今日は何時もより短め
○月○日 晴れ
今日も今日とて探索だ探索ぅ!
今日はなんか岩がめちゃくちゃ浮いてる山の方に行ってきた。
なんか浮いてる岩とかに神社とかにありそうな…なんだろ? 社? みたいなのが結構あったから、近くに神社があるのかなと探してみたところ、本当に神社があった、しかも中々デカイ。
大きな桜も咲いてたし、鳥居も沢山あったし桜道だったしTHE・和風ファンタジーって感じがして凄く良かった。
中に入ってみたかったけど、人がいたから断念した…残念残念。
追伸
神社の外から飛んで眺めてたんだけど、なんか赤っぽい色をした巫女さんが俺のこと薄笑いしながら見てた、嫌な予感がしたから逃げた。
○月ディケイドォ日 晴れ
変な仮面集団に襲われてる人が居たから助けた。
まぁこんな姿だから、助けた後にすぐトンズラしたのだけれど。
それにしても本当に変なのが多いんだなぁここって。
何あの仮面被った変な人型生物? スライムみたいなのと棍棒と松明振り回して殴りかかってきたんだけど…ボコブリン*1か何か? 人襲ってたからそうなんだろうなぁ〜。
まぁ、とりあえず適当に追っ払っといた、なんか途中からデカイのも出てきたけど纏めて小突いて追っ払った。
追伸
道端で見つけた兵士が話しているのが聞こえた、どうにもここ数日の間に『ヒルチャール』と呼ばれる魔物が活発化しているらしい…もしかして俺が追っ払ったのがそうなのかな?
△月○日 晴れ
この前助けた人にまた会った、今度は前みたいに襲われてなかった。
奇遇だなぁと思いながらじっと見ていたら『この前はありがとう』と声を掛けられた。
お礼を言われて悪い気はしなかったから、適当に手をひらひらと振って立ち去ろうとしたら今度は『なんであの時助けてくれたんだ』と聞かれた。
正直理由なんて自分でも分からないし、特に考えてもいなかったから、適当に首を竦めてそのままその場から立ち去った。
その後大声で『アーシア』という名前とありがとうという言葉が聞こえてきた、嬉しかった。
追伸
俺の家に遊びに来ていた吉次郎にアーシアのことを教えたら拗ねられた、なんで?
△月☓日 晴れ
今日は良いことがあった、この前何時の間にか無くなっていたはずの狸ムジナの置物を見つけた、こんなに嬉しいことはない。
また持ち帰った、今度は無くならないように抱きしめながら寝ようと思う、そこはかとなく柔らかいしこれ。
追伸
あ、ありのまま…今の状況を話すぜ…!
『抱きしめていたはずの置物が、何時の間にか幼女にすげ替わっていた』……何を言っているのか分からねぇと思うが俺も何を言っているのか分からなかった、幻覚とか催眠とかそんなチャチなもんじゃねぇ、もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…!!!
どういうことだってばよ。
△月□日 晴れ
結論から言おう、あの置物は俺が抱きしめていた幼女、『サユ』が化けていたものだった。
何かてんりょうぶぎょうとかしゃぶぎょうとか良く分からん単語を口にしていたけど、とりあえず分かったのがこいつは所謂『忍者』で仕事をサボる為に適当な場所に行ってあの姿で昼寝をしていたということらしい*2。
とりあえず土下座したよね、幾ら変化していたとしてもやっていいことと悪いことがあるよねごめんなさい。
そんな感じで土下座したら、何故か俺の毛の中にその小さな身体を預けてきて昼寝させてくれたら許すと言ってきたから、とりあえず言うとおりにした。
とりあえず俺も寝ることにした。
追伸
また来ると書かれた紙を一つ置いてサユが居なくなってた、外は夕焼けだった。
△月エボルトォ日 曇
またサユが来た、昼寝させろと強請られた、昼寝させた。
今日は何処にも行く気がなかったし、何かするというわけでもないから別に良いやと俺の身体に突っ込んでくるちびっこを見ながらそう思った。
そういえばサユが寝る前に不思議なことを言っていた。
『お前はビリっとしないんだな』…どういう意味だ?
追伸
サユが獣域ハウンドという生き物は雷元素? という力を使うということを寝ぼけ気味に教えてくれた、サボり場を提供してくれたお礼らしい。
……俺にも使えるのかな? 雷。
△月チドリィ日 雷
………なんか身体から雷出た、しかも蒼色の。
主人公
幼女のお昼寝スポットになった、本人は割とどうでも良さげ。
アーシア
金髪碧眼の美少女、『私』さん。
容姿がモブのそれじゃねぇ。
吉次郎
大好きな兄ちゃんに雌の匂いがついてた、いじけた。
早袖
逃げようとしたらがっしり掴まれてて逃げられなかった、それでも逃げようとしたら主人公の毛がもふもふ過ぎて秒で昼寝の世界に旅立った。
とりあえず危険は無さそうだからと昼寝の為の布団にする気漫々になった。