転生者がほどほどに原作改変しながらOSR重視な世界で足搔く話 作:タマヤ与太郎
言うて2話しかないんですが。
【めざせ】原作をほどほどに改変しつつ原作に添わせたい件【始解】
1:OSR
まあそもそも俺という存在がそもそも原作崩壊の危機を孕むイレギュラーなんだけどな
2:名無しの転生者
お、イッチやん、元気?
3:OSR
よう 死神(オレ)だぜ
4:名無しの転生者
死神(シニガミ)……!
5:名無しの転生者
幻想(ユメ)じゃねえよな……!?
6:名無しの転生者
で、あの後結局どうなったん
7:名無しの転生者
近況報告はよ
8:OSR
まあ、あの後父上に頼み込んで訓練付けてもらって、
猛勉強して真央霊術院は入れましたよ
なんだかんだあれから4年で今10歳
9:名無しの転生者
おお、合格おめでとう
やったやん
10:名無しの転生者
普通に優秀で笑う
まあ中の人は普通に成人してたんだろうし、
鬼道の知識とかはあるんだろうしな
11:OSR
実際覚えるのめっちゃ楽しかったからな……
好きこそものの上手なれを実感したわ。
三十番台とかは使えるようになった
12:名無しの転生者
頑張ってんな
原作キャラとは知り合いになったりした?
13:OSR
こないだ恋次と喧嘩した
14:名無しの転生者
なにしてんの??????
15:名無しの転生者
現役の隊士と喧嘩するんじゃない
16:OSR
待ってくれ、ちゃんと理由があるし今はもう友達なんだ
恋次って原作だとルキア捕まえに来るまでほぼ絶縁状態だったじゃん?
17:名無しの転生者
せやな
18:名無しの転生者
ああ、その流れは原作まんまなのね
んで?
19:OSR
和解させたろと思って、放課後に五番隊の隊舎行ったんよ
そこで仕事上がりの恋次・吉良コンビ見つけたから話しかけて、
それで叔母上に会って下さいって頼んだんだ
事情があり話せばわかるからって
20:名無しの転生者
ほうほう
21:OSR
そしたらまーあの赤パイン『お貴族様と話すことなんざねえよ!』
とか言いよってな、あとは話し(なぐり)合いよ
22:名無しの転生者
草
おめー妙なとこだけ兄上に似てんじゃねーよ
23:名無しの転生者
びゃっくんも若い頃は短気で直情的だったからな……
いや今も無表情の仮面で隠してるだけで中身はあんま変わってない疑惑あるが
24:OSR
まあ途中で仲裁も入ったし少年漫画理論で和解もしたよ
んでそれでもぐずるからうちに引き摺ってって叔母上とも和解させた
恋次引き摺ってく過程で吉良さんの手も借りたので、
叔母上と恋次の感動の和解シーンで『なんで僕ここに居るんだろ……』
みたいな顔して立ちつくしてた吉良さん正直面白かった
25:名無しの転生者
草
イズル可哀想
26:OSR
でも母上も叔母上も喜んでたのは良かった
父上もすげー悩んでなんかお礼してやりたいな、とか考えたらしく、
ちょっと離れてから2人に桜紋朽木総通証渡してた
なお見てた側としては「数分間無言かつ無表情で睨んだ後どっかいった」なので、
その場を離れた時恋次も吉良さんもすげービビってた
27:名無しの転生者
桜紋朽木総通証?
28:名無しの転生者
朽木家の経営する店での買い物が全品無料になる手形
要するにこれ持ってるだけで一生食うに困らない超レアアイテム
29:名無しの転生者
何それ欲しい
30:OSR
尸魂界限定だぞ
ちなみに吉良さんは全く今回の一件に関わりないから、
総通証貰って『なんで僕こんなもの貰ってるんだろう……』
みたいな顔で立ちつくしてたの控えめに言って大爆笑ですわ
31:名無しの転生者
イズル可哀想……
32:名無しの転生者
まあ吉良と檜佐木は不憫の星の元に産まれた男共だからな
33:名無しの転生者
修兵への厚い風評被害 でもないか
そういやイッチも総通証持ってんの?
34:OSR
持ってる。あんま使ったことは無いけど
大体俺が行くと『支払いは家に請求してくれ』で済むし
正直修行が忙しいのでそうそうドカ買いとかはしない
買うものとしては本とか買う事が多いかな?
『双魚のお断り!』の単行本は朽木家の系列店で揃えた
35:名無しの転生者
忘れがちになるけどイッチ尸魂界でも有数の貴族のボンボンだもんな
双魚の~ってあれか、浮竹隊長の
ほんと作中の劇中劇の現物を読めるイッチマジ羨ましい
36:OSR
しかもこれ浮竹隊長のサイン本だぜ
合同任務の相談とかで浮竹隊長がうちに来た時にサイン貰った
休載多くてごめんな、とか謝られたけど、
肺病患ってるのを無理無理押しとどめてる人に無茶は言えんわ
37:名無しの転生者
一応原作終わるまでには完結するらしいからな。ファンレターとか贈るんだぞ
精神力で保ってる人だろうし、気分が良くなれば休載減るかもだ
38:OSR
勿論。毎回送ってるわ
39:名無しの転生者
読者の鑑よな……
40:OSR
タイムリミットまであと五年、
どうにか入隊までに始解はしたいもんだが……
あの触手プレイ野郎対策に白打に鬼道も鍛えねーとな
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「――――――」
自室にて、桃真は胡坐をかき、膝の上に斬魄刀を乗せて瞑想をしていた。
刃禅と呼ばれる、斬魄刀との対話をするための座禅である。
真央霊術院に入学するとともに支給される斬魄刀、『浅打』。
院生はそれを肌身離さず持ち歩いて己の霊圧を写し取り、
自分だけの斬魄刀を作り出す。
そうなった斬魄刀は白哉の『千本桜』のように固有の名と意思を持ち、
斬魄刀との対話と同調によって名を知ることにより、
第一段階の解放、『始解』に至る。
桃真は己の目的のため貪欲に力を求め始解を会得しようと躍起になっているが、
本来護廷十三隊に配属されてもなお始解できない死神も多く、
霊術院にいる時から始解出来るだけでエリートとも呼ばれる。
(海燕さんがメタスタシアと交戦するまであと五年。
その前日には奥さんが襲われている。それまでには……)
暗躍していた時期の藍染に作られた改造虚、メタスタシア。
『1日1度斬魄刀を消す』『他の魂魄に寄生し乗っ取る』という能力を持ち、
原作においては志波海燕の妻を食い殺したのちに海燕と交戦し、
その斬魄刀を消し、海燕を乗っ取る。
その後ルキアに倒され、その心に大きな傷を残した。
(通常のカリキュラムでの卒業は間に合わない。
飛び級を狙うなら始解の会得は必須だろう……
それ以前に、その後の原作展開に介入していくなら力は必要だ。
この体のポテンシャルは分からねえ、だがうだうだ言ってる暇はねえ。
出来るかどうかじゃなくてやるかどうかだ)
自らの霊圧知覚能力をすべて『浅打』に注ぎ込み、
斬魄刀を構成する霊子と同調し、
奥へ奥へと潜る様に己の心の中へと潜っていく―――
桃真の精神世界は、白黒反転した朽木邸であった。
厳密に言えばその一角を切り取った箱庭のような場所、ではあるが。
桃真が頭をぶつけた庭木の前に、死覇装を纏った少女が立っている。
ぼさぼさの黒い長髪をして、整った顔立ちの頬を膨らませて怒りを表している。
その様子を見て、桃真は大きくため息を吐いた。
「いい加減名前を教えてくれねーかな?」
「やーだ! 浮気する癖に名前だけ聞こうとする人には教えてあげない!」
取り付く島もない。彼女の気持ちそのものは理解はできなくはない。
斬魄刀の対話と同調は進めつつも、
メタスタシア対策にそれ以外の技を磨いていたことを根に持っているのだ。
「まあ、そこは何とも言いようはないんだけどな……
俺の斬魄刀なら俺が何でこうしているかは分かってるだろ?
奴相手にお前使ったら消されるんだぞ?」
「
おまえのとーちゃんわかめ大使ーっ!」
「言っとくけど
お前が俺に対して親を出して罵倒すると自動的にブーメランするぞ?」
「じゃあ
「こんのナマクラ刀……ぜってえ名前聞きだしてやるからな……」
コントのようなやり取りをしつつも、時間は過ぎてゆく。
タイムリミット、海燕対メタスタシアまで、あと五年。
実年齢10にもならんうちに霊術院入れるかどうかは知らん。
(このお話では『実力があればできる』とした)
〇解説
・桃真くん
がんばって恐らく歴代最年少で霊術院入りした。
多分卒業まで3・4年ぐらいはかかる。
・桃真の斬魄刀
主人が浮気(メタスタシア対策に拳・走・鬼に傾倒してる)
してるのが不満。だから名前教えてやんねー! してる。
桃真の写し鏡なので転生者であることも原作知識も持ってる。
なので斬魄刀を使わない事の意味は理解しているけど、
それはそれとして使わないくせに名前を聞いて来ることが気に入らない。