狼っぽいのになった…タスケテ   作:富竹14号

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 日記は書いてて楽しいんじゃ〜♪


ヨーソロ~

 

〇月〇日 晴れ

 

 思いの外早く日記を書けた、というのも近くを船が通っていたからそこに(無断で)お邪魔させてもらった、当然気づかれないように。

 

 んですぐに見つかった、眼帯付けたナイスバディのお姉さんにとなんかござる口調の男に。

 

 いや、ござる口調使うやつなんて初めて見たから良いもん見れたなぁって思ったんだけどさ、お姉さんの方の…その……声がさぁ、ちょっとアレだったというか。

 

 いや、前みたいな国防仮面(仮)の時みたいなコイツヤベー的なやつじゃなくて、なんというか…多分第二次Z後編やってた人なら多分み〜んな分かっちゃう一種の憧れというか尊敬とかが溢れてくるというか…。

 

 まぁ…一言で言うなら……『輻射波動』*1は見たら誰しもが憧れるロマンで、それを使って弾けろだのなんだの叫びたがるの男の性と言いますかなんと言いますか…うん、つまりはそういうことなんだよ。

 

追伸

 

 因みに、船長のお姉さん…じゃなくて姉御さんに何故か乗っても良いと言われた、なんでも友達から色々と聞いたとかなんとか。

 

 まぁ、この船りーゆぇ行きみたいだし、別に良いか。

 

 

 

 

 

 

〇月☠日 曇

 

 船の中にいるのは良いけど、飯は自分でも獲ってくれと船長に言われた、なんでも俺のも含めたらちょっと危ないらしい。

 

 まぁ、乗せてもらえてる時点で凄く融通してもらっている訳だし、別に良いやと頷いておいた。

 

 そんな訳で、飯は俺とミナで獲った、俺は海に突っ込んで魚を爪…だとバラバラにしかねないから尻尾で一突きしてやった。

 

 ミナは飯とかいらないはずなのに何故か獲ってた、因みに方法は水の触手を海にポチャンと入れて割と広範囲に雷元素を流し込み、ぷかーと浮いてきた魚とかイカとかタコを水の触手で持った網で掬い上げてた。

 

 元素の使い方が器用だなぁってミナのこと見てたらタコとイカを渡され、代わりに俺の獲った魚を数匹持っていかれた、いや別に良いけど。

 

 あぁ、そういえば船長がミナに驚いてた、何でもミナは無相の水と呼ばれる強力な元素生物らしい、へぇそうなのか〜。

 

 何に驚いているのかは知らないけど、ミナはうちの子なんだからやらないぞって感じにミナを抱き上げて船長から

遠ざけたら『盗りゃしないよ』って笑われた、笑ってんじゃねぇよ恥ずかしいじゃないか。

 

 

追伸

 

 この後、船長の船の船員の一人が俺を撫でさせてほしいと言うので撫でさせてあげようとしたら、急にミナが水元素の腕で船員を船外まで殴り飛ばした。

 

 殴り飛びされた船員はミナによって回収されたけど、頭の上で星が回ってるんじゃないかってくらい綺麗に気絶していた。

 

 その様子を見た船長が『馬に蹴られたね』って笑ってた、いや笑いどころじゃないでしょ船長。

 

 

 

〇月ゴッドスラッシュタイフーン!日 雨

 

 何日か経つけど、あと少しでりーゆぇに着くらしい。

 

 そこまで時間が経った気はしないけど、随分と近づいてたんだな。

 

 昨日以降、俺を撫でさせてくれというあの船員さん以外出てこなかった、いやまぁあんな吹っ飛ばされる所見たら誰だってそうなるだろうけど。

 

 お陰で俺のこと…というか毛並みを触りたいなぁって感じで見てた船員達の視線がアイツヤベーという視線に変わってしまった、主にミナのせいで。 

 

 まぁ別に良いんだけど。

 

 だけどぁ、船長が触ろうとするのは何故か許すんだよなミナ、あとござる口調のヤツが触っても許す。

 

 何か基準とかあるのかな?

 

 

追伸

 

 ござる口調の男、カズハに『お主は何処から来たのでござろうなぁ』って頭撫でながら言われた、多分俺じゃなくてこの身体のことを言ってるんだろうけど、そんなの俺が知ってる訳がない。

 

 こいつはサユと同じ風元素使うらしいし、なんとなく雰囲気が好きだしで答えてやれるものなら答えてやりたいけど、俺自身がそもそも知らないし喋れないしで無理なんだよなぁ、申し訳ないけど。

 

 

 というかこいつ撫でるの上手いな…あぁ、頭がワンコになるんじゃ〜♪

 

 

 

 

 

〇月ハドロン日 晴れ

 

 港っぽいのが目視で確認出来たので、船からお暇することにした。

 

 流石に俺がこのまま中に入るのはよろしくないだろうということで、船長達にペコリと頭を下げて海に飛び込んで沖まで泳いだ。

 

 なんか無茶苦茶船が有ったし、飛んで行って見つかったら大砲とか撃たれるかもしれないからな、だから今回は海に潜ってから泳いで沖に向かった。

 

 んで沖に着いて、適当な洞窟探してたら良いの見つけたから、今はそこを住処にしてる。

 

 後はアレだ、ここを前みたいに改造するだけだ。

 

 さてさて、今回はどうしますかねぇ?

 

 

追伸

 

 熊かパンダかどうかは知らないけど、ゆるキャラっぽいのを見つけた、かわええなぁ。

 

 触ってみたらもふもふとした感触がするし、表情がコロコロ動いて面白いし、かわええなぁ〜♪

 

 周りを見渡して、飼い主らしき人間が見えないことを確認…お前さては野生のファンタジックな動物だな?

 

 よぉし! お待ち帰り〜♪

 

 

 

 

 

 

 ってな感じで、尻尾をゆる熊っぽいのに巻きつけて持って帰ろうとしたら、『グゥオパァーを返してぇ!!』と叫びながら女の子が涙目になりながら槍をぶん回してきた、ちゃんと飼い主が居たらしい。

 

 別に槍は対して痛くなかったけど、それはそれとして飼い主が居る動物を勝手にお持ち帰りするのは御法度、すぐに熊パンダを女の子に持たせ、頭を下げてからその場から去らせてもらった……ざんねん。

 

 

 因みにこの後、ミナが炎元素を使ってあの熊パンダそっくりの姿をとって俺に抱きついてきた…あたたかいわ〜。

 

 

 

 

 

 

*1
弾けろブリタニアァァッ!!!





主人公

 茶色いから熊だと思ったら見た目的にパンダにしか見えない不思議生物(かわいい)をおっ持ちぃ帰りぃぃーー♪♪しようとした、飼い主に泣かれた。



ミナ

 あのままパンダ連れ帰ってたら多分水に沈めてた。

船長
 
 友達から話を聞いて、半信半疑だったけど予想以上に友好的だった為、船に乗せた。


 ござる

 なんとなく獣に思えなかった。
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