18時間寝る奴とドレミーさん   作:覚め

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領域展開…
タイトル自由


十話目記念!記念品はなし!

地底

 

「…」

 

「…」

 

「何か話したほうがいいんじゃないですかー?」

 

「そうですねぇ…ま、そちらの二人次第、と言ったところでしょうか」

 

「んんっ…ドレミーさん…」

 

地底の心を読める妖怪VS俺…うん、良さそう。寝たら勝てそう。無意識にやれば良いのだろうか。それとも考えて攻撃しなければ良いのか。ズバリ反射神経…うむ。勝つるわこれ。子供だって無意識に叩き潰すことだってあるんだし良いじゃんね。

 

「言っておきますけど私並みの妖怪くらいには力ありますからね」

 

「…」

 

「あ、あれ…?」

 

「さとり様に精神攻撃!!」

 

「いったい何を…」

 

「現実に夢の管理人が来たり、心を読める妖怪とか言われて…言葉が出るわけがないじゃん?」

 

「そうですね。それが普通です」

 

「ま、人からしたら心が読めるなんてまさに夢なんですが…次の夢では相手の考えが分かるとか、どうです?」

 

「相手がいない」

 

「うーむ、ではこちらの方」

 

「心読める人と心読める人はまずいですよ!?」

 

「お燐。その言葉遣いの方がまずい。…で。貴方は何?考えも意味がわからないし」

 

突拍子のないことを言う。そして元も子もない。ま、さっさと帰るか。帰って寝よう。十八時間寝るんだ!寝なくてはならない!よしじゃあさっさと帰ろう!お燐さんがそこ退いてくれたら帰れるんだけどなぁ!?うーん、無理かなぁ!

 

「お燐、お客様が帰りますよ」

 

「え!?あ、すいませ」

 

「ああいえ、まだ帰りませんので」

 

「ドレっさん?」

 

「どれっ…?」

 

「ダメですよ。貴方の交友関係を広めることが今回の目標なんですから」

 

「交友関係と睡眠に関係はない」

 

「貴方が夢を見てぐっすり眠れれば私は要らないんですけどねぇ」

 

「おや」

 

「?」

 

「っ」

 

「貴女…ドレミーさん、でしたっけ。ドレミーさんの本心はそうは言ってないように聞こえますが?」

 

「まさか。私が一人の人間に執着するとでも?」

 

「お燐さん、あれ酷くない?」

 

「それは…アレです、ね。本心が分かる相手に言ってるんじゃないので…」

 

「じゃあ誰に言ってるんだか」

 

「あ…いや、うん。あの人苦労してそうだなぁ…」

 

「それに…私は長く眠ることを問題視していますし」

 

「彼女の頭はこう考えていますよ…『長く眠ることが無くなれば彼と出会う時間が減る。時間が減ったら私は━」

 

「ルーミア砲」

 

「んべぇっ!?」ゲロロロ

 

「…え、え?」

 

簡単に言おう。お燐の口からゲロさせただけだが…さとり様とやらは困惑している。さてどうやってここから脱出するか。他人の本心なんて心底どうでも良いし…もうどうにかしてこいつの頭ショートさせるくらいで良いっしょ。どうやって爆発させるんだろうか

 

「残念ですが。私の頭をショートさせるのは」

 

「んじゃ帰るわ」

 

「お燐、お客様がお帰りに」

 

「むりっす…喉が…」

 

「あらあら…」

 

「ん、なんだお前」

 

「んー?」

 

「…」

 

「…」

 

「ふんっ!」スッ

 

「せいっ!!」パシーン

 

「どうしました?気が変わりましたか?」

 

「退け」

 

「は、はぁ…?」

 

「…退け!」

 

「ちょっと待ってください」

 

「あ?」

 

「貴方…誰に向かって喋っているんですか?」

 

「は?ここにいるだろ。緑髪した…?」

 

「こいしのことですか?」

 

「こいし?」

 

「ほら…こう言った感じの」

 

「おー!こいつこいつ!」

 

「あ…貴方には見えるんですか!?」

 

「は?」

 

「良かったです!待っててください。こいし探してきますから!」

 

「…?どう言うこと?」

 

「どう言うこと…と言いますと?」

 

「緑髪の奴は何か光学迷彩でも身に纏ってんの?」

 

「無意識です」

 

「無意識?」

 

「無意識を人は認識できない…と!言うのがこいし様の持論です」

 

と言うわけで意味わからんままそのよーわからんこいしって子について話された。心が読めない悟り妖怪とか、なんとか。正直どうでも良いからなーんも覚えてはいないが…この隙に地上へ上がる!それこそが俺の闘争手段よ!!

 

地上

 

「ハァッハアッハァァァアッッ!!」

 

「なんと…」

 

「何も言うなよドレミー!意外と壁登るのキツかったからな!?」

 

「登れることに驚いてるんですよ」

 

「あのこいしとか言う奴はさとり様って奴が勝手に考えた偶像だろどーせ」

 

「では何故見えたんですか?」

 

「…」

 

「見えてない、などと嘘を吐くつもりで?」

 

「見えてるからアレ信じたんだろ」

 

「なんと」

 

「じゃあ寝るからよろしく」

 

「…どこで?」

 

「ここで」

 

「ここで!?いや、妖怪とか」

 

「ルーミア」

 

「だー!」

 

「ああ、こういう…」

 

「ぢー!」

 

「づー!」

 

「妖精も…」

 

「俺はね」

 

「?」

 

「出来ることなら他人に全部任せて寝たいんだ」

 

「クズ」

 

「げどー」

 

「あ、えっと…放任主義?」

 

「全部違うわね。そういう奴のことを虫食いって言うのよ」

 

「虫食いって…」

 

「あまりに酷いですねぇ。全く…」

 

「アンタが非道よ。さっさと夢の世界に帰んなさい」

 

「そうですよ。それに貴方も。ここで寝るのはよしてくださいな」

 

「なんで」

 

「…これ♪」

 

まさか。とは思ったがポケットを触る。ない。守矢の御守り。妖怪なら見るだけで苦痛、触れることが出来ても最悪肌が溶けたりするらしいけど…幻想郷の人は触れている。何故だろうか。まあどーせ触れてる手は別の誰かの、とかだろう。

 

「図星ですわ〜!」

 

「図星?」

 

「ズバリ当たっているってこと。触れてるのは私の手」

 

「…なるほど」

 

「?」

 

「つまりこれは…お前にも効くって訳」

 

「いいえ。でも流石に皮膚がピリピリするのは遠慮したいわ〜ってね」

 

「…わざとらしい」

 

「霊夢」

 

「んじゃホイ」ピトッ

 

「えっ」

 

「肌荒れの原因ってわけであげる」

 

「えぇ!?ちょ、離れない!?」

 

「あーらら。やられたわね」

 

「どう言うこと!?離れないんだけど!?」

 

「皮とくっ付いてんのよ」

 

「ええ!?」

 

「ふんっ」ビリッ

 

「いぎゃぁぁああぁああ!?」




守矢の御守り、よく効きます!
効果別値段
対妖怪 ¥2000~
対恋愛 ¥1500〜

対きんぶられしりせんんんんん用 ¥5億
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