

 

 シヅキは羞恥に襲われ、声をあげながらその場へとしゃがみ込んでしまった。だが、ここは多くの人が行き交う中央通りだ、当然大声を上げれば周囲の視線を惹いてしまう。

 

 今のシヅキからは『第六肢の眷属』戦直後の記憶が抜け落ちており、当然、その際に自分自身でボトムスを脱いだことも忘れ去っていた。

 そう、シヅキは今の今までずっとボトムレスの状態だったのだ。いくらシヅキの貞操観念が緩くとも、それとこれとは話が別だ。公衆の面前で意図せず局部を露出してしまうなど、顔から火が出るほど恥ずかしいに決まっている。

 

「あっ、流石に元々そういう衣装って訳じゃないんスね……」

 

「当たり前じゃん! こっ、こんな恥ずかしいカッコするわけないでしょ!!」

 

 シヅキは慌てて屈みこんだままメニューを弄るが、装備の部分的解除などしたことがないために戻し方が分からず、混乱した頭ではインベントリ内の初心者装備にまでは意識が回らない。

 

 結果シヅキが取ったのは、『一度胴装備を外してから再度着用する』という手段。それはつまり────シヅキの胴体を覆う布が完全になくなることを意味していた。

 

「なにしてんスか!? いやマジでなにしてんの!?!?」

 

「わああ見ないでええぇぇ!!」

 

 少女の叫びが、クレコンテッタ中央通りに木霊した。

 

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Tips

『装備品の部分的解除』

 複数の衣服が纏めて一つの装備として扱われている場合、それらのうち特定のものだけを外すことも可能。

 その場合も装備品の発揮する性能は低下しないが、例えば金属の鎧の一部を外すなどした場合、その部位に攻撃を受ければ当然ながら従来よりも大きなダメージを負うことになるため注意が必要。

──────────

 




ここで第七章は終了です。
この後は、掲示板回と敗北ifを挟んだのち、第八章を(完成次第)投稿いたします。
※自身の執筆速度を鑑みた結果、上記の間章の投稿は何日か日を空けた後に行うこととしました。お待たせすることになり申し訳ありません。

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