転生者がほどほどに原作改変しながらOSR重視な世界で足搔く話   作:タマヤ与太郎

8 / 23
気が付いたらで来ていた8スレ目。
今回から本編時間軸突入です。


8スレ目

 

【祝】ついに紐解かれるこの世界線のチャンイチな件【本編開始】

 

1:OSR

 

よう、雨竜のママさんも生存してた事が後々発覚したで

 

 

2:名無しの転生者

 

待て待て待て初手から話題をスレタイから逸らすんじゃない

 

 

3:名無しの転生者

 

初手爆弾投下は草

雨竜ママって事は片桐さんか

 

 

4:名無しの転生者

 

せやで

真咲ママとも知り合いのはずだな、竜弦パパの幼馴染だし

 

 

5:OSR

 

前回の1月後ぐらいにアウラに会いに行ってな、

その時にアウラから聞いた。

 

グランドフィッシャー倒した時、

アウラの霊子操作能力で真咲さん治療したんだよ。

その時に聖別でズッタズタになった霊子の流れとか整えたらしいんだけど、

多分自分と同じ目に遭ってるだろう片桐さん達も治せないか? と頼まれたんだそう

ギリギリ間に合って、寝たきり状態だけど一命はとりとめたようだ

その代わりかどうかはわからんが、宗弦さんの奥さん(石田のばあちゃん)と、

混血滅却師のメイドさん達は聖別されてしまったそうだが……

 

 

6:名無しの転生者

 

そうか……雨竜良かったなあ

 

 

7:名無しの転生者

 

片桐さん生存で静止の銀問題どうすんだ、と思ったが、大丈夫そうか?

しかし石田のばあちゃんってことは宗弦さんの奥さんだろ?

あの人も純血統の滅却師じゃないっけ?

 

 

8:名無しの転生者

 

これは考察レベルなんだが、件の奥さん、足にケガしててな?

それが虚によるもので、真咲さんみたいに純血統の子を産めなくなったんじゃないか、

っていう説があるんだよ。それで聖別されたんじゃねーかな

 

 

9:名無しの転生者

 

あーなるほど……

 

 

10:OSR

 

その件も含め一応宗弦さんには伝えておいたよ

すっげえ悲しそうに笑って『辛いことを伝えさせてすまない』と言われたよ

作中描写だと夫婦関係は冷えてたようだったけど、

やっぱり奥さんのことを愛してはいたみたいだな……

 

 

11:名無しの転生者

 

愛していたのは事実だったんだろうが、それ以上に見えざる帝国打倒も本気だったんだろうなぁ

それこそ息子や孫の未来がかかっていたわけだし

息子の竜弦も理解はしていたようだしな、納得はできなかったようだが

 

 

12:OSR

 

こいつは今まで以上に負けられねえ理由が出来たな……

よし、モチベが上がって来たところでスレタイの件だが

秘密裏に現世を監視して叔母上が死神の力を譲渡した所と、

ぞの前後の戦闘は確認できた

 

 

14:名無しの転生者

 

おお、流石は十二番隊

 

 

15:OSR

 

まあ確認できたのはそこだけで、

あとはアウラに彼の事を影ながら手助けしてやってくれとそれとなく伝えたぐらいだ

ので、ここからチャンイチが尸魂界に来るまでは監視も手出しも出来ん

下手に手を貸すとな……死神の力譲渡したのバレるの早まるし、

何より藍染に目を付けられる危険性が高まるし。すまねえ

 

 

16:名無しの転生者

 

まあ、それはしゃーなし

アウラもいるし、何より魔改造チャンイチなら始解した恋次ぐらいはいけるだろ

で、チャンイチのスペックはどんなもんよ?

 

 

17:OSR

 

うむ、多分滅却師の基礎ぐらいは教わってるっぽいな、

飛廉脚らしき歩法を使ったりはしてた

ただ霊子兵装に関しては学んでいないようで、

霊子を拳に集めてぶん殴るぐらいしかしてなかった

これは最低限の自衛程度しか教えなかった、教わらなかった可能性が高いな

 

死神の力を得てからはそれに加えてあのクソデカ斬魄刀がプラスされてた

飛廉脚でぎゅんぎゅん相手を翻弄してずんばらり、

霊子を固める応用か、刀身に霊子を纏わせて斬る、みたいな技も使ってたわ

総じて初期チャンイチよりは強いみたいだ

 

 

18:名無しの転生者

 

原作でも霊子を固めて空中に踏みとどまるぐらいはしてたからな、

ある程度の訓練を受けてるならそのぐらいはするだろう

刀身に霊子を纏わせて斬る、ってのは一心さんの月牙天衝っぽいな、

これも血筋か

 

 

19:名無しの転生者

 

ともあれ何とか原作通りに進みそうか……?

石田家関連がどうなってるかだな

 

 

20:OSR

 

そこまでは確認できなかった……

ので、ここからは俺の情報を公開していこう

 

 

21:塵塚

 

はい! なんか最近ネムさんといい感じっぽいでーす!

こないだなんて現世行くための書類作成の休憩にかこつけて、

茶店の個室で二人っきりだった!

 

 

22:名無しの転生者

 

おうイッチどういうこった!?

 

 

23:名無しの転生者

 

ネムさんと茶店デートだと!?

 

 

24:名無しの転生者

 

まあまて皆、イッチだって男だ、好きな女の子と仲良くしたいだろう

それになんだかんだ体張ってるのはイッチだ、ご褒美の一つぐらいあっても良いだろ

 

 

25:名無しの転生者

 

その心は?

 

 

26:名無しの転生者

 

もっと進展させてから塵塚ちゃんに報告してもらおう

なぁにどうせまだ手も繋げてねーだろって確信がある

 

 

27:名無しの転生者

 

 

 

28:OSR

 

散在する獣の骨

尖塔・紅晶・鋼鉄の車輪

動けば風

止まれば空

槍打つ音色が虚城に満ちる

 

 

29:名無しの転生者

 

待て待て待て雷吼炮の詠唱すんな

めっちゃ怒ってるのは分かったから

てか使えんの?

 

 

30:OSR

 

俺だって好きな子とイチャイチャしてーんだよ!!!!!!

涅隊長がどう出るか分かんなくて及び腰なのは認めるが

 

詠唱ありなら七十番台

詠唱破棄なら五十番台までならいけるぞ

威力ガタ落ちになるが五十番台以降も詠唱破棄できなくはないが実戦じゃまだ使えん

 

 

31:名無しの転生者

 

おお、着実に力をつけてるな

ぼちぼち副隊長も狙えるぐらいにはなってきてないか?

 

 

32:名無しの転生者

 

言うて十二番隊はネムさん副隊長で固定だろうが……

ワンチャン二人目の三席にはなれそうか?

 

 

33:OSR

 

阿近さんいるしなあ、三席

原作十三番隊の三席二人は副隊長いない特例だろうし

実際こっちの十三番隊は三席あ都さんだけで、

四席が仙太郎さんなんだよな。まあその辺は涅隊長次第だろうし、

順当に行くと六番隊隊長になるのが朽木家としての筋だしな

 

あ、そうそう、具象化はできるようになったぞ

まーだ屈服はしやがんねえけどな

 

 

34:名無しの転生者

 

やるやんイッチ、まあ塵塚ちゃんはイッチを完全に舐めてるしな……

 

 

35:塵塚

 

まあ、それだけじゃないんだけどねー

現状考えると下手に強くなると死にに行くようなもんだし?

その辺の覚悟見せて欲しいよね、実力で

一応わたしも原作知識あるし、藍染隊長に下手に目付けられるとねぇ

 

 

36:名無しの転生者

 

ち、塵塚ちゃんが冷静なことを言っている……!?

ただの主人を舐め切ってるボサ髪ロリ巨乳元気っ子メスガキ斬魄刀ではなかったのか……

 

 

37:名無しの転生者

 

でぇじょぶだ、それらの要素と冷静にものを言うことは矛盾しない

まあ斬月のオッサンとホワイトさんも一護の事大事に思ってるし、

死なれたら自分も死ぬから困るもんな

 

 

38:OSR

 

まあそれを含めてねじ伏せるために屈服修行してますよ

同キャラ対戦みたいなもんだし、ちょっと楽しいんだよな、

自分の力が着実に上がっているのを感じる

 

あとはそうだな、滅却師の技もいくつか使えるようになったぞ

銀筒の術いくつかと、あとは霊具に頼る形にはなるが霊弓も作れるようになった

飛廉脚は自力でできるようになったよ

 

 

39:名無しの転生者

 

おお、なんだかんだ宗弦さん助けてから10年たってるもんな

ゼーレ・シュナイダーとかはどうしたん?

 

 

40:OSR

 

製法聞いて死神版魂を切り裂く者っぽいものを再現した感じかね

精度はちょっと落ちるからなんとかチャンイチがこっち来るまでに改良せんとな

ちなみに霊弓作る霊具は手袋みたいな感じになった

散霊手套の逆バージョン? こっちも耐久性に難ありなので要改良

 

 

41:名無しの転生者

 

頑張ってんなあ、無理はすんなよ、

イッチの命はイッチのためだけにあるんじゃないんだからな

緋真さんやネムさん、兄上の為にも命は大事にだ

 

 

42:OSR

 

おう、任せとけ

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――――まあ、こんな所かのう。

 まさか貴方とこのように差し向かいで話せるとは、生きて見るものですな。

 儂はもう死んでおりますが」

 

「フン、こちらとしては腹立たしい限りだヨ。

 苦労して手に入れていたサンプルが出涸らしのミソッカスだと知らされたのだからネ」

 

いつもの影を消した部屋(密談場所)で、石田宗弦と涅マユリが顔を突き合わせていた。

宗弦は現状技術開発局の局員という名目で身柄を保護されており、桃真へ滅却師(クインシー)の技を教える一方、マユリからも滅却師の情報の聞き取りを行われていた。

マユリはあらゆる手段を用いて200年前の殲滅を生き残った滅却師の魂魄を捕らえ、凄惨な実験の贄としてきたが、現世に残る生き残りの滅却師は、瀞霊廷の影に存在する滅却師達の帝国、『見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)』を知らず、また『見えざる帝国』に招かれることのなかった程度の者達に過ぎないと、聞き取りを始めてから宗弦より伝えられたのだ。

 

 

「ともあれ、伝えた情報に偽りはありませんでな。

 あと二年と少し、聖帝頌歌(カイザー・ゲザング)に曰く、『力の九年』が終わるまで、

 彼奴らも目立った行動は起こしますまい」

 

「だと良いのだがネ」

 

「儂が帝国に参画する以前ならいざ知らず、今のユーハバッハは妄執に囚われた暴君に過ぎませんでな。

 すべての滅却師は、奴から見れば手駒にして餌程度の存在でしかないのです。

 息子を、孫を、そしてこの世の全ての生あるものの為にも、奴は討たねばなりませぬ。

 その為なら手段は選ばぬと、儂は『彼』の真剣なまなざしを見て決めたのです」

 

「朽木六席だネ。あの小僧も昔から目端の利く奴だと思っていたが……かつての事と言い、得体の知れん小僧だヨ。何を考えているのだか……」

 

 

マユリは桃真の事を思い浮かべる。

堅物の六番隊隊長、朽木白哉の息子だが、その人柄は明るく社交的。

十二番隊に移籍する前、虚との戦闘で体内に虚の霊圧が残って生死の境を彷徨い、

その治療にご禁制の技術を用いたワクチンを投与しその命を救った。

その後経過観察もあり手元(十二番隊)に異動させ、ネムを監視に付け現在に至る。

 

しかし、マユリはその時の虚への対処法について疑問に思っている。

斬魄刀を消滅させる能力を持つ虚に対し、

当人は『状況から斬魄刀を破壊する能力を持つと推察、他人の斬魄刀を用いて無駄打ちさせた』

と報告している。だが、咄嗟に考えたにしてはあまりにも効果的過ぎた。

 

「かつて儂も彼に問いました。どこまで知っているのかと。

 彼は『大方の所は知っている、十年もしないうちに話せるだろう』と言っておりましたな。

 明言はしておりませんが、涅殿に語った内容の大半は存じているでしょう」

 

「ネムからも『未来を見通しているかのような物言いをすることがある』と報告が来ていたネ。

 いずれ私からも話をしておく必要があるようだヨ……」

 

「ネム殿も随分と明るくなられましたからな。

 父親としては娘に寄りつく悪い虫は看過できませんかな?

 まあ、得体が知れぬというのは同意できますが、悪い御仁ではありますまい。

 事実、ネム殿と接してドギマギとしているのは、年頃の少年のそれですからなぁ。

 ネム殿に懸想しているとみて、気が気ではありませんかな」

 

「五月蠅いヨ! ……だがまあ、否定はしないヨ。

 小僧をネムの部下としてつけて随分経ったが、ネムも随分と成長したものだネ。

 それを為したのが私ではなく小僧だというのは……少々腹立たしいことだが。

 まあいい、今日の所は話は終わりだヨ。私は研究室に戻る。

 お前は小僧に鍛錬でもさせるのだネ」

 

ふん、と鼻を鳴らし、密談部屋を出ていくマユリ。

その後を追って部屋を出ながら、宗弦はかつての桃真の言葉を思い出す。

 

 

 

 ―――俺が目指すのは、もっとも血に染まぬ道。

 

 後の世に外道非道と呼ばれようと、悪党と蔑まれようと。

 

 たとえ傲慢と、不遜と罵られようと、俺の知る彼ら(・・・・・・)の行く先が、

 

 少しでも明るく、悲しみのない未来であれと、そう望むだけです。

 

 

 

(桃真君、君が相応の覚悟を持ってその道を行くのなら、儂も微力を尽くそう。

 すでに後戻りできぬところまで来ている……竜弦や叶絵君に、雨竜。

 そして真咲君やその子供達……妻には苦労を掛けた。息子に会えば殴られるかもしれん。

 それでも、彼に手を貸し、ユーハバッハを討つのが、

 儂がこうして命を拾った理由なのやもしれん。

 生き急ぐでないぞ、桃真君―――)

 

 




マユリ様、桃真を二重の意味で警戒しだすの巻。

〇解説

・桃真君
卍解修行順調に進行中。
滅却師スキルも学んでいるので、現状副隊長相当かちょっと劣るぐらい。
バチバチに具象化した塵塚と殴り合っているので割と生傷が耐えない毎日。

・塵塚
桃真が具象化できるようになって現実世界に顔を出すようになった。
屈服のために殴り合う他、自宅勝手でに具象化して緋真さんに甘えたりもしてる。
実は桃真同様に原作知識もあるので、
桃真以上に3・5・9番隊を警戒している。

・マユリ様
ネムさんが着実に感情豊かになったりして来て感慨深い反面、
桃真がネムさんに対し懸想しているのを察したのでちょっと気が気でない。
原作における同時間軸よりかなり丸くなっている。

・宗弦さん
マユリ様から聞き取りを受けたりしている。茶飲み友達ぐらいの感覚。
マユリ様が自分や生き残りの滅却師に対して行ったことは許してはいないが、
桃真に協力しユーハバッハを討つと決めたのでひとまずは和解した。

・一護
自衛程度の滅却師技術は習得していたけど、
虚から逃げるならともかく倒せるような技術は無かったので、
概ね原作通りに推移してルキアから死神の力を譲渡された。
ここから尸魂界編突入ぐらいまでは概ね原作通りに進む模様。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。