ジョジョの奇妙な学園 ~stardust stratos~   作:エア_

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連投だ! もう出来そうにない連投をしたぞぅ!!

HAHAHA寝不足だぁー!


承太郎の制服は、第四部の白い制服を想像していただくと助かります。

そして、今回ついに承太郎のスタンドが明らかに!!!

乞うご期待


第三話~俺が裁く

IS学園についた承太郎。その姿は白に包まれていた。例のIS学園の制服である。黒かった着慣れた学ランの色が変わっただけなため、違和感があるとすれば色が黒(生地)と青(塗料)と黄(金具)からなっていた制服が、白(生地)と黒(ライン)と赤(ラインや模様)となっているところだろうか。承太郎は仕方がないと、帽子を深く被り、千冬のあとをゆったりとついていった。IS学園内でも、物珍しいのか教師達は必ず振り返り二度見するほど。顔も良い。体格も申し分ない。そんな人間が横を通ったのだ。誰だって二度見する。

 

そんな事お構いなしに、千冬は職員室まで承太郎を連れてきた。職員室の前にはブロンドの生徒が立っていた。承太郎は一瞬女かと思ったのだが、その服装から多分違うという結論に達した。

 

「さて、空条。こいつはお前と同じで今日転校することになった男子だ」

 

「え、えっと。シャルル=デュノアです。よろしく」

 

このブロンドの少年、シャルルは承太郎のその大きさに驚きを隠せないでいた。初対面の人間は必ずとると思われる行動だろう。その反応に承太郎は、男装(・・)でこれだ。女ならもっと面倒だろうな。と考えていた。

 

「ではデュノア。こいつが」

 

「空条承太郎だ」

 

「う、うん。よろしく。えっと」

 

「承太郎でいい。だが、知り合いからはジョジョと呼ばれている」

 

シャルルは第一印象を改めた。そう、怖そうな人から、怖い顔だけどいい人へと。まぁ、ほとんど変わっていないが。

 

「じゃ、じゃあジョジョでいい?」

 

「あぁ、別にかまわねぇ」

 

二人は握手を交わし、友好を築く。これからの生活で必ずなくてはならないものになるだろう。

 

その姿に千冬は満足し、二人を教室につれる。二人は素直に後についていった。

 

「さぁ、ついたぞ。そこで待っていろ。呼んだら入って来い」

 

「分かりました」

 

「・・・・・・わかった」

 

千冬は返答を聞くと教室に入って行き。数秒後に出席簿とは思えない打撃音が響いた。二人はギャグ漫画のように汗を一つ掻く。

 

「なんつーとこだここは」

 

その直後、大音量サラウンド形式で大方向が教室から響いた。二人の表情が石化する。

 

「あ、あはは」

 

もはやここは小学校と引けを取らない動物園のようにも感じられる。

 

もう苦笑いしか出来ない。シャルルは乾いた笑いをし、承太郎はこれからの学校生活についてたじろいでいた。ジョセフの言っていた事を今本気で考え直そうとしていた。

 

「・・・・・・やれやれだぜ」

 

これからの生活に不安しかない。それが承太郎達の見解だった。

 

そうして、暫くしてから千冬から教室に入るように呼ばれ、二人はため息をつき、中に入った。

 

 

 

 

承太郎の予想は入ってから大体合っていた。

 

「う、嘘・・・・・・」

 

「お、男の人・・・・・・? それも」

 

『二人もだとォォォーーーーーーーーッ!!?』

 

黄色い声と言うものをじかで浴びる。それは以前いた学校よりも酷いものだった。

 

唯一の予想外と言えば、この音量に対しての自分の免疫力のなさだろう。

 

「やかましいッ! 俺は女が騒ぐとムカつくんだッ!」

 

それにより反射的に叫んでしまう。それほどムカつきを隠せなかったのだろう。表情は完全に怒気で染まっている。

 

『・・・・・・』

 

そのいきなりな対応に教室は完全に静まりかえった。その中には女尊男卑に染まりかえった者たちもいるわけで・・・・・・その者達には印象が悪かった。それ以外でも、織斑一夏が優しいといった者だったため、期待をしていた女性とは完全に出鼻を挫かれた。

 

その中でも、怒りを表情に出していたのは、イギリス代表候補生。セシリア=オルコットだった。

 

一夏との件で少し角が取れたとは言え、承太郎の発言は差別を意味している。自分がしていたことは少し棚に置き、その対応に怒りをもった。もし一夏ならそのようなことは言わない。この男はただの野蛮人だ。そんな言葉が頭を過ぎっていた。

 

「流石に言いすぎだ。空条」

 

「じ、ジョジョ・・・・・・流石にそれは」

 

「・・・・・・空条承太郎だ。別に仲良くするつもりはねぇ。ただ一つ言っておいてやる。俺はうるせぇのは大嫌いだ。以上」

 

「・・・・・・はぁ、全く」

 

千冬もこればかりは止められなかった。彼の性格上、これはどうしても回避できないものだった。

 

一応、承太郎が入ってくる前に五月蝿くするなとは言っていたのだが、それを現役女子高校生に言い聞かせて止めることはどうやっても出来なかった。

 

シャルルはシャルルで、承太郎の叫びにビクついた。自分も流石に五月蝿いとは思っていたが、ここまで叫んで止めるほどではないと思っていたのだ。

 

「もういい。デュノア。お前も自己紹介をしろ」

 

「あ、はい。シャルル=デュノアです。フランス代表候補生で、服装通り男です。これから3年間よろしくお願いします」

 

先ほどの印象が凄いのか、みんな叫ぶことが出来なかった。そして何ともいえない空気が漂う。これは暫く直りそうにもないだろう。

 

「さて、一限目からIS操縦だ。さっさと着替えろ。織斑、デュノアと空条を更衣室に案内しろ」

 

「ア、ハイ」

 

そのしらけた空気の中で一夏は名指しされた。空気が重いためなのか断ることも出来ず素直に返答するのだった。

 

 

 

 

「もう、女の子は繊細なんだよ! ジョジョ」

 

「そうだぜ? 空条。流石に五月蝿いとは思ったけどさ。そこで叫ぶのは」

 

「てめぇ等には関係ぇねぇ。これは俺の問題だ」

 

更衣室では一夏とシャルルが着替えていた。ここへくる途中何度か女の大群に飲まれそうになったが、一夏はシャルルを連れて何とか回避。承太郎はその圧倒的圧迫感により無理矢理押し通った。おかげで着替える暇などもう残っていなかった。

 

「んなこと言うなよ。これから3年間はこの学園で暮らすんだからさ」

 

「そうだよジョジョ。みんなのところへ言ったら謝っとこ?」

 

「何度も言わねぇ。これは俺の問題だ」

 

承太郎はそういうと学ランのままアリーナの方へと向かっていく。一夏とシャルルは頑固な奴だと思いながらその後ろを追いかけた。

 

アリーナに着くとまず目に付くのがその広大なフィールドだろう。そのフィールドはIS競技を行うためにトラック一週が5キロあると言うキチガイ設計となっていた。流石は人工島に作っただけはある。その私有地の大きさに二人は圧巻を覚えた。

 

そしてそのアリーナの中央。織斑千冬教師を含めた、女生徒達が三人を待っていた。

 

「あれ? こんなにいたっけ?」

 

「基本ISの操縦の授業のときは二組と合同だから、多いのは仕方ないぜ」

 

「五月蝿くなきゃいいんだがな」

 

承太郎の言葉に二人は苦笑いをした。全く持ってぶれない男だった。

 

三人が降りると、一組の女生徒の一部が承太郎を睨んでいた。その中にはオルコットの姿もある。承太郎は一切興味を示すことなくアリーナ中央に向かった。

 

「お、織斑先生! 空条君が制服のままで来てますが!!」

 

「何だオルコット。今日はやけに気性が荒いな・・・・・・まぁ、空条のISを考えればあれがちょうどいいのは間違いじゃない。だからいい」

 

「そんな」

 

ありえない。オルコットのISに関しての定義がすこし失われていった。

 

そう、ISスーツとはISを着る上でなくてはならないものなのだ。そう、ISスーツは特殊で、スーツを着た状態でISを纏うと自分の考えたとおりに動いてくれるのだ。それはスーツ自体がISへの電気信号を受けやすい素材が使用されており、普段の制服で乗れば動きが鈍くなり、本来の期待の性能が発揮できない。

 

それをこの空条承太郎は覆したのと同じである。

 

「遅いぞ。いったい何をしていた」

 

「ならほかの生徒に言っておくんだな、授業の邪魔だから纏わりつくなってな」

 

『なっ!?』

 

この発言でついには女生徒から攻撃的な視線を受けるようになった。中にはぼそぼそと悪口を言うやからも増えていく。

 

初っ端から敵を作っている承太郎が心配になってゆく千冬とシャルル。流石に庇いきれないなと感じ取った一夏。しかし、当の本人はそのようなこと関係ないといいたげな表情で、やれやれだぜ。と帽子を深く被った。

 

「さて、授業を始めるぞ。先ず最初に空条。お前のISを見せてやれ」

 

「・・・・・・は?」

 

「お前のISは世界初だぞ? 一応みんなに見せておかなければならん。言っておくがこれは授業だからな?」

 

「・・・・・・わかった」

 

千冬の言葉に、承太郎は了承し、みなの目の前に向かい合うようにたった。やはり多くの女性からは敵対視されていた。その中に、心配する視線を二つほど見つけた。一夏とシャルルである。その二人の視線を確認した承太郎は心の中でやれやれだぜと呟いた。どうやらまともな友人が出来て嬉しいらしい。

 

「では空条。始めてくれ」

 

「・・・・・・ふぅ」

 

生徒達はざわめき一つ立てず、目の前の男のISの起動を待つ。唯一聞こえるのは承太郎の長いため息だろう。承太郎はポケットに手をいれ、両眼を閉じ、そして叫んだ。

 

星の白金(スター・プラチナ)!!」

 

その言葉と同時に、承太郎の背中からごつごつとしながらも、逞しい肉体を持つ人型の何かが現れた。頭髪があり、その姿は屈強な戦士と言えよう。特に目立った火力兵器があるわけでなく、ただその人型がそこに立っていた。

 

「よし、0.03秒か。悪くない。さて貴様等。これが世界初のIS 【憑依型(スタンドタイプ)】だ。これはまだ始発段階だが、性能は優秀だ。これの特徴的なものはなんと言っても、操縦者を包む従来の装甲型ではないという事だ。そして憑依型試作IS 【星の白金(スター・プラチナ)】は最大2m操縦者の体から離れられることが可能だ。つまり、二対一での戦闘も行えるシロモノと思ってもらってもかまわん。だがしかし、まだ試験段階な為か、未だ高火力武器を搭載しておらず、近接武器も搭載していない。尤も、それを補うために【星の白金(スター・プラチナ)】は腕の伸縮スピードが速く測定ではIS界最速の記録をたたき出している。さらに腕から叩き出される威力は並の装甲ならひとたまりもないほど強力で、そのパワー自体は猛スピードのトラックと正面衝突しても簡単に相撲を取り、そのまま寄り切るほどだ。つまり、パワーも世界最強といえる。現状の攻撃手段は打撃攻撃を主体とした近接戦闘。現在唯一無二の超近接戦闘型ISと言えるだろう」

 

その千冬の説明に生徒達は息を呑んだ。そう、あの織斑千冬が、世界最強のブリュンヒルデが、最強と認めたのだ。それは即ち、次期世界最強と言っても過言ではない。

 

「それと、ISなのだから空も飛べるし、海もかけることが可能なのは容易に想像できるだろう? 対戦をする時はその点を十分に把握して行うように」

 

もういいぞ。その千冬の言葉に反応し、承太郎はISを戻す。

 

「いいか。一応この【憑依型(スタンドタイプ)】、確かに高性能だが、欠点は存在する。承太郎。教えてやれ」

 

「・・・・・・このスタンドタイプは自律駆動が可能な変わりに、精神力を大幅に消耗する。そして、これが一番の欠点だが、自律駆動させるためにISと本体のシンクロ性が途轍もなく高い。つまり、ISがダメージを受ければ、操縦者本体にも同様のダメージが入ると言う訳だ。幸い、絶対防御は効くから死にはしねぇが、運悪いと全身複雑骨折内蔵全機能停止及び内臓破損もありえる諸刃の剣だ」

 

そう言うと、承太郎は再びISを呼び出し、思い切り地面にその拳をたたきつけた。するとスタープラチナの拳が傷つくと、承太郎の拳も傷ついてしまった。みな驚きを隠せないようだった。

 

「誰がそこまでやれと言った」

 

「こうでもしねぇとイメージがわかねぇだろ。それに、俺の性格をよしとしねぇ奴がごろごろいるんだ。これ位のハンデをやらねぇと狡いだろうが」

 

そういって、承太郎はスタープラチナを戻した。そうして目の前の生徒全員を指差しまわり、こう放った。

 

「喧嘩を売るならいつでも来い。勿論俺は高額で買い取ってやるぜ?」

 

それは紛れもない挑戦状。言葉なんてまどろっこしい事など止めて、その拳で語れと言うものだった。

 

一夏はその男気に尊敬を持った。何故ならその姿は今の風潮を吹き飛ばす、一昔前の漢そのものだったからだ。

 

「一応、空条の戦歴を教えておいてやろう。これは参考にするべきだろうな」

 

するとここで千冬が間を遮るように続けた。

 

「こいつはドイツで数年間このスタンド型についてレクチャーを受け、その当初から国家代表を含めた戦闘で・・・・・・無敗を誇っている。喧嘩を売るなら心してかかれよ?」

 

「・・・・・・おい、何余計なことを言ってやがる。所詮は向こうでの記録だろうが」

 

「無鉄砲に突っかかられても面倒だろうが。その喧嘩の都度アリーナの許可証を書く私の立場も考えてくれ」

 

千冬は今日何回目になるのか分からないため息を吐いた。ため息を吐くと幸せが逃げてしまうとあるが、その言葉通りなら、もう千冬に春は来ないのではないだろうか。

 

「・・・・・・やれやれだぜ」

 

そうして、承太郎も、千冬に負けないほど今日呟いていた口癖を、またポツリと呟くのであった。

 

 

 




気がついたら、千冬さんに殺されかけました。マドカに慰めてもらいます。

エ「マドカ~そのペッタンこな胸で慰めてくれ~!」

マ「近づくな変態」

エ「HAHAHA 何を今更」

チ「死ぬが良い」

FATAL KO WIN TIHUYU PERFECT


チ「変態は死ね。慈悲はない」
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