狼っぽいのになった…タスケテ   作:富竹14号

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 ラブコメ苦手…ラブコメなのかこれ? 僕の勘違い?


ニチジョー

 

○月☓日 晴れ

 

 小龍の兄ちゃん見つけた、何か人間憎んでた、襲いかかってきた、倒して黙らせた、封印した、以上。

 

 いや、これ以上に何を書けばいいのか分からない、まぁ確かに無茶苦茶強かったし一人どころかミナと二人で行っても勝てたかどうか分からないけど、残念なことにこっちには小龍はともかくとして『岩神』モラクスことショウリさんがいらっしゃったわけで、あの人がバカ硬いシールド貼ってくれたお陰で勝てた。

 

 まぁ、幾らシールド貼っていようが火力が無かったら意味無いんだけど…そこはほら、小龍がなんとかしてくれた。

 

 ショウリさん曰く、アイツ一発の火力とかそういうのだけなら戦争当時の仲間達の中でも最強の部類に入るらしい、実際あいつの兄ちゃんあいつに殴られて無茶苦茶ふらついてたし。

 

 それに、なんかミナがとんでもない大技作ってたし。

 

 何あれ? メド○ーア? 雷元素と炎元素って触れたら爆発するはずなんだけど、それを半ば無理矢理一つの球体にして小龍の兄ちゃんに投げつけてた。

 

 んで、それが兄ちゃんに触れた瞬間にそこら一帯が吹き飛んだ、冗談抜きで吹き飛んだ、比喩でも過大表現でもなんでもなく文字通り吹き飛んだ。

 

 小龍の兄ちゃん生きてたけどほぼ瀕死だったし、辺りの結界みたいなのも吹き飛んでるし、なんだったら空まで見えてたしでもう凄い有様だった。

 

 お陰で、ショウリさんがまた新しく封印する場所探す羽目になった、まぁ俺としてはどうでも良いんだけど。

 

 まぁ、そんなわけで小龍の兄貴探しは終わって、ショウリさんの用事も終わって一件落着だったわけだよ今日は。

 

 あぁ、疲れた〜。

 

 

追伸

 

 小龍が人間になった、なんで? それどうやってやるの? ずるい俺にも教えろ!

 

 

 

 

 

○月王日 雷

 

 昨日、小龍が人間体になってからずっと俺の背中に乗ってくる。

 

 黒い髪を短髪に……短髪の何だ? 俺は髪型にあまり詳しくないからなんて言っていいのか分からないけど、女の子らしい髪型だと思う。

 

 身長は…人間の頃の俺よりは大きいから、160くらいはあるんじゃないかな?

 

 服装は如何にも中華って感じ、色は黒一色のチャイナ服ってやつなのかな? でもなんか足元がロングのコートっぽいような気がするようなしないような。

 

 顔は美人、美少女、綺麗なオレンジ色の瞳です…以上。

 

 バスト? そんなこと書くわけないだろ書いていいわけがないだろいい加減にしろ!!

 

 

 んで、それが朝から晩までずっと俺の背中に乗ってくる、落としてもよじ登って戻ってくる、んでそこで昼寝する。

 

 なんか、昼寝するところがサユっぽいなと思った。

 

追伸

  

 ミナが小龍に水遁ぶつけてたけど、小龍が槍使って防いでた、あいつの使う武器は槍らしい。

 

 というかあいつらなんで戦ってるの?

 

  

 

 

○月A日 晴れ

 

 今日は山を登ってみた、断崖絶壁で雲の上までとは行かないかもしれないけど凄く高い山だ、登ってて楽しかった。

 

 浮いてる俺に山を登るなんて概念無いだろうとも思うかもしれないけど、ただ真っ直ぐ進むのと上に向かって進むのとでは訳が違う、上に浮くだけでも体力は使うし上に向かって進むってなると体力はもっと使う。

 

 まぁ、グレート海乱鬼の時以降、その体力消費もほぼ無いようなもんなんだけど、それでも疲れはする。

 

 結局何が言いたいかって、良い汗かけるってことだ。

 

 なんか登る途中で妙に気品のある鶴とか鹿とか鷲…なのか鷹なのかは知らんけどそれっぽい鳥を見つけたけど、興味が湧かなかったから放っておいた。

 

 んで、俺は山の頂上に辿り着いたわけだ、良い眺めだった。

 

 というか思ったんだけど、俺がこうして普通の生活日記を書くのは久しぶりじゃないか? ここ最近は蛍&パイモンから逃げたこととかミナが色んな元素使えるようになったとか小龍とその兄探し+ショウリさんとかみたいなファンタジー特有の非日常的なそれしか書いてなかった気がする。

 

 それ考えると、なんか本来のそれに戻った気がして晴れやかな気分になってくる、山の頂上に辿り着いた時と同じ感覚だ。

 

 こういうのだよ、俺はこういうのをしたかったんだよ(涙)

 

 『素材置いてけ』に追いかけられることもなく、グレート海乱鬼+αみたいな奴に襲われることもなく、ただその日にあった平和な一日を日記に書くっていう日々を送りたかったんだよ。

 

 その時はミナも心なしかはしゃいでた気がするし、やっぱりみんな望むものは一緒なんだなと再確認した。

 

 明日は何しよっかな〜♪

 

 

追伸

 

 寝る前、小龍に瞳のハイライトオフにして詰め寄られた。

 

 どこ行ってたの? なんで私連れて行ってくれなかったの? 私のこと嫌いなの? と無表情で淡々と問い詰められた。

 

 お前が気持ちよさそうに寝ていたからと言ったら次からは起こして、起こして私も連れてって、私を一人にしないでと言って小龍は寝た…俺に抱きついたまま。

 

 寂しがり屋なのか別のナニカなのかは知らないけど、普通に怖かったから次からは起こそうと思う、というか明日からだな。

 

 それにしても、随分と懐かれた気がする…ミナの時もそうだったけど、俺ってもしかしてそういうの引き寄せる体質なのかな?

 

 

 

 

 

○月B日 晴れ

 

 今日は遺跡っぽいとこに行ってみようと思う…因みにちゃんと小龍は起こして連れていった。

 

 何が嬉しいのか小龍はずっとニコニコしていた、ミナは昨日と違ってはしゃいでいなかったけど、それでも何処か上機嫌だった。

 

 この前まで小龍居たら不機嫌で、一緒に居たらほぼ一方的に小龍殴ってたのに、どうしたんだろ?

 

 遺跡には像やら何やら色々あった、建物みたいなのもあったしデッカイ木もあった、というか全体的に風景が綺麗だった。

 

 ここでこれならショウリ…鐘離さんの言ってたりーゆぇこう…じゃなくて『璃月港』だったな鐘離さん曰く…名前も名称も教えられてたけど疲れすぎて忘れてた。

 

 小龍も良いところって言ってたし、ちょっと見てみたい…まぁ、稲妻の時と同じで遠くから眺めるだけなんだけど。

 

 ただ、旨い料理とかは行けると思う、だってこっちには人間と遜色無い小龍が居る、こいつに金渡して頼めば料理くらいは持ち帰ってくれるでしょうしとも。

 

 あぁ、楽しみだなぁ♪

 

 

追伸

 

 寝る前に小龍がなんか何時もと毛色の違う笑顔で『今度はずっと一緒に居てね? 』と俺の頭を撫でながら言ってきた…今度も何も俺達会ってそんなに経ってないだろうに。

 

 とりあえず居たいなら居れば良いんじゃないかって言ったら……なんか………額の部分にキスされた。

 

 

 

 

 

 本当に……なんで皆、俺に対してこう……好意的なんだろ? 初対面で出会い方に運命もクソも無かったはずなのに。

 

 不思議だ。

 

 

 

 

 

 

 

 





主人公

 山に登って、普通に日記書けることに喜びを感じた男。

 実は人間だった頃は中学生で14か15歳程度だった、言動が妙に大人びて…アレなのは兄の影響。

 ちゃっかり前話で人間だった頃の名前が『彼方』であることが明かされているが、書いてる当の本入である作者が忘れていた為、今ここで書いてる…アホの極み。


ミナ
 
 主人公と二人きりで山に行けて嬉しかった、無自覚ではあるけどデートみたいな感覚でいる、だから次の日に部外者居ても別に怒らない…ほんとだよ?


小龍

 誰も初対面だなんて言ってないし、時間が経ってないなんて言ってない。

 因みにミナが居なかったらこいつが旅の同行者だった、というか当初のプロットだとこいつと一緒になってミナを倒すはずだった…なんでこうなってるんだろ?


お兄ちゃん

 妹(自称)にぶん殴られた、実は当の本人もちゃんと妹と認識していた。




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