死中に活ッ!笑えよドラゴンッ!!※転生先が絶望的なんだが   作:ストロング西岡

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第五十五話 言葉の投げ合い

 

「…………」

 

「……えっと、その……」

 

 エリナは何かを気にした様子もなく修練所に入ると、近くにある壁に寄りかかって以降、微動だにしない。だが視線だけは私に寄こして凝視してくる。はっきり言って気まずい。やりにくい。

 

「……なにか言ってよ。気まずいよ」

 

「こっちは気にしないで。ほら早く始めなさいよ」

 

「そ、そんなに見られてたらできないよ……!」

 

「ピエロが客のこと気にしてるんじゃないわよ。ほらさっさと大道芸を披露なさい。見ててあげるから」

 

「大道芸!? 私は魔法を使ってただけだよっ!!」

 

「そんなの知ってるわよ。舐めてるの? ただ変な名前叫んで変な構えだったものだから、気まずい空気をしょうがなくあたしがフォローしてマシなものにしてあげてるの。ふざけたこと言うと殴るわよ」

 

「ご、ごめんなさい……?」

 

 え、なんで私怒られてるの。勝手に入ってきたの貴方の方だよね。私の魔法にケチ付ける理由にならなくない? 

 

「ほら、早くなさい」

 

「……危ないから、近づかないでね」

 

「あたしに傷を負わせられるならね。ちなみにしょうもないもの見せたら焼き入れるから」

 

「……理不尽」

 

 何が彼女のお眼鏡に掛かるかも分からないのに、どうしてこの状況で新魔法を披露せねばならないのか。しかもまだ未完成の、実践投入はまだ先の代物なのに。

 

「…………はぁ……」

 

 深呼吸をひとつ挟み、調子を整える。ちょっと彼女には気に食わないところもあるが……何故だろう。逆らってはいけないような気がする。

 

 例えるなら、締め切りは明日だと言うのに海外旅行に行ってしまいたくなるような感じ。なお一部小説からの引用。

 

 ──これは私の奥義の1つである『魔穿孔』の原型。

 

 腰を低く落とし右手は限界まで後ろに引く。左手は前に構え精神を統一する。

 

「──シッ!」

 

 仮想敵を用意。体が大きく毛むくじゃらで鋭い爪とアギトを持った熊。右足で地面を踏み抜き一歩前へ鋭いステップ。体を前に出すと同時に、魔力を込めた掌底を熊の胴体へと突き刺す。

 

「熊ちゃん殺しEXッ!!」

 

 ──ドガアアン! 

 

 圧倒的な空気の爆発音。大気を震わす振動が体を突き抜け地を揺らす。想定以上の魔力量と、掌底の速度も相まって技の完成度は高い。これならあの娘も絶句するに違いない。どうだ、大道芸と言ったこと謝ってもらうぞ! 

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………ぷッ」

 

「…………」

 

「……ぷッ、く、くく……く、熊ちゃん殺し……い、E、X……」

 

「…………」

 

「あはははははははは!!!!」

 

「なんで笑うのッ!!」

 

「い、いひひ…………と、得意げな顔した、あんた見てたら、笑いが……あは、あははははは!!!」

 

「笑うなっ、笑うなぁ!!」

 

 こうして私の目論見はハズレ、何故か大笑いして転げ回るエリナをなだめることになったのだった。

 

 ☆ ☆ ☆

 

「あーあ。笑った笑った」

 

「…………」

 

 気分はガタ落ち。雨の日で髪が自我を持って暴れ出したときくらいガタ落ち。

 

 やる気も元気も根気も全て無くした私は中央広場にあるカフェへと移動していた。普段は簡単な飲み物だけ貰って帰るのだが……。何故かエリナも付いてきて椅子に座るよう促されたので、仕方なく付き合っている。

 

「そんなに怒んないでよ。しょうがないじゃない笑っちゃったんだから」

 

「しょうがなくない。酷い」

 

「えぇ本当。あんたネーミングセンス最悪ね」

 

「え? どこが?」

 

「あ、本気で名付けてあれか……可愛そうな頭」

 

「…………」

 

「誇りなさい。貴方のセンスは独特だけれど、唯一無二の素晴らしいものよ……く、くくくっ……」

 

 全く褒められた気がしない。なんて失礼な女なのだろうか。

 

「それよりあんた、いっつもあそこに籠もって如何わしいことしてるわよね」

 

「い、如何わしくないよっ」

 

「あんたこの時間魔力訓練のはずなんだけど。サボってまで何してんの?」

 

「…………」

 

 ……確かにそうだ。最近の私はもう魔力訓練のことなんて頭に無かった。先生の言う通りに魔法の研究を始め、来るゴーレムとの戦闘に備えて手札を増やしていたところだった。こうして他の魔法師と、それも同期に出くわし指定されることなんて微塵も考えていなかった。

 

「……それはあなたも、だよね」

 

「あたし? …………まあ、そうね」

 

 よく考えればこの時間に人に会わないのは当たり前だ。だからこそどうしてこの人は修練場に訪れたのかが気になる。

 

「たまたま早く終わったのよ。あたしだけ」

 

「そんな事ある……?」

 

「あるのよ。10歳になってから、自由が与えられてね……」

 

「……へぇ」

 

「で、あんたは? 質問に質問で返す不調法者のあんたは?」

 

「ご、ごめん……」

 

 私が訓練に行かない理由。人に会いたくないから、周りの人間の視線に辟易したから。そして何も変えようとしない、逃げるばかりの自分に嫌気が差したから。

 

 言うのは簡単だ。しかし、それを彼女に伝えるべきなのか。

 

 もしそれを言って、容易く一蹴されてしまったら。なんて馬鹿なことだと憐れまれたら。他の同期らに話が流れ、噂となって再び私を苛んだら。

 

「…………ちょっと、そんな難しい質問したつもりないんだけど。……顔色悪いわよ。大丈夫?」

 

「……だい、じょうぶ」

 

「馬鹿ね……折角こっちが心配してんだから、ちょっとは好意に甘えなさい」

 

 甘いものとコーヒーでも取ってくるわね……と言って席を離れた彼女は、カウンターの方へ歩いていく。無駄な気を遣わせてしまった。

 

 たった少し嫌なことを思い出しただけでこれだ。誰かに支えてもらわなければ、寄り添ってもらえなければ私は自分の足で立つこともできないというのか。

 

 情けない。弱い自分が憎い。

 

「あらぁ、テレジーじゃないですの」

 

「出たわね! 弱虫テレジー!」

 

「出たな! 怖がりテレジー!」

 

「今日も今日とて訓練をおサボりになられたご様子で。一体この時間まで何をなさっていたのかしら! ご立派にコーヒーなんてものを頼まれてらっしゃるけれど」

 

 コーヒー……? そう言ってイザベラは机に置いてあったカップを手に取ると、ぐっと一口で飲みきってしまう。それはエリナの頼んだものだ。私の取ってきたものは既に飲み干してしまっているから。

 

「ドロ甘ですわっ!! まるで貴方の根性のような、ドロ甘の性格そのものですわぁっ!!」

 

「あんたはドロ甘よ!」

 

「お前はドロ甘だ!」

 

「…………だから、何だって言うの」

 

「分からないんですの?」

 

 ドガッと音を立てて正面の椅子に肘をついて座る。すると指を指して続ける。

 

「いいこと? 魔力の訓練は(わたくし)達城に住む魔法師にとって義務であり誉れ。今この瞬間も生活に苦しみ、灰の嵐からのいち早い解放を待つ市民のために(わたくし)達は自らを殺して、苦心しなければなりませんの……お分かり?」

 

「……けど、私はそんなこと」

 

「そんなこともあんなこともございませんわ。貴方のその体たらく、本当に反吐が出ますわ」

 

 イザベラの言うことはもっともなのかもしれない。だが、顔も見たこともない人のために毎日訓練に打ち込めるイザベラがおかしいだけだ。私みたいな、人間関係で問題を抱えた奴が言えたことじゃないかもしれないけど。

 

「…………うっ、おえっ」

 

「イ、イザベラ様っ!?」

 

「い、今拭きます!!」

 

「くっ、こんな姑息な罠を…………卑怯よっ、この女!」

 

「卑怯者っ!」

 

「そんなの知らない!」

 

「──ありがとう2人共。いいですことテレジー。明日は必ず来なさいっ! そうすれば皆迎えてくれるはずですわっ!!」

 

「…………は?」

 

「きっと皆テレジーがいなくて寂しがっているはず! だから明日は、いや明日以降毎日来なさいっ!! (わたくし)との約束ですわよっ!!」

 

 ……随分と勝手なことを言う。皆が、私を待っている? 貴方は一体何を言っている。何を見てきてそれを言っている。

 

「イザベラ……それは無理だよ」

 

「どういうことですの。無理な訳ありませんわ」

 

「貴方には分からないよ……私の気持ちは」

 

 多分、私とイザベラでは相性が合わない。いつも彼女は自分本位で、自分の世界観で物を言う。それは自己主張ができるという点で優れているが、悪く言えばただのわがまま。いつも他人を好き勝手に振り回し、気に入らなければ思い通りになるよう誘導する。そしてその簡単な性格故、いともたやすく誰かに操られる。

 

 先程の言葉には、イザベラ本人の意志以外にも他の思惑があるように思う。結局あの時からイザベラは変わっていない。あの時はシーラに騙されただけで、イザベラは悪くないと自分に言い聞かせて律した。だが、2年の月日を経てもイザベラは変わらなかった。

 

 ただの邪推だ。だが邪推でないなら、もうそれは貴方のせいだ。私は貴方を許せない。

 

「っ! ……貴方にだって(わたくし)の気持ちは分かりませんわっ!! 偉そうに、上から目線で語らないで欲しいですわっ!!」

 

「……上から目線はそっちでしょ」

 

「ふん、ちょっと仲良くしてあげたと思ったらお調子にお乗りのようですわねっ! 貴方みたいな『魔力しか取り柄がない』人なんて、(わたくし)の手に掛かれば──」

 

「『魔力』、しか……『取り柄がない』」

 

「…………あ」

 

 視界が揺れる。上半身に力が入らない。腕をついて体が倒れるのを必死に保つ。頭がぼんやりとして考えが纏まらない。体全体に痺れが走る。体温がぐっと下がっていく感覚。

 

 涙が、頬から伝う。腕にぽつぽつと落ちた水滴がやけに染みる。

 

「……ちょっと。そこ、あたしの席なんだけど」

 

 ……先程の彼女だ。大量のシロップにバターの乗ったパンケーキと、ホットコーヒーを両手にイザベラの背後に立った。

 

「見てわからないんですの? (わたくし)がテレジーと会話していますの」

 

「話す? 貴方の会話って酷く一方的ね。壁に向かって話してたほうが都合がいいんじゃない?」

 

「……誤解があるようですからいっておきますけれど、テレジーが返事をしてくれないから──」

 

「──というかそんな事どうでもいいの。早く避けてくんない? 手が震えてコーヒーを溢してしまいそう」

 

 渋々と言った表情でイザベラは席を譲ると、手に持った皿を置き着席。エリナは髪をかきあげると一呼吸つき、空になったコーヒーを覗いた。

 

「まさかあんた。これ飲んだ?」

 

「…………」

 

「ちょっと、俯いてないで何とか言いなさい」

 

「え、あ……私じゃ、ない……」

 

「あっそ。なら早く『違う』と言いなさい。自己主張もできない人間は自然と淘汰されるものよ」

 

「……ごめん」

 

「すぐ謝るな。そうやって下ばっか向いてるから舐められる」

 

 ごもっともだ。ますます自分が情けなくなる。イザベラに良いように言われて、今日始めて話した女の子に説教される。なんて惨めなんだろう。

 

「とりあえずあたしのコーヒーの代わり、貴方持ってきなさいよ」

 

「はぁ? なんで(わたくし)が」

 

「人のコーヒー勝手に飲んでおいてよく言えたわね。迷惑かけた分の謝礼代わりにそれで許してやろうと言ってるのよ」

 

「嫌ですわ。ご自身でお取りになられたほうが良くってよ」

 

「くだらないプライド。人に謝ることもできないなんてね。本当、底の浅い人間」

 

「なんですって!?」

 

 パンケーキを美味しそうに食べながらコーヒーを一口。私のためと持ってきてくれたはずだが……2つとも彼女が独り占めしている。

 

「んー! 美味しい!」

 

「訂正なさいっ! 『底の浅い人間』といったことをっ!」

 

 幸せそうに頬張る彼女は途端に苦虫を潰したような顔になる。

 

「んっ…………なに、貴方まだいたの。早く失せなさい、ケーキが不味くなる」

 

「キィッ──!! イザベラ様に楯突くクソ女! 一度とならず二度までも! 名乗りなさいっ!!」

 

「な、名乗れっ!」

 

「誰よお前ら」

 

「わたしはニーナっ! 右腕一号!」

 

「僕はマルクっ! 右腕二号!」

 

「家臣の教育がなってないわね。それでは右腕が三本よ」

 

「次はあんたの番よっ!」

 

「番だっ!」

 

「嫌よ。あたしの名前は貴方達程安くないの。それに教えたとしても、馬鹿な貴方達ならすぐ忘れてしまうでしょう?」

 

「エリナ、でしょう? 皆から教えてもらいましたわっ! 『最底辺』のエリナですわね!」

 

「流石です、イザベラ様!!」

 

「うわ、知ってるの…………嫌だわ、鳥肌立ったっちゃった」

 

「本当に、失礼な人ですわね……!!」

 

「失礼ですって? …………笑えるわね」

 

 最後の一欠片を美味しそうに破顔させながら味わうと、フォークの切っ先をイザベラの顔面に向ける。

 

「自分のこと棚に上げといてよく言うわね。神様にでもなったつもりなら、神棚でも造ってあげましょうか? きっと貴方に似合う粗末で穢らわしい拵えになるわ。毎日拝んであげる。第一、あたしが1日の楽しみにしている特製コーヒー飲んで謝罪の一言もない時点で、あたしは貴方への人間扱いを辞めたわ。塵程度に残った人権だけを頼りにあたしと会話できる事を喜ぶと良いわ」

 

「人間扱いを辞めた……!? 言わせておけば、あなたの方こそ──」

 

「──人外に向ける敬意なんて無いのだから、失礼もクソも無いでしょ? この際だから言っておくけれど、貴方のその似非お嬢様風チンピラ小娘、鼻につくから止めてくれる? 生きているという事実だけで不快でしか無いわ。ただ息を吸って吐くだけなら街路樹のほうが優秀よ。自分の情けなさ、惨めさ、くだらなさを自覚したのならとっとと失せなさい。まだ分からないのなら死になさい」

 

「……貴方如きに、そこまで言われる筋合いがありませんわっ!」

 

「お前如きに『如き』と言われる筋合い無い。お前はいつからあたしより偉くなった? 『魔力の多さ以外取り柄がない』、穢らわしい殺し屋の末裔さん」

 

「っ……お前ッ!!」

 

 怯えたような顔から突然烈火の如く怒りだしたマルクはエリナへと近付いていく。

 

「マルク、止めなさい」

 

 イザベラはマルクの胸前へ手を置いて静止させる。納得のいかないマルクはエリナを睨んだ後視線をイザベラに向ける。

 

「でもベラちゃんっ!!」

 

「マルクっ! 落ち着きなさいっ!!」

 

 二人の言い争いの中、フォークが机に叩きつけられる音と共にエリナは席を立つ。

 

「やかましい、早く失せろ。貴方達がいると、この子がいつまで経っても泣き止まないの。いじめを止めようとは思わないけれど、あたしがお茶に誘っている間は誰にも邪魔させないわよ」

 

「え……」

 

 目を細めイザベラを不機嫌そうに睨みつけるエリナ。まさか、庇ってくれた……? 

 

「寄ってたかってガキにぐちぐちぐちぐちと……恥ずかしくないの?」

 

「…………(わたくし)は何もしていませんわ。テレジーが何も話してくれないだけですわっ!」

 

「それが本音なら相当頭に湧いてるわね、蛆虫が。それに……誰が貴方みたいなしょうもない人間に己を晒すというの? あたしも嫌よ」

 

「くっ、誰がッ…………嫌なら嫌というべきですわっ!!」

 

「それはそうね、あたしも同意。ちょっと、えっと…………てれじー?」

 

「…………え、あ、わ、私?」

 

「嫌だったのなら嫌と言いなさい。ま、こんな女に突っかかれて不快なのは言うまでもないと思うけれど」

 

 話題の矛先を急に向けられ狼狽える。いや、最初から私のことで揉めていたんだ。何を他人事のように語っているんだ。

 

「わ、たし、は……わかん、ない……」

 

「どっちよ。はっきりなさい」

 

 無理だ。恐らくきっぱりとものを言える、歯に衣着せぬ貴方なら、貴方なら簡単に成否を決められるのだろう。

 

「私が、悪い…………」

 

「…………はぁ?」

 

「うっ、その……うじうじして、イザベラを、怒らせたから…………」

 

 嫌とかそうじゃないとか。簡単に決めて簡単に行動できるのなら、私の周りの人間関係はもっと清らかで透明で、一直線だったろう。まっすぐとは言いにくい、普通からは少しひん曲がった私は第3の選択肢『自分のせい』を選ぶ。

 

「ほらっ! テレジーが言うのであれば、間違いありませんわっ!!」

 

「ほらっ!」

 

「……そらみたかっ!」

 

 調子付いた3人は得意顔でエリナを見つめる。

 

「…………」

 

 無言のまま私を睨むエリナが怖い。彼女が考える選択を選ばなかった私に怒っているのだろう。

 

「…………あんたがそれで良いのなら、あたしはいいわ」

 

「テレジー! 今回はこれにて失礼させていただきますわ。明日は絶対にくるんですのよ! ……エリナ! 貴方は次までに(わたくし)への謝罪文を考えておくことですわねっ!」

 

 おーほっほっほっほっ! ……機嫌良く高らかに笑うイザベラの声が遠ざかっていく。依然としてエリナは椅子に座らずに私を見下ろしてくる。

 

「……あの女。あれで勝ったつもりなのかしら…………本当に、腹立たしい」

 

「…………」

 

「あんた」

 

「……う、うん」

 

「あんたの選択にケチ付けることはしないわ。選ぶことをしない人間は、生きる価値もないもの」

 

 ──けれど、自分の選んだ道を後悔しないようになさい。

 

 最後にそう言い残し、エリナは去っていった。

 

 …………私はエリナを失望させた。私は選択を間違え、エリナに恥をかかせたのだ。

 

 ──馬鹿な私は、エリナから向けられる不器用な優しさに気付くこともなく、それが余計エリナを不機嫌にさせていることに気付けないまま。

 

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