転生者がほどほどに原作改変しながらOSR重視な世界で足搔く話   作:タマヤ与太郎

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9スレ目です。2・3話程日常話を挟んだうえで尸魂界編に入ります。


9スレ目

 

【それはまぎれもなく】最近涅隊長の視線が怖い件【ヤツさ】

 

1:OSR

 

俺やで とりあえず尸魂界編開始までは隊の業務しつつ卍解修行中

も―ちょっとで行けそうな気がしてきた

 

所でスレタイの件だが、最近ネムさんと話していると視線を感じてたんだが、

その視線の主が涅隊長だと気付いた時肝が霜天に坐した

 

 

2:名無しの転生者

 

ヒェッ

 

 

3:名無しの転生者

 

イッチの冥福を祈る

 

 

4:名無しの転生者

 

待て待て死んでないぞ

 

まだ

 

 

5:名無しの転生者

イッチ正直に言え、何をした?

ナニか? ネムさんとナニをしたのか!?

 

 

6:OSR

 

>>5

何もしとらんわい!

 

いやこえーんだって!

振り返ったら涅隊長が半眼無言でじっと視線向けてんだよ!

何か言えばいいのに何も言わないままじっと見つめてきて、

俺が視線に気づくとゆっくり歩き去るんだよ

 

 

7:名無しの転生者

 

まあ、順当に言えばイッチがネムさんのことを好きなのに気づいたんだろうなあ

 

 

8:名無しの転生者

 

それでなくともイッチ(とアウラ)と接するようになってから変わったのは気づいてたろうし

ネムさんの成長を目にしてきたのであれば、その要因がイッチにあろうことは理解してるだろうよ

 

 

9:OSR

 

死にたくねぇ……!

 

 

10:名無しの転生者

 

諦めが早い!(天狗面をつけてビンタする

 

 

11:名無しの転生者

 

まだマユリ様がイッチによってネムさんが変化したのを否定的に見ていると分かったわけじゃないだろう

望みはある たぶんきっとおそらく

 

 

12:名無しの転生者

 

原作でもネムさんを成長させたのはマユリ様だけじゃなく、

それ以外の戦いの日々や尸魂界でネムさんが出会った色んな面々なんだろうしな

どっちにせよいつかは起こる事だったろうさ、腹くくれ

 

 

14:名無しの転生者

 

そうだぞ、そもそも既にマユリ様の実験体みたいなもんだろイッチは

 

 

15:名無しの転生者

 

そういえばメタスタシア戦で死にかけて、マユリワクチンで生き延びたっけな

 

 

16:名無しの転生者

 

まあそのおかげでネムさんと接近できたしよかろ

 

 

17:塵塚

 

桃真はねー、肝心なところでおっかなびっくりになるからねー。

散々〇〇〇にしてるくせに今更恥ずかしがるのとかおかしくない?

 

 

18:名無しの転生者

 

塵塚chang!

 

 

19:名無しの転生者

 

規制ワード入って草

この掲示板に規制ワードって概念があったんやな……

 

まあ塵塚ちゃんに同意はするけどその辺で、その辺で

 

 

20:名無しの転生者

 

まあ外野から観戦してるともどかしいのは分かる

はよ手ぐらい繋げ

 

 

21:塵塚

 

茶店デートとか現世にいた時は半同棲生活(疑似家族あり)とかしてたんだからさー、

もっとグイグイいかないとダメじゃん? もう30年近く片思いしてるんだよ?

相手がネムさんじゃなきゃとっくに他の男にとられてるって

 

 

22:名無しの転生者

 

身内(実質もう1人の自分)からのぐうの音も出ない正論

まあ死神としてのタイムスパンでいうと実質3年ぐらいなのかもしれんが

 

 

23:名無しの転生者

 

あれ、イッチどうした? 返事がないぞ

 

 

24:名無しの転生者

 

ブチキレ過ぎて憤死した?

 

 

25:OSR

 

生きとるわい

ちょっと頭を冷やそうとログアウトはしてたが

それはそれとてめーら後で覚えてろよ 特に塵塚

ログアウトした時にちょっと表の方で色々やってたんだよ

 

 

26:名無しの転生者

 

ああよかった、お(も)し(ろ)い奴を亡くしたかと

 

 

27:名無しの転生者

 

そうだな、お(もちゃにするとたの)しい奴を亡くすのは辛いからな

 

 

28:OSR

 

ぶちころすぞてめえら

 

 

29:名無しの転生者

 

んで、何してたん

 

 

30:OSR

 

雛森副隊長に鬼道のコツを教わってたんだよ

あの人鬼道めっちゃ上手いじゃん?

霊弓というか、神聖矢に鬼道を練り込めないかと試行錯誤しているところ

 

 

31:名無しの転生者

 

おー、それは死神でないとできない事かも知れんな

……雛森ちゃんって事は現在地五番隊舎か?

大丈夫か? 時間軸的に藍染に鏡花水月されない?

 

 

32:OSR

 

あー、それは大丈夫。教わってるの俺んちだから

 

 

33:名無しの転生者

 

てめーネムさんというボンキュッボンのムチムチ美女に懸想しておきながら!

よりんもよって雛森ちゃんを連れ込んでるだと?!

 

 

34:名無しの転生者

 

場合によっては塵塚ちゃんにさらなる性癖開陳を頼むことになるぞ!?

 

 

35:塵塚

 

まっかせなさーい!

 

 

36:名無しの転生者

 

こらこら落ち着け馬鹿共。そもそも朽木邸に彼女がいても不思議じゃないだろう

 

 

37:名無しの転生者

 

どゆこと? 確かにイッチは雛森ちゃんと同期の恋次・イヅルと友人だが

 

 

38:名無しの転生者

 

女性死神協会の会合場所が朽木邸だろ?

確か無断で隠し部屋を改造してる

 

 

39:OSR

 

そう言う事。父上も頭を悩ませてたんだが、

母上の話し相手にもなるし、叔母上も関わる事だしで不問に付した

その家賃代わりに俺に鬼道や白打、歩法や回道を教えてもらうということにしたんだよ

何よりネムさんもちょいちょい来るし

 

 

40:名無しの転生者

 

なるほどな、所属メンバー、大体隊長・副隊長クラスだからな

身元もはっきりしてるから緋真さん相手させても安心だし、

鬼道なら雛森・七緒、白打・歩法なら砕蜂、回道なら勇音さんあたりから教われるか

考えたなイッチ

 

 

41:名無しの転生者

 

ネムさんを家に上げる口実も出来るわけか

これでもう少し押しが強ければなあ

 

 

42:OSR

 

これでも結構頑張ってんですけどねぇーっ!?

 

 

43:塵塚

 

頑張ったって進展してなきゃ意味ないじゃん

これだから桃真は

 

 

 

 

 

 

 

 

「鬼道を練り合わせる時は一息にやろうとしないで、糸をより合わせるように正確に、

 均等に混ざっていくようにすると上手く行くよ。速度は慣れていけば上がっていくから、

 まずは確実に出来るように頑張ってみてね」

 

ある非番の日。桃真は朽木家の敷地内にある鍛錬場で、五番隊副隊長、

雛森桃から鬼道の手ほどきを受けていた。

共通の友人がいるため顔見知りではあり、また女性死神協会の集会場が自宅である朽木家(無断)であったため、

前々から幾度か顔を合わせることがあり、その縁(と負い目)から手ほどきをすることとなった。

元々『鬼道の雛森』と呼ばれるほど鬼道に優れ、優しい性根の雛森と、

力を求めながらも真っすぐな心根の桃真は相性が良く、生徒と教師として良い関係を築いていた。

 

「雛森副隊長は教えるのがお上手ですから、とても分かりやすくて助かります……

 最近は卍解修行に明け暮れておりますので、中々鬼道の鍛錬に割ける時間が無くて」

 

「その年でもう具象化まで行ってるんだ……これは私もうかうかしてらんないなぁ。

 阿散井君も具象化までは行ってるらしいし……」

 

「飛梅が卍解したら、あの火の玉を凄まじい量連射する固定砲台になりそうですねえ。

 単純強化な卍解にはならなくとも、飛梅は射程が長く支援に適した始解なので、

 そう言った方面に伸びるかもしれませんね」

 

雛森とその同期三人組は、今や三・五・六番隊の副隊長として活躍する若手のホープである。

その雛森から見ても目の前の少年、桃真は侮れぬ才を持っているように見える。

聞けば父親である六番隊隊長、朽木白哉に頼み込んで猛勉強し、

十を数える頃には霊術院に入学し、四年で卒業。在学中に既に始解に至っていたのだという。

だからだろうか、なんとなく気になった。何故にそこまで力を求めるのかと。

その答えは、思ったより単純で、真っすぐな理由であった。

 

「俺は、全てをかなぐり捨ててまで強くなりたい、とは思っておりません。

 ですが、誰かに手を伸ばすべき時に、誰かを守りたいと思った時に。

 後悔をすることがない程度には強くありたいと。そう思っているだけなのです。

 まあ、出来ることをやらずにはおれぬ性分と言ってしまえば、そこまでですが」

 

そう言って苦笑する桃真を見て、雛森は眩しそうに目を細めた。

自分もまた、敬愛する藍染惣右介の元へ行くために死に物狂いで努力し、副隊長に上り詰めた。

しかし、そこで自分は満足してしまっていることも理解している。

だが、桃真を見てほんの少しだけ、雛森は思う。このままでいいのだろうか? と。

藍染の元で働きたくないという訳ではないが、自分を救い、教え導いてくれた彼に報いるならば、

現状に甘んじず上を目指すことも、彼への恩返しになるのではないだろうか?

そう考えた雛森の胸に、誰も知らぬ、小さな自立心という火が灯る。

その火が照らす先に何があるのか、雛森をどこへ導いてゆくのか。それは、まだ分からない。




どう藍染隊長と関わらずに雛森ちゃんと関わるか、と考えていたらそう言えば桃真の自宅に女性死神協会居座ってんじゃん、と思い至った結果のお話。


〇解説

・桃真くん
卍解修行をしつつも自宅に居座る女性死神協会の方々から家賃代わりに手ほどきを受けている。
卍解まではまだまだ遠いけど、有事の際に後悔しない程度の力は欲しいと思っている。

・桃ちゃん
奇しくも「桃」の字が同じ桃真の鬼道の師匠。
桃真の奮闘を見て、ちょっとだけ藍染隊長への依存度が下がった。

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