初投稿
ほんのり人外なFWとMFの皆さんの話

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初投稿
ほんのりと人外臭がするFW達の話
内容はかなり本誌ママかも

ワリとフツーに人間の子の人外がいる世界線みたいな雰囲気です。察して下さい。

地雷配慮及び自重はしておりません。

全体的に解釈違い注意です。

また、読んだ後の文句も受け付けませんのでご了承下さい。

誤字脱字は出来ればで構わないので教えて下さい。

某掲示板のMFは(FWの)趣味が悪いという話だったハズが怪異スレになっていってるスレにインスピレーションを受けたヤツです。(ドイツ主従はいません。でもスレでもたまに(?)巻き添えを食らっている潔さんはいます。そして私のブルロ最推しは潔さんです)


[ラインナップ]

・兄と弟(糸師兄弟の話)

・士道は悪魔である

・呪詛と神巫(凪と玲王の話)

・そういえば俺人外だった(潔の話)


【ブルーロック】FW人外パロ擬き

冴には弟がいる。

人ならざるモノである弟が。

人であろうとなかろうと、冴はその弟を大切に思っている。

 

 

凛には兄がいた。

カッコよくて、サッカーが強くて、凄くて、世界一優しい兄が。

凛はそんな兄が大好きだった。

 

 

 

 

冴には夢があった。

世界一のFWになるという夢が。

 

凛には夢があった。

世界一のFWの弟として、世界二位のFWになるという夢が。

 

 

 

 

冴は知っていた。

あくまでも人間である自分より、人外である弟の方がFW適正があることを。

 

 

凛は知らなかった。

自身の持つ感覚は、兄にとってピンと来ないものだということを。

 

 

 

 

冴は理解した。してしまった。

世界には自分よりもFWとして優れた存在がいることを。

そして冴は、MFに転向した。

 

 

凛は理解出来なかった。

世界には兄より優れたFWがいることを。

凛自身の能力が、環境によって潰されていたことを。

 

 

 

 

冴は失望した。

人為らざるナニカから、人に似たナニカに成り下がった弟に。

そして、弟をそんな風にした環境に。

 

 

凛は失望した。

2人の夢を捨て、FWを辞めた兄に。

 

そして凛は、兄を殺すと決めた。

MFに堕ちた、兄を。

 

 

 

 

冴は辟易していた。

何故あんな温い場所に行かねばならないのか、と。

そしてそこで、悪魔を見つけた。

 

 

凛は分からなかった。

幼い日の兄の態度が本物だったのか。

自分の何がいけないのか。

そんな中で、兄は悪魔を選んだ。

 

 

 

 

冴は歓喜した。

自身に喰らいつく存在に。

「人ならざるモノたる弟」を潰さない環境に。

そして何よりも、人為らざるナニカに戻った弟に。

 

 

凛は憤慨した。

自分を選ばない兄に。

兄に選ばれた悪魔に。

そして何より、兄の賞賛を受けた「存在」に。

 

凛は、その「存在」を殺すと決めた。

 

:::::::::::::::::::::::::

 

士道は悪魔である。

 

正真正銘の悪魔である。

 

それもかなり強い。余談だが、恐らく淫魔の類いである。

 

よって、士道を縛ることが出来るのは、強固な物理的拘束か、強者と結んだ「契約」のみである。

 

しかし、士道と「契約」を結べるほどの強者など、この世にそう何人も居るものではない。

 

その為、物理的に拘束するしか無いのである。

 

だが、人間程度の強さでは敵であろうと味方であろうと満足出来ないほどの強者が「契約」を持ち掛けたのならば?

 

結論は「可能」。

 

それどころか大喜びで着いていく。

 

今の今まで拘束されていたのなら尚更である。

 

こうして士道は、冴についた。

 

:::::::::::::::::::::::::

 

御影玲王。

 

凪にとって、最初に興味を持ち、また持たれた存在。

 

そんな存在が、凪の「特別」にならない訳がなかった。

 

そして凪誠士郎は、自分が強く願えば相手を呪い縛ることが造作もなくできる、というか呪詛そのものとでも言うべきモノであることも、そもそも自分が人外だということも知らなかった。

 

 

凪誠士郎。

 

玲王が見つけた「宝物」である。

 

凪が居てくれれば、必ず自分の夢は叶う。玲王はそう信じて止まない。

 

そして御影玲王もまた人外。どちらかというと神に近しい存在であった。

その事実をいとも容易く隠しのけてしまうほどには。

 

 

呪詛と神巫。

 

お互い大切に想いあう存在であろうと、その在り方は本来真逆。本質的に互いを理解出来るものでは無いのである。それでいて「パートナーだから」という理由で、自分の表現方法で相手に正確に伝わっていると思っている節がある。

 

すれ違うのもまた、自明の理、なのである。

 

ある時は玲王の夢の為に頑張ろうと思った凪の行動が玲王をどん底に突き落とし、またある時は凪の為を思った玲王の発言が凪を苦しめる。

 

凪の最大限の玲王への感謝を冗談だと認識し、玲王の凪への最大限の肯定をやんわりとした否定だと受け止める。

 

共に居たいが為に夢を見る凪と、夢の為に共に居たい玲王。

 

意識しているのか否かを問わず玲王を縛ろうとする凪と、互いに自分の意思でそばにいると考える玲王。

 

意識しているのか否かを問わず玲王を縛ろうとする凪と、互いに自分の意思でそばにいると考える玲王。

 

「玲王」「友達・仲間・ライバル」という括りの凪と「宝物」「友達」「仲間」「ライバル」という括りの玲王。

 

 

たとえあちこちにズレが発生していても。

 

それでも彼らは、共に居る。

 

:::::::::::::::::::::::::

 

そして一方、凛が殺意を向ける「存在」こと潔世一はというと。

 

 

…そういえば俺、人間じゃないんだった。

と、なんか唐突に思い出していた。

 

 

 

生を受けた時から、潔世一は人では無い「ナニカ」であった。

 

とは言っても、五感と第6感で集まる情報が人より多く、自我と論理 ―つまりエゴ― が異常にサッカーに傾いている、ついでに怨念耐性が高い、それだけである。

 

潔世一も両親も、彼が人外であることには薄々感付いていた。

感付いてはいたが、「よっちゃんが楽しく過ごせるなら良いや」「サッカーできるなら良いや」と、完全に流していた。幸せなことである。

 

そしてエゴがサッカーに傾いているが故に、日常生活における潔の自我は弱いのである。

目の前()の蚊に怯え、仲を取り持つ役割に入ることも多い。

角が立たぬよう言わないという選択をする。

率先して手伝いに回る。

因みにこういった傾向は、五感が強いと見られやすい、らしい。

 

 

 

そして、日常生活における潔の自我が弱い故に、

 

 

…にしても、なぜ忘れていたのだろうか。割と重要な話な気がする。

 

 

「ま、いいや。

 

…試合の分析しよう」

 

自身が人外であることをスルーし、そのまま、また忘れるのである。




イメージはこちら↓

・百鬼夜行凛ちゃんさん
相手が実兄か潔じゃ無かったら相手は恐らくタヒんでいる。
呪いで。

・恐らく淫魔の士道
冴以外だと誰の言うことを聞くのだろうか。

・人外大好き冴兄ちゃ(一応人間)
だからヤバくした人外を放流するなとあれほど…
え?聞いてない?デスヨネ-

・凪withがしゃどくろ
コレでも玲王に対する執着心に気付いてないってマジっスか

・どちからというと神様系人外の玲王
こっちはこっちで凪に執着している。
一説によると凪の生贄。

・マジでサッカー以外に興味ない潔
自分が人外だと忘れやすくなったのは高校に入ってから(エゴが抑圧されたせい)。
ブルーロックではサッカー以外の優先度がものすごく下がっているので単純に忘れている。

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