転生者がほどほどに原作改変しながらOSR重視な世界で足搔く話 作:タマヤ与太郎
……厳密にはまだチャンイチ尸魂界来てないけど。
【スレ主】悲しい事故が起こった件【不在】
1:塵塚
やっほー皆の衆! 今回は桃真が出血多量でダウンしてるのでわたしがスレ立てしたよ!
ひかえおろう!
2:名無しの転生者
えっスレタイも気になるけどイッチに何があったんだ
3:名無しの転生者
出血多量って事は怪我したのか? 暗躍が藍染に怪しまれてやられた?
4:名無しの転生者
後は単純に一護たちにボコられたかだが、卍解習得までしたイッチが尸魂界編時点のあいつらに負けるか?
5:名無しの転生者
となるとやはり藍染関係? 塵塚ちゃん解説ヨロ
6:塵塚
説明しましょう! あのあと桃真はマユリ様から色々教わってたんだよね
一応娘と言うか最高傑作を預けるのだからその管理法をと言う事で
7:名無しの転生者
ほうほう
8:塵塚
ネムさんのメンテ法とか、緊急時の応急処置法とか、そういうのを教わってよしじゃあ実践だ!
という訳でメンテナンスを任されたわけよ。そこで悲しい事件が……
9:名無しの転生者
……なあ塵塚ちゃん、なんかオチが見えてきたぞ?
10:名無しの転生者
奇遇だな、俺もだ
11:名無しの転生者
えっどゆこと? 俺いまいちよく分かってねえ
12:塵塚
うん、そういうことなんだよね。
護廷十三隊の隊舎には副官用の私室があって、十二番隊の場合ネムさんのメンテルームになってんだよね
そしてメンテ中は全裸(ここ重要)でメンテ用ベッドに横たわってる
14:名無しの転生者
よし閉廷!
15:名無しの転生者
解散!
16:名無しの転生者
単なる〇〇の自爆かよ!
17:塵塚
いやーマユリ様に説明受けてる時は何とか耐えたのに二人っきりになったとたん大噴火してブッ倒れるとはね
ここまで純情だったとはこの海のチリヅカの目をもってしても見抜けなんだ
18:名無しの転生者
推し(しかも最近お付き合い始めたばっかり)の無修正全裸だぞ、鼻血ぐらい噴くわな
塵塚ちゃんイッチは復帰できそう?
19:塵塚
幸せな夢を見てるよ……流石に今たたき起こしたら塩水につけられそうなのでやめとく
まあまだ旅禍来てないしね、今ぐらいは幸せな夢を見せてやろうよ
20:名無しの転生者
せやな
ところでイッチのリアルボディは今どういう状況?
21:塵塚
メンテ終ったネムさんに膝枕されて寝てる
ネムさんがまーなんというか慈母の顔というか、うっすら微笑んでて可愛いんだ
22:名無しの転生者
目覚めても即座にイッチの意識遠のきそうだな……
23:塵塚
まあそんなわけで今回桃真が使い物にならないので質問募集とかしようか?
桃真の性癖はもう知れ渡りすぎるぐらい知れ渡ってるからそれ以外で適当に
どうせ桃真が動けないと具象化しても大して動けないからなあ
24:名無しの転生者
あー、そんじゃちょっと気になってた事があるんだが、
勝手に具象化する時あるみたいだけど、あれはやちるちゃんと同じ感じと考えていいの?
25:名無しの転生者
そういえばやちるちゃんも剣ちゃんの意志関係なしに実体化してんな
その上で始解もどきまでするしあちこち飛び回るし
26:塵塚
あれかー。あれとは似て非なる感じかなあ。わたしの場合、一応桃真が出てきていいと思ってる時しか出てこれないし
例えば家にいる時とか、オッケー出てる時に私の意志で出入りできる感じ?
やちるちゃんはなー、あれ異質も異質というかバグにバグが重なってるって言うか
そもそもあの子始解じゃないじゃん? 同じ斬魄刀じゃないと分からないとは思うんだけど
27:名無しの転生者
そういややちるはあれ「野晒」の卍解の具象化らしいからな
始解状態の野晒の具象化は成人女性らしい
28:塵塚
あー、やっぱそういう感じなんだ。まあ、そんな感じなんだよね
何度か誰もいない時に話した事あるけど、早く呼んでくれないかなー、とか言ってた
あの子、具象化した時に剣ちゃんに名前付けてもらったからなのかな?
死神としての力を持って固定化しちゃったっぽいんだよね
ところであの子が卍解の具象化ってどこ情報?
29:名無しの転生者
師匠のファンサイトやで。Q&Aで師匠自身がそう明言してた
そういえば塵塚ちゃんは三歩剣獣って見た?
塵塚ちゃん的にはあれってどう見えた?
30:塵塚
1回見せてもらった。面白い能力だよねあれ。
まあ、あれ始解じゃないよね。始解っぽい何かというか、それっぽくでっち上げたなんかと言うか
あの子の持ってる刀も斬魄刀なのか怪しい感じはする
31:名無しの転生者
やっぱ斬魄刀視点で見ても異質な能力なんだなあれ
まあ、浅打ベースじゃない斬魄刀は存在しないらしいからな……
斬魄刀が後天的に斬魄刀っぽいものを産み出す例自体は花天狂骨のお狂の例があるが、
どちらかと言うとそっちに近い感じなのかね?
32:塵塚
かもしんない。お花さん達には会ったことないからよくわかんないけど
そういえばお花さんも勝手に具象化してるよね? わたしはそっちに近いんじゃないかな
33:名無しの転生者
なるほどなあ。まあ剣ちゃんとかチャンイチは存在そのものがバグみたいなもんだからな……
34:OSR
復 活 ! !
35:塵塚
あ、鼻血王が戻って来た
36:名無しの転生者
ようミスター純情、お加減はどうだい
37:OSR
意識が戻ったら目の前にネムさんの胸があって状況思い出すまで硬直しとったわい!!!!
そのせいか上手くできなかった覚醒状態での掲示板書き込みが出来てしまったがな……
38:名無しの転生者
草
まあこういうのはふとしたきっかけで出来るようになるもんだからな
39:塵塚
まあ桃真が寝てる間場は持たせといたから安心しなよ
40:名無しの転生者
まあ斬魄刀視点でのあれこれとか面白い話は聞けたよな
41:OSR
げ、このタイミングで叔母上戻って来たのか、危ない所だったな……
となるとチャンイチが来るまであと二週間ちょっとか
42:名無しの転生者
お、ついに来るかチャンイチ
イッチも頑張って来いよー
43:塵塚
桃真がんばえー!
44:OSR
おめーも来るんだよ!!!!!!!!!!!!
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「叔母上、無理にでも食べないと持ちませんよ。恋次さんや理吉さんに聞きましたが、夕べから何も食べていないのでしょう?」
瀞霊廷、六番隊隊舎牢。そこには3人の死神がいた。
六番隊隊長、朽木白哉に捕らえられ連れ戻されたその妹、朽木ルキア。
非番であったがその様子を見に訪れた副隊長、阿散井恋次。
そしてその友人にしてルキアの甥、朽木桃真。
「別に……腹が減っておらぬだけだよ、桃真。それに何だ、
食べようとすると脳裏にちらついて吹き出しそうになるのだよ。ひび割れのようで変な眉毛だろう?」
「ンだとテメエ出てこい!」
「確かに恋次さんの眉毛は面白いというか趣味がいいとは言えませんが」
「おう桃真テメエーッ!」
掴みかかる恋次を軽やかにいなしながら、桃真はルキアを観察する。
不自然なまでに霊圧が小さい。これではただの人間の魂魄と変わりない程にしか感じない。
やはりここまでは原作通りの流れなのだろう。一護に死神の力のほとんどを奪われ、特殊な義骸に霊圧を削られ、
初級の鬼道すらまともに撃てない程になってしまった。
これはルキアに義骸を提供した浦原喜助の策で、自分が産み出してしまった物質『崩玉』の行方をくらませるため、
崩玉をルキアに埋め込み、義骸によって霊圧をギリギリまで削る事でそれを為そうとした。
しかし、霊子の豊富な尸魂界で暮らせば、直に回復する程度の事ではある。
だがそうはならないだろう、とまで考えた桃真であったが、ルキアの呟きが、その思考を中断させた。
「恋次、桃真、私はやっぱり……死ぬのかな」
「バカ、てめーあったりめーだろそんなの! てめーなんざスグ死刑だスグ!!」
「……そうか……そうだろうな……」
恋次が冗談のつもりで行った言葉で俯き、苦笑するルキア。そこに桃真が割って入る。
「照れ隠しにしては少し舌鋒が鋭くはありませんか、恋次さん?」
「ハァ?! ちちちちげーし! 何言ってんだ!」
慌ててまくし立てる恋次をスルーし、桃真はルキアの方を向いて指を1本立てる。
「大まかなお話は伺いましたが……叔母上の行った死神の力の譲渡。これは重罪です。
重罪ですが……死罪になるほどの大事ではありません。やむを得ぬ事情があったのでしょうし、
そもそも叔母上は朽木家の人間。そうでなくとも酌量の余地はありましょう」
「そうかな……?」
「そうですとも。……まあ、常の四十六室であれば、ですが」
声のトーンを落とし、桃真は続ける。
「これはあくまでカンですが……近頃、どうも嫌な予感がするのです。
何かこう……尸魂界を揺るがす一大事が起こる、そんな気が」
息を呑む恋次とルキア。桃真がこうやって神妙な顔で『カン』に基づく話をすると、それは不思議と当たる。
「いずれ副隊長に抜擢されるのでは?」と恋次に言えば、二月前にそれは事実となった。
「現世でも面白い出会いがあるやもしれませんね」とルキアに言えば、なるほど現世で様々な出会いがあった。
無論それはカンではなく原作を知っているが故の原作知識なのであるが、
原作を知っているのでこういう未来になるかも、などと言えない桃真が、少しでも正史に干渉せんとする足掻きの1つではあった。
「お気を付けください。もし、叔母上が死罪になどなるとするならば……
それは何者かの
どのような状況になったとしても、決して諦める事のないように。
俺も、母上も、父上も、勿論恋次さんも。きっと、叔母上を無罪放免にして見せます。
だから……今しばらく牢でお待ちください。叔母上」
「すまない……世話をかける」
「何、草鹿副隊長の無体に比べれば……この程度………どうと言う事は…………また鯉が……知らない隠し部屋が……」
言いながら、やちるが朽木邸で行った数々の蛮行を思い出し遠い目になっていく桃真に、それを慌てて宥める恋次とルキア。
桃真の諸々と引き換えに、どうにか隊舎牢に立ち込めていた重い空気は吹き飛んでしまったようだった。
どっとはらい。
だいたい単行本で言うと七巻、59話辺りのお話。
次話あたりから旅禍騒動が始まる感じです。
〇解説
・桃真くん
ネムさんとお付き合いを始めて順風満帆の純情ボーイ(50代)。
ネムさんのメンテ方法とか教わったけど、果たして桃真は鼻血を噴かずにメンテができるのだろうか。
余談ですがザエルアポロ戦でマユリ様がやったアレのやり方自体は一緒に教わりました。(手引書みたいなもので説明されただけで実践はしてない)
・塵塚
ついに桃真を放置してスレ立てする暴挙に出る斬魄刀。
実は誰も見てないところで斬魄刀友達としてやちるちゃんとお友達になってる。
一般斬魄刀としてはバグにバグが重なるとこんなんなるんだ……とか思ってる。
・ルキア
原作どうり現在六番隊隊舎牢。桃真の説得でご飯はちゃんと食べるようになった。
・恋次
幼馴染にも友人にも眉毛(刺青)をこき下ろされる悲しき定めの赤パイン。
個人的にはアレかっこいいとは思います。
〇おまけ
桃真と塵塚のざっくり外観。こんな感じです。
【挿絵表示】
【挿絵表示】
桃真145ぐらい、塵塚135ぐらい。