なんで十二話で終わってしまうん?
人里
「…」
「さあ、家に帰りましょう」
「どう見ても俺の家じゃねーよ!」
「貴方も稗田家なんですよ!?」
「名無しの権平!」
「稗田権平…!?」
「俺の名前は!?」
とにかくと言われて稗田家に来てしまった。2度目なのだろうか…道中で見つけた魔理沙を面白そうだろと連れ込んだ。小鈴は勝手についてきた。なんだかんだと言って本当は自分もここの家系なのだろうか。そんな馬鹿な。あり得て欲しくない。
「お姉ちゃんと一緒に暮らしましょうよ」
「暮らしません」
「なんで!」
「なんで行けると思ったんだよ」
「唯一無二の家族ですよ!?」
「…俺はルーミアが家族の一員だが」
「お、お姉ちゃん許しません!!」
「…」
「魔理沙さん、面白いんですか?」
「ああ。霊夢が弾幕ごっこで本気の夢想転生使ってきた時くらい」
「つまりつまらないと」
「とにかくだな」
「お姉ちゃんはあんな妖怪と結婚なんてゼーったいに認めませーん!」
「話聞け」
「聞いてますけど?」
「…そんでだな。俺はずっと寝てたいんだな」
「うん」
「できれば永遠」
「死んじゃだめですよ!!」
夢を見る状態で寝たいんだがどう言うことだろうか。さて俺はどうやって誤解を解く一手を打つべきだろうか。と言うのは嘘!とか言えたら良いんだが多分言えない。周りの視線が気になりすぎる。そして何故この人はお姉ちゃんを主張するんだ
「あのね姉様」
「お姉ちゃんと呼びなさい」
「…姉様」
「お姉ちゃん!」
「…お姉様…!」
「お姉ちゃん!姉ちゃんも可!」
「阿求ちゃんは数代分の想いが積もりに積もって…弟と妹が欲しいと言う想いが」
「なるほど」
「もしくは阿求姉ちゃん、阿求お姉ちゃん!」
「お姉様!!」
「お姉ちゃん!」
「…姉…さん…」
「今はそれで満足しましょう」
「くっ」
「さあ選びなさい!お姉ちゃんと一緒に暮らすか、お姉ちゃんとずっと呼び続けるか!」
「お姉ちゃん!!」
「はい次お姉ちゃんと暮らす!」
「暮らさない!」
「なんで!」
「強制的な選択肢は嫌いだよ」
「小鈴」
「何?」
「魔理沙」
「なんだよ…」
「…と言うわけ」
「なるほど」
「っつーわけな」
「あー、うん」
「小鈴…魔導書で弟を捕まえて!」
「え、そう言うこと?」
「行くぞ魔理沙」
「いや走るぞ?」
「逃げろ!」
「うぉぉおぉ!!」
「お姉ちゃんを置いてかないで!!」
「…」ブツブツ
数分後、稗田家から出てきた手によって俺は捕まえられた。え、何これ?何これ。誰か助けて。誰か助けて!!と思ったがおそらく魔導書ってのをアホほど読んでた小鈴の仕業だろう。諦めて俺は捕まることにした。なんか握る力強くね
「いたたたたたた!!!!」
「捕まえた!」
「嘘だろおい!」
「あ、意識が夢に持ってかれるやばいやばいや」
夢の世界
「…まあ、嬉しいですけど」
「うん」
「わざわざ気絶するとここに来るよう設定したのは私ですし」
「あ、そうなの」
「私も一応貴方のこと好きですし」
「えー」
「ですから。ここに来るのは嬉しいんですけど」
「俺もドレミーのこと好きだけど」
「まあ、妖怪のことを好きになる人間なんていないでしょうから真に受けなくて…え?」
「ドレミーのこと好きだよ」
「…えぇ!?あ、う、え、ん、えぇ!?」
「どしたのさ」
「いやぁ…え…両思いだとは思わず…」
「だって俺が人と出会うより前から見てくれてんだしさ〜?」
「いやまあそうですけどもね…こう、なんか、違うって言いますか…」
「睡眠時間が十八時間もあってよかったーってたまに思うからね」
「あー…ずって緊張してた私が恥ずかしい」
「ドレミーってなんか大変そうだね」
「主に貴方のせいでですがね」
照れ隠し(ガチ)により強制的に俺は起こされた。なんと。そんなに恥ずかしかったか。と思ったがまあ良いだろう。起きたら稗田家であった。気絶したら医者じゃないのか?あ、医者いた。いたなら良いか…ん、良くない。薬売りの嬢ちゃんもいる。うん。全然良くない。
「永遠亭は?」
「鈴仙が飛び込みの緊急事態だーって意味わかんない重ね合わせで言ってきたもんだから急いで来たのよ」
「ごめんねぇ!お姉ちゃんが急いでしまったあまりにねぇ!」
「姉上ちょっとどいて」
「アネウエ…!?」
「ども、ありがとうございました」
「良いのよ。貴方はお得意様になる気がするし」
「お得意様ね…俺が何回も死にかける前提?」
「そうよ」
「お前人里の外に暮らしてっからな」
「魔理沙いたんだ」
「泣くぞ」
「泣いてろカス」
「ううっ…」グスッ
「ああ言うやつに付ける薬って」
「ない」
「残念。じゃあ…帰る!」
「お姉ちゃんと一緒に暮らすのでは!?」
主人公宅
「夢の管理人と付き合うのね」
「両想いなのが発覚しただけ」
「よろしければ、今すぐ夢の世界に招いても良いんですけど」
「せっかくの18時間。寝て楽しむ」
「あら残念。でもそれだったらここで寝るのはよしてね」
じゃあ俺が寝る専用の部屋寄越せと言ったら普通にくれた。こんなこともあろうかと、らしい。会ってたまるかこんなこと。小さく言ってしまったがまあ良いだろう。聞こえてもどーせぶちこむだけだろうし。うん。仕方ないね!仕方ない!
夢の世界
「あ、貴方はもう現実世界には帰りませんよ」
「こりゃ困った」
「砂時計の上が438000時間…つまり五十年になっていますよね。つまりそう言うことです」
「現実と健康状態リンクさせて生活していくのか」
「そう言うことですね」
「じゃ、これからよろしく!」
「ええ。私からも、よろしく。」
と言うわけで最終回終了。
最終回とはどこにも書いてない?
私が今決めた(総裁)