18時間寝る奴とドレミーさん   作:覚め

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ゴアゴアってなんだよ。ゴワゴワってなんだよ。
ウチのドレミーさんは好き勝手やるぞ。夜路四苦!


五話目なんでゴアゴアする

主人公宅

 

「よっ」

 

「こんにちは」

 

「どうしたルーミア。朝からいるなんて珍しい」

 

聞いてみれば、少し怖い夢を見たとかでこちらに来たんだとか。ドレミーさんに頼めば良いのだろうか。しかし悲しいことに俺は今起きたばかりだ。まあつまりどうすることもないがな。ところでルーミア、お前なんかちょっとデカくなってね?

 

「…俺より背高くね?」

 

「ぁ、えーっと…」

 

「どういうこった」

 

「ゆ、夢の中でね…見たんだ。貴方を守れるようになる手段。」

 

「俺を、ねぇ」

 

「これでも大妖怪の仲間入りでね?」

 

「ルーミア」

 

「…」

 

「お前が大妖怪って嘘ついてんじゃねーよ」パシーン

 

「あたっ」

 

「寝て全部忘れろ」

 

「いや!」

 

「うおこいつ重てえ!」

 

「女の子に重いは禁句だよ」

 

「覆水盆に返らずって言うように…多分戻らねえんだろ?」

 

「うん。力が弱まっても今までの私とは限らないよ」

 

「それで、一体どうするんだ?」

 

「私ね、貴方の血さえあればいつまでも存在できるの。」

 

「ほほう」

 

「でも、貴方以外の血は受け付けなくなっちゃった」

 

「つまり?」

 

「ずっといっしょ!」

 

はてさて。どうすることやら。だがルーミアはルーミアだ。いくらデカくなっても俺の欲に揺らぎはない。一つ思い出した。あれ、結界は?結界に触れたら消えるはずなんだが…守矢が手を抜いた?有り得んな。早苗は手を抜かない人間だろうし…

 

「ルーミア、結界は?」

 

「ぶっ飛ばした」

 

「…」

 

「えへへ!」

 

「はぁ…ドレミーに聞いてみたいなぁ。どんな悪夢だったのかを」

 

「あ、言ってもいいですよ?」

 

「うおびっくりした」

 

「隙間妖怪のおかげで出てこれました…あら」

 

「っ」

 

「ルーミア?」

 

「先ほどまで貴女のことについて話されましたよ。やれ貴女を封印した意味がないとか。やれ彼が消えたら彼女も死ぬとか」

 

「それは関係ないでしょ!」

 

「大アリですわ」スッ

 

「紫」

 

「管理人さん」

 

「…ルーミア。貴女がその姿になったのは否定しないわよ」

 

「うん」

 

「ドレミー」

 

「ん?なんです?」

 

「貴女…幻想郷をどうしたいのかしら」

 

「夢の土台になって欲しいですね」

 

「そう。それじゃあいいわ」スッ

 

「それでは私も」スッ

 

「ルーミア?」

 

「っ…!」ギュッ

 

「ルーミア。結界がぶっ壊れたせいかわかんねーけど犬の妖怪が居るんだが」

 

「え!?こんにゃろ!」ブチィッ

 

わいるど。引きちぎったような音が腕を振るうだけで聞こえるなんて…ルーミアちゃん強い!流石結界ぶち壊しただけはある!…まて。てことは何?あの狐より強いってこと?怖。でも良いか。デカくなったルーミアの膝で寝てやる。もーしらねー!

 

「まあ眠れねーわな」

 

「ねえ」

 

「どしたルーミア」

 

「貴方は食べても良い人間?」

 

「じゃあお前は死んだな」

 

「そっか」

 

「俺が妖怪にでもなれば話は別なんだがなー!」

 

「!」

 

「ま、難しいんだけどね」

 

「そっか」

 

「ところでルーミア」

 

「何?」

 

「お前に食われた人間いるだろ」

 

「うん」

 

「その復讐にたまに人間来るだろ」

 

「うん!」

 

「それ俺のところにも来るんじゃね?」

 

「大丈夫。私が全員殺す」

 

「こりゃ頼もしい。でもなルーミア」

 

「ん?」

 

「怖い夢を見たのもわかる。妖怪をぶっ殺したのもわかる。ただしだ。」

 

「?」

 

「密着したまま布団に入るのはやめよう」

 

「なんで?つい最近まではやってたのに?」

 

「そりゃオメーの体が子供だったからだよ!」

 

「大人ってこと?」

 

「そういうこと」

 

「むははー!」

 

「…?」

 

「どうしたの?」

 

「誰かこっち来てないか?ほら…」

 

「あ、博麗の巫女」

 

「はぁっ!また愚痴が来たからこっちに来てやったわよ!」

 

「お疲れさん」

 

「寝よう」

 

「うん…もう紫とか知らない。寝る」

 

そう言って博麗の巫女は寝た。霧雨さんが来てあーっと…なんて言ってルーミアを当てた。普通当たらんと思うんだが。金髪女なんてアホほどいるし。ここにも二人いるし。幸い早苗がいないので一色増えることにはならなかった。後結界でルーミアが死ぬかもしれん

 

「って言うかここ結界はどうしたのよ」

 

「ルーミアがぶっ飛ばした」

 

「…?」

 

「このルーミアが結界ぶっ飛ばしてしまった」

 

「はぁ!?」

 

「そうしないと入れなかったし」

 

「違うわよ!これ破れたことに驚いてんの!」

 

「えぇ…」

 

「だってこれ藍でも死ぬレベルの結界よ!?」

 

「えへへ」

 

「褒めてない!」

 

「褒めてないんですか」

 

「とにかく。あれぶっ壊れるんだったらどこもお手上げよ」

 

「らしいぞルーミア」

 

「ま、私にはこの人さえいれば良いから」

 

「俺からしたらそう言うことではないんだが」

 

「なんと」

 

「はぁ…もう、とにかく変なことしないで。お願いだから」

 

「お願いされちまった」

 

「お願いされてやろう」

 

「お祓いしてやろうか?」

 

「無闇なお祓い、ヨクナイ」

 

「無闇矢鱈に妖怪が強くなるのは良くないわね」

 

「クソどうする」

 

「逃げるのだ〜!」ガシッ

 

「ぉうっ!?」

 

急激な衝撃と共に上昇。結果俺は死にかける。逃げるのならルーミア一人で逃げれば良いのに。しかしあの結界…張ってから数年経ってるからルーミアが消しても特に違和感はない…のか?いやでもあの巫女がお手上げって言ってたしな。

 

「ねえ」

 

「ん?」

 

「名前、教えて」

 

「…金抱工事」

 

「本当に自分の名前知らないの?」

 

「残念ながらな。と言うかそろそろ下ろしてくれ。きつい」

 

「え!?あ、ごめんなさい」

 

「このままでいたらいつ新聞で取り上げられるか…」パシャッ

 

「あやや、撮ったらダメでしたか?」

 

「…ルーミア、初めての標的だぞ」

 

「えっ…ルーミアって」

 

「ねえ」

 

「っ」

 

「私の物を何で無許可で撮ったのかな」グシャッ

 

「カメラがっ!?」




現在の(大まかすぎる)力関係
藍<紫≒ルーミア
今のちょっと古くなってきた結界なら藍でも壊せる。新品は無理。
風見幽香はそもそも主人公から来てくれるので基本何かされない限りはおとなしい。
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