「じゃあな、立香!」
「元気でね!」
数日後。
カオスが消えたのか、それとも空間が閉じたのかはわからないが、カオスの脅威はORTマンによって退けられた。
オリュンポス異聞帯は緩やかに滅びへと向かっていた。
異聞帯で出会ったアデーレとマカリオスの姉弟に別れを告げ、ストームボーダーへと立香達は帰還した。
「よし、これでオリュンポスでの作戦は終了!何だけど・・・」
ストームボーダーの管制室に帰ってきた立香達にダヴィンチが話しかける。
「キリシュタリア様、紅茶をどうぞ」
「ああ、ありがとうオフェリア」
「ふむ、Ms.オフェリアは実に紅茶を淹れるのがうまいな」
「俺はミルクティーを頼む。とびきり甘いやつを」
「なんでクリプターが管制室で寛いでいるのかね!?やっぱりおかしくない!?」
しれっとキリシュタリアとデイビット、カドックがストームボーダーに乗り込んでいた。
「なんで僕までストームボーダーに乗っているんだ・・・?」
「寝ている間に輸送した男、ORTマッ!」デーデデーデデデ!
「お前の仕業か!!」
「カドック、これは俺の所感だが、そいつにツッコミを入れても改善はされないぞ」
「そんなことわかってる!」
ふむ、とシオンは考える。
これは新たなチーム結成では?と。
立香は考えた。
よくわからなかった。
「というわけでカルデアAチーム再結成ですね!」
「イェー!」
「ドンドンパフパフ」
「なるほど、リーダーは立香に任せよう、うん」
「いやいやいや、百歩譲ってオフェリアがカルデアに所属するのはわかる!なんで僕達までカルデアに組み込まれるんだ!?仮にも敵だったんだぞ!?」
カドック、当然のツッコミである。
「クリプターを戦力として数えるなど、所長の私が許すわけ無いだろう!」
ゴルドルフ、当然(以下略
と、そこで管制室のドアが開く。
「そうよ、そんなの許されないわ!」
「その声は!」
「ぐっさんパイセン!」
「ヒナコ!」
そう、芥ヒナコこと虞美人。
その水着である。
「・・・は?」
水着である。
「って、そうだよな!僕達をチームに組み込むとか・・・」
「私を入れなさいよ!ハブるな!」
「いやそっち!?」
パイセン怒りのデスロード。
暑い夏がやってくる(錯乱)
執筆時12月21日。
シュイーン
\スパ○ダメーン/(カットイン)
結局、カドックとゴルドルフのツッコミは「よくわかんないけどORTマンがいるよ!!!」という立香の鶴の一声(?)によって揉み消された。
憐れ、この小説ではツッコミ役は過労死するか無視される運命なのだ。ヘケッ
所変わってブリテン異聞帯、王城キャメロット。
「いやー、ORTとかどうしょうもないわー。コヤンスカヤに頼んで逃げなかったらやばかったな!今頃キリシュタリアもカドックもカルデアにやられてるだろ!」
などと余裕をぶっこいているこの男、ベリル・ガットはこの後腰を抜かすことになったりする。
「んで、女王陛下につきましてはORTをどうにかする策はあるので?」
ベリルの隣、玉座に座る美しい女王、モルガン。
彼女はニヤリと笑う。
「フッ・・・」
「お!流石ブリテン最高の魔術師!何をどうする気なんだ!」
「・・・どうしましょうか」
モルガンは天井を仰ぐ。
その頬には水滴が伝ったという。
次回からブリテン攻略チキチキレース開催!