日記の時の方が反応ええなぁ、バトルってもしかしていらないぱてぃーん?
□月雷日 晴れ
なんか青い雷が出た、びっくりした。
数日前のサユから俺の種族は雷元素を扱うのだと教えてもらったその翌日に急に使えるようになった。
本当に、へぇ〜使えるんだ俺も使えるかなぁ〜ふんッ!! って感じに力込めたら…なんか出てきた。
もしかして、明確に使うことを意識したから使えるようになったのかな? そうとしか考えられないというかそれしか思い浮かばんのですけど。
ただ…使えるようになったのは良いんだけどなんで青色なんだろ?
サユから聞いた限りじゃ、雷元素は紫色のはずなんだけどなぁ。
実際に雷元素を放っている石っぽいのとか見せて貰ったけど、普通に紫色だったもんなぁ。
………まぁ、なんでいいか、とりあえず明日色々試してみようと思う。
さてさて、何が出来るかなぁ?
追伸
さっき吉次郎が来たんだけど、サユを見て『ボクの兄ちゃん取らんといて!!』って言いながらサユに飛びかかってた、かわええなぁ〜。
□月◎日 雨
雷元素凄いわこれ、ホント凄い。
今日は色々試してみようということで、ひとまず雷元素を爪に載せて斬ってみたんだけど、威力が跳ね上がった。
でっかい岩とか傷跡付けるので精一杯だったのに、スパーンって斬れる様になってた。
次に元素を纏ってみた、無茶苦茶動き速くなった。
なんて言ったら良いか分からないけど、とりあえず動きが凄く速くなった、多分今なら霹靂一閃も行ける。
その後も色々試してみたけど、やろうと思ったことは大抵出来た、これならあのグレート海乱鬼相手でも殺しきれるかもしれない。
追伸
流石に『対ダオス用決戦秘奥義』*1は使えなかった、あれは威力と規模がデカすぎて俺じゃ使えん。
□月〇〇日 雨
この前のグレート海乱鬼のところに行ってみたら誰もいなかった、俺とグレート海乱鬼が作ったクレーターとかそういうのは残ってるけど。
というかグレート海乱鬼で思い出した、俺あいつと戦ってから身体の調子が無茶苦茶良い。
爪は構造上まだ触った物、うっかり斬っちゃうけど、それでも人間だった頃と遜色無いレベルで動かせるようになったし、尻尾は前以上に動かしやすくなった。
走る速度とかも前より上がってるし、獣域ハウンドの特性の一つを利用して空中を飛び跳ねるみたいな芸当も出来るようになった。
もしかしたら、グレート海乱鬼との戦いの時に無茶苦茶身体動かしたから、本格的に俺がこの身体に馴染んだのかもしれない。
思考とかも若干引っ張られてる感あるし、ちょっと気をつけないといけないかも。
追伸
キツネを見つけた、近づいても逃げないから撫でた、かわええ…かわええなぁ〜〜(*´ω`*)
〇〇月☓日 雷
ちょっと今日は大暴れした。
昨日、狐は近づいても逃げないことと撫でても嫌がらないことが分かったので、ちょっと撫でまくろうと思って狐を探した。
結果、狐はいなかったけど犬はいた、しかもなんか丸っこくてデカイのが。
笹傘被ってるし、背中に刀背負ってるしでただの犬じゃないのが丸わかりだったけど、それはそれとして撫でたいから近づいた、拙者は癒やしに餓えているでござ候。
犬の方は俺を見て最初は警戒していたのだが、暫くしたら何故かは知らんけど急に自分から近づいてきて俺の身体をペロペロと舐め始めた。
可愛かったから撫でた…ヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシヨシ♪
まぁ、そんな時に唐突に雷ハンマー持った例の奴に後ろから殴りかかられたせいでワンコには逃げられたんだけどね…逃げられたんだけどね(キラキラバシューン!)
いやまぁあれよ? 幾らファンタジーな世界で俺の姿がアレだからと言ってもやっていいことと悪いことってのはあるわけなのよというわけだから死ね…という感じで何もさせずにぶちのめした。
具体的に言うと、雷元素の通りが悪く感じたから殴って引きずり倒して川のところに引きずって行って頭を川の中に突っ込んだ。
安心してほしい、多少息が出来なくなった程度じゃ人は死なん、精々気絶するか泡吹きながら一日二日目覚めなくなるだけだ。
流石に犬を撫でる機会を失った程度じゃ殺さない、ただし次ハンマーで殴ってきたら両足の骨へし折る。
追伸
因みに、雷ハンマーは適当に腹殴って水吐き出させてからそのまま放置した。
…今更だけど、やっぱりこの身体側に性格が引っ張られてる気がする、前の俺じゃこんなこと考えなかった。
もしかしたら、殺してないから分からないだけで人を殺すことにも何も感じないのかもしれない。
〇〇月△日 晴れ
金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い金髪美少女怖い。
追伸
とんでもないのに出会ってしまった。
〇〇月〇〇日 晴れ
昨日、金髪の美少女と空に浮いてる白いロリっ子に会った、全力で逃げた。
白い方は問題なかったけど金髪の方がヤバイ、何がヤバイってとにかくヤバイ。
戦ったわけじゃなくてただ目が合っただけだ、それだけのことのはずなのに俺はあの金髪の少女に恐怖を感じた。
なんというか、後ろ方に何処か俺に良く似た姿をした幽霊みたいなのが見えて、それがこっちに手招きしてくるのだ。
『こっちこいよ〜』って。
それを見て、俺はすぐさま理解してしまった、あの少女がなんなのかを。
『ハンター』やってたやつなら誰でも分かる、モンスターを狩って狩って狩って狩りまくってた奴なら尚更分かってしまう。
尻尾の素材が無いから狩る、天鱗無いから狩る、素材が無いから手に入るまで狩る。
そんなことを繰り返しに繰り返し、いつのまにか絶大な力を持った妖怪達の総称。
そう、まぁ要するにあの金髪美少女は所謂――
『妖怪素材置いてけ』なのである。*2
逃ィィげるんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!
追伸
逃げたら無茶苦茶追いかけられた、やっぱり『素材置いてけ』じゃないか畜生。
主人公
『妖怪素材置いてけ』に出くわしてビビって逃げた、なおそんなことは無い模様。
旅人(蛍)
主人公を発見した、実は目が合ったと同時に逃げられたことに驚いてる。
別に素材が枯渇してるわけじゃないし、素材置いてけなんて言ったりしない。
空飛ぶ非常食
実は主人公のことを綺麗だなぁと思いながらガン見してた。